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私がステージ4 の乳がんを乗り越える為にしたこと https://breast-cancer.hatenadiary.com/

46歳まで健康だったのに突然乳がんステージ4と診断されました。 発見から二転三転したステージ4告知までの道のりと移り変わる気持ちを書きます。 今病気と闘っているひとだけでなく その周りの方にも読んでいただけたら嬉しく思います。

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2020/01/09

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  • 告知よりも辛いことは

    実は娘が大学受験で 国が定員厳格化なんて制度を作ってくれたお陰様で 大変苦戦中です💦 幼稚園からずっと同じ学校だったので2歳以来の受験です 乳がんの告知をされた時よりも ステージ1から4になってしまった時よりも 手術後の傷の痛みよりも なによりも娘の気持ちを考えると辛いデス 今のところ 5校 補欠 です💦 あと2校の合格発表が 来週にありますが さらに難関校 滑り止めも難関校もみんな補欠、、、 うーん こんなの聞いたことがない。。 かえって宙ぶらりんで何も出来ません ただひたすら連絡を待つのみ 神様は本当に試練を与えてくださる😂 せっかく上がった 免疫力が落ちてしまいそうです 涙 初めての方は…

  • 2つの病院の2種類の乳がん手術法

    こうして手術が再度出来ることになった私は 初診の総合病院に両方の先生がいる日に予約を取り、話をすることになりました 主治医先生は 「ここで僕が手術してもいいし、〇〇クリニックでしたいのならそれでもいいよ。 あなたがしたいようにしてください。 その後ここでまた治療を受けたいのなら僕が診ることも出来ますよ」 この総合病院でオペするとしたら 乳腺外科の主治医先生に摘出してもらった後に 形成外科とバトンタッチして 皮膚を伸ばすためのエキスパンダーを入れることになる 皮膚も切除し傷は胸の上に出来る その後入院 個人クリニックでオペした場合は 皮下乳腺全摘法でする 腫瘍の場所によっては乳頭も残す 一回法で…

  • 一本の電話

    胸骨の転移が見つかったことで 手術の予定はキャンセルとなり まずは全身治療に移行することになりました 当初はルミナルAなので抗がん剤はせず ホルモン治療のみになる予定でした しかし私の場合は リンパ節に転移はないものの 胸骨に転移が見られるため 既に血液に乗って全身に癌細胞がまわってしまっているととられてしまいます 原発を摘出しても意味がないとされるのです 胸のしこりが大きい場合には 術前に抗がん剤を施し しこりを小さくしてから手術するといった方法もメジャーです 沢山調べましたが とにかく抗がん剤をするしかないのだと覚悟を決めていました そんな流れの中で フラワーアレンジメントのレッスンで癒さ…

  • 気を取り直してフラワーアレジメントのレッスンへ

    正直、抗がん剤をすることになったことは ショックではありました でも治すためなら頑張れると考えてはいました それでも家にいると悪い方へばかり考えてしまうので 娘が幼稚園の時から仲良くしているお友達がされている フラワーアレジメントのレッスンへ行くことにしました 気分を変えたかったのです そして病気のこと考えずに 大好きなお友達と楽しく過ごし 大好きなお花に触れていたら 気分がとても良くなりました 塞ぎ込んでいたらどんどん落ち込んでしまいます もちろんレッスンの最中 ふと頭をよぎり自分だけが変わってしまった様な気分になる瞬間もありました それでもこの日レッスンへ行ったことで この後も積極的に出か…

  • 治療院で言われたこと…

    この治療院は免疫療法を謳っているので あることを言われました 抗がん剤はなるべくならやらないで欲しい リンパ球を上げていく治療をしたいのに 抗がん剤は白血球(それに含まれるリンパ球)を逆に下げて 免疫力を落としてしまうからだそうです 抗がん剤に限らず 今の日本では病院へ行くと過剰なまでに薬を処方されてしまう 例えば風邪やインフルエンザに罹ったとき 熱が出るのは体がウイルスや菌を退治しようとしている それなのにすぐ解熱剤を飲んで下げてしまっては本末転倒だということ 本来持っている免疫力が 戦っているのにそれを止めてしまうようなもの 確かにそれは納得できました しかし私の場合は それだからといって…

  • 夫の勧めで免疫療法のセミナーへ行く

    胸骨への転移が判明したことで ステージ1からステージ4へ進んでしまい 手術ができなくなってしまったこの頃の私が 夫から勧められたことがあります 結婚式に夫婦で来てくれた知人の女性が ある鍼灸院をやっているから行ってみないか?と 「俺もよくわからないけれど 普通の鍼灸院とは少し違う治療をしているらしいよ」 なんとなくピンときた私はすぐ連絡をとってもらいました タイミング良くちょうどセミナーを行うとのことだったので行ってみました セミナーにはひどいアトピーで悩んでいる方から がんを始め難病で悩まれてる方 様々な方が話を聞きにきていました 「病気とはなにか」「人間は治るようにできている」「免疫力こそ…

  • 沢山の先生と関わる

    不思議な偶然 私の選んだ病院は形成外科の個人クリニックではありますが沢山のお医者様がいます 私が関わっただけでも 腫瘍に詳しい検査診断の担当医師 (優秀だけど以前登場した物の言い方が苦手な先生)形成を担当するカリスマ医師 (大好きなモチベーションを上げてくれる先生)全身治療の診断を担当する緩和ケア専門でもある医師 (温厚で話しやすい) と個性豊かな先生方でした そして今後の治療をするにあたって 全身治療の先生に 最初に診断していただいた初診の総合病院で治療をしたい旨を伝えました。 するとなんとその病院に週一で勤務されていることが判明しました! これにはビックリ‼️ 場所も全然離れてるのに。。 …

  • 胸骨転移の告知の日の気持ち

    この日の夜のメモ 告知されてかなり落ち込んだけれど 夜にはこんなメモを書いています (夫)と結果を聞きに行く。 随分と待たされた。でもあまり緊張もなく明るく前向きに待つ。 免疫療法の安保先生の本*1を読みながら。 結果は胸骨やはり転移していた。 ショックだけど でも、、納得。 だって痛かったし、自分が一番自分の体のことわかるんだよね。 でも、どの病院でも大丈夫と言われたから モチベーションを上げられたのだし 時間をかけて少しずつがんを受け止められた。 日々の生活を変えてこれて 今の精神状態を掴めたのだから 今で良かったの♡ ちょうどこの日に注文していた【遺伝子オンのスイッチ】*2が届く。 あり…

  • PET検査の結果 胸骨転移確定

    PET検査の結果を夫と聞く 3日程で検査結果が出ました 今までずっと痛みを訴えてきたけれど 転移の所見はないと3人の医師に言われたのだし もしかしたら間違いかもしれないと 淡い期待を持ちながら挑みましたが 結果は胸骨転移確定 MRIで胸骨転移の疑いと診断されましたが 疑いは晴れました (全く持って嬉しくないです…) 全身治療の先生も頭を抱えて 「リンパ節の転移が見られないのに、このステージでいきなり胸骨とはレアなケースです」と でも「乳房と胸骨は近いから無いとは言えない」とも PETCTの画像には 左乳房と、胸骨の2ヶ所に オレンジ色に輝く強い光がありました 一気に全ての景色が変わってしまった…

  • PET検査って宇宙ステーションにいるみたい

    PET検査とは… PET検査ってどんな検査?|PET検査について|FIMACC 沖縄PET/CT検査施設 機能画像診断センター がんはブドウ糖を取り込む性質を持っています ブドウ糖に見立てた放射線物質を点滴で入れ身体に巡るまで1時間程個室で待ちます すると、がんがあるところは赤く燃えるように光ります…怖 この検査病院はとても近代的で高級感もありました ただ放射線を扱うので検査服に着替えた後 放射線マークのついた分厚い自動ドアの向こうに行く時は 何故か宇宙ステーションにいる様な 映画のワンシーンの様に感じてしまった私です 完全に隔離されてる気分です 点滴を打つ看護師さんも 2人がかりで慎重に放射…

  • 両親と今後の治療について説明を聞く

    今回胸骨の転移が見つかったことで 仮予約で押さえておいた同時再建手術はキャンセルとなりました 遠隔転移をしていると まずは全身治療をしていく必要があるとのこと 家族で説明を聞くことになり 今回は両親が一緒に話を聞いてくれることになりました 遠隔転移の場合 原発の乳がんから 既に血液を通してがんが回ってしまっているとの考えから 手術はしても意味がないとみなされる そんなこと初めて知りました 全身治療の先生から 両親に今回の流れの説明があり 母はとても心配そうでした いきなり状況が悪化して 私も何がなんだかわからない状態でしたが 冷静ではありました 「とにかく治さなければ!」 という強い意志が生ま…

  • 胸骨の転移を告知された後の気持ち

    その頃のメモより MRIの結果。乳首乳輪のことを決めてあとは再建乳房の大きさを決めて、手術前の最後の詰めと思って心の準備もいい感じだった。それが大どんでん返し。 「胸骨痛いと言ってたよね?やっぱり転移してるみたいだよ」と。 モニターには確かに色が変わった骨の写真。全身治療になるから美容よりまずは方針を変えないといけない。まずは全身への転移を考え検査をし直さないといけない。 地獄へと落とされた気分。 でも何故か涙は出ない。色々と腑に落ちなくて聞いたけど 結果に出てるから。。ドアを出てまずはソファに座って、「絶対負けない。絶対治す!」と脳に叩き込んだ。 そのあと(形成担当の)〇〇先生の診察。 「先…

  • 胸骨の痛みについて

    乳がんとわかる前から 胸骨に痛みがありました 最初に訪れた内科での普通レントゲンでも 次の整形外科のもう少し詳しいレントゲンでも 異常は見つからず・・ 乳がんを疑ってから初診の総合病院にはもちろん伝えましたし セカンドオピニオンの都立病院でも そして判明した個人クリニックの初診でも どの先生方も CT画像上転移の所見は見られないとおっしゃいました けれど、痛みでうつ伏せになれず 延期になっていたMRIを頑張って撮ってみたら 胸骨への集積が見つかってしまいました 角度的にみえにくい場所だったのか 比較的初期段階の乳がんで リンパ節転移も見られなかった為 いきなり胸骨への転移は無いだろうという判断…

  • 1ヶ月で…ステージ1からステージ4へ

    今回は辛い内容で 思い出すと苦しくて ブログを始めて1ヶ月 初めて暫く更新出来ませんでした… でもこれを書かないと始まらないので頑張ります MRIの結果が出るまでの数日の間 また色々と沢山調べた私は 乳がんの手術と再建をサードオピニオンの個人クリニックで行うことに決めました 初診の総合病院にも このことを伝え ただ、その後の治療や 定期的な経過観察や検査は 引き続きお願いしたい気持ちを伝えました 快諾して下さいました ここまでくるととても前向きになり やるしかない! 早く綺麗に悪いものを取ってもらって 心機一転頑張るんだ! と自分を奮い立たせていました 恐怖心が湧いてきたら またいつもの口角を…

  • 乳頭を残せるか調べる為MRIに再度チャレンジ

    関連記事↓ breast-cancer.hatenadiary.com 必要な検査 前回初診の総合病院では胸の骨の痛みの為途中リタイヤしたMRI サードオピニオンのクリニックで 乳頭乳輪を残せるかを調べるために 絶対必要と言われました このことを患者会で相談したところ このクリニックのMRIは胸の部分に焦点を当てたもので20分ほどで終わるとのこと 「他の病院でするよりずっと楽よ」とのアドバイスを頂き 俄然やる気が出た私です 私のしこりは胸の谷間よりの上の方なので多分残せるんじゃないかと 淡い期待も後押しして もう一度MRIを受けることにしました この頃にはかなり このクリニックでの手術にしよう…

  • 親友と話す

    親友にはご主人とお子ちゃまもいますが この時ご主人が快くソウルまで私に会いにいくことを許してくれました LINEでは乳がんになってしまったことを話しましたが 会って話すのは初めて 私はとにかく元気な顔を見せようと決めていました 彼女とは姉妹の様な関係で親とも仲良くしてもらっていて 家族ぐるみの関係です 乳がんについては 彼女の方が慎重で 卒乳してからも乳腺のケアに通ったり 検診をきちんとしている人です ソウルで最初会った時は お互いなんとなく気を遣っていたかもしれないけれど 普通に接してくれてとても嬉しかったです ただ、 大切な親友に 乳がんにもっと早く気づいて欲しかったので ある日の夜、お部…

  • 術前旅行のソウルでは

    無事サードオピニオンを済まし私の中では半ば方向性が決まってきました 以前の記事↓で書いた通りbreast-cancer.hatenadiary.com クリニック前で待機してくれている予約したTAXIに飛び乗り 空港へ向かいました 娘は学校から直で来ることになっていて 無事合流しました スーツケースは事前にエアラインに送っておきました その中には 乳がん関係の本*1 免疫関係の本も 沢山持って行きました pcとスマホWi-Fi環境もバッチリ準備しました 当初楽しみにしていた修学旅行があったこともあり 娘に話すタイミングは慎重にしていました この頃には娘にも病気のことは話したので あまり弾丸ツア…

  • 患者会

    サードオピニオンの病院で とても良かったのが 患者会【small meeting 】です このクリニックは有名で人気もある為 予約をしても結構待ち時間があります 曜日は限定されていましたが その待ち時間、望まれる方には このスモールミーティングのお部屋で 待つことができます 自分の受付時の整理番号がきたら 看護師さんが呼びにきてくださいます サードオピニオンのクリニックの初診の日 勇気を出してドアを開けてみて本当に良かったと思います 6畳位の部屋に入ると大きなテーブルがあって沢山の乳がん関係の資料やサンプルが置いてあります 患者会の代表の方を囲んで5、6人の方が座ってお話していました 私の様に…

  • 医者の対応と患者のモチベーション

    サードオピニオンを終えた後のメモより まずは腫瘍に詳しい先生の診察 色んな検査器具がある広い部屋は冷たさを感じる マンモグラフィをここでも撮って エコーで診て頂く 薄暗い部屋に私のマンモの画像が浮かび上がっている 総合病院から頂いた資料をもとにサブタイプ*1を伝える 総合病院のA主治医先生には おとなしいがんで抗がん剤は必要ないでしょうと言われ ホッとしていたけれど こちらの物静かな腫瘍科のB先生には 術中のリンパ生検*2でリンパ節へ転移していたら 抗がん剤もありえると言われる 割と最悪のケースばかりを言う先生で 結構凹んでしまう その後また待たされ形成外科担当の院長の初診 このC先生は、先ほ…

  • サードオピニオン

    皮下乳腺全適法 3rdオピニオンは 乳がん治療に力を入れている クリニックへ伺いました 個人クリニックとはいえ、立派な一軒構えのビルです ドクターも何人もいらっしゃる様ですとても混み合っていました クリニックの名前自体は昔から聞いたことがありましたクリニックのサイトでは詳しく乳がんについて解説してあり、何度も熟読しました ここで皮下乳腺全摘法という乳がんの手術法があるのを知りました これなら私の求める 綺麗に乳がんを治す という考え方も尊重してもらえるのではないかと思いました 普通は手術を行った後エキスパンダーというシリコン製で生理食塩水を入れる毎に風船の様に少しずつ膨らますものを使います 徐…

  • セカンドオピニオンと生存率

    セカンドオピニオンの病院はとても近代化している綺麗な総合病院で 初診の病院はどっしりとした落ち着いた雰囲気だったのでまた違う雰囲気でした 受付するとポケベルが出てきて そこに通知される通りに動く、、 なんかちょっと事務的でもありました結構待ちました… ただ予約制なので混み合った中で待つわけではなかったです ドクターは、 歳は私と同じくらいのとても感じの良い方でした ちゃんと顔を見て向き合い 時間をかけて話して頂けました 私の質問 極力傷の目立たない方法で手術をしたい 皮下乳腺全摘法はされているか 同時再建はどの様に行われるか 胸骨に痛みがあるがCTで所見は見られるか 術後の治療はどう進めるか …

  • セカンドオピニオン サードオピニオン

    セカンドオピニオンとサードオピニオン 初診の総合病院の先生に「セカンドオピニオンを受けたい」 と相談すると実に快く紹介状を書いてくれました 2ndオピニオンは夫の知り合いの方にご紹介頂いた乳がんで有名な総合病院です設備もしっかりしていて乳がんの権威のドクターが執刀されています 3rd オピニオンとしては調べ尽くして気になっていた乳房再建に力を入れている個人クリニック 家族は総合病院の方が安心だと言いますが 私的には 美しく治す ということにもこだわりたかったので 話を聞きたく思っていました とても悩みましたが まず乳がん経験者の幼なじみ⭐︎ちゃんに「○クリニックで手術するのってどう思う?」反対…

  • CTの結果

    CTの結果はすぐに聞けました超巨大総合病院の場合検査や結果や診察 に何時間いえ何日も待たされることもあると聞きます私は何事もとにかくスピードだけは早く済みました これもあれこれ思い悩む暇もない感じだったので結果として良かったと思う点です 結果は乳がんの大きさは変わらずリンパ、他臓器、骨 全てに転移は見られないとの事 私的には胸骨の痛みが1ヶ月続いており 「これは骨転移では?」 とかなり疑っていたので初診から 何度もしつこく先生に聞いていました 今回のCTは3D風に見れるものだったので詳しく診て頂きましたがそれまでの病院と同じ回答で やはり気になる所見はなし 私の場合 ステージ1と2の間位で 比…

  • 乳がん告知1週間後なのにソウル旅行へ行く

    実は・・乳がんと分かった10日後位から1週間程 ソウルへ行く予定をたてていたのです GWの連休を使って娘と二人で旅行 沢山お買い物したり美味しいもの食べたりしようねって ソウルで初めてのロングステイ 娘もとっても楽しみにしていました でもこんなことになってしまい 主治医に 「もちろんキャンセルですよね」 と聞いたら 「う〜ん。でも家にいたって色々考えちゃうでしょ? 娘さんと楽しく旅行している方が気が紛れるんじゃないの? いずれにしてもまだ手術するまで時間もあるんだしね。」 私はこれまた拍子抜けしました でも...確かに家にいても暗くなるだけ... 今後どうなっていくのかもわからないし 娘と二人…

  • 痛みでMRIができない

    精密検査 告知があってから数日後にはCTとMRIの予約が入りいよいよ 本格的に初めての大病をしてしまった実感が湧いてきていました CTは造影剤を点滴しながら行います 造影剤が入る時は下半身が熱くなりまるでおもらしをした様な変な感覚がしましたが 事前に同病を経験していた幼馴染より紹介してもらった本*1で 一連の流れを勉強していたので 「これね!!」と動揺はしないで済みました シミュレーションしておくのって大事です恐怖感や不安感が起こりにくくなります CT検査は仰向けなので問題なく終了したのですがMRIは乳がんの場合はうつぶせで行うので大変でした(乳房を詳しく検査するために二つの穴があいている所に…

  • 身近にいた相談相手

    同じ病気 翌朝母から電話がかかってきました 「私昨日パパと○○ (その日泊まりに来ていた母の親友であり父の幼なじみ) にGucciのこと話したのそうしたら○○は顔を手で覆いしばらく下を向いてしまって...それからね、☆ちゃんも数年前乳がんを経験してたって教えてくれたのよ」 ☆ちゃんは○○さんの娘であり 私にとっては幼馴なじみです 親同士が仲が良いので小さいときから集まって遊んだり お互い子供が小さい頃は 親子3代で遊びに連れていったりもしました ただ転勤で離れている時間が数年あって 会えなくなっていた時期が有り その頃家族以外のまわりの人には言わず乳がんと戦っていたそうですその事実には本当に驚…

  • 乳がんと診断されたことを報告する

    母に報告 ① 乳がんと診断が出た日とても仲がよく私の一番の理解者である母に電話をかけました すると母の親友が家に泊まりで遊びにきているとのこと楽しそうな電話の向こうの声を聞いた私は せっかく楽しんでいるのにこんな話したら悪いな、と思い「あ、なんでもないの。また電話するね!」と明るく電話を切りました その後夜まで講演会の運営で遅かったので仕事をこなしちょうど終わった頃、母から電話がありました 「どうしたの?なんかとても気になって」 母親って凄いですね、なんでもお見通しです そして私は 「実はさ、このところ調子悪いから病院何件か行ってたでしょ?何日か前にしこりを見つけてしまって...乳腺科で診ても…

  • 乳がん告知直後の頃のメモ

    一番辛かった頃のメモから〜 告知からの2日間はごはんも喉を通らず 夜も眠れない。 泣いて眠っても目が覚めて。。 悪い夢でもみているみたい。 だけど何故か「なんでわたしなの?」 とは思えず、 「やっぱりわたしか。」という変な納得があって。。 暗闇に沈んでいくみたいな、、 足元がふわふわとすくわれるような、、 自分が自分じゃないみたい。 怖いただ怖い。小さい時から死んだらどうなるの? って疑問が大きくて 泣いてママの寝室へ行ったり おばあちゃまに聞いたりした。 ママは大丈夫死なないよって慰めてくれて おばあちゃまは、 「寝てる時って記憶ないでしょ?それがずーっと続くの。ただそれだけ」 ってそれを言…

  • 一生物のアドバイス

    会社の先輩で今では一生の友人となった人に乳がん告知の報告をした時 彼女がまず言ってくれた言葉があります 「Gucciちゃん 口角上げて! 笑ってるフリでもいいから笑うの そうしたら 免疫力がアップするんだって」 この言葉はその時から今まで いつも私の心の支えになっています この言葉のお陰で私は今元気でいられるのかもしれません 気分がひどく 落ちてしまった時も気分を変える良いスイッチになりました どんな時も (辛い時は特に) 口角を上げてみてください そうすると本当に何かが変わる気がするのです 当時こんな記事も興味深く見ていました 「笑うと健康になる」を遺伝子レベルで検証する|ヘルスUP|NIK…

  • 乳がんにタイプがあることも知らず

    サブタイプ 突然乳がんと告知された訳ですから当時は乳がんがいったいどんな病気なのかもよくわかっていませんでした テレビの報道で 有名人の方が乳がんで亡くなったりカミングアウトしたりのニュースを見て心を痛めていましたが知識はありませんでした もともと何かに凝りだすととことん調べたくなる性分ではあったのでとにかくネットを検索してばかり… 沢山の知識が得られるのは便利な世の中ですが怖い情報もどんどん入ってきてしまうのは考えものでもありました 針生検での一次結果で大まかなサブタイプはわかりましたが詳しいことは翌週わかるとのこと この時点では私の乳がんは 1.5cmほどの大きさのものが一つホルモン強陽性…

  • 会社にどう報告したらよいか悩む

    告知を受けた日も 午後から出社しましたとても会社へ行く気分ではなかったのですが… 夜、担当していた講演会があり どうしても行く必要がありました そして数日後には深夜のテレビ通販番組の出演も控えていました その日の出演はやむを得ないとしても これから検査や手術など いずれにしてもお休みを沢山取ることになるなんて言おう… 乳がんは女性特有の病気です しかも「がん」というと重たい病気というイメージの人が多いと思います その時の私はまだ受け入れられず 人にも知られたくないという気持ちが強かった様に思います 特に男性には家族以外絶対知られたくありませんでしたあれこれと想像されたら嫌だと思い可哀想だとか気…

  • 闇の中へ

    乳がんだとわかってから目まぐるしく 身の回りに変化が起き 昼間は慌ただしく やらなければいけないことが増えて あっという間に時間が過ぎるのですが 夜の時間はとてもとても辛かったです 今まで遠い存在だった 死というものが すぐそこまで来ている様な気がして 味わったことのない恐怖感を感じていました 死というものが 小さい頃から 本当に怖くて夜中に泣いては母に 「私はいつか死んじゃうの?」 と問いただしたこともありました 昨日まで当たり前だったことが もう手の届かない処へ行ってしまう気がしました 家族が寝静まってしまうと 自分1人が闇の中へ落ちていく感覚を味わいました 暗い暗い闇の中 奈落の底に落ち…

  • 針生検の結果

    初めての方はこちらから↓ breast-cancer.hatenadiary.com 乳がん疑いでの針生検 結果は1週間程待つことが多いようですが 私の主治医は2日で出してくれました。「丁度生検に出す人がいるからその方と一緒にだしてあげるから。 あんまりまたされるのも嫌でしょう」 助かりました。2日でも待つのは辛かったのですが。 今回の診察は夫に付き合ってもらうことに。仕事を抜け出して話を一緒に聞きに来てくれました。 私一人では抱えきれないと思ったし 先生の説明もちゃんと覚えていられるか自信もなかったのです。夫は 「大丈夫!きっとなんでもなかったってことになるよ」 と励ましてくれました。 でも…

  • ファースト•オピニオン 初診の内容

    初めての方の方はこちらから↓ breast-cancer.hatenadiary.com エコーと針生検 担当の先生は50代のベテラン男性医師でした。淡々とお話しする方ですが 顔を見てゆっくりしっかりと聞いてくださいます。顔もろくに見てくれない パソコンにだけ向かって5分と時間をかけない先生は私は安心できません。 私の症状を話すと「うん、じゃあみてみましょう」 と隣のカーテンで仕切られたスペースに横になりました。まずは、エコーで診察しました。 この時点でさっそく怪しい影が見えたみたいです。 「生検...出しておきましょうか」と言われました。(がんはエコーでギザギザとして見えるのが特徴らしいです…

  • 初めての乳腺科へ

    しこりに気づいてから 9時間後の翌日の朝 私はある総合病院にいました。 同時再建を行なっている総合病院です。乳がん術後の形成外科で有名な先生*1と提携していたので選びました。完全予約制とは知っていたのですが もしかしたらキャンセルが出るかもしれないと思って行くことにしました。 受付して事情を話し、 少しの間待っているとなんと朝キャンセルが出ていて運良くすぐ診て頂けるとのことです。思い切って来てみて本当によかった… 考える時間をあまり取りたくなかったしじっとしている位なら動いている方がましだと思っていました。 今思うと 怖いというより はっきりさせたいという気持ちが強かった様に思います。 乳がん…

  • 胸のしこりに気づいてから

    深夜 私しか起きていない部屋でまず考えたことは… 「とにかく明日は仕事を休んで朝一で診てもらう病院を探さなくては!」 ということ。時間をかけてる暇がない事をなんとなく感じていました。 すぐにスマートフォンを手に取り 家から遠くない病院を探し始めました。 今まで乳腺科について 調べた事など勿論ありませんでした。外科に乳腺科があることも知らなかったのかもしれません。 乳がんについてまったく知識が無かったのでとにかく調べました。 乳がんの手術には全摘術と温存術があり、手術の方法によって傷もまちまちであることも知りました。 調べていくうちに これから前向きに治療する為には 自分の納得する方法をしてくれ…

  • ふと、胸のしこりに気づく

    通販番組のオンエアが久しぶりに3週間程間があいた時がありました。ちょうど娘が家に居ない日があり夫がホテルのディナーを予約してくれて 久しぶりに2人で楽しく飲みました。 家に帰り 気持ちよくほろ酔いの夫は先に眠ってしまい、久しぶりに1人でのんびりした夜。 お風呂から上がってドレッサーの前に座り、 まだ痛む胸の間の辺りを鏡を見ながら触った時… 「あれ?」 左胸の中央より斜め上位の所にしこりを感じました。 その瞬間ぞーっと背筋が凍る様な感覚になり「このところの痛みや不調の理由はこれだったんじゃない?」と理解したのを覚えています。 その直後、お腹が猛烈に痛くなり急いでトイレへ そしてお腹を下してしまっ…

  • 胸のしこりに気づく前の予兆

    再婚してからも ハードなお仕事は続けていました。 前より何かと忙しくなったものの 安心感があり、落ち着ける日々。 そんなある日、 胸の間の骨の辺りに痛みを感じるようになりました。 身体を捻ったり 物を拾おうと屈んだり 寝ていて起き上がる時など 結構な痛みが走ります。 家族にも訴えていましたが キャラ的にあまり心配されず… 「だいじょーぶ??」位な扱いで 笑 ただ、仕事で移動中 地下鉄の長い階段を上がった時 息切れがして いつもそんなことなかったので やっぱり胸に何かあるのかな?と不安になりました。 そしてまずは内科へ行き レントゲンを撮りましたが異常なし。 1週間後まだまだ痛いので今度は整形外…

  • 新しい家族が出来た 再婚のこと

    ここ数回大変だったことのお話が続きました。でも、嬉しいこと楽しいこともちゃんとありました。今の夫とめぐり逢えたことです。 私達はごく近くにいたのに25年の月日を別々に過ごし、 お互い違う相手と子供をもうけ違う人生を歩んでいました。月日が流れて 不思議なご縁がありやっと出逢えた運命の人でした。 娘のことも私と一緒に引き受けてくれました。私はとても幸せな気持ちを感じていました。 第二の人生をもう一度幸せにやり直せると心から信じていたと思います。 ↓ポチ⭐︎お願いします にほんブログ村 乳がんランキング

  • 乳がんとわかるまでの暮らし…③

    前夫と別居することになり それまで主婦だった私ですが お仕事を再開することにしました。子育てでのブランクもあり不安でしたが、この先離婚する可能性も感じていたのでまずは娘の為にも収入を得る必要がありました。 今まで経験したことのない業界で 経験したことのないお仕事 とにかく頑張らなくてはと空回りしたり…なかなか思うように上手くいかない毎日。上司の強烈なパワハラに悩みながら普段の仕事をこなし、その他に24時間生放送のテレビ通販番組に出演することになりました。1時間の生放送直後には予算に対しての何千万という単位の数字に一喜一憂していました。 発覚する頃は、毎週2回深夜早朝問わず出演していたと思います…

  • 免疫力

    沢山のブログの中から 私のブログを見つけてくださってありがとうございます♡ 私がステージ4の乳がんになってから 1番気をつけていることはとにかく 免疫力を下げないということです。 今もそれは続けていますし、 これからも一生頭から離れることはないと思います。 一つ一つのしてきたことは これからゆっくりまとめて行きたいと思っています。 気が向いたらお付き合い頂けたら嬉しいです♡ ↓ポチ⭐︎お願いします にほんブログ村 にほんブログ村 乳がんランキング

  • 乳がんとわかるまでの暮らし…②

    前夫とは、その後色々と話し合い、 ビジネスを立て直すまではお互い実家に戻り別居をすることになりました。 ビジネスのことが問題無ければ夫としても父親としても本当にいい人だったので すぐに離婚とは考えませんでした。 頑張ってほしいからこそ、側にいると言い合いになってしまって平行線のままだったのでこれしか選択肢がありませんでした。 娘が小学校3年生の頃ですから 乳がんとわかるまであと8年というところ。 がんは急に出来るものでは無く10年くらいかけてゆっくりと成長していくと言われています。 この10年はとにかく怒りや不安や悲しみを感じることの多い期間でした。 何事もマイナスに考えてしまい、心が病んでし…

  • 乳がんとわかるまで暮らし…①

    怒りの感情と免疫力 病気が見つかるまでの私の暮らしは、結構波乱万丈でした。 私は離婚を経験しています。 28歳で結婚して29歳で娘を授かり 暫くの間は悩みもなく楽しく暮らしていました。 娘が産まれてからは新しい生活は1つ1つ楽しく、妻としても母親としても人としても経験を深めていき順風満帆だったと思います。 前夫は自営業を営んでいて、生活も今思えば贅沢をさせてもらっていました。 ところが、娘が小学校に上がって暫くしてからリーマンショックや震災など前夫の仕事には痛手となる状況が続き、前夫の会社の状況も思わしくない状況になっていきました。 当時、前夫はそれをかなりのギリギリまで私達に隠していました。…

  • はじめに…

    このブログを書き出すまでにとても時間が掛かりました。 なぜならここに来るまで様々な事が起き、その度に感情が交差して自分でもこれから一体どうなるのか皆目検討がつかなかったからです。 最初はすぐに書きたくて 「同じように悩んでる方と交流出来たらきっと頑張れるはずだ!」と思っていたのですが… 本当に私の人生は昔から何かある。 山あり谷あり。 だから、よく癌になると 「何故私なの?」と思ったと聞きますが私は 「やっぱり私に来たか!!」 と第一に思いました… 神さまは乗り越えられない試練は与えないといいます。 しかし私は普通の人が経験しないまま生活していけるはずのところを あれこれやらかすのが運命みたい…

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