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2020/01/16

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  • 「ひのき風呂の宿 分家」

    岩瀬湯本温泉の「ひのき風呂の宿分家」に行ってきた。岩瀬湯本温泉は福島県天栄村にある鄙びた温泉、そこには茅葺き屋根の旅館が2軒あり、そのうちの1軒が「分家」で、旅館とはいうものの、1日4組だけのこじんまりとした宿。江戸時代から続いているこの宿は、戊辰戦争後に建て直された築150年の「会津曲家」、外観はそのままだが内部は改築して近代的な造りになっている。外観は風情たっぷりの茅葺屋根の古民家だが、中はきれいにリフォームされていた。玄関を入った左手の囲炉裏のある談話室。館内は歴史の長さが感じられる立派な梁や柱がそのまま残っていた。通された部屋は2階の8畳間だった。部屋全体が白い壁と黒い梁、昔からの家具で落ち着いた部屋で、引き戸の向こうには洗面所とトイレもついていた。最近の小さい宿のほとんどがコロナ対策のため、最初...「ひのき風呂の宿分家」

  • ナツユキカズラ(夏雪葛)

    10月中旬、線路わきのネットフェンスが真っ白になっていた。ちょうど「ナツユキカズラ(夏雪葛)」の一番の見ごろの時に出くわしたようだ。この花の最盛期は6月〜9月、だから少し遅く咲いたのかもしれない。まるで雪に覆われているかのように咲く「ナツユキカズラ」は庭木として植えているところも多い。でも、この場所にあったものはどのようにして根付いたのか分からないけれど、自然に増えたもの。10mくらいの長さのフェンスに絡まっていて、ここを歩いた時、ちょっと甘いような香りがほんのりと漂っていた。---ナツユキカズラ---中国及びチベットを原産とするタデ科の蔓性低木。日本へ渡来したのは江戸時代で、夏から秋に咲く花を観賞するため稀に植栽される。白い小花が枝先を覆うように多数咲く様を、降り積もる雪になぞらえてナツユキカズラ(夏雪...ナツユキカズラ(夏雪葛)

  • センナリホオズキ(千成酸漿)

    サツマイモ畑の端っこに1株だけ見つけた。ホオズキのような葉っぱに2cmほどの緑色の実が生っている。これは何?以前に見たシューフライ(クロホオズキ)に似ているけれど、実が緑一色、そして花はクリーム色に紫色が入っている。似たような仲間を検索してみた。「オオセンナリ」、「ヒロハフウリンホオズキ」、「センナリホオズキ」、というものが見つかった。同じような名前なので紛らわしい。でも、その中の「オオセンナリ」のことは、以前にシューフライのことを書いた時に調べていたから知っていた。そして「ヒロハフウリンホオズキ」は、袋の脈が紫色~褐色になっており、花の中心の色は茶褐色、葉の縁には不規則に鋸葉があり、ほとんど毛がないとのこと。それに比べて「センナリホオズキ」は袋の脈が緑、花の中央は濃い紫色、葉の縁には粗い鋸歯、毛深いとな...センナリホオズキ(千成酸漿)

  • カラスノゴマ(烏胡麻)

    ちょっと珍しい花を見つけた。道路わきに咲いていた黄色い花。花の中央から雄しべが飛び出している、ハナセンナ?それにしては葉っぱが違う。そこで思い出した。昔、里山の自然観察会に参加した時に見たことがあった花だ、と。これは「カラスノゴマ(烏胡麻)」。あれから何十年と経つのに、その間ずっと目にしたことがなかった。その観察会の時、名前のゴマは本来のゴマとは全く関係がなく、タネが小さいからゴマと付いている。直径が2cmほどの黄色い花が、真夏から秋にかけて、やや下向きに咲くなどと教えられたことをまだ覚えていた。この花は雄しべが中央から飛び出しているのが特徴で、本来の雄しべは短く、長いのは仮雄しべになっている。この仮雄しべとは葯や花糸が発達せず、本来の生殖機能をもたない雄しべのことのようだ。その他の特徴としては、花弁5枚...カラスノゴマ(烏胡麻)

  • クロバナロウバイ(黒花蝋梅)

    「クロバナロウバイ(黒花蝋梅)」なのだろうか?ウォーキングコースにある木に赤紫色の花がたくさん付いていた。花の色や形は「クロバナロウバイ」に見える。でも・・・クロバナロウバイの花期は5~6月となっている。(植木ペディア)だから、季節が違う。それで色々なサイトに画像をアップして聞いてみた。そうしたら、「秋咲きのクロバナロウバイはないが、この花は確かにクロバナロウバイ。異常気象などで季節を間違えて咲いてしまったのではないのか。」ということだった。やっぱり「クロバナロウバイ」で合っていた。「クロバナロウバイ」北アメリカ東部を原産とする落葉低木で、大正時代に日本へ渡来した。花期は5~6月で、年末年始に咲く黄色い花のロウバイとはまったく異るし、「属」も違う。また、ロウバイのような強い香りはない。(近縁種のニオイロウ...クロバナロウバイ(黒花蝋梅)

  • ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)

    数日前に「コミカンソウ」のことを書いたばかりなのに、今度は「ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)」を見つけてしまった。コミカンソウの時は1株だったけれど、こっちは20~30cmくらいの背丈のものがブロック塀と道路の境にズラッと並んでいた。飛んできた種が芽を出したのか、この場所だけでなくあちこちのちょっとした隙間にもたくさん生えていた。その葉っぱは「コミカンソウ」とは違って柔らかく、さらさらとしたような感じ。ハギの葉を小ぶりにして、もっと繊細に柔らかくしたような感じ、といったらその雰囲気が分かるかもしれない。少しの風が吹いただけで、全体がゆらゆらと揺れるくらい、柔らかな草。画像を拡大してみた。「ナガエコミカンソウ」は花と実が混在していて、1つの枝に短い柄と長い柄の白い花、そして長い柄で緑色の実がごちゃごちゃと...ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草)

  • ホオズキ(鬼灯)

    ウォーキングコースにある家の庭にあった「ホオズキ(鬼灯)」は外袋が枯れて葉脈だけになっていました。お盆のころの赤い色の袋状のホオズキも可愛いけれど、これもまた繊細で風情があってとってもきれい。「透かしホオズキ」や「網目ホオズキ」とでも言いましょうか?思わず写真を撮ってしまいました。外側の袋の葉脈の様子が、スペインのトレドで買った嵌(ぞうがん)細工のブローチを思い起こさせてくれました。ホオズキ(鬼灯)

  • アレチウリ(荒れ地瓜)

    この季節、川沿いの遊歩道の両脇には高い木に絡まったクズやオオブタクサなどの背の高いものがいっぱい見られる。でも、それにも負けないのが低いところに這っている「アレチウリ(荒れ地瓜)」で、川の法面を覆いつくすように広がっている。「アレチウリ(荒れ地瓜)」はウリ科の大型のツル植物で1年生草本。英名の「burrcucumber」はトゲのあるキュウリの意。北米原産で日本では本州以南で帰化植物として知られ、特定外来生物に指定されている。また、日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。(Wikipedia)侵略的外来種ワースト100!ですって。そんなに嫌われ者なんだ・・・確かに勢いがハンパないから、放っておいたら他の植物がどんどん浸食されてしまい、生態系に影響があるだろうとは思う。それじゃど...アレチウリ(荒れ地瓜)

  • コミカンソウ(小蜜柑草)

    「コミカンソウ(小蜜柑草)」は実が小さなミカンのようなので、この名前になったらしいのだけど、どう見てもミカンよりもイチゴのように見える。30cmほどの大きさの株がたった1株だけ、歩道の脇にたくさんの実をつけていた。きれいに並んだ葉の裏側の枝に、これもまた一列に実が整列している。今は実になっているけれど、少し前までは白い花が並んでいたのじゃないかな?その花が先端に少しだけ残っていた。なかなか上手に写真が撮れなくて、ボケ気味だけれどどうにか分かるかな?先端にあるのは雄花で、そのあとから雌花が続き、その雌花が実になる。だから先っぽには雄花が残っている。‐‐‐『就眠運動』---光や温度の変化によって葉っぱが垂れ下がったり、花が閉じたりすることで、オジギソウやタンポポの花などが良く知られている。コミカンソウも夜にな...コミカンソウ(小蜜柑草)

  • 「ショウジョウソウ(猩々草)」と「ルコウソウ(縷紅草)」

    秋になってウォーキングしながら周りを見まわすと、あちこちが茶色に染まっていくのが感じられる。そんな中に赤い色があるのを見ると嬉しくなるし、何となくホッとするような気になる。「ショウジョウソウ」と「ルコウソウ」、この2つの赤い花が今年はやけに多いような気がする。もう10月も半ばになるのにまだまだたくさん咲いているのがよく目に入る。「ショウジョウソウ(猩々草)」は花と言うのは気が引けるけれど、ここでは花と呼ぶことにした。この花、最初に見つけた時はポインセチアの原種だとばかり思っていた。でも違った。ポインセチアの和名は『ショウジョウボク』、だから別物。赤い苞を中国の想像上の動物、『猩猩』の赤い顔に例えて「ショウジョウソウ」という名前になったらしい。でも、別名はサマーポインセチアなので、こっちの方がしっくりくる。...「ショウジョウソウ(猩々草)」と「ルコウソウ(縷紅草)」

  • 民宿旅館「晴山」(再訪)

    マツタケの季節になりました。「マツタケ」を食べるならやっぱり長野県の塩田平ですよね。この一帯は、全国でも有名な松茸の産地です。ということで、信州の鎌倉と言われている別所温泉に行ってきました。信州辺りまでは車で行くことが多いのですが、今回は珍しく電車とレンタカーを利用しました。マツタケと温泉、こんなにいいことはないですね、一粒で2度おいしいって感じかな。[上田駅に飾ってあった真田の甲冑]別所温泉にある宿、「晴山」にはこの時期だけ『松茸料理フルコース付プラン』が用意されています。今までは1日2組しか泊まることができなかったのですが、離れができたため3組まで泊まれるようになりました。それでも、なかなか予約がとれないんです。リピーターは帰る時に1年先の予約をしてしまうようです。ところが今回、たった1日だけ偶然にも...民宿旅館「晴山」(再訪)

  • ジュズダマ(数珠玉)

    この植物の和名が本当に「ジュズダマ(数珠玉)」ということにびっくりした。まさか、子どもの頃に呼んでいた「ジュズダマ」が正式名だったとは(@_@;)昔はこの玉でアクセサリーを作ったり、お手玉の中に入れて遊んだこともあったような・・・地方によってはトウムギ(唐麦)、ズズコ(数珠子)、スズダマなどとたくさんの呼び名があるらしいが、和名は「ジュズダマ」。8月下旬に見つけた時はまだ実も緑色。9月中旬少しづつ黒い実に変わってきている。10月になったらほとんどが黒い実で白い実もポチポチと。この色の違いは何故なのでしょうね。実が生るのだから花もあるんでしょうけど、作りが複雑で難しく、色々と調べてやっと少し分かった。夏から秋にかけて開花し、雌雄同株。そして、玉の部分に雌花が入っていて、玉の先から雄花の穂が出ているということ...ジュズダマ(数珠玉)

  • カラスウリ

    カラスウリの花って夜に咲くんですよね~。だからいつもきれいに開いた花を見ることができなくて、見られるのは中途半端な花ばかりだった。これは雄花、レース状のものが雌花より多く、より縮れている。これは雌花、中央にが雌しべが突き出ている。でも、実はその姿をいつでも見せてくれるので嬉しい。生垣が生い茂っている中にあるもの、フェンスに絡まっているものなど、きれいなオレンジ色なのですぐに見つけることができる。去年、このオレンジ色の実の中に20~30個のタネが入っていて、その形が独特だということを知った。それを確かめたくてタネを採取してみた。この形はいろいろなものに似ていると言われている。打ち出の小槌、カマキリの頭、結び文(玉章)だったり・・・と。カラスウリ

  • オトギリソウ(弟切草)

    「オトギリソウ(弟切草)」が数本、ひっそりと咲いていた。もう夏も終わったのに、散る時期を間違えてしまったのかな?この花の名前の由来に関しては有名な話がある。「平安時代に鷹匠の兄弟がいて、鷹が傷ついた時にオトギリソウを使って治していた。この傷を治す草の名は秘密だったが、ある時に弟がそれを人に話してしまったので、怒った兄が弟を斬り殺してしまった。その時の血がオトギリソウの葉に飛び散ったため、オトギリソウの葉には黒点があると言われている。」一日花、花びらやガク、葉っぱには弟の血と言われている黒い点ある。オトギリソウは止血・傷薬などに薬効があるとされ、民間薬としても使われている。昔話の中で、兄が鷹を治すためにオトギリソウを使ったとされていたのは、その効能が昔からよく知られていたからなのか・・・学名:Hyperic...オトギリソウ(弟切草)

  • アシズリノジギク(足摺野路菊)❓

    この季節になると様々な種類のキクの花が見られる。数多くのキクの中でも葉っぱが白く縁取られている品種がいくつかある。その葉っぱは裏側全体が細かな白い毛で覆われていて、その白い毛が表側に回りこんで、白く縁取られているように見えている。この特徴ある葉っぱで知っているのは「イソギク」だけだった。[イソギク][サトイソギク]イソギクと栽培種のキクの交雑種で舌状花が黄色いもの。ウォーキング途中にある家の前にあったキクの葉っぱが白く縁取られていたので、しばらく注目していた。そして、1週間ほど前に小さな白い花と蕾がたくさん付いているのを見た。花を見たら「違う、イソギクじゃない!」(@_@;)じゃあ他には何が?と調べてみて「アシズリノジギク(足摺野路菊)」にたどり着いた。それで「アシズリノジギク」について詳しく調べてみた。...アシズリノジギク(足摺野路菊)❓

  • フウセントウワタ(風船唐綿)

    ウォーキング途中にある家の前に見かけない花が咲いていた。葉っぱはキョウチクトウに似ているけれど、花は初めて見たものだった。そして数日後に再びその場所を歩いた。そうしたら何と、実が・・・あっ、これならば知っている「フウセントウワタ(風船唐綿)」だ。昔、生け花の花材として使ったこともあったり、花屋さんではドライフラワーになっているのをよく見ているのに、花を見たのは初めてだった。風船のような実の中に綿が入っているからと、そのまんまの命名。見た目、トゲトゲしている実なのだけど、そのトゲは触っても柔らかく、痛くもない。本当に面白いですよね~(*^∀^*)幾つかの花がまとまって垂れ下がっていて、下から花を見るとこのような感じになっている。5枚の反り返った花びらの縁が細かく毛の様になって裂けている。中心にある副花冠は袋...フウセントウワタ(風船唐綿)

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