固定資産税、都市計画税について柔らかく解説します!!
元職員が固定資産税、都市計画税について解説します! 特に土地に関する固定資産税の情報を発信していきます! ご質問等も受け付けておりますのでお気軽に(^-^)
納税通知書の見方 固定資産税・都市計画税負担調整措置(価格が変わらないのに税額が上がる仕組み)
こんにちは。 今回は、負担調整措置について解説します。 課税明細書には「負担水準(%)」と記載されています。 評価替えでもないし、価格も変わってないのに毎年税額か上がっていると疑問に思っている方は、この影響があると思います。 固定資産税の負担調整措置 土地の固定資産税・都市計画税は、価格を課税標準額として税額を求めることとされていますが、基準年度の評価替えにおいて価格が見直されることによる、急激な税負担の増加を緩和するための措置として、負担調整措置が設けられています。 *負担調整措置が導入される経緯 平成9基準年度の評価替えにより、地域によって税負担に相当のばらつきがみられました。そのため、同…
固定資産税(土地・家屋)縦覧について 4月1日から令和2年度 評価証明発行取得可能に
固定資産税(土地・家屋)における縦覧及び閲覧制度について 縦覧制度とはどのような制度か 納税者が他の固定資産の価格との比較を通じて、自分の固定資産の価格が適正かどうかを確認できる制度です。 市町村長は、毎年4月1日から4月20日又は当該年度の最初の固定資産税の納期限の日(東京都23区は6月30日)のいずれか遅い日以後の日までの間、土地価格等縦覧帳簿を当該市町村内に所在する土地に対して課する固定資産税の納税者の縦覧に、家屋価格等縦覧帳簿を当該市町村内に所在する家屋に対して課する固定資産税の納税者の縦覧に供しなければならないこととされました。(地方税法第416条) なお、縦覧制度を利用することによ…
令和2 年度の地価公示地価が発表されましたね。 そこで、今回は、公示価格で東京都の地価変動を考察していこうと思います。 令和2 年 地価公示価格( 東京都23区 ) の概要【 調査基準日:令和2年1月1日 】 地価公示は、地価公示法に基づき、国土交通省の土地鑑定委員会が標準地を選定し、毎年1 月1 日時点の調査を行い、価格を判定して、一般の土地の取引価格の指標等として公表するもので、昭和45 年以降毎年実施しています。令和2年の東京都分の地点数は2,602 地点で、平成31 年と同巣となっています。用途区分ごとの地点数は、住宅地1,705 地点、商業地850 地点、工業地39 地点、林地8 地…
固定資産税・都市計画税(土地)の減免・減額 減免・減額の内容及び金額については右端の二枠に標記されます。今回は各項目にどのようなものが記載されているかを解説します。 ① 小規模軽減額(都) 条例により、小規模住宅用地について、都市計画税の1/2の額を軽減します。 ・都市計画税を軽減する法的根拠 東京都(特別区)では、人口定住確保を図るとともに居住空間と業務機能が調和したまちづくりに資するため、昭和63年度から人が生活するうえで最低限必要と認められる小規模住宅用地について、都市計画税の2分の1の軽減を行なっている。 この制度は、地方税法第6条第2項(「地方公共団体は、公益上その他の事由に因り必要…
こんにちは。 今回は、固定資産税、都市計画税の価格と課税標準額の見方について解説します。 固定資産税·都市計画税の価格 1番上の段が価格になります。価格とは、その土地の1平米辺りの評価額に課税地積をかけたものになります。課税明細書には、評価額の記載がないため、固定資産税の評価額を知りたい場合は 価格を課税地積で除すことで、算出できます。 固定資産税路線価の評価について ❝路線価❞には大きくわけて2種類あります。ひとつは、固定資産税などを評価するための❝固定資産税路線価❞ふたつめは、相続税や売買価格の指標となる❝相続税路線価❞このふたつの路線価の価格は、毎年3月中旬頃に国土交通省から発表される、…
納税通知書・課税明細書の全体像 東京都23区では、毎年6月1日に固定資産税・都市計画税納税通知書を発送します。たくさん書類が入っている中で、税額等の計算に欠かせない書類が、課税明細書になります。 おおよそこのようなかんじで固定資産についての情報が記載されています。細かい字と数字の羅列で正直見難い。わざと見にくくしているんじゃないかと勘繰ってしまいますね。 この表をブロックごとに分解して関連項目ごとに解説します。今回は、土地の所在・地目・地積についてです。 *固定資産税・都市計画税(土地)土地の所在・地目・地積 まずは、この表の見方。土地の所在には、所有の土地の地番が記載されています。住所表示(…
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