「お邪魔します」「いらっしゃい」丁寧に靴を揃えて俺の部屋に入るシムさんを見た時、やっと念願が叶ったと小さな達成感が芽生えた。来てくれたのは2回目だけど、前来た時は完全に眠りこけていたシムさんを俺が背負って連れ帰ってきただけ。でも今回は違う。自らの意志でシムさんが来てくれたことが信頼してくれているようで嬉しい。いやいや安心するのは早い。まだ何も始まってない。前回はシムさんへの恋を自覚して、今回は告白...
翌日、夕方に駅前で待ち合わせることになり俺は早めに到着した。部屋も片付けたしビールも用意しているから、後はスーパーで買い物するだけ。我ながら準備は完璧。服も、気合いが入ってると悟られないようにさりげなくオシャレに見えるものを馴染みのスタイリストに聞いた。彼は一体どんな風の吹き回しだと驚いていたけど無視した。そわそわと立つ俺はかなり不審者だったかもしれない。それくらい楽しみや緊張や色々な感情を抱いて...
こんばんは。いつもお話を読んで下さりありがとうございます。コメントや拍手、応援めちゃくちゃ嬉しいですー!新曲ダウンロードしました。朝に聴くとちょっと気分がすっきりするような、心の底から陽気がこみ上げるような爽やかな曲でしたね。XV展も始まったみたいなので、どんな感じなのか気になってます。今日は雑記をつらつらと書きます。まず、11/22(日)に更新した次回作アンケートが11/30(月)までです。もし投票まだの方いら...
人生初めて試みた告白は見事失敗したけど、俺は逆にリベンジに燃えた。すぐに立ち直ってよし今度こそ言うぞなんて子供のように意気込んでいた。何故なら、シムさんはもしかしたら俺のことを好きなんじゃないかと多少は自惚れていたからだ。根拠は全くないしプライベートのことは分からないけど、真剣に告白すれば気持ちが揺れてくれるんじゃないかとか、あの照れたりする可愛い反応はひょっとしたら…と淡い期待を勝手に寄せてしま...
だいぶ秋は深まり肌寒くなってきた。まだ炬燵を出すには早い季節。夏から言っていたように紅葉を見に行こうと計画したものの、連日観光客で平日も朝から大行列とテレビで報じられている。行きたいけど、人混みが苦手な俺とチャンミンさんはなんとなくタイミングを失い、近所を散策して色付く木々を眺めるに止まっていた。縁側から眺めるおばあさんこだわりの庭でも密かに紅葉が楽しめて、ドウダンツツジが赤く色づいている。俺は草...
初日の撮影は慌ただしかったけど充実していた。専属になったのはかなり久しぶりだから、こんな風に出張も数年ぶり。1人で撮影現場だった海辺を散歩する。靴を脱いで素足で砂浜を歩くと、足の裏に柔らかな砂の感触があって心が落ち着く。適当に砂浜にそのまま腰掛けて、なんとなく海を眺める。このあたりはサンセットが綺麗らしい。もう少しで陽も沈むし、せっかくだから見よう。だんだん沈んでいく夕陽がまるでこの世界の理その...
いつも撮影は主に屋内やスタジオが多いから、屋外は新鮮だった。俺も邪魔にならないように、でもシムさんの表情がよく見えるようにしっかり観察…いや見学した。「いいですよー!ちょっと歩いてみましょう!」カメラマンの声に合わせて自由に動くシムさん。カシャカシャとシャッターが切られる。「目線こっちにお願いします!」大きな目がこっちを向く。こう見ると爽やかな青年だ。シムさんと砂浜デートしたら、こんな優しい笑顔を...
シムさんの好きな人は、もしかしてチャニョルじゃないのか。俺が「多分」知っているなんて言い方をするくらいだ、それしか思い当たらない。いや、過去に俺が担当してきたモデルやアイドルはたくさんいる。断定はできないけど、俺が担当した子達をシムさんが知るはずない。となるとやっぱり共通の知り合いは…。どうしようもない疑念は膨らんでいき、破裂寸前の風船のように俺の心を占める。かといって「チャニョルか?」なんてシム...
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過ごしやすい気温の中、開け放った窓からは秋風が吹き、お気に入りの白いカーテンが揺れる。テレビではお昼のワイドショーが流れ、最近のゴシップやニュースを報じている。チャンミンは今夜の献立を考えながらキッチンに立ち、夫が好きなおかずを用意していた。今日はいい夫婦の日。夜はきっと激しく熱い日になるに違いないと密かに期待しながら、ネットで調べた精のつく食べ物たちをふんだんに使う。(今日は早めに準備を終わらせ...
「お疲れ様」「ありがとうございます」あの後、調子を取り戻して無事に撮影を終えた。シムさんもホッとしていて、控室に戻って椅子に座るとどっと力が抜けて疲れた様子だ。こんなこと言ったら当たり前だけど、いつも淡々と完璧に仕事をこなすシムさんも不調な時があるんだなと俺は新たな面も見れて嬉しかった。肩を軽く揉んであげるとシムさんは頰を緩めていて可愛い。別に触りたいとか下心があるわけじゃない、労ってるだけだ。「...
こんばんは。最近はSwitchを手に入れて、テトリスにハマり夜な夜な99人対戦をしては寝不足の青柳です。この画像のチャンミン、ビッチで童貞ユノを誘惑してるという妄想で楽しんでおります。この時のライブに参戦したい。タイムマシンください。時よ戻れ。いつもコメントや拍手、応援ありがとうございます。喜んで拝見しております。すごく励みになっており、皆様のおかげで最近すごく調子良く更新できております(笑)そして、今...
「よろしくお願いします」結局俺とあまり目を合わしてくれないまま。少し時間が押す中、周りに丁寧に挨拶をしてから撮影に入ったシムさんを見つめる。シムさんは不思議だ。俺には読めない。照れたり、泣きそうになったり、たまに何を考えてるか分からなかったり。俺に笑顔は見せてくれないけど色んな顔を見せてくれる。それでも、どんな顔も好きだと思えるから俺はシムさんに対して重症度が増してる。本当は、はにかみながら俺だ...
hmnを愛でるための世界。
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