釈尊の布教伝道は35歳の12月8日から80歳の2月15日までの45年にわたった。29歳で父浄飯王と一子ラーフラをカピラ城に残し、夜陰に紛れて城を抜け出したといわれている。難行苦行のすえ骨と皮だけになった姿で修行の山を下りた.。苦行によって覚りが開かれるのではなく、琴の糸は強すぎず弱すぎず「中道」が丁度よいと思ったのだ。そこで食事のタブーを捨て去り、スジャータという娘が供養した乳粥を食した。尼連禅河で沐浴の後に菩提樹の下で結跏趺坐して瞑想に入った。そして目覚めた真理を仏教という。この地にある樹下で覚りを開いたからその木は菩提樹と呼ばれるようになった。ブダガヤというその地には大塔が建てられ何代目かの菩提樹が枝を繁らせている。釈尊は言葉で伝道して文字を残さなかった。そこで滅後第1回目の結集が行われた。仏典編纂会議のこ...大乗仏教
私たちの住む星、地球が誕生したのは今から約46億年前のこととか。そして最初の生命が誕生したのは約38億年前、人類の先祖である霊長類が出現したのは今から約6500万年前。ヒトは約200万年前。やがて放浪の狩猟生活から定住して栽培し収穫する生活となった。話題の『サピエンス全史』には認知革命、農業革命、科学革命で人類は進化したという。宗教の起源らしきものは30万年くらい前に死者32人分以上を意図的に埋葬した洞窟の穴が見つかり、3万年前にはシャーマンによる埋葬、1万年前には農業が始まった。天候を懸念して「神」に祈り宗教が発達していった。3千年くらい前に文字が始まったがピラミッド文書には宗教的記述があり、以後釈尊・キリスト・マホメットとその弟子たちによってそれぞれの教義が体系化され、人類すべてに分け隔てなく平等な救いを説...無宗教?
優先席を利用する年寄りは少ない。私も利用しない方だった。立っているが優先席が空いているのにもかかわらずだ。何故だろうと考える。年寄りと見られたくないのか理由はわからなかったが近づかなかった。かわりに若者が堂々と占拠しているのにはむかむかする。ある時などはかなりの老女が乗車してきたが車内では無視されていたように思った。しばらくしたら初老の女性が立ち上がって自分の席を譲るといった。ふたこと三言やり取りがあったが、結局老女は席に座った。話は変わるが宗教も、特に対する人間の有様も似ていないだろうか。大いなる側から私を救いの目当てとするという理論がある。しかしそのことを否定するわけでもなく自分が積極的に関与するのでもなく、自分(たち)は無宗教であると言う。あるいは「まだ早い」と宗教を遠ざける。そのくせ盆彼岸の先祖の墓参と...優先席
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