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アズ動物病院の雑学メモ http://azvet2.blog.fc2.com/

海外14国を放浪し、海外の動物園、水族館で研修後、日本の動物園、水族館に約10年勤務し、イルカ、サメ、ゾウに麻酔したり、治療していました。沖縄、東北の動物病院で勤務後、大阪出身ですが、現在、秋田市で動物病院を開院。色々な情報を書いています。

スナフキン
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秋田市
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高槻市
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2019/11/22

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  • 獣医の歴史(1)ー大先輩『大国主命』-道後温泉

    日本の獣医の大先輩は、【鰐(サメ)】に皮をはがれた【因幡の白兎】の治療した、『大国主命』です。そして、『大国主命』は、小さな神様『少彦名命』と一緒に、人と家畜の病気の治療法と、鳥獣と昆虫からの災いを、払うためのまじないを、研究しながら、日本全国を、自由旅をしたそうです。そして、愛媛県【道後温泉】付近を、旅していた時、『少彦名命』が、急病で倒れたそうです。そのため、『大国主命』は、愛媛県【道後温泉】...

  • ドッグトレーナーの歴史

    日本のドックトレーナーの歴史は、『仁徳天皇』の治世の時、百済から来日したドッグトレーナーが、黒ブチの鷹狩専門の使役犬『とまほこ』を、連れてきた事から始まり、次第に、専門職となり、朝廷に仕える鷹犬の飼育を担当する、【犬飼(犬養)】という専門職が出来て、江戸時代には、【犬牽(いぬひき)】と、呼ばれるようになったそうです。1789年ー1801年に活躍した【犬牽】『水野伝十郎』の、鷹犬飼育指南書【鷹犬見立仕...

  • Barbourula kalimantanensisー肺が無いので有名なカエル?-それ本当?

    【Bornean Flat-headed Frog(Kalimantan Jungle Toad)学名:Barbourula kalimantanensis】は、インドネシアのカリマンタン(ボルネオ)島の川の急流で、1978年、インドネシア出身の科学者『Djoko Tjahjono Iskandar』によって、1匹の雄が発見され、1995年、『Djoko Tjahjono Iskandar』によって、同じ場所で、1匹の雄が、採集されました。そして、2008年、シンガポール国立大学の『David Bickford』らが、別の場所...

  • シャチのオールド・トムの話

    10月18日の今日、オーストラリアで、クジラ祭りが開催されます!オーストラリアの南東の海岸沿いにある町のEdenでは、毎年10月頃になるとクジラ祭り(Whale Festival)があり、パレードや屋台が出て賑います。その祭りの主役のクジラは、シャチだそうです。今年は、10月18日から20日まで、開催するそうです。Edenは、「くじらの町」で、ザトウクジラが南氷洋から北上してくる通り道だったので、1930年頃まで、シャチが...

  • ウッカリカサゴ-灯台下暗し

    カサゴ(Sebastiscus marmoratus)は、日本各地沿岸に広く分布し、水深の浅い岩礁域や消波ブロックの陰などに生息しています。そして、日本の沖合の水深100m位に、生息するカサゴがいたのですが、日本の魚類学者からは、注目される事もなく、同種と考えられていました。しかし、1978年、長崎で調査していた、ソビエト連邦(現在:ロシア)の魚類学者『V.V.Barsukov』と『Lo-chai Chen』が、水深の浅い所に生息するカサゴと...

  • 1卵性2千生児のキンウワバトビコバチ(3)-クローン…それぞれの役目

    多胚生殖とは人の一卵性双生児の様に、1つの卵が、2つに分かれる、あるいは、分かれた胚が、更に2つ以上に分かれ、それぞれが、別々の個体として、成長する生殖方法だそうです。多胚性寄生蜂のキンウワバトビコバチ(Copidosoma floridanum) は、1つの卵から、遺伝的に【完全同一(クローン}】の、1卵性2千生児となるそうです。キンウワバトビコバチ(Copidosoma floridanum) は、寄生宿主内に、受精卵と未受精卵を、同時に産...

  • 1卵性2千生児のキンウワバトビコバチ(2)-宿主の免疫をだます分子擬態

    多胚性寄生蜂のキンウワバトビコバチ(Copidosoma floridanum) は、中型の蛾のイラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、ミツモンキンウワバ(Ctenoplusia agnata)、ガンマキンウワバ(Autographa gamma)の卵に寄生し、寄生された蛾の卵が、孵化した後、キンウワバトビコバチは、寄主幼虫(宿主)体内で、成長するそうです。しかし、寄生された蛾の卵にも、免疫機能があって、普通は、外から入ってきた異物は、排除されるのですが、キン...

  • 1卵性2千生児のキンウワバトビコバチ(1)

    自分が勤務していた大森山動物園で飼育していた、コモンマーモセット(Callithrix jacchus)は、毎回、双子を産んでいたので、どんどん増えていって、嬉しいと喜んでいましたが、コモンマーモセット(Callithrix jacchus)は、2卵性双生児を生むのが、普通だそうです。ちなみに、哺乳類のココノオビアルマジロ(Dasypus novemcinctus)は、常に、1卵性4つ子を、産むそうです。偶発的でなく、確実に1つの受精卵が、2つ以上に、...

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