ロワールのシュナン・ブランですが、IGP(Indication Géographique Protégée)ヴァル・ド・ロワール(Val de Loire)と広域のものです。ただ、ロワールの白の中でもシュナン・ブランとソーヴィニヨン・ブランの地域はだいたい分かれていて、作り手の場所の近しいAOCを見る
ワインについての自分用備忘録。Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。その「偉いワイン」に出会うための日々のワインの記録。
Zacharias Omikron Roditis-Moschofilero 2022
カルディで珍しくギリシャのワインが置いてました。品種はロディティスにモスコフィレロ? とにかく飲んだことがない品種なので面白そうです。PDO(Protected Designation of Origin=保護原産地呼称)は書いてありませんね。また指定品種じゃないのでPDOの条件を満たさない
Concha y Toro Casillero del Diablo Pedro Jiménez Reserva 2021 D.O. Valle del Limarí
チリ最大手コンチャイトロの人気シリーズ「カシジェロ・デル・ディアブロ」は結構どこにでも置いていますが、近所のスーパーで「ペドロ・ヒメネス」なる白ワインを見つけました。これはなかなか珍しいんじゃないかとゲットしてみました。ペドロ・ヒメネスというとスペインの
Cartuxa EA 2017 Vinho Regional Alentejano
ポルトガルの赤ですが、シンプルなラベルデザインが目に留まりゲットしました。産地はアレンテージョ。リスボンより南に広がる広大な産地で最近よく見かけるようになってきました。今日のワインは DOC Alentejo ではなく、広域の Vinho Regional Alentejano、いわゆる IG(In
Domaine de Rochebin Bourgogne 2020 Pinot Noir Vieilles Vignes
これも京都に昨年末新しくオープンしたワインショップ(WineRoom17)を覗いたときに見つけたものです。高騰するブルゴーニュの中では抜群のコスパと激推ししてあったので試してみようと思います。調べてみるとブルゴーニュでもマコネ(Mâconnais)にあるドメーヌのようです
Cantina Europa Roceno Nerello Mascalese 2021 Terre Siciliane IGP
シチリアの代表的な黒品種のひとつ、ネレッロ・マスカレーゼ(Nerello Mascalese)ですが、なぜか今まで試したことがありませんでした。もしかしたらブレンドで口にしたことがあったかもしれませんが、モノセパージュは今回がはじめて。京都に昨年末新しくオープンしたワイン
Cloudy Bay Sauvignon Blanc 2022 Marlborough
オーストラリア、マールボロの代表的作り手、クラウディベイです。過去にピノ・ノワールは試しているんですが、やはりニュージーランドのソービニヨン・ブランが国際的評価を受けた立役者のひとつであるクラウディベイ、そのソーヴィニヨン・ブランを試さない訳にはいきませ
Gallina de Piel Roca del Crit 2020 DO Empordà
リカマンの店頭で「幻のミシュラン三ツ星レストランの伝説的ソムリエが手掛ける…」という謳い文句がPOPに踊っていました。いつもながら大袈裟なんだろうな~と疑いの目でみていましたが、スペインのカタルーニャ州じゃまだ試したことのないDOエンポルダ(Empordà)という原
Viña del Nuevo Mundo Conde José Reserva Privada Carmenere 2021 Colchagua
近所の百貨店で見たことのないカルメネールを発見しました。チリワインはカベソーばかりが入って来ることが多く、カルメネールがあっても極安モノだったりするのですが、久々の新着カルメネールのようです。こりゃあ試さんといかんでしょ!ということですぐさまゲットです(
シャンドン・オーストラリアです。シャルドネにピノ・ノワールの瓶内二次発酵の本格派スパークリングワインですが、「シャンドン」という名前にピンときますよね。あのドン・ペリニヨンのモエ・エ・シャンドン社(Moët & Chandon)は早くから海外生産に乗り出し、今日のオー
Twomey Russian River Valley Pinot Noir 2016
シルバーオーク(Silver Oak)のダンカン・ファミリーはナパのカベルネ・ソーヴィニヨンを代表する造り手。そこがカベソー以外を追求するために展開するのが今日のトゥーミー(Twomey)になります。過去にメルローを試していますが、ペトリュスの醸造家がペトリュスのクロー
Invincible núnero um Vinho Branco 2021 Douro DOC
ポルトガル、ドウロ(Douro)の白を試します。ドウロはワイン産地としては Porto e Douro(ポルトとドウロ)と呼ばれ、ご存知ポートワイン(ドウロで造られる酒精強化ワイン。甘口、高アルコール。)がメインという印象です。そういうこともあってか、過去に試したのも辛口赤
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ロワールのシュナン・ブランですが、IGP(Indication Géographique Protégée)ヴァル・ド・ロワール(Val de Loire)と広域のものです。ただ、ロワールの白の中でもシュナン・ブランとソーヴィニヨン・ブランの地域はだいたい分かれていて、作り手の場所の近しいAOCを見る
ポルトガル、ダンの白です。ダン(Dão)DOC(Denominação de Origem Controlada)は80%が赤ワインらしいのですが、エンクルザード(Encruzado)という地元ダンを代表する白の高級品種を持っています。以前にエンクルザードのモノセパージュは試しているんですが、今日は
スーパーで見つけたDOウティエル・レケーナのボバル(Bobal)。ウティエル・レケーナと言えばボバルだな…久しぶりに試しましょうか…ということで本日抜栓したんですが、コルクのデザインになにか見覚えがあり「ボデガス・ノドゥス」とあります。これ、以前に試したボバルと
メドック格付け第3級、シャトー・マルキ・ダレーム(Château Marquis d’Alesme)です。これで格付け61シャトー制覇です。セカンドでもオッケーというユル~い制覇ですが(笑)。オーナーも変わったりとかで日本ではなかなか手に入りにくいワインだそうですが、意を決して
最近サヴォワ(Savoie)やビュジェ(Bugey)のワインを久しぶりに掘り下げていると、AOCセイセル(Seyssel)が課題として残っていることを思い出しました。2009年にクレピー(Crépy)が Vin-de-Savoie軍団の軍門に下ったので、セイセルのみが単独名のAOCで残っています。と
おなじみチリの安旨ワイン、コノスルですが、「Unoaked Chardonnay」(オーク樽を効かせていないシャルドネ)というのを見つけたので買ってみました。いつもながらのお洒落な自転車のイラストも目を引きましたし。しかし、「樽を効かせていない」ということは通常のシャルド
スーパーでよく見かけるスペインの白ワイン。ミツバチのイラストがあり「クラモール」という名前で、他に赤とロゼもあります。赤は雄鶏、ロゼはロバのイラストです。「クラモール」というのが畑のある所の地名のようです。カタルーニャ州のDOクステス・ダル・セグラ(DO Cost
ビノ・デ・パゴ、VP(Vino de Pago)という「スペインの最高格付けワイン」があります。過去いくつか試しているんですが、前にも試したことのあるカスティージャ・ラ・マンチャ州のラ・ハラバ(La Jaraba)というビノ・デ・パゴがまたリカマンに並んでました。前に試したのが
シャトー・リヴェルサン。オー・メドック、クリュ・ブルジョワなボルドーですが、例によってコストコにて発見しました。またありきたりのボルドーかと思うと、コストコには似つかわしくない(失礼!)しっかりした品の良いラベルとキャップシール。1000円ちょっとという価格
スペインはDOフミージャ(DO Jumilla)のモナストレル(Monastrell)になります。スペイン南東部の地中海に面したムルシア州(Región de Murcia)にある産地で正にモナストレルが有名です。モナストレルってムールヴェードル(Mourvèdre)のことなんですけどね。ずいぶん前
ロワールのトゥーレーヌのピノ・ノワールなんですが、ヴァン・ド・フランス(VDF)、いわゆるフランスのテーブルワインになります。ラングドックもそうですが、AOCの規定が地元の特色のある品種に偏っていて、国際品種を使うとすぐにIGP(Indication Géographique Protégé
急にローヌの白が飲みたくなりました(笑)。できれば、昔の記憶でも印象的だったシャトーヌフ・デュ・パプの白を。しかし…シャトーヌフとなるとどれもいいお値段ですね~。ということで、シャトーヌフの作り手のコート・デュ・ローヌの白を狙うことにしました(笑)。で、
コストコで見つけたんですが、イスラエルのワインになります。たま~にイスラエルのワインが並んでるので、コストコってジューイッシュ系の会社なのかなと調べてみましたがわかりませんでした。コストコはシネガルエステートワイナリーを持ち自らワインづくりをするくらいで
ルーセット・ド・サヴォワ(AOC Roussette de Savoie)です。サヴォワ(AOC Savoie / Vin de Savoie)のワインはクレマン(Crémant de Savoie)も含めちょこちょこ試してきていますが、ルーセット、すなわち正式名称アルテス(Altesse)は5年ぶりです。久しぶりにサヴォワ
ブルゴーニュ、コートドールの村名、それもジュヴレ・シャンベルタンなんて開けるのは何年ぶりでしょうか。上等ブルゴーニュの代替になるような偉いピノ・ノワールを新世界なんかで探したりしていますが、やはり本場の貫禄に比肩するようなものはなかなか出会いません。そう
コストコのプライベートブランド、カークランドシグネチャー(Kirkland Signature)の、例によって生産者が謎のボルドー・シュペリュールです。この手のコストコワインはハズレが少なく、めずらしくメルローではなくカベルネ・ソーヴィニヨン多め(70%と裏ラベルに表記)と
オーストラリアのシラーズです。王道ですね。オーストラリアにはペンフォールズやヘンチキなどの有名どころ以外にも数多くのシラーズの作り手がいます。中には「偉いワイン」も必ずあるはずですから、少しづつでも新しい作り手を試していかなくてはならないと半ば使命感にな
AOCビュジェ(AOC Bugey)です。過去にも一度試したことはあるんですが、当時はあまり深堀りできていなかったので改めて記事を書くためにお試しです(笑)。隣のサヴォア(Savoie)は割と試しておりまだ少し解像度はあるんですが、未飲のセイセル(Seyssel)の泡やルーセット
カンパニア州の白、ファランギーナ(Falanghina)という品種です。以前にもサンニオ DOC(Sannio DOC)の白ワインでグレコ(Greco)を試してるんですが、今日のこのワインも同じ地域からなのに、なぜかファランギーナだけ「ファランギーナ・デル・サンニオ DOC(Falanghina d
巷ではボジョレー・ヌーボーが安売りされる季節になってきました(笑)。同時期に仕入れられたイタリアの新酒ノヴェッロ(Novello)もそれらに交じって売られています。今日のこのワイン、お安いからではなく、コッリ・エウガネイDOC(Colli Euganei DOC)というのが気になっ
日本カルメネール振興協会の活動のひとつに、巷で手に入るあらゆるカルメネールの味見をするというのがあります(笑)。それを皆様にご紹介することで、もっとカルメネールを身近に感じてもらおうというわけです。今日も今日とて、まだ試していなかったワンコインのバラエタ
魚のラベルの白ワイン。同じシリーズでエビのイラストのバージョンもあるようです。また、牛と鶏の赤ワインもラインアップされているので、どうやらラベルでペアアリングする食事をお勧めしているようです。しかし、ラベルはイラストのみで説明は全くなし。おもしろいですね
ブルゴーニュの白も無慈悲に高騰している今日この頃ですが、同じブルゴーニュでもマコネ(Mâconnais)という選択肢はアリだと思われます。AOCマコンもまだまだ手頃でいいんですが、マコネにはプイィ・フュイッセ(Pouilly-Fuissé)ほか名高いAOCもいくつかあるわけで、今日
バロン・フイリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チレのシャルドネをいただきます。レセルバですから普通のMAPUよりちょっといいやつだと思われます。少し前に普通のMAPUのソーヴィニヨン・ブランを試しています。マプ・シリーズを攻略しているわけではなく、例によってワ
ニュージーランドのピノ・ノワールは経験上間違いないものが多いんですが、最後に飲んでから3年かな? ずいぶん間が空いてしまいました。かといって今日は取って置きのを抜栓するわけではなく、リカマンのセール品で見つけたものです(笑)。ネット価格の半額以下だったので
去るゴールデンウィークは金沢に行ってきました。現地のワインショップにてゲットしてきた能登ワインのヤマソーヴィニヨンを抜栓したいと思います。震災の支援というわけではないですが、石川県のおいしいものなどたくさんいただいてきました。実は3月16日に敦賀まで延伸した
リカマンで特売になっていたスペインのDOカリニェナ(DO Cariñena)のワインです。「覆面ワイン」と銘打って、オーク樽で60ヶ月熟成したグラン・レセルバが作り手の名前を伏せて大手ワイナリーから格安で入ったとのこと。贅沢な造りのワインがお安いのはいいんですが、これ
ボトルの形も変わってるし、このラベルデザイン、ウィスキーかと思ったらポルトガルのワインでした。ヴィニョ・レジョナル(Vinho Regional)ペニンスラ・デ・セトゥーバル(Península de Setúbal)のワインで、品種はアリカント・ブーシェとあります。フランス産とアメリ
毎年5月の第1金曜は「国際ソーヴィニヨン・ブランの日」だそうで、去る5月3日はソーヴィニヨン・ブランをいただきました。ただ、普通にロワールやニュージーランドを選んでも面白くないので、なんとドイツのソーヴィニヨン・ブランを見つけてきました。珍しいのでは?作
ビニャ・エスメラルダの白。すごく昔からある安旨ワインではないでしょうか。記憶が正しければ1992年のバルセロナ五輪でバルセロナに長期出張していた頃、現地人に勧められてよく飲んでいました。まだワインなんて嗜んでいなかった頃ですが、うまいなぁ~なんて言いながら皆
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランなんですが、このKONOというやつはずいぶん前からリカマンに売っています。5年以上前ですが、ここのピノ・ノワールは試しています。今回ソーヴィニヨン・ブランを手にしたのは、アプリで検索すると異様に評価が高かったからです(
南アフリカのカベルネ・ソーヴィニヨンなんですが、これをお試しすることにした理由は、店頭のPOPにまんまと乗せられてしまったのと(笑)、ウェリントン(Wellington)というW.O.(Wine of Origin)がお初だったことです。まあ、ワインは一期一会。きっかけなんていろいろ(
定番ワンコイン、コンチャイトロのフロンテラです。実家で夕食なんてことが続いたのでワイン持参で行くのですが、飲むのは自分だけなのでこういうお手軽なやつで済ませます。いつもカルメネールなので今日はメルローをお試し。どれでもそこそこ美味しいのではと想像します。
定番ワンコイン、コンチャイトロのフロンテラです。実家で夕食なんてことが続いたのでワイン持参で行くのですが、飲むのは自分だけなのでこういうお手軽なやつで済ませます。いつもカルメネールなので今日はカベルネ・ソーヴィニヨンをお試し。どれでもそこそこ美味しいので
ジャン・クロード・マスさん率いるドメーヌ・ポール・マスのカリニャンです。ちょっと前に同じコーテ・マスのシリーズのヴィオニエを試していますが、今度はカリニャンです。なにせ今回のコレも近所の百貨店のワインコーナーで買ったワインくじですから。ええ、ハズレですと
ロベール・シリュグは過去にブルゴーニュ・ルージュを試していますが、なかなか傑出した作り手という印象。特級グラン・ゼシェゾー(Grands Échézeaux)ではありましたが、漫画「神の雫」の「第十の使徒」の作り手ですからね(笑)。今回はさらにローエンドのブルゴーニュ
濃いめの白ワインですが、「サンジョヴェーゼのブドウを白ワインに仕上げました」と書いてあります。過去にもカベルネ・ソーヴィニヨンやカルメネールの白っていうのを試していますが、どれもなかなかのレベルでした。シャンパーニュのピノ・ノワールなど、黒ブドウで作る白
アルザスのゲヴュルツトラミネールをいただきます。グラン・クリュもいくつか所有している歴史のある作り手のようで、そのグラン・クリュではないもののアルザスの高貴品種のひとつゲヴュルツトラミネールということは、すなわちええ感じなわけです(笑)。コルマールの南、
やまやで普通に売ってるチリのタバリのピノ・ノワールですが、ネックにパーカーおじさんの91点のシールが貼っています。円安で輸入品が高騰する昨今、ブルゴーニュのピノ・ノワールなんてそれ以上に高騰している感じでなかなか手が出ないですが、お手頃優等生のチリのピノと
ピレニーズ(Pyrenees)というGI(Geographical Indication)がオーストラリアのヴィクトリア州にあるのは近隣のワインを試したりして知っていました。コストコで、そのGIのその名もブルー・ピレニーズ・エステートというワインを見つけたので思わず手に取りお試しと行きます