下倉山に春の訪れ PaulRubens 19.5X27cm / W&N 大雪だ、大雪だと言われたこの冬も、日増しに雪解けが進み、所によっては道端に野草が咲き乱れるような季節になってきました。毎日つらい思いをしてきたあの雪も、喉もと過ぎれば・・・でなつかしささえも覚える余裕の今日この頃です。一体、この冬の雪はどうだったのかと、新聞記事(「新潟日報」やアメダスの1月~2月(雪は12月~)のデーターで振り返ってみました。昨冬の同期(12月~2月末)は、累積降雪量161cmで平年(過去30年間平均値)のわずか19%と記録的な少雪でした。その印象があまりに強かったこと、一時的にまとまって降ったことなどから、当地のこの冬の雪(12月~2月)が累積828cmで、平年値835cmの99%でありながら、「た...春が足早に
春 の息吹き PaulRubens 19.5X27cm / W&Nこの冬は何年かぶりの大雪で、里山では積雪が3メートルくらいになったようです。それでも、傾斜の急な斜面では雪はすぐに雪崩れ、土を覆うブッシュには天に向かってのびようとする生命力を感じます。そんな所からマンサクが咲き出すと春はもうすぐそこです。 登り下りする尾根のルートの雪にはいたるところに深く鋭く亀裂(クラック)が入り、油断ができません。緊張感の中にも、そこここに春の息吹きを感じる気持ちの良い季節になってきました。里山にも春の息吹きが
今や山を登りながらスマホで気象状況が手に取るようにわかる便利な時代です。とは言え、昔ながらの観天望気も捨てがたく、山ではくせのように絶えず西の空の雲行きが気になります。夕暮れせまる刈羽黒姫山Waterford 4F W&Nこの御嶽山(魚沼市)からは、西の眺望が100キロ以上も効くため、数時間先の天気の変化を予測する「練習」などに好都合の山です。さらに夕方などは、茜色に染まる夕焼け空に浮かび上がる妙高連山とそれを演出するような雲の変化にはいつも引きつけられます。山の風景は、太陽の高度による影の関係と山容の特徴から、夕方と朝のどちらかがよいと言われていますが、この御嶽山は前記のようなことから夕方がより魅力的のように思います。観天望気
「ブログリーダー」を活用して、canopusさんをフォローしませんか?