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2020/02/04

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  • タイチさん - 帰宅

    結局、私の出張は二週間で終わりました。出張期間中は、タイチさんとは、ほとんど連絡をとっていませんでしたが、特に不安はありませんでした。また、震災後に 沈み込んでいた私の気持ちもだいぶ明るくなっていました。そして、出張から戻った翌日、久しぶりに、私からタイチ

  • タイチさん - 出張中

    出張期間中は、仕事の遅れを取り戻すため、毎晩、残業続きでした。その合い間に、支社・営業所の方たちとの交流を兼ねた食事会へ行ったり、せっかく地方へ来たのだからと、観光地を訪れたり・・・。心の片隅に、被災者に対する後ろめたさのようなものを感じながらも、毎日が

  • タイチさん - お相手の出身地へ

    地震の翌々週、私は、会社の指示で、西日本支社へと向かいました。都内では、まだ余震が続いており、外出もできず、毎日、被害のニュースばかり聞いて、気持ちが落ち込んでいましたので、震源地から離れた土地へ移動できるのは、ホッとすることでもありました。また、タイチ

  • タイチさん - 出張先が偶然にも

    世の中の風潮にもれず、絆婚がしたくなってしまった私でしたが、この頃は、積極的に婚活ができるような状況ではありませんでした。この時ばかりは、世の中がすべてにおいて自粛モードで、お見合いなどと言っているのが不謹慎のように感じられました。私も、いざ、出張が決ま

  • タイチさん - 胸に刺さった既婚の同僚の言葉

    夫も子供もいない私は、実家の両親に電話をかけましたが、連絡が取れたのは、夜になってからでした。両親とも無事でホッとしましたが、 胸には、まだ昼間の同僚の言葉が突き刺さっていました。「すべてを失ってもいい。家族さえ無事でいてくれたら。」私には、家族がいない。

  • タイチさん - 絆婚がしたいと思うようになった出来事

    そんなわけで、震災をきっかけに「結婚して家族を持ちたい」という気持ちを強くした私ですが、そのことを特に意識するようになった出来事がありました。震災当日、私は、会社の会議室で同僚たちと研修を受けていました。研修は地震で中断となり、エレベーターも止まり、私た

  • タイチさん - 震災がもたらした変化

    震災は、世の中の独身男女に心境の変化をもたらしたと言われていますが、それは、私も例外ではありませんでした。2011年の流行語大賞に「絆」という言葉があります。人は大きな災害を目の当たりにすると、やはり家族や身近で大切な人との絆に頼りたくなるものなのでしょうか

  • タイチさん - おあずけとなる

    震災後の不安定な状況に加えて、私の出張が決まり、遠距離となってしまったため、タイチさんとお見合いは当面の間、おあずけとなりました。この頃は、世の中が不安に満ち、暗く、沈んでいるように見えました。社会全体が喪に服しているような状況でしたので、笑うことや楽し

  • タイチさん - 災害

    お見合いはキャンセルしたものの、この時点では、タイチさんも私も、それほど深刻な事態になっているとは、まだ気づいておらず、すぐにお会いできるものと思っていました。ですが、その後、停電で電車が止まり、物流も止まり、ほとんどのお店が閉店状態。街はどこも薄暗く、

  • タイチさん - 大変なことが起きてしまった

    大変なことが起きたのは、タイチさんから映画に誘われ、いよいよお会いしましょうとなった土曜日のその前日のことでした。 2011年3月11日、午後2時46分。 地面が大きく揺れました。 東日本大震災です。その日、都内で社内研修を受けていた私は、夜になって、なんとか徒歩

  • タイチさん - 映画の約束をしてみた

    初対面となるお見合いで映画に誘われ、少し戸惑ったものの、最終的に、私はOKすることにしました。なぜなら、タイチさんとは、これまでのメールで、さんざん映画について語り合っていたからです。タイチさんと私は、映画の趣味もよく似ていて、上映中の気になる映画について

  • タイチさん - 初対面で映画?

    そして、2週間ほどメール交換を続けた頃、タイチさんから「一緒に映画を観に行きませんか?」とお誘いがありました。ちょうど、新作映画の公開の時期でもあり、この年は、気になる作品がいくつもあった年でした。とは言え、初対面のお見合いで映画に誘われるのは初めてです

  • タイチさん - マニアックな話題で盛り上がると運命の人かと思ってしまう

    タイチさんへのメールは、気合いが入っていたせいか、思った以上に長いものになってしまいました。- 最近、彼が観た映画を私も観ていたという話- ドイツへ行った時の話- 趣味のスポーツの話- お互いの関心事(理系のある学問)について、等々。マッチングして、最初に送

  • タイチさん - 理系(企業内研究職)の男性

    タイチさんは、理系で、研究職をされている方です。研究職と言っても、教育機関ではなく、企業にお勤めなのですが、時折、学会等にも出席をされているようです。最近も、学会出席と工場見学でドイツへ出張されてきたとのことでした。これは、本当に好みの問題だと思うのです

  • タイチさん - お見合い24人目

    お見合い24人目はタイチさんです。* タイチさん(仮名)* 会社員* 同年代* 研究職(理系)* 趣味や関心事がほぼ同じタイチさんは、プロフィールの趣味の欄が私とほぼ同じでした。スポーツから、インドア系の趣味、興味のある事柄に至るまで、共通の話題が多そうで

  • なぜ結婚がしたいのか?

    23人目、マナブさんとの出会いは、私の婚活に少なからぬ影響を与えました。自分でも気づいていなかった結婚に対する思いを再確認すると同時に、彼の言葉は、私のその後の婚活に、ある指針をもたらしたのです。「人間は、一人だけで成長するには限界がある。」この言葉に、私

  • マナブさん - お見合いの結果

    マナブさんは、スマートで、条件的にも素晴らしい男性でした。ですが、彼の結婚に対するスタンスは、私とは決定的に異なっていましたし、私は彼のスピード感にもついていけそうにありませんでした。聡明な方ですので、マナブさんも、私とは求めているものが違う、とすぐに理

  • マナブさん - マナブさんと私では何が違ったのか

    マナブさんと私では、何が違ったのでしょうか?私にとって、結婚は「したいこと」ではありましたが、それは「本当に結婚したいほど好きな人と出会えたうえで」のことでした。条件についての希望はありましたが、それは、お相手のことを好きになってしまえば、いくらでも変わ

  • マナブさん - 目からウロコが落ちた婚活方法

    マナブさんと出会って、私は、目から鱗が落ちる想いでした。こんな風に、婚活をすることもあるのだ・・・。マナブさんにとって、結婚は「すると決めていること」であり、そうであるからこそ、「いつ、どこで、誰と、どのような」結婚をするか、明確にすることは、当然でした

  • マナブさん - 覚悟

    マナブさんは、私の結婚に対する姿勢を、「必ずしも結婚がしたいのではなく、場合によっては結婚したいのだろう」と指摘したうえで、こう続けました。「僕は、一度離婚をしていますが、絶対にまた結婚をしようと決めています。なぜなら、人間が成長するためには、一人では限

  • マナブさん - 結婚ありきか、出会いありきか?

    マナブさんとのお見合いで分かったことがあります。マナブさんにとっては、まず「結婚」ありき。そして、私にとっては、まず「出会い」ありきなのだと。慎重で、論理的な性格のマナブさんらしく、彼は私にこう確認をとりました。「つまり、あなたにとって、結婚とは、絶対に

  • マナブさん - この人と結婚するのは私ではない

    「マナブさんと結婚するのは、私ではない。」この時、私はそう思いました。マナブさんは、結婚するという目標に向かい、期限を決め、計画に則って、活動をされていました。まずは、素敵な誰かと出会い、好きになり、そして、いずれ結婚できたら・・・、と願っている私とは覚

  • マナブさん - 状況によります

    質問に対する私の回答を静かに聞いていたマナブさんでしたが、あまり彼の心には響いていらっしゃらないようでした。しばらくの間、考え込んでいらっしゃいましたが、やがて、得心したように膝を打ちました。そして、こう仰ったのです。「ああ、そうか! あなたにとって、結

  • マナブさん - 曖昧な答え

    結果として、マナブさんの直球の質問に対する私の答えは、すべて曖昧なものになってしまいました。「いつ頃、結婚したいか」と言われたら、それは「そういう人に出会えた時」。「結婚後の仕事」は、可能であれば続けたいと思いますが、出会ったお相手が遠方だったり、転勤族

  • マナブさん - 条件について、どこまで決めている?

    マナブさんの質問はまさに直球でした。今になって思えば、これはお見合いなのですから、本来、こういった質問にはすぐに答えられなければいけないのだと思います。ですが、正直、私はそこまで、結婚の条件について考えたうえで、お見合いに臨んではいませんでした。通常、世

  • マナブさん - 直球の質問

    マナブさんは、これまでのネット婚活で出会った男性とは少し違うように感じました。それは、結婚をとても具体的に意識されていた点です。婚活なのだから当然、と言ってしまえば、確かにその通りです。ですが、私がこれまでにお会いした男性とは、初回のお見合いで、そこまで

  • マナブさん - バツイチエリート男性とのお見合い

    マナブさんは、お仕事帰りということもあり、スーツにネクタイ姿で現れました。いかにも頭が良く、お仕事ができそうで、イメージしていた通りのエリート男性といった雰囲気です。レストランのカウンター席に並んで座り、お見合いがスタートしました。簡単な自己紹介をして、

  • マナブさん - 場合によっては、出会う可能性のありそうな男性

    マナブさんは、前回のタカシさんと同様、私からお申込みをした男性です。タカシさんは「通常なら、絶対に出会うことのないタイプ」というところに興味を持って、お申込みをしました。一方、マナブさんは、業界こそ異なるものの、お仕事に関連性があり、場合によってはつなが

  • マナブさん - お見合い23人目

    23人目のお見合い相手はマナブさんです。* マナブさん(仮名)* 会社員* 高学歴* 離婚歴ありマナブさんは、とても優秀な大学を卒業された方でした。私のお見合い史上、最も高学歴の男性です。私の仕事にも、少し関わりのあるお仕事をされている方で、お仕事の内容に

  • タカシさん - お見合いの結果

    私からお申込みをしてお会いすることになったものの、タカシさんとの会話は、全くかみ合いませんでした。直感に反して、興味本位でお申込みしたのが、そもそもの間違いだったかのもしれませんが、「お会いしてみたら、意外にも良かった。」というような淡い期待があったのも

  • タカシさん - 直感で「合わなそう」な男性に申し込んでみたら

    普段の生活なら、絶対に出会うことのないタイプの男性とお話してみたいと思い、私からお申込みをしてみたのがタカシさんでした。工業デザイナーという職業は、私には馴染みがないのですが、例えば、家電製品やカメラなどをデザインするお仕事のようです。そして、実際にお会

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