こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・栃木編は2回目のアタックを続けています。かつて坂東で起きた大きな争乱を鎮めた人物が構えた山城は明治に入って神社に変わり、そして現代では映画のワンシーンにもなっていました。 コース：9 松風のみち 日程：2025年6月1日（日） 距離／コースタイム：7.3km／3時間10分 アプローチ コース8を終えてから連絡道を通って田沼駅まで到着していて、ここから連続でアタックします。もちろん東武線でアクセスするのでも問題ありません。 起点〜唐沢山神社 起点・田沼駅は無人駅で、構内のトイレを拝借しました。さあ、気分も新たにコース9をスタートしましょう。 駅からロ…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・栃木編は2回目のアタックに挑戦します。前回のアタック後、2月の降雪を回避したところ3月に筋肉系のトラブルに見舞われ、4月はリハビリ。5月に入って走り込めるようになって今回ようやく再開となりました。 かつて足利氏が根ざして活躍し、その名が遺る街からもう一度走り出します！ コース：8 マンサクの花咲くみち 日程：2025年6月1日（日） 距離／コースタイム：14.0km・4時間40分 アプローチ 東武線特急りょうもうで足利市駅へやってきました。前回は南口からバスに乗りましたが、今回は北口へ出ます。 渡良瀬川を越えるための橋は工事中です。 歩行者はこの仮…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・栃木編は1回目のアタックをしています。山奥に佇む山寺を後にしたらもう一段標高を稼ぎます。そこで辿り着く山頂ではパノラマの眺望が望めて感激です。それからご当地アルプスの縦走路を進みました。 コース：7 歴史のまちを望むみち 日程：2025年1月18日（土） 距離／コースタイム：9.0km／3時間50分 アプローチ コース6とコース7は行道山浄因寺で接しています。筆者はコース6から踏破してきたので、浄因寺へ到着した後にリスタートしました。 起点〜行道山 起点・行道山浄因寺では立派な本殿を期待していたのですが、それらしきものが見当たりませんでした。コース…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・栃木編の栄えある第一歩は足利市で踏み締めました。本来、栃木県コースは日光市足尾から始まるのですが、このエリアはやや標高が高く積雪や凍結が想定されることから、まずは県南部の「鉄道沿線エリア」を攻めることにしました。（エリア区分はプロローグをご覧ください） コース：6 山なみのみち 日程：2025年1月18日（土） 距離／コースタイム：8.5km／3時間55分 アプローチ 足利には駅が2つあり、筆者は東武線を利用するため足利市駅へやってきました。JR足利駅でも下記のバスは通るのでアクセス可能です。 ここから「あしバス・アッシー」を利用します。南口が乗り…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道の挑戦は5つ目の県に踏み込みます。まずは栃木県コースの全体像を俯瞰してみましょう。 栃木県コースの概要 西部（左側）の中段からコースは始まり、南部をなぞるように進んだ後、茨城県へ繋がるのですが、その前に東部を北上して福島県が見えるところまで行きます。総踏破距離は一都六県中最長の389.1kmで全36コースです。通行状況（2025年1月時点）としては、コース24の「お山巡り」が部分的に不通ですが、通行止めのコースはありません。 筆者はコースを独自に3分類して以下の通り命名しました。ちなみに鉄道沿線エリアとはJR・東武・真岡鐵道の駅を繋いで進むことにより…

こんにちわ、うちだまです。 前回の記事までで群馬県全コースを踏破できました。みなさんには筆者とともに旅していただき、ありがとうございました。この記事ではこれまで挑戦してきた足跡を振り返りたいと思います。 コースの振り返り 踏破距離：355.3km アタック回数：18回 アタック期間：2020年12月8日〜2024年12月8日 最短区間：1 三波石峡のみち・5.0km 最長区間：30 寝釈迦のみち・20.4km 最高地点：35 黒檜山から花見ヶ原へのみち・赤城山（黒檜山）1,828m 踏破距離もアタック回数も神奈川・東京・埼玉と比べて格段に増えました。アタック期間の中には中断期間を含みますが、開…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は18回目のアタックを進めています。いよいよ群馬県最後のコースに入ります。長い道のりの苦労とは裏腹に、最後の起点に立った筆者の心境はいつもと変わりありません。ここは草木湖マラソンとルートが重複するそうで険しい道でした。また、湖の手前にある不動滝は初冬の冷え込みがよく似合う物静かな佇まいで、十分な水量がある綺麗な滝でした。 コース：31・草木湖をめぐるみち 日程：2024年12月8日（日） 距離／コースタイム：10.0km／2時間30分 アプローチ 前回、コース28を踏破して東運動公園に到着しています。ここがコース31との接点となり、そのまま起…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は18回目のアタック中です。草木湖エリアの小中大滝を制して下りてきましたが、小中駅から次の起点となる花輪駅へ向かいます。この地域はかつて銅を運ぶための街道が通っていて、花輪はその宿場町のひとつでした。その面影を残す小さな町はふたりの偉人を輩出しています。 コース：28・童謡のふるさとを訪ねるみち 日程：2024年12月8日（日） 距離／コースタイム：7.1km／2時間30分 アプローチ 通常、花輪駅へはわたらせ渓谷鐵道を利用してアクセスすることになりますが、筆者は前回小中駅に到着しているので、そこから繋ぎます。 コース29を終えたのでそのまま…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は18回目のアタックに臨みます。群馬県コースも残すは草木湖エリアのみとなりました。このアタックで一気に踏破を狙います。今回のコースは事実上、路線バスが利用不可能な地域にあります。標高を500mほど上げないといけませんが、その先に待っていたのは爽やかな感動でした。 コース：29・大滝へのみち 日程：2024年12月8日（日） 距離／コースタイム：7.4km／2時間30分 アプローチ 今回は桐生駅からわたらせ渓谷鐵道に乗り換えました。JR線と同じホーム上に停車します。乗る前にICカードのタッチを忘れずに。 冬ダイヤに切り替わったせいなのか、始発だ…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は17回目のアタックをしています。前回はコース32を踏破して貴船神社や高津戸峡を眺めてきました。今回は桐生市街へ向かい、街に隣接する低山に登ります。小さいながらも眺望の利いたよい山で、登りのパンチも効いていました。 コース：33・吾妻山から自然観察の森へのみち 日程：2024年11月24日（日） 距離／コースタイム：9.7km／4時間 アプローチ コース32で大間々駅まで辿り着いています。駅舎と隣接する駐車場を抜けるとローソンがあるので、いったん補給と休憩です。 コース33へ繋ぐには「大間々駅→桐生駅」の他に「赤城駅→西桐生駅」の電車があり、…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は17回目のアタックです。今回は筆者が「桐生エリア」と名付けているコース32・33を一気に狙います。鄙びた集落のそばには京都から分霊された水の神様が鎮座していました。 コース：32・紅葉映える峡谷のみち 日程：2024年11月24日（日） 距離／コースタイム：14.5km／4時間 ところで、群馬県の地理にピンとこない方もおられるかもしれません。イメージを持っていただくため遅ればせながら下記の地図をご用意しました。 何となくこれまでの軌跡を赤線で示し、残りエリアを青でイメージしました。もう栃木県が近いというのがわかりますかね。★印が次に攻める桐…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は16回目のアタック中です。交通手段の乏しい赤城エリアを踏破するべくコース35と27を連続で駆け抜けました。続いてもよく取り上げられるコースのひとつで、一部のトレイルが荒れているという噂ですが、そこへ赴く前に「挑戦者のオアシス」で一時の休息を取りました。 コース：26・雑木の山路 日程：2024年11月17日（日） 距離／コースタイム：7.2km／2時間50分 アプローチ コース27・終点の麦久保からは自力移動するしかありません。右へ向かうのが県の地図で示されている連絡道ですが、先人によると大規模な落石が多く、廃道化している模様です。左へ進み…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は16回目のアタックが続いています。赤城エリアの難路としてネット上で非常に酷評を受けているコースがあります。過去の先人たちが「道がない」と口を揃えて嘆いていたものです。 しかし、完全踏破を目指す上で避けられないこのコース。覚悟を持って臨みましたが、結果は意外なものでした。 コース：27・花見ヶ原ハイキングコース 日程：2024年11月17日（日） 距離／コースタイム：7.0km／2時間 アプローチ コース35で花見ヶ原森林公園キャンプ場に到達しています。公共交通機関もなく自力移動するしかないのでこのままコース27に繋げます。 起点〜トレイル分…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は16回目のアタックです。いろいろとクセの多いコースが集まっている赤城エリアを一気に踏破すべくやってきました。その取り掛かりとしてコース35に挑戦します。今回の目玉は何と言っても百名山・赤城山の最高峰である黒檜山。筆者は登山専門だった頃を通じても未踏なので楽しみです。 コース：35・黒檜山から花見ヶ原へのみち 日程：2024年11月17日（日） 距離／コースタイム：7.7km／3時間30分 アプローチ 高崎駅を拠点にして両毛線で前橋駅へ移動。早朝だったのでうっかり居眠りをして危うく乗り過ごすところでした。 赤城方面には6番乗り場からバスです。…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は15回目のアタックです。本来は11月初めの三連休を利用して赤城エリアを狙うつもりでしたが、前日から台風崩れの大雨となり断念。代わりに日帰りでコース30へ向かうことにしました。群馬北東部の県境に接する深い山域にあり、赤城エリアの荒れた道とはまた違ったクセのあるコースでした。 コース：30・寝釈迦のみち 日程：2024年11月3日（日・祝） 距離／コースタイム：20.4km・8時間 アプローチ 筆者のようにわたらせ渓谷鐵道（略して「わ鐵」）に詳しくない方のために少しご案内します。筆者は東武線を利用して訪れるため相老駅での乗り換えになります。 東…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は14回目のアタックです。と言っても、すでに踏破済みとしているコース10に戻ります。コース10は妙義山の中腹を通る登山道がルートになっていますが、落石や崩落のため頻繁に通行止めになります。筆者が訪れたのは2024年3月でしたが、そのときも通行止めで、群馬県は踏破認定対象外とする扱いにしていたため迂回していました。しかし、6月に入って通行止めが解除され、踏破認定対象に復活したことを受けて再訪することにしました。 コース：10・さくらの里と石門のみち 日程：2024年10月14日（月・祝） 距離／コースタイム：9.6km／4時間30分 アプローチ…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は13回目のアタックを進めています。前回大雨が降り出す中、上板橋バス停まで到達して、補給のため休憩を取ることにしました。そこから再び歩を進め、群馬県赤城エリアでも屈指の難路へと向かいます。結論から言うと、本当に酷い目に遭いました。 （注）コース25では特筆すべき場所がないためサムネイルを割愛します コース：25・梨木へのみち 日程：2024年9月23日（月・祝） 距離／コースタイム：12.2km／4時間30分 アプローチ 上板橋バス停まで到達していますが、バス路線が廃止されて移動手段はありません。そのまま連続アタックします。バス停の向かいに自…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は現在13回目のアタック中です。前回コース22を踏破したので続けてアタックしますが、その連絡方法については別途記します。本当は桜や花が咲く時期に訪れるのがベストでしたが、上野国二之宮へお参りして、起伏のある国道を駆け抜けて行きます。 コース：24・赤城南面陽光のみち 日程：2024年9月23日（月・祝） 距離／コースタイム：8.0km／3時間10分 アプローチ コース22を踏破して山間にひっそりと佇む赤城温泉に来ていますが、ここから連続アタックします。と言うのも、ここに公共交通機関はなく、必然的にそうするしかないからです。 コース23について…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は13回目のアタックです。北関東の夏といえば酷暑とゲリラ雷雨です。前回アタックから2ヶ月以上間が空きましたが、この過酷で危険な条件を避けるべくお休みしていました。さて、再開しましょう！ 群馬県全35コースの中でも過去の挑戦者たちをときに困惑させ、ときに憤らせてきた、いわくつきのエリアがあります。それがこれから踏み込む「赤城エリア」で、具体的にはコース22〜27＋35の部分です。交通の不便さ・整備の未実施・安全面などから踏破が困難な難路として知られています。その取り掛かりとして今回コース22にアタックします。ちなみに「赤城エリア」とは筆者が勝手…

こんにちわ、うちだまです。 関東ふれあいの道・群馬編は12回目のアタックです。群馬県コースを俯瞰すると、妙義山〜榛名山エリアで標高を上げてから渋川へ一度下り、子持山〜赤城山エリアに向かって再び上げていきます。今回はいよいよ赤城山への序章として、その麓を目指します。 コース：21・カラマツと熊笹のみち 日程：2024年7月13日（土） 距離／コースタイム：13.7km／5時間50分 アプローチ 高崎駅から上越線に乗り、渋川駅へ向かいました。吾妻線でも渋川駅には行けますが、どちらも同じ車両を使っているので、見た目には区別つきませんね。 この日は3連休初日ということもあり、渋川駅では多くの人が降りま…