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アズ動物病院の雑学メモ http://azvet2.blog.fc2.com/

海外14国を放浪し、海外の動物園、水族館で研修後、日本の動物園、水族館に約10年勤務し、イルカ、サメ、ゾウに麻酔したり、治療していました。沖縄、東北の動物病院で勤務後、大阪出身ですが、現在、秋田市で動物病院を開院。色々な情報を書いています。

スナフキン
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秋田市
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高槻市
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2019/11/22

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  • カビの野望

    虫が、他の虫や人を支配する事は、以前書いたことがありますが、カビも、虫を支配する事があります。2024年、アメリカでは、221年ぶりに、周期ゼミ「13年ゼミ」と「17年ゼミ」の発生が、重なったので、「セックスゾンビ菌」に感染したセミが、大発生したそうです。「マッソスポラ菌(Massospora cicadina)」は、ハエカビ目ハエカビ科に属する、特定の種類のセミ(周期ゼミ)に感染する真菌で、「セックスゾンビ菌」と...

  • これは?(40)-カメ?カエル?(14)

    これは、何?カメの子供?正面から見るとはやりカメ?持ちやすい?よく見ると、カメではない?実は、西オーストラリアに生息している、夜行性の、【カメガエル(Turtle frog)(学名:Myobatrachus gouldii)】です。ちなみに、カエルと言えば、後足を使ったジャンプのイメージがありますが、後足が弱いので、ジャンプすることが出来ません。普通のカエルは、後足で、地面を掘りますが、カメガエルは、後足が弱いので、前足で掘る...

  • 常識外れの硬い虫

    普通、虫は、手や足でつぶす事が、出来ると考えますが、とても硬くて、つぶせない虫もいます。北アメリカの西海岸のナラの木に生息する、コブゴミムシダマシ(Phloeodes diabolicus)は、英語で、「diabolical ironclad beetle(鋼鉄で武装した甲虫)」と言う様に、外敵から身を守るために進化して、外骨格(皮膚骨格)は、ものすごく強度が高く、車にひかれても潰れないので、標本をつくる時に刺す鋼鉄製のピンが、刺さらないそう...

  • これは?(39)-魔王?-mantis(13)

    これは、何?インド、ミャンマー、ベトナム、中国南部などに生息する、マオウカレハカマキリ(Parablepharis kuhlii)です。真正面から見ると、魔王の様と言いう事で、マオウと言う名前だそうです。生息地でもめったに見ることができない、非常に珍しい種類のカマキリだそうです。YOU TUBEで、動いているマオウカレハカマキリが、見れます。(続く)...

  • 武田信玄の苦手な物

    数日前、TV番組【ぽかぽか】で、歌手、レーサーの『近藤真彦』が、「この世で、鳥肌が、立つほど苦手な物は、芋虫(毛虫)。」と、言っていました。その事を聞いて、ある事を思い出しました。戦国大名『織田信長』や『徳川家康』は、『武田信玄』の事を、一番恐れていたと言われています。そして、戦国最強の『武田信玄』が、ものすごく怖いものが、あったそうです。それは、『上杉謙信』ではなく、芋虫(毛虫)。見るのも触るのも...

  • 女王蜂(3)-悲しい宿命(2)-避けられない運命の鳴き声:クワッキング、トゥーティング

    【queen piping(女王蜂の鳴き声)】は、【クワッキング(quacking)】、【トゥーティング (tooting)】、【シュリーキング (shrieking)】の3種類の鳴き方が、あるそうです。【王台】の中の数匹いる女王蜂候補幼虫の中で、最初に羽化した新女王蜂は、巣の中を歩き回りながら、時々、立ち止まって、巣に、胸部を押し付けて、胸部の筋を収縮させ、胸部で共鳴させることにより、「トゥー、トゥー、トゥ ー」と聞こえる、【トゥーティ...

  • 女王蜂(2)-悲しい宿命(1)

    ミツバチは、個体数が多くなると、【分蜂(巣分かれ)】と言って、一定数の個体が巣を出て、他の場所に巣をつくるそうです。そのため、【分蜂(巣分かれ)】の準備段階として、新しい女王蜂の誕生させるため、巣の中に、複数の【王台】と呼ばれる、特別な部屋が作られます。盛り上がっているのが王台ちなみに、卵を産むのは、女王蜂だけで、数多く産み落とされる卵のうち、女王蜂になれるのは、【王台】に生みつけられた卵のみです...

  • ハチミツの収穫方法(2)-日本の養蜂の歴史(4)-女王蜂(1)

    古代ギリシャの哲学者『アリストテレス』は、女王蜂のことを、雄と考えていたそうです。ちなみに、1586年、スペイン人の『Luis Mendez de Torres』は、女王蜂が、雌という事に気づき、発表しましたが、確実な証拠が得られませんでした。そして、顕微鏡を解剖に使用した最初の人物の、オランダの生物学者『Jan Swammerdam』により、顕微鏡解剖によって、女王蜂が、雌という事が確認され、『Jan Swammerdam』の女王蜂の解剖スケ...

  • ハチミツの収穫方法(2)-日本の養蜂の歴史(3)-ニホンミツバチとセイヨウミツバチの違い

    日本では、蜂蜜の採取には、古来よりニホンミツバチを、利用していましたが、1877年より、より多くの蜜を採集する、セイヨウミツバチを、ヨーロッパから導入しました。ちなみに、ニホンミツバチとセイヨウミツバチとの見分け方法は、働き蜂の腹部の色を比較すると、ニホンミツバチは、全体が黒い色をして、白い縞模様が目立ち、尾が、白と黒の縞模様で、セイヨウミツバチと比べると、小柄で、群れの数は、約数千ー2万匹で、1...

  • ハチミツの収穫方法(2)-日本の養蜂の歴史(2)-藤原宗輔と貞市親子の活躍

    奈良時代には、中国、韓国などから、貴重品として、ハチミツが輸入されていました。平安時代の【今鏡】、【今昔物語】、【十訓抄】、【古事談】などには、ハチが飼われている記述があり、当時は非常に高価で貴重なハチミツやハチの巣が、宮中へ献上されていたそうです。【十訓抄】、【古事談】によると、太政大臣『藤原宗輔』の趣味は、自然と音楽だったそうです。特に、ハチが好きで、多数の個体を飼育していて、特徴ある個体には...

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