デートの際に、「吉野家か松屋、どっちがいい?」って訊くじゃないですか。そしたら「どっちでもいい」って答えられるじゃないですか。困りますよね。 直説法と接続法がややこしいのも、まさに、こういうケース。直説法も接続法も両方使用可能だけど、それぞれ意味が異なる、という場合が結構あります。そういう意味で、恋とスペイン語は似ていると言えましょう。 直説法と接続法、なんでこんなややこしいシステムを作ってしまっ
直説法と接続法を使い分けるのが難しい。じゃあなんとかしよう。ということで始めたこのシリーズ、これまでに扱ったのは、以下の三点の問題でした。 「法」とは? → 話をしている時の態度 直説法ってどういう態度 → 話している内容が事実であると強く主張 接続法 → 話している内容が事実であることを主張しない、事実関係に立ち入らない。あと、基本的に、従属節の中でのみ使おうね。 こんなところでしょうか。詳しく
その 1 では直説法とは、「話している内容が事実であるとゴリ押しするモード」としました。このゴリ押しという、ニュアンスのせいで、直説法の活用形は、querer que のような願望を表す節の中や、ordenar que のような命令を表すフレーズの中では使えないのでした。 接続法の一面の本質として、そうした直説法が使用不可能な環境で、直説法の代わりに使うための活用形、という性質があります。今日は接
気軽に外に行けないので、じっくり腰を据えて接続法を学ぶシリーズの第一弾です。接続法はやろうと思えば、ある程度まではパターンの丸暗記とか、「直説法は本当、接続法はウソ」式の漢気溢れる理解でもさばけるっちゃさばけるのですが、その本質を深く理解しておかないとかならず頭打ちになります。それに、なにより、ここがわかると一気にスペイン語が生き生きとしたものに思えるはずです。というわけで、お付き合いください。本
楽しみにしていた年度末のスペイン出張が立ち消えとなり、当初はぶーたれていたのですが、いや、行かなくてよかったよ、本当。という感じです。ただまあ、スペインについてはここ数日、感染数が減っているようで。これが終息の兆候だといいのですが。 さて、新年度が始まりました。昨日で締め切りラッシュが終わったので、通常であれば授業の仕込みをするという段階なのですが、まあ、こちらもてんやわんやです。なぜかというと、
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