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桑炭会 島根県伝統の炭焼き  https://blog.goo.ne.jp/sohtankai

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。<br>メインテーマは自然環境保全。

sohtankai
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2020/02/16

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  • 四国遍路旅、初日

    昨日に違わず晴天下、丸亀のホテルを出て徳島県の一番札所、霊山寺を目指す。高速に乗り1時間ほどで到着する。このお寺は一番だから、いつも賑わっているずなのに、いくら朝が早いと言ってもガラガラ状態では寂しい限り。いつもは腹に力を入れた感じで唱える般若心経はマスクの中で小声のモゴモゴ。別格を含めて12のお寺を参る。最初の苦行は333段の階段を上る切幡寺、上るにつれて足は重くなるばかり。やっとの思いで上がれば綺麗な桜が待っていた。【本日のホテルはwifiが遅く記事のアップが困難なためこれまで】以上、霊山寺切幡寺山門四国遍路旅、初日

  • 炭焼き爺の四国遍路

    丸亀の友人宅での用事を終えて時間があったので予定外の75番善通寺をお参りした。昨年、gotoの時は団体で賑わい『これで本当に大丈夫?』と首を傾げる状況だったが時間的なこともあるのか閑散とした善通寺、こんなの初めて見た。これはこれで逆に心配。どこもかしこもコロナ対策で、消毒、密の回避の注意、そんな中、小声で般若心経を唱える。松江を出たのが8時半、昼前にこちらに到着、ともに黄砂やPM10とやらで春霞。道中もこちらも桜は花盛り。山門境内炭焼き爺の四国遍路

  • 今季最後の炭焼

    今シーズンの始まりには年齢的なことを考慮すれば5窯を目標に、と代表の言葉があった。長期予報では大雪の傾向とのこともあり、雪が降る前に材料の確保を優先にやってきた。先手先手の確保で備蓄は十分、雪が降ったために山行きを諦めるようなこともなかった。結果的に見れば今日が8窯目となり昨年と同等。春のいい陽気に恵まれ外作業をするにも快適、ともすればうっすらと汗をかく。窯出し作業と材料の加工に分かれ並行に進める。窯の方を開けると全体的に焼けており左右の偏りは見られない。雑木はそれなりの炭に、肝心の樫は堅く折れの少ないいい仕上がりになっている。心配していた早い窯籠めによる影響はないようにみえる。枝木を載せる時に本来の枝ではなく炭木の切れっぱなしのような塊を多く入れていた為、純粋な枝炭は1袋しか出なかった。炭木の下に敷く敷木はい...今季最後の炭焼

  • むかしの人は"えらい"

    今の炭焼は材料を調達し窯に入れるまでの段取りはエンジン付きの機械を使う。木の伐採のために下刈りが必要ならば草刈り機、伐採にはチェーンソー、炭木づくりには薪割機とこの分野でも省力化の塊。昔はどんな大きな木でも鋸を曳いて倒し、割るには楔を打ち込んでこれまた人力。楔を打つと簡単に言うが樫のような堅いものだと楔を叩き込もうとするが跳ね返されて、それすら簡単にはいかない。楔が入った後は大きな玄能のようなもので少しずつ打ち込むのだが体力勝負、華奢(きゃしゃ)な人には最初から挑戦する資格はない。炭焼きの材料の寸法には一定のものはあるが建築材料のような厳しい制約はない。大木を板にするのも勿論のこと鋸で人力。過日、会員のお父さんが使用していたという大鋸を頂戴した。長さは80センチ、幅30センチと重さもずっしりとしている。早速、試...むかしの人は"えらい"

  • 薪割りと最終材料調達

    いい天気に恵まれた作業日、穏やかな日差しのもと。2班に分かれての仕事は楢の割り木づくりと最後の窯に少し足りない樫材の調達。ブログ管理人は病院のはしご歩きの為後半の一部に参加。薪割りは持ち越しあり、今後に予定されている鯉揚げに絡ませてのことになるのか調整中。持ち帰り樫材の一部薪割りと最終材料調達

  • 桑炭会つうしん No.120号

    桑炭会つうしんNo.120号

  • 窯籠め記録更新、炭焼き5日目

    桑炭会は設立してから来年で25年を迎える。会で培われた技術・雑話の伝承は確かに行われている思う。炭焼きという実技について以前とやり方は同じだが窯は違うこともあり何かを比較する時にはそのままという訳にはできない。ならば新たに窯を作り直した後ならばと考えてみる。これもまた窯の状態に変遷があると考えるとパラメーターとなるどの部分の変化を考慮すべきか・・・・禅問答のようになってしまう。理屈は抜きにして2/20、3/7、3/17の3窯ともそれ以前の窯より約1日早く窯籠めとなったことの理由付けができない。『どうしてか?』の問いに、材料となる炭木は11月頃に伐採・割り木にしてから炭小屋の中で3か月近く保管していた。炭木・上に載せる小丸太・枝類についても乾燥の進んだものが多い。その関係もあるのでは?はたまた、窯の何処かに具合?...窯籠め記録更新、炭焼き5日目

  • 三度急上昇、炭焼き4日目

    午後から雨が降り出した。雨につられて遠くを見ると山に点々と白い塊で咲いている辛夷の花、裾野を見ると一寸おませな山桜が咲き始めている。梅やら木の芽が花のように見えたり賑やかになってきた。野草たちも、雑草も花をつけ爛漫の準備に忙しい。それに負けじと炭窯の方も風雲急を告げる。何を急ぐのか窯は急いて温度を上げたがり当番は心配が募り今日も、目が覚めた午前3時に早朝出勤を強いられる。その甲斐があり上昇の兆候(156度)を摘み取る手立てを打ったものの、定例6時の点検では166度、9時には176度大幅アップ。もし3時の調節がなかったら、どれくらい上昇していたのだろうかと思うと『ぞんぞがつく』ここからは悠長なことは言っておられないので煙突、通風孔を思いきり絞り夕方200度前後をキープし3晩越しをさせる、と決意。この上から下から絞...三度急上昇、炭焼き4日目

  • 徐々に上昇が早くなる、3日目

    ここ2回の炭焼きは早くなる傾向、しかも急に速さが増すことから、心配性の者にとっては気が気ではない。何、心配ないと自分を諭してみても居ても立っても居られなくなることがある。その見本のようなものが炭焼きの温度管理。枝を1本載せた、通風孔を少し調節した・・・・・・・『あれでよかったのだろうか』と心配するとのべつ幕なしに窯の番人をせざるを得なくなる。冒頭のこと、午前様に窯まで出かけ枝を1本載せる。ご苦労様。朝一の6時で89度、当番の人が出揃う9時で91度を示す。今晩が2番目になるから夕方には100前後になればいいなーとお話。以後15時までははなだらかに推移していたが102度と目標としていたラインに。110度になった時点で調節との引継ぎで続行する。17時、110度を確認、18時に集合予定なので一旦はそのままにしたが、気を...徐々に上昇が早くなる、3日目

  • 2日目、点火

    猫の目のように気温変化、天気はいいが吹く風は時折強くしかも冷たい。桜開花の声は聞こえてくるも八雲では暫く先の事か。昨日の夕方に火入れ、帰り際には生の焚木をしっかりと入れた後に再度満タンと念の入れよう。ここ2回ともに火入れの翌日に点火していることから今回もそのパターンになるのではないかと話をしていたら、9時の点検で予想通り本日点火の流れになる。煙突から出る煙は煙受けから外に出る量よりも多くなり溢れ出る。モクモクを通り越し行き場を失い強く押し出される感じ。一方で焚木を追加した後、焚口を開けるとこちらも勢いのいい逆火が出てくる。小屋の中は煙が漂い点火が近い証拠になる刺激臭。11時に点火とし焚口閉鎖、木酢液採取を始める。温度は81度。以後は順調に推移し夕方5時で83度。過去2回ともここから明日の午前中に温度が上昇し最終...2日目、点火

  • 今季7回目の炭焼

    天気に翻弄されることの多い、この時期の中で穏やかな陽よりは丁度、彼岸の入りに合わせたかのよう。今日は朝から炭出し、午後から窯立て作業が予定されていた。ブログ管理人は里の墓参りで少々遠出のため午前の部を欠席したため、今期最速で仕上がった窯の様子を直接見ることはできず様子を聞く。それによると、傾向は変わらず右側に焼失がみられること、枝炭の残りは普通、樫炭に多少の折れは見られたが大きな変化はなし。総産出量は350kgと多め。午後からは準備済みの材料を使って窯立てを進める。途中で材料の残り具合が中途半端になることから、もう1窯焼くか、止めるかの検討結果、もう1窯となり別部隊は不足分の伐採に出かける。窯立てを終わり障壁づくりに続き、長年の使用で窯入口の底が削られて低くなっている所に3㌢厚の御影石盤を敷き補強する。焚口は購...今季7回目の炭焼

  • デジタル温度計

    デジタルへの再挑戦?以前、試験的に購入し併用していたが1年もしない内に壊れてしまった。信頼性、耐久性の観点から信頼していいと思われるmadeinjapanの棒温度計を使用している。(昨今のmadeinJapanは偽装が多くどこかの製品と変わりないものが多い)以前にも紹介した温度計に使用する水銀の規制により代用品の利用やら、流通が減っただので以前のように沢山の製品が見当たらない。桑炭会は後期高齢者の集団、その弱点は視力の低下。水銀計はメモリのどの辺りを示しているのか非常に見にくい。人によっては天眼鏡を持参。デジタルの信頼性を〇とすれば大きな数字で表示されるので年寄りにとっては優しい。また延長ケーブルにより焚口付近に測定器本体を置いておけば、測定の都度、煙突まで出かけることは不要になる。また、別のケーブルを窯中の任...デジタル温度計

  • 目塗り

    昨日、目塗りまで済ませておいたが念のため再度目塗りを施す。目塗り直後は窯の表面が熱く水蒸気が蒸発するため穴が開いていても煙か水蒸気か見分けがつけ難い。昨夕の場合、ほぼ万全ながら心配をすると更なる安全を求めざるを得なくなる。籠められた静かな窯、焚口付近の温度は下がっており目塗りの泥水が蒸発することなくおとなしく隙間にも流れ込む。目塗り

  • 最短の窯籠め、5日目

    途中から異例の流れに抗(あらが)うことなく、それに沿っていったら何と今季最短の仕上がりとなった。昨晩、急激な変動をしないようにしていたのが功を奏し朝5時には僅か2度の上昇で済んだ。ここからは堰を切ったように終盤に向けての上昇が始まる。煙突・通風孔ともに全開のタイミングを昼になるように調節していく。予定通りに昼に全開、夕方までちょこちょこチェックに出かける。17時、356度、煙突内部が白くなっていることを確認しガス抜き作業、目塗りを行い6回目の炭焼きを終了する。前窯に続き96時間前後の炭焼時間、窯の塩梅に変化があったのかたまたまなのか判断をする材料は何も持ち合わせていない。次回以降の仕上がりがどのようになるのか興味深い。9時頃11時頃14時頃16時頃17時頃最短の窯籠め、5日目

  • 急展開、4日目の炭焼き

    温度は低いし風が強く冬に逆戻りしたような一日だった。外仕事は寒くて御免こうむりたいと室内に閉じこもり薪ストーブを焚くと熱くなりすぎ窓を開けて寒気を取り込む。寒いようでも全体的には春モードになっているということか。朝一番までは何とか順調にやっていたが9時の点検までの間に急変してしまう。94度の温度が一機に161度となり、これからは抑え込んで今晩を越させなければならない。煙突側の枝調節を繰り返し午後からは上昇速度を鈍らせ最終202度でどうにか明日の窯籠めへの形がついた。グラフにしてみると今季、最速の温度上昇となりそう。前回の炭焼(2/20-2/24)以前は約120時間を要していたのに97時間と早かった。それに続いての100時間以内の炭焼になりそうな展開。窯の状態に変化があったのか今後の推移をみたい。9時頃15時頃1...急展開、4日目の炭焼き

  • 低めの温度、3日目

    朝5時の早起きチェックでは昨日の経過からしても80度と順調にみえた。ところが9時には76度に下がったしまう。焚口から中を覗き込むと枝木は燃え白い灰が被り奥の方には火が見えた。点火していることには間違いはないし、状況を変えるような調節も一切していない。窯の甲を触手診断するとかなり奥の方まで温かくなっている。また、煙の勢いは昨日とは比にならないほど弱々しいし、木酢液の出方も異常に少ないのも腑に落ちない。何やかにや疑心暗鬼の中で本日の夕方までに100度以内で安定させることを目標にする。昼前には77度にしか上がらないため通風孔を70%閉から50%閉に調節し1時間ほど様子を見ることにする。結果は良好で80度に上昇、煙は勢を取り戻し木酢液も出始める。このままでは温度上昇が怖いので元の70%閉に戻し様子をみる。17時には82...低めの温度、3日目

  • 炭焼き2日目、雨ざーざー

    前回の炭焼終了から8日ほどしか経過していなかったので窯の中は温もりが残されていた。そのため、今回は窯を温めるのに時間はかからず今日の夕方には点火になるだろうと予測しながら焚き木の追加をしていた。しかも朝9時の温度は72度だったから夕方の線はほぼ当確ライン。その後、12時、15時でも上昇せず73度、74度。煙突から出る煙は朝からずっと凄く勢いのあるものが出続けている。17時のチェックでも75度、窯の甲を触ってみると半分より手前は熱く、奥側には火が回っていないとみえ冷たい。焚口を開けると大きな逆火が出てくる。逆火が落ち着いてから中を覗き込むと炭木の上の枝はそのままの形で残されており、火の本体は窯の中央辺りにあるものと思われる。状況からすると点火は間違いないと思われるが確認を急ぐ理由はないので本日の点火は諦め明朝に確...炭焼き2日目、雨ざーざー

  • 弥生の炭焼き

    後期高齢者中心の桑炭会、今季の目標は5窯できればとの見通しであったが一気呵成の『材料確保』が功を奏した形になり目標の5窯を越して6窯目を開始した。ここのところ体調不良の人が増え戦力的に弱体も加わり5窯という低い目標も仕方がないと納得してきた。条件の悪い中での頑張りが実っているのだから素直に喜びたい。今の体力を持ってれば例年並みの7窯を終えて夢見草(桜)を愛でながら一献を傾けることができるかもしれない。さて、今日は2/24に籠めた炭出しから始めるとともに、備蓄の割木材を薪割機で割る作業を行う。窯の中は仕上がってから1週間以上経過しているので作業には差し支えないと判断し始める。焚口を壊すと中からほんのりと温かい空気が出てくる。温かいことは予想してのことだから、昨日より1枚薄着してきた甲斐があり汗ばむこともなく作業を...弥生の炭焼き

  • 桑炭会つうしん no.119

    桑炭会つうしんno.119

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