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海外ニュースで知る世界の流れ https://www.shibatayuko.com/

興味のある英文記事を日本語で要約し、「柴田優呼@アカデミックジャーナリズム」でツイート。そのツイートの再録ブログです。英語のニュースを知り、世界の流れをつかむご参考にしていただければ。

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2019/11/01

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  • ツイッターのアルゴリズムは、右派政治家のツイートをタイムラインで優遇?

    ツイッター社は20年4-8月、日米英仏独、カナダ、スペイン7か国の政治家による発信数百万ツイートと、ニュースの発信数億ツイートを分析。 その結果、独を除き、アルゴリズムが選んだ各国のタイムラインには、右派寄りの政治家によるツイートが、左派寄りより増幅されて表示されていることがわかった。 また米国では、右派寄りのニュースの発信が、左派より増幅されてタイムラインに表示されていることも判明。 ツイッター側は、アルゴリズムの構築に好みが反映されているとしたら問題だとして、今後原因を究明、変更が必要かどうか探る。 分析はサードパーティーが担当。 要請があれば生データを共有するという。 (柴田優呼@アカデ…

  • コロナ下の米国で、大辞職時代が到来

    コロナ下の米国で、記録的な数の辞職者が出る「大辞職時代」が到来。 8月だけで全体の3%に上る430万人が辞職。 通常は1-2%。 医療や飲食、販売業の前線で顕著に。 8月にデルタ変異株が猛威をふるったため、感染を恐れる労働者が増加。 また隔離で登校できない子供の面倒を在宅で見る必要が生じた。 さらに医療・飲食業界の前線で働いてきた人々が燃え尽き症候群に。 不満やストレスを抱えた患者や客を扱うという、普段はしなくていいことまでする状況が続いた。 金銭的にもWLBの点でも、自分にとっての仕事の意味を問い直す人が増加。 ただワクチン接種の義務化は、辞職の大きな理由ではないという。 (柴田優呼@アカデ…

  • 気候変動で消えるフィリピン系米国人の歴史の地

    ルイジアナ州は米国で一番、気候変動の影響を受けてきた。 海辺の地域は2016年の時点で、1932年から25%も消失。 これはデラウェア州に相当する広さ。 原因は、浸食や海面上昇、ハリケーン。 この結果、この地で4代前から生活を営んできたフィリピン系米国人コミュニティの歴史が失われようとしている。 歴史的な場所の多くは今や海に沈み、ツアーガイドと船で訪れるしかない。 定住は18世紀とも19世紀とも言われる。 ルイジアナとフィリピンが共にスペインの統治下にあった頃。 当時フィリピン人はよく、欧米の商業船の船員として従事。 だが徒弟労働を強いられ、米国や豪州、南アの港に着くと逃走。 支配の及びにくい…

  • コロナ下の消費増で、サプライチェーン危機のアメリカ

    米国におけるコロナはマスクと入院、ワクチンだけを指すのではない。 インフレと人手不足、空っぽの商店の棚も意味する。 今やロジスティックスとサプライチェーンが政治問題に。 在宅でネット購入が増えたという以上に、米国人はモノを買う喜びに目覚めた。 コロナ前に比べ、商品の個人消費は2割増。 商品の多くはアジアからの輸入。 今年前半のアジアからの貨物量は2年前に比べ27%も増加。 その結果、コンテナ船は不足、輸送費は急上昇、LAの港湾には9月末、入港を待つ船の長い列が。 貨物を運ぶトラックの運転手も不足。 中国から米国内の目的地まで73日かかる。 2019年は40日。 全てがスローダウン。 (柴田優呼…

  • 巨大な小惑星数個が地球に接近中

    NASAによると、巨大な小惑星数個が地球に接近中。 今週金曜 (米国時間)、直径525フィートと、ギザのピラミッドより大きい2021SM3が、地球から350万マイルの地点まで来る。 地球に最も接近するのが2021TJ15で、地球から24万マイル、月との距離と同じ地点に土曜到達。 大きさは6-13メートル程度。 また1250フィートと、エンパイアステートビルなみのサイズの2004UEは11月13日、地球から260万マイルの距離に来るという。 これらは全てそれ以上地球に近づくことはなく、心配無用。 NASAは過去、地球に接近する小惑星2万7千個を確認。 大半は1千-2千フィートだが、中には3千フィ…

  • ジョージア・オキーフ展が初めてパリで開催

    ジョージア・オキーフ。 かつて米国で最も有名な女性5人の1人に数えられた前衛画家。 20世紀前半に多くの代表作を生み出した。 だが欧州では著名度が低く、米国モダニズムは戦後、ジャクソン・ポラックから始まったと思われてきた。 女性のアート作品の軽視も関係。 オキーフ展のパリ開催は皆無だった。 モダニズムの擁護者だったオキーフの夫が、彼女の作品を欧州に送るのを嫌ったことも背景に。 だが遂に今秋、ポンピドーセンターで主要作品の展示が実現。 オキーフの作品は米国の広大な空間、その大気と空、光、平原、大地と密接に関連。 死ではなく、活力と永続性を示唆。 空間を神話的領域に高めた。 オキーフが描いた砂漠の…

  • 山林火災による大気汚染が原因の死亡者数が、世界で1番多いのは日本?

    山林火災による大気汚染が原因で亡くなった人々を、国際的に比較したフォーブスの英語記事。 ワースト国家はなんと日本で、死亡者は年間7千人に上るという。 本当?どんな統計をもとにしたのだろう。 和訳された記事は下記。 ここには日本の言及はない。 不思議なニュース。 https://news.yahoo.co.jp/articles/1febe964bb3e77336a28f981f42fbde5eaed4ad9 (柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート) Forbes@Forbes Wildfire pollution kills thousands of Americans each …

  • イギリスのコロナ重篤患者の2割が妊婦

    英国でここ数か月、最も重篤なコロナ患者の2割を妊婦が占めている。 エクモ使用に至った16歳から49歳の女性患者の3割も妊婦で、コロナ初期の20年3月から6%増加。 現在1回目のワクチンを接種した妊婦は8万人、2回目が6万5千人。 ワクチンと流産、早産、死産に相関関係はないので安心して接種を、と英政府。 (柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート) ITV News@itvnews Unvaccinated pregnant women make up 17% of England’s most ill Covid patients https://itv.com/news/2021-1…

  • 読み切れないほど本を買ってしまう人が、自分を納得させる方法

    人生を3度繰り返しても読み切れないほど本を買ってしまう人は、どう自分を正当化すべきか。 ウンベルト・エーコの蔵書は3万冊あった。 もちろん生前、全部読んだ訳ではない。 だがだからこそ、知への好奇心を持ち続けた。 つまり蔵書は無知の証明。 知らないから本を買い、読んでいないから興味を持つのだ。 (柴田優呼@アカデミック・ジーナリズムがツイート) Fast Company@FastCompany Stop feeling bad about all those books you buy and don’t read. http://f-st.co/kajwBh3 Fast Company

  • マーベル初の中国人ヒーローの映画が大ヒットするが、中国で公開できず

    初めてアジア系男性がヒーローになったマーベル映画最新作『シャン・チー / テン・リングスの伝説』は先月の公開以来、コロナ下で最高の興収を米国で記録。 アジア系観客に大好評で、全世界で3億7千万ドルの興収を上げた。 だが中国での公開は未定。 米中間の緊張や中国のナショナリズムの高揚が関係。 映画は元々、中国公開を念頭に製作された。 登場人物は中国語で会話、ミシェル・ヨーやトニー・レオンら中華スターも出演。 だが主演俳優が過去、カナダへの移民経験をインタビューで話した際、中国は第三世界で皆飢えていたと言ったことが、微博で問題に。 それなら中国人の役をするなと批判された。 さらに1973年の原作では…

  • シングルの米国人が、過去30年で3割から4割に増加

    配偶者やパートナーがおらず、シングルでいる25歳から54歳の米国人は、1990年の29%から、2019年は38%に増加。 特に男性の単身率が高い。 離婚経験者も含まれるが、主な理由は婚姻率の低さ。 米国人の7割が男性に経済力を期待するというが、彼らの多くが収入や学歴が低く、経済的に自立できずに親と同居しているという実態がある。 (柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート) Pew Research Center@pewresearch In 1990, unpartnered women at the median out-earned their partnered counterp…

  • 文法ミスを減点しないので、英国の大学生の書く力が低下?

    英国の大学生の書く力が衰えているのは、採点基準に文法やつづりのミスを含めず、内容の評価だけしているからだ、と英国政府機関。 平等法の拡大解釈の結果で、成績の水増しが起きており、今後は罰則も検討する、という。 大学側は、調査対象は400校のうちわずかで、実態を正確に反映していないと反論。 (柴田優呼@アカデミック・ジャーナリズムがツイート) The Guardian@guardian Universities ‘failing to mark down students’ for poor writing skills https://theguardian.com/education/2021…

  • 世界自然遺産の熱帯雨林を、豪州の先住民に返還

    世界自然遺産のデインツリー熱帯雨林を含む、豪州で最も美しい景勝地、計16万ヘクタールが、先住民アボリジニに返還された。 当面クイーンズランド州と共同管理するが、将来は先住民に委ねる。 景勝地フレーザー島も最近、先住民の言葉であるクガリに改名されたばかり。 クガリはパラダイスの意味。 デインツリーは世界最古の熱帯雨林とされる場所。 グレートバリアリーフのあるケアンズの北125キロに位置する。 カンガルーやヒクイドリ、カエルやこうもりの希少種など、地球上でこの地以外には見つからない希少動物の宝庫だ。 豪州に生息する有袋類の3割、爬虫類の2割の生息地で、希少植物も多数。 (柴田優呼@アカデミック・ジ…

  • コロナ下の米国で、看護師に暴力をふるう患者が急増

    米ミズーリ州の病院で2019-20年、患者の暴力事件が40件から123件と3倍に急増。 スタッフのけがも17件から78件に。 コロナで診療まで時間を要し、面会が難しいことが引き金に。 警備員への連絡用に看護師に非常ボタンが配布される事態に。 それまで警備員に電話するか、助けを求めて叫ぶしかなかった。 コロナ下、病院スタッフへの暴力は全米で増加。 10人に1人が暴力を経験したとの調査も。 病院の外でも暴言を吐かれたり暴行されるため、買い物にすら行けなくなったというスタッフも。 病院スタッフへの暴力はコロナ前から問題だった。 暴力の被害者となる確率は、他の職場の5倍という統計もある。 (柴田優呼@…

  • サンノゼが、かつてチャイナタウンが焼き払われた歴史を謝罪

    シリコンバレーのサンノゼ市にはかつて、中国系移民のチャイナタウンがあった。 だがそこに新庁舎を建てるため、市議会が皆の迷惑だと非難宣言。 その後1887年、チャイナタウンは放火で灰塵に帰し、中国系住民1400人は全員移住。 この歴史についてサンノゼ市は、中国系コミュニティに対し公式に謝罪。 コロナでアジア系へのヘイトクライムが全米で急増する中での公式謝罪。 まだ10代の少年だった祖父が、当時焼き払われたチャイナタウンに住んでいたという郷土歴史家のユ。 「謝罪までこんなに時間がかかったが、それでも中国系コミュニティにとって意義深いこと。平和と和解の象徴となる」と語る。 (柴田優呼@アカデミック・…

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