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2020/02/19

  • 介護していた時代がだんだん遠く感じるようになってきた

    2022年6月に母が亡くなって、2年が経ちます。 今月は三回忌の法要も控えています。 もう2年。。まだ2年。。 どちらにも感じる不思議な時が過ぎました。 母を亡くしてからは2年ですが、母を在宅で介護していた頃からは、すでに5年近い月日が流れようとしています。 母を介護施設に預けたことにより私自身は、介護からその時点で卒業しました。 卒業してからも、長い間、介護をしていた感覚が自分の中に深く残り、このブログにも介護記録をリアルな感覚のまま記すことができました。 その当時の日記を見れば、まだまだ介護していた頃の記録したいエピソードや、あの頃感じた気持ちや考えなどははっきりと思い出すことはできるけれ…

  • 変形性股関節症15年目の記録

    変形性股関節症を患ってから15年が経過しています。 ここ数年は大きな変化はないものの、記録としてはきちんと残しておきたいので、今現在の状態や改善に向けて努力していることは、時折記しておこうと思います。 ちょうど1年前(変形性股関節症を患ってから14年)の記録記事を見てみたら、股関節の状態としては今とあまり変わらないかな~って感じです。 miyuyuchang.hatenablog.com 悪くなっているということはないですが、昨年に比べて良くなってきたということもない感じです。 ただ、少しずつ室内で行える簡単な筋トレやヨガ、廊下ウォーキングなどもやり始めたので、悪化させずに現状維持ができている…

  • 小津安二郎の作品から今だからこそ見えてくるものがありました

    小津安二郎の作品に触れてみたい気持ちが高まり、「東京物語」「お早う」「秋刀魚の味」を観てみました。 「東京物語」は1953年(昭和28年) 「お早う」は1959年(昭和34年) の作品。 どちらもまだ私が生まれる前の時代のものです。 「秋刀魚の味」は1962年(昭和37年)で、ちょうど私が生まれた年の作品でした。 小津安二郎の作品は、たしか40代の頃にも2作品ほど見たことがあるような気がしますが、この当時はなんの作品を観たのかよく覚えていません。 でも、観た印象としては、「自分が生まれる前の時代だけれど、自分がかなり小さかった頃の雰囲気も感じられて、懐かしいな~」といった程度のものでした。 小…

  • 不調をなんでも股関節のせいにしてはいけないと気づいた

    変形性股関節症と付き合って、今年でもう15年目ほど。。になるかな。 介護を終えたここ数年は、自分の身体と向き合える時間も取れるようになり、だいぶ安定はしています。 股関節の痛みそのものは、数年前までとは大きく違って、だいぶ軽減され脚の力も付いてきた感じはしています。 ただ、よくよく自分の身体を観察していくと、私は全身の筋肉の痛み、のようなものを慢性的に感じている、ということに改めて気づいた。 肩や首の凝りもひどい。 長時間PCに向かってから立ち上がって動き出そうとしても、全身が固まったようになっていて動き出しは「イタタタ。。」って感じに必ずなる。 この現象はずっと以前から感じていたことだったけ…

  • 親の死というリアルな記憶には消費期限がある

    私はすでに両親を見送った身であるけれど。 だからこそなのかな。 今でも親の介護をしている人や、親を看取った人のことがとても気になります。 学生時代からの親友とは、ほぼ時期を同じくして両親を見送りました。 なので、親友の母親や父親が亡くなるたびに、自分の親の死をリアルに思い出し、まるで自分の親を失ったように悲しみに暮れました。 2024年今現在だと私は、父を亡くしてから4年と2ヶ月。母を亡くして1年と7ヶ月ほど経ちました。 その間には、親友のように近しい間柄の相手だけでなく、SNS上だけでのつながりのある人や、こっそり閲覧していただけのブロガーさんの中にも、親の介護をしている人はたくさんいて、悲…

  • これからの時代の60代で生きる

    2024年私の人生においてもまた 新しいページが開かれました。 私は今年の8月で62歳になります。 以前は自分の年齢を堂々と公表することには抵抗がありましたが、60代になってきてからは、そうでもなくなってきましたね。 それは、もう歳なので開き直ったんだ、ということではなくてですね。。 最近の60代はみんなずいぶん若々しくて、歳を重ねる素敵さを醸し出している方もたくさんいて、若い頃に想像していた60代の印象とはだいぶ違います。 なので、歳をとったことを恥じる必要はないのかな、と気づき始めてきたわけです。 あ。でも。。歳を取ることを恥じたり、年齢を言うことに抵抗感があった自分って、なんなんだろう❔…

  • 親が生きている人をうらやましく想う

    高校時代からの友人と、大学時代からの友人とは、長年に渡りブランクもなく、ずっと付き合いが続いています。 女の人は一生の友達が作りにくい、などという説も聞きますが、私も友人たちもずっと独身だったせいか、生涯の友として成立しています。 大学時代からの友人は、私と同じようにここ数年のうちに両親を亡くしました。 高校時代からの友人は、母親はまだ健在です。 彼女は母親が23歳のときに生まれたそうなので、まだ84歳です。 私は母が36歳のときに生まれたので、生きていたら97歳か。 同級生でも、親がいつ生んだかによってだいぶ年齢は違いますね。 母がもっと早く私を生んでおいてくれたら、母ともっと長い時間を過ご…

  • 認知症になりやすい生き方ってあるのかな

    認知症になる人とならない人の違いってなんなんだろう? 私はこのことを、認知症だった母のことを思い出しながら、時々考えます。 認知症のリスクを高める要因は、食生活や運動習慣、そして遺伝的な要素というのは以前から言われていたことでもあり、たしかにそれは否定できないだろうな、とは思います。 ただ私は、それ以外にもその人のものの考え方とか、心の持ち方とか、一見しては気づきにくいその人の生き方そのものにこそ、リスク要因がかなりあるような気もしてる。 「悪いけど。。少し休ませてもらいます」 これは認知症がかなり進行し要介護4だった頃の母の寝言です。 認知症になる前の母は、自己犠牲的とも言えるほど、家族のた…

  • ちっぽけな父の遺品も捨てられない

    2019年11月に父が亡くなって、4年が経とうとしています。 あれから11月が巡ってくるたび、いつもとは違った特別な感情で 父のことを思い出す時間が増えてきます。 父は1ヶ月半ほど入院した後に 病院で亡くなりました。 家に居られた最後の1ヶ月間ほどは たくさんの薬を苦しそうに飲んでいた姿が忘れられません。 普段は朝と晩に飲む薬を小分けにセットしておき、父の食事が終わったら私がその都度出してあげていました。 父の薬は徐々に薬が増えていき、不安でした。 初期の頃は、血圧の薬が一粒だけだったのに。。 父が家に飲み残した大量の薬を、4年経った今でもまだ捨てられずに、あの当時置いておいた棚の所に、置いて…

  • 変形性股関節症になった頃の多大な不安感

    私は、2009年47歳頃から股関節の違和感や痛みが強く出始め、変形性股関節症であることが判明しました。 その当時の私は、多大なる不安感と将来への絶望感を覚えました。 というのも、変形性股関節症は治せるものではなく、そのまま放置しておくと進行していく障害だという情報を知ったからです。 手術 (人工股関節置換術)という選択肢もあるようでしたが、数々のリスクも懸念され、それ以上に私は、自分の身体を傷つけることへの抵抗感が人一倍強いので、手術は絶対にしたくないと思いました。 命に関わるようなことでなければ、自分の身体は絶対に傷つけたくない! そんな信念のような強い思いが私にはあるのです。 なので私は若…

  • 親の死を受け入れるということ

    2019年に父は95歳で他界、2022年に母は96歳で他界。両親を亡くした今、親の死を受け入れるということについて、思ったことを綴ってみます。 子供時代の私は、親が死ぬなんてことは普段はほとんど考えたことはなかったけれど、いつか親が死んでしまったら。。ということをふと想像し、悲しくなって泣いたことは多々あるな。 よくよく考えてみると、子供時代だけじゃなく、介護をする前の40代位までは、親の死なんてとても受け入れられないという、子供時代と同じような感覚でいたような気がします。 親の死、というと、両親という意味合いに捉えられるかもしれないけれど、特に母親の方です。 父が亡くなったら、と想像して泣い…

  • 母の人生は本当に不幸だったのだろうか

    2022年に96歳で亡くなった認知症の母について、思うことの記事です。 母が亡くなって1年以上過ぎました。 この1年間は、介護で大変だった頃の母を思い出すことが多かったのですが、次第に私は母の人生そのものについて考えるようにもなってきました。 母は生まれたときから最も身近な存在で 母のことはなんでも知っていたような気になっていたけれど。 母がまだ若かった頃の写真を見ると、そこには私の知らない母の世界が感じられ 私は改めて 母のことをもっと深く知りたくなりました。 見た目には母は明るく元気で 愛情深い人だったけれど。 ネガティブな感情も強く そのような発言をする事も多かった。 本気なのか冗談半分…

  • 歳を重ねるのも悪くないことを感じている

    先日、同世代の友人からこんな言葉を聞きました。 「歳はとりたくないな~って思わない?」 友人は徐々に弱ってきている母親を見ての言葉だったようですが。 親の介護を散々経験した私としては、 「ほんと。そ~だよね~」って、同調してあげたい気もしたけれど。 結局私の口から出た言葉は、 「若い頃の方がそう思ってたかな~」だった。 還暦を過ぎ親の看取りを終えた今の私の本心は、歳を重ねることも悪くない!むしろ楽に生きられる、といったポジティブなもの。 でも、このように感じる人は、世の中たしかに少ないと思う。 今の私は変形性股関節症であるため、同世代に比べ足腰はかなり弱くなっているけれど、それは単に老化が原因…

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手術しない股関節症と親の介護ブログ
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