「雑阿含経巻第21-572」の内容が基になっています。黒い牛と白い牛ですが内容は「卵が先か鶏が先か」といったような話です。ずっと昔から人類は同じようなことで考えてしまうのですね。
仏教や禅に通じる気づきを記事にする禅僧のブログ。ゲーム依存症となった経験を持ち、脱却の過程で仏教と出会う。仏教学や宗教学を学び、三大宗教の実情を知りたいと留学、バックパッカーを経験。北米南米で、海外の禅に触れる。これら経験を通じ、現在活動中
私が高校生の頃に祖母おばあちゃんは亡くなった。私にとって初めて身近な人を亡くした時だ。 それまでの私にはよくわからなかった。お寺で生まれたがよくわからなった。 「どうして供養をするの?」 「供養って何なの?」 祖母はそんな私に意味を与えてく
【動画】中道の教え:天眼第一阿那律(アヌルッダ)の失明に至った経験から学ぶ
仏教エピソードでも、仏教トークでも、動画でも必ずこの話から作っているぐらい、私はこのお経の話が好きです。
言葉(情報)は時に役立たず。点ではなく線や面のように、隙間なくつなげて見なさい。
大事なことは、点と点で考えずに、線や面で見るように心がけなさい。立体に見るよう心がけなさい。隙間なく見るよう心がけなさい。大林の木々に隙間なく生い茂る葉の如く、学んで下さい。
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「雑阿含経巻第21-572」の内容が基になっています。黒い牛と白い牛ですが内容は「卵が先か鶏が先か」といったような話です。ずっと昔から人類は同じようなことで考えてしまうのですね。
古いお経を読んでいると、お釈迦さんと弟子達やり取りの中で、人間味あふれる行動をしている姿をよく見かけます。私はお経の中で見えるこういったシーンがとても好きです。 私が仏教の事についてあまり知らなかった頃、仏様(お釈迦さん)はどこか遠くの存在
お釈迦さんの若い頃について語られている数少ない経典。ここでいう古い経典とはアーガマとニカーヤです。仏の誕生の話として有名な天上天下唯我独尊の話は後世に作られたお経であり、またお釈迦さんの話ではなく元々、毘婆尸仏びばしぶつが誕生した際に説いた事です。
動画+編集後記。取り扱い次第では、どんなに良いものでも、人は悪いように使ってしまう。昔も今も考えることは大切です。
「出典:雑阿含経巻第21-564」アーナンダ(阿難)に恋をしてしまった一人の女性修行者。アーナンダへの想いから彼女は大胆な行動に打って出ます。彼女の誘惑に対してアーナンダさんはどう応えたのか?
仏教を学び始める際に、まず難しく感じてしまうのが、仏教で用いられる言葉、仏教用語です。現代と同じ言葉でも全く意味が異なっているものがたくさんあります。 そんな仏教の基礎用語、いや仏教を学ぶために必要な要語がまとまっている本、それが今回ご紹介
お釈迦さんの若い頃について語られている数少ない経典。ここでいう古い経典とはアーガマとニカーヤです。仏の誕生の話として有名な天上天下唯我独尊の話は後世に作られたお経であり、またお釈迦さんの話ではなく元々、毘婆尸仏びばしぶつが誕生した際に説いた事です。
仏教トーク内で出てくる登場人物は実際に経典にいる人物です。(弟子1・2・A・Bは例外で、経典内の比丘・比丘尼の言葉を話す場合や補足説明、著者の代弁など様々な役割を担っています) ここでは、仏教トークの登場人物についてまとめています。それぞれ
動画+編集後記。取り扱い次第では、どんなに良いものでも、人は悪いように使ってしまう。昔も今も考えることは大切です。
「出典:雑阿含経巻第21-561」私達は欲に振り回されることがあります。この欲を断ずるにはどうすればいいのでしょうか。アーナンダ(阿難)は答えます。欲を断ずるには欲が必要です。欲が有るだけでは、欲望に振り回されるし、逆に欲を無くしても欲は無くならない。欲が有るから欲は無くなる。矛盾するようでその通り。
仏教において「苦」や「楽」について考える機会は多い。仏教学を学ぶと「一切行苦」など四法印を学ぶ際に必ず「苦」について触れることになる。一切行苦とは「全ては苦である」という意味だ。 しかし私自身は「全ては苦である」という言葉に納得がいかなかった。なぜなら「楽」はあるからだ。全てが苦であるのなら、楽はないということだろう。しかし、そもそもその考え方が間違っている。苦があるのなら、楽はあるのだ。楽があるのなら、苦があるのだ。苦楽は考える上で分けられないのだ。この記事では「苦」「楽」についての思う所をまとめてみた。
「いただきます」「ごちそうさま」そして手を合わせる。食事時の挨拶ですが、皆さんは、どんな意味を込めていますか? 私が、真っ先に思い起こすのは「五観の偈」の一番目の言葉です。
動画+編集後記。取り扱い次第では、どんなに良いものでも、人は悪いように使ってしまう。昔も今も考えることは大切です。
「出典:雑阿含経巻第20-547」ある日「私が一番の年長者なんだから一番偉いんだ!」と、一人の老年修行者がやってきた。お釈迦さんの弟子達であるカッチャーナ(迦旃延)の対応。
「出典:雑阿含経巻第20-547」ある日「私が一番の年長者なんだから一番偉いんだ!」と、一人の老年修行者がやってきた。お釈迦さんの弟子達であるカッチャーナ(迦旃延)の対応。
私も自分の心を形にしたくて、ブログや法話など「言葉にする」という事を考える機会も多いため、まずこの作品の印象として残るのが「心と言葉」についてです。
動画+編集後記。各国や王の勢力や財力などの話というと、ジャンルで言えば政治関連の話になるかと思います。私自身も政治関連の情報にまったく触れないかというとそんなことはありません。むしろ、ニュースを観て情報や知識を得たり、関心を持つことは大切なことだと考えています。
「出典:雑阿含経巻第18-497」大事なことを伝えたい。でも私の伝えたい事を理解しようとしてくれません。世の中の人達は、理解せずに言い争い、互いに否定しあうネタにしてしまう。どんなに素晴らしい教えも道具も、使い方を誤れば本来の意味を見失う。
大事なことを伝えたい。でも私の伝えたい事を理解しようとしてくれません。世の中の人達は、理解せずに言い争い、互いに否定しあうネタにしてしまう。どんなに素晴らしい教えも道具も、使い方を誤れば本来の意味を見失う。
お坊さんが読むお経は、いつも同じ……ではありません。その一言をきっかけに、私は自分で読誦経典を作ることにしました。
5月6日の坐禅会後に、「正法眼蔵現成公案」を読み、法話しました。今回読んだ部分はこちらです。「人(ひと)、はじめて法(ほう)をもとむるとき、はるかに法(ほう)の辺(へん)際(ざい)を離却(りきゃく)せり。法(ほう)、すでにおのれに正伝(しょ
5月6日土曜日は坐禅会です。初めての方は9:15までにお越しください。2回目以降の方は、9:55までにお越しください。皆様のお越しをお待ちしております。
話がよくかみ合わないことがある人、あるいは、かみ合わないと感じることがある人、論点がずれていってしまうと感じる人、など一度読んでみてください。古いお経のお話です。
ちしょうこの会話は、古いお経の一つである「雑阿含経巻第16-408」の内容を参考にしました。そのような議論はやめなさい弟子2この世界は永遠に、無限に続くのだろうか?それとも有限なのだろうか?弟子A...
明日、4月24日月曜日は臨時坐禅会を開催します。初めての方は9:15までにお越しください。2回目以降の方は9:25までにお越しください。詳細は下記をご覧ください。当日を楽しみにしております。
4月12日には臨時坐禅会と法話を行いました。今回の法話は「中道」でした。中道・縁起・四諦は、仏教を理解する上で最も基本となる教えとホームページ上でも紹介しています。私自身、違う内容の話をしていても、いつも仏教の教えというものは、すべて同じ話
4月19日(水)は、19:00より、夜の坐禅を行っています。初めての方は19:15までにお越しください。二回目以降の方は19:25までにお越しください。詳細は以下のページをご覧ください。皆様のお越しをおまちしております。
4月24日(月)9:00より臨時坐禅会を予定しています。前日までに予約者が0件だった場合は、中止となります。予約及び詳細については以下のページをご覧ください。初めての方は9時15分までにお越しください。2回目以降の方は9時25分までにお越し
明日、4月16日は写経会の日です。初めての方は9時15分までにお越しください。2回目以降の方は9時55分までにお越しください。写経会後は、いま読んでいるお経の内容がちょうど重なるので、法話をしようと思います。「中道」の話をします。皆様のお越
4月12日(水)12:45より臨時坐禅会と法話を行います。法話の内容は【仏教の基本①「中道」】です。初めての方は12:45~13:00までお越しください。2回目以降の方は13:00~13:25までにお越しください。皆様のお越しをお待ちしてお
仏教の基礎の教えの内の一つ「四諦」。この四諦のたとえ話である「良医のたとえ」は知る人ぞ知るお話です。
ちしょうこの会話は、古いお経の一つである「雑阿含経巻第15-389」の内容を参考にしました。四諦:良医のたとえ弟子1お釈迦さん師匠がはじめて仏法を説いた時は、どんな話をされたのですか?お釈迦さん私の初...
本日は坐禅会でした。坐禅会後には、いつものように「正法眼蔵現成公案」を読みました。今回は「諸仏のまさしく諸仏なるときは自己は諸仏なりと覚知することをもちいず~一方を証するときは一方は暗し」の所から、わたしが思い浮かぶことを、お話させていただ
4月1日土曜日は坐禅会の日です。初めての方は9時15分までにお越しください。2回目以降の方は9時55分までにお越しください。詳細は下記ホームページをご覧ください。坐禅後は提唱を行います。正法眼蔵現成公案「諸仏のまさしく諸仏なるときは自己は諸
3月22日は夜坐の日です。初めての方は、19:15までにお越しください。2回目以降の方は、19:25までにお越しください。よろしくお願いします。
3月21日13時より、彼岸の坐禅+法話を行います。それぞれ時間帯が異なりますので、詳細は下記をご覧ください。法話の内容は以下をご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております。
3月12日の写経会では、前回に引き続き、中阿含経を解読(解説)しました。今回は、お釈迦さんの出家~成道までに出会った先生(思想家)とのお話です。私達人間には、避けられない苦しみがあります。例えば、老い、病気、死。生きていく中でも、大切な人と
明日、3月12日は写経会の日です。初めての方は9時15分までに、二回目以降の方は9時55分までにお越しください。今回の写経会より、予約フォームは廃止しました。予約なしでご参加できます。皆様のお越しをお待ちしております。
春彼岸でお話する法話が、ほぼ完成しました。だいたい、以下の内容でお話する予定です。皆様のお越しをお待ちしております。
3月4日、坐禅会後は、正法眼蔵「現成公案」を読みました。自己をはこびて万法を修証するを迷いとす、万法すすみて自己を修証するはさとりなり~諸仏のまさしく諸仏なるときは、自己は諸仏なりと覚知することをもちいず。しかあれども証仏なり、仏を証しもて