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生きもの二人三脚 http://ayuzou1926.blog.fc2.com/

伊豆半島の自然に抱かれて、生きものたちに囲まれたスローライフを送っています。

あっきょ
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2020/02/02

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  • 猟師の肩書

    様々な許可や免許を取得して、やっと始められる狩猟。この労力は、かなりのモノですし、そこに至るまでの費用もそれなりに必要です。そして、そこからの狩猟の楽しみ方は人それぞれ。「こうでなければならない」とか「ここまでやるべき」との縛りはありません。大切なことは楽しむこと。ただし安全狩猟を意識することは絶対ですが。私の場合、ニホンジカの捕獲業務に関わることが当初の目標でした。「役立てる猟師となるには、10...

  • 跳弾 侮るべからず

    今までに2度、跳弾を確認したことがあり、銃所持や狩猟の教本にその危険性が強く記されているのも頷けます。2度とも危険を感じる程ではありませんでしたが、驚いてしまいました。1度目は木による跳弾。隣のタツが放ったスラッグ弾が木に跳ね返り、バックストップの土手に着弾。私の前方の土手が崩れたため、分かりました。タツの位置と発射方向と距離を考えると、本来の着弾位置より5メートル以上も逸れていました。木には跳ね...

  • 猟欲と欲

    人の欲深さは、その種類も度合いも色々。例えば仕事欲や金銭欲の強い人は・・・事業で成功して金を稼ぎ、行く末はさらなる展開を・・・とか、投資で儲けて・・・などと野心溢れる人。一方では、何が何でも金持ちになって裕福な生活を送りたいと考える人。そんな私などは、宝くじが当たったら・・・と妄想に明け暮れるばかり。金銭欲はそれなりにあるものの、野心の無い仕事欲が弱いただの欲深い人。もしも宝くじが当たったら、放蕩...

  • 猟場を攪拌

    今日は猟場を攪拌することにしました。そう、読んで字のごとく、猟場の獲物たちをかき回すのです。どうも猟場内の状況が昨年とは違う。周年で行われているニホンジカ管理捕獲の影響や、おかしな気候が影響しているのかもしれません。獲物たちの発情期を含めた行動パターンが読み切れないのです。そこで広大な猟場内を一気にシャッフルして、一からやり直す作戦を遂行することに。それにあたっては、我が家の強力撹拌機を投入。ビー...

  • 口は災いの門を叩く猟師

    これは以前にも記したことではありますが・・・またもや同じ場面に出くわして「まあまあ、お二人さん冷静に」と仲裁に入った出来事があったため、書くことにします。と言いますか、書かずにはいられない心境なのであります。以前、師匠が言っていたことを思い出します。「他人の犬や犬種について、絶対にとやかく言うなよ」と。犬や犬種の悪口はもちろん、勢子が複数人いる場合は、褒める必要もないとの事なのです。当時、猟犬を飼...

  • 半額ハンター驚く

    この物価高の中、我が家は相変わらずスーパーにて半額の食品を購入して毎日を凌いでいます。当初は「どうせ明日食べるのだから、夕方に正価で買うより、夜に売れ残った物を半額で買った方が合理的」との考えで始めた半額ハンティング。今では凄腕の域に達し、曜日や天候、そして各担当者の習性を見抜き、買い物に行く時間を調整。他にも幾つかの考慮すべき点があり、そこに何とも言えぬ醍醐味を感じているところです。そこには狩猟...

  • スネ肉のすゝめ

    さて、猟犬たちの食事を作りましょう・・・で、冷凍ストッカーの奥から出てきたイノシシのスネ肉。昨猟期の物ですが、解体時の衛生管理を今まで以上に気を遣った肉だったため、傷みは皆無。手を何度も洗い、刃物を使い分け、毛付着させない解体に徹しました。やはり、解体は衛生管理が命。そんなスネ肉が急に勿体なく感じてしまったため、家族で食べることに。うん?それでは猟犬たちに失礼か?いつも「猟犬は家族も同然」と、声高...

  • 気になる野宿少年と少女

    昨日のことですが、悩ましい出来事がありました。猟犬たちとの散歩で立ち寄る山際の公園には、休憩用の東屋があるのです。そこに数日前より、中学生くらいの男の子と小学生くらいの女の子が野宿をしていました。二畳ほどの平らな木の腰掛にブルーシートを敷き、その上で寝袋に包まり、いつもスマホをいじっていたのです。初めは「野宿ごっこをしているのかな?」と思い、その横をさり気なく通過。子犬たちも不思議そうに二人を眺め...

  • 狩猟は山あり谷あり

    狩猟についての基礎を教えて頂き、お世話になった猟隊。しかし捕獲報奨金制度が元で、瓦解するかの如く崩壊してしまった私の所属していた猟隊。あれから随分と時が経ちました。その後、私は幾つかの猟隊から誘いを受けて、勢子請負人として猟に参加。ところが様々な事があり、私は「自分の猟場を守るべき」との結論に達し、今があります。「是は是 非は非」との私の考え方が通じないことに失望したことも、単独猟となった一つの要...

  • 大銀杏を倒した女

    大河ドラマの鎌倉殿の13人を観ていて思うのです。何だか、やたらと我が家に関係あると。猟犬の訓練は、頼朝が一時潜伏していた山中で行っていますし・・・家内の四国の実家は、源平合戦で命を落とした落武者の霊が、未だに彷徨っていると噂される戦場跡地に位置します。夜になると、何処からともなく琵琶の音が聞こえてくるそう。。。息子に至っては・・・当時、身重だった家内と小さな娘を連れて、伊豆の国市にある願成就院に寄...

  • 家に帰りとうない

    今日は午後から雨の予報で猟は中止。なので、午前中は近所の山で金剛と山散歩。猟犬にとって、この時期からの山訓練は大切だと感じています。ただし実体験から、獲物には当てるべきではないとも。あくまでも山での足運びや身のこなしの訓練にとどめる範囲で。人が人の感覚で焦った猟犬の仕込みを行えば、上手くいかない事もありますから。そのような例を山ほど確認していますし。とにかく初めは人と同調することの大切さを学ばせる...

  • 猟犬親子とスカル

    この親子の猟犬は、奥のトラが父で、手前のマルコが息子。何だか、やたらと足が合うのです。また、お互いに信頼し合い、心配し合う。親子を越えた友情のようなものまで感じられる相性の良さ。私は、この2頭と猟をしている時は、何故だか心休まり幸せな気持ちになれるのです。それは、彼らが本当に生き生きと猟場を駆け回っているから。「楽しくて仕方がないんだろうなぁ」と。その姿を見ているだけで、狩猟の醍醐味を堪能できてい...

  • キタヤマト ガンサービスさんに感謝

    いそいそと仕事から戻り、届いた箱を開けてみます。中から出てきた物はカットベストと、追加で注文したウレタンベルト。キタヤマト ガンサービス(KGS)さんにて購入させて頂いた猟犬用の装備品です。まずはカットベストを確認。ケプラー生地と強固な縫製による高い品質に、安心感を覚えます。装着金具類も堅牢そのもの。これなら大丈夫でしょう。今までの物とは全然違う。一昔前の「服じゃないんだからさぁ」とか「ウエットス...

  • 豚熱 襲来

    こちらの地域で豚熱の伝播が確認されたのは昨年のこと。現在は、その蔓延の実態がアチコチから報告されている状況です。つい先日も私の猟場近くの山で報告が上がったとのこと。おそらく猪狩り中止となるのは時間の問題でしょう。農家の方々と話をする中でも、豚熱の話題で持ちきりでした。「これでイノシシが居なくなってくれたら助かる」と。その切実なる思いは良く分かります。イノシシはミカンの実を食べようと枝に足を掛けて・...

  • 生後5ヶ月の三重地犬の子犬たち

    毎日の遊びの中で、動きに切れが見られるようになってきた生後5ヶ月となった三重地犬の子犬たち。順調にスクスクと成長しています。あの暑い夏を乗り越えて、よくぞここまで育ってくれました。そこで今日は定期健診を行うことに。とは言っても、素人の私が触診をするだけ。でも、思いのほか異変に気付けるものです。ついでに体重も計測します。では、金剛君から。まずは触診。体周りよ~し。耳の中よ~し。歯の状態よ~し。オチン...

  • 胸囲を測りマッスル

    猟犬用防刃ベストを購入するにあたり、今日は猟犬たちの胸囲を測ることにしました。我が家の猟犬たちの体重は17~19kgほどで、体型は色々。よって、胸囲を測ってベストのベストなタイプやサイズをベストな形で・・・って、しつこい。せっかくなので、暇そうな娘にも手伝ってもらうことに。測定においては、家内の裁縫箱からメジャーを借用・・・こっそりと。では測定開始。三重地犬の雄のユキカゼ号は、ガッシリ体型で66c...

  • 炎の舞

    このイノシシのバラ肉。何だか、やたらと脂が乗っている。焼いてみよう。いかんいかん、炎に見入ってしまいました。この様な肉は5枚も食べれば十分。やっぱりベーコンに加工した方が食べやすい。もう少し寒くなったら今年も作ってみるかな。応援ありがとうございます!にほんブログ村...

  • セラピー犬

    「よし、次の場所に行こう」とユキと向かった先は、猟場の山から離れた別の山。この山に生息する未知の生物とユキとを対峙させるのです。ユキからすれば、まさしく未知との遭遇。ではユキよ、ここで待ててちょ。で、まずは父を呼びに行きます。「あれ、この人は誰?」と、不思議そうに父を見つめるユキ。しかし、私と話す姿を見て・・・どうやら私とかなり親しい間柄であることを瞬時に理解した様子。そんなユキに「こんにちは♪は...

  • 敵もさる者

    今日は気温が少々高いものの絶好の猟日和。やる気満々のユキと共に出猟しました。まずはシダ場に向かってイノシシの寝場を直撃してみます。足跡の匂いを嗅いでいるところを見ると、そんなに時間が経っていないのでしょう。ならば一番手前のシダ場を・・・ここは、ちょっとシダが薄いな。昨年よりも更にシダの背が低くなっている。これではイノシシが潜んでいるはずがない。では次のシダ場へ。遠巻きに様子を見ますが、ユキの反応は...

  • 犬は意外と分かってる

    「猟犬の名前は正確に呼びたまえ」と、いつも偉そうに家族に注意をしていた私。毎日の躾や、猟場での呼び戻しでは、名前をシッカリと認識させることが大切だと考えていたからです。それなのに家内はテキトー過ぎる。コーシンは → コーチン。カノは → カノピッピ。トラは → トラボルタ。ミカサは → ミカちゃん。マルコは → マルコーニ。ユキカゼ号は → ユキポヨ。もう、めちゃくちゃ。猟場で呼んで帰って来なくなった...

  • 通珍車両

    今朝、職場の駐輪場で若手社員から声を掛けられました。「今年もレジ袋の季節が来ましたね♪ププッ」と。通勤バイクに防寒対策を施してから、スグの若手の反応だったため、おそらくこの装備を心待ちにしていたのでしょう。駐輪場での冬の風物詩でもあったようです。それにしても、なんで笑っていたのだろう。。。私の通勤車両は、社内では『ド根性バイク』とか『奇跡の特攻バイク』と呼ばれています。10年ほど前の交通事故で変わ...

  • 猟犬用防刃ベストや如何に

    三重県の猟犬師匠から猟犬用防刃ベストの各製品のアドバイスを頂きました。このところ、私も猟犬たちへの防刃ベストの必要性を感じていたため、アドバイスはとてもタイムリーで助かります。罠猟により、危険サイズのイノシシが減り、猟場はお手軽イノシシばかり。イノシシをナメて掛かる傾向が強くなっているのを、猟犬たちには感じていました。とにかく間合いを取らなくなってきたし、咬みに行こうとするし。今までの私は、猟犬に...

  • 我が家のビンボー冬支度

    灯油代は高止まり、電気料金は値上げ、おまけに猟犬たちの主食も値上げで、私の主食ですらも値上げ。夕食に炭水化物の摂取をヤメて、主食をビールとしている私は、どうやって生きていけばいいのだろう。この窮状を凌ぐには、出来るだけエネルギーロスを抑えて出費を減らすしかない。給料は全然アップしないし。そんな中、今年の冬はシッカリと冷えるらしい。ならば、お婆ちゃんの知恵で乗り切ろう!まずは通勤バイクの防寒対策。コ...

  • 罠猟の影響

    どうやら罠猟によるニホンジカ管理捕獲が、かなり効いている様子。猟場散策での見切りや、先輩方との話をすり合わせた上での見解です。ところが、肝心の「かなり効いている」にも色々とある。本来ならば「生息密度が下がった」と言いたいところですが。どうも、それだけではない。シカたちは大きく生息域を変えているのです。この状況は以前から繰り返されてきました。括り罠を警戒して山の標高の高い場所に移動したり、山自体を変...

  • 猟場散策

    今期初の出猟ではありますが、今日は猟場散策がメイン。よって猟犬たちは自宅待機。いきなり猟犬を放ってのガラ掛けでもいいのですが、それではつまらない。下見をして、ある程度目星をつけたうえで計画的に攻めたいところ。まずは一番初めに犬を掛けようと考えている猟場へ。猟期始めは、ここ数年、この猟場から猟を行うことが多いのです。ところが、おかしい。獲物気配が全くしない。いつもだと、イノシシの仕事跡や糞が確認でき...

  • 犬の食糞を科学する

    犬の気持ちになって食糞の理由を考える毎日。犬の食糞は「異常行動」とする向きもあるようですが、実際にはどうなのだろう。そこには何か重要な意味があるように思えてならないのです。むしろ、犬にとっては生きるために必要な行動となる場合もあるはず。私は毎日の観察の中で、食糞を行うタイミングや、前後の状況を考察。そこで見えてきたものは・・・まずは、食糞をしない犬は絶対にしない。これは我が家では少数派で、コーシン...

  • 狩猟と画像

    以前、猟仲間から聞かれたことがあるのです。「なんで捕獲した獲物と一緒に記念撮影しないの?」と。「えっ、いつもやってるじゃん。有害とかで」と私。「いやいや、あれは実績の証明写真でしょ。そうじゃなくて・・・」と猟仲間さん。そこで、真面目に答えることに。「猪だって鹿だって、命を授かって懸命に生きてきたわけでしょ。そんな彼らに対して何だか申し訳ない気がしてね」と私。続けて、こうも。「だけど出猟記録の観点か...

  • 心ここにあらず

    今日は文化の日、猟期に入って初めての休日。よしっ! 出猟じゃ!と、猟場に向かったのは「意識」だけ。肝心の体は職場にありました。そう、私は幽体離脱をしていたのです。。。それにしても仕事が忙しい。この原料高を克服するためには、円安の今、海外での営業を強化するしかない!との会社上層部の檄文に応えて、少し前から海外事業部がスイッチオン!そんな彼らが頑張りすぎて、職場のどの部門も、てんてこ舞い。私の休日を返...

  • 他人事の罠猟免許

    昨日の話の続きになりますが、これもこちらの地域での話になります。罠猟を始めようと考えている方は依然として多いようですが、これだけは頭に入れておいて頂きたいのです。自身が農業従事者か、もしくは猟が可能な山の地権者か、また身内に罠師がいる人以外は、罠猟免許を取得しても罠猟は簡単に行えないと考えた方がいいでしょう。「友人や知人に罠師がいる」・・・レベルでは、上手く事が運ばない場合も多いのです。そんな中で...

  • 狩猟を知らない行政

    猟期を長くすれば、その分猟師たちが山に繰り出してイノシシやシカを獲ってくれる。生息密度を下げて、獣害を減らすにあたっての財政負担も軽減するであろうし。「これぞまさしくウィンウィンの一石二鳥だな」などと考えているようにしか思えない行政。果たして行政の思惑どおりに事が運ぶのだろうか。少なくとも猟犬を使った大物猟は、そうではないと実感しています。とにかく猟期始まりを早めた、この「秋」はリスクが高すぎる。...

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