chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 親育ち

    前記事を読んで、「養子を迎えるのではなく、離婚すべきでは」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。 でもほんとうにたくさんの背景をバッサリ割愛して、養子を迎える決断に至ったところだけ抜き出して書いたので、ご理解ください。 一時期、あたしたちの関係は、とうとう離婚か、というところまで悪化しました。 が、 なんとか乗り越えられ、これからも夫婦として生き、養子を迎えよう、という決断ができました。 でも、このことがあってから、あたしと今朝男の関係は変わりました。 今朝男は、「はなゑのことをもう昔のように好きではない。でも他に好きな女性とか浮気とかはまったく考えられないから安心してほしいし、はなゑのこと…

  • 養子を迎える決断(3)

    不特定多数の人に公開する、しかもテキスト情報がこびりついて残ってしまうネットに、プライベートなことを赤裸々に書くことはできません。 なのでここでは割愛しますが、ちょっと珍しい苦労を重ねてきました。 (人に話すと、けっこう驚かれる内容を複数) さて、このようなさまざまな出来事が複合的に絡まり、また蓄積された結果、要は、今朝男があたしのことをもう好きではなくなってしまったと言うのです。 そして「はなゑといるのが辛い。明るい未来が見えないし、好きじゃない人と暮らす意味が感じられない」と言われるようになりました。 あたしは、過去の出来事の経緯があり、正社員ではなく時短のパートとして働いていました。 (…

  • 養子を迎える決断(2)

    「子供を持つ勇気がなかった理由」で書きましたが、あたしにとって子供を持つということは、ネガティブなイメージがたくさん詰まっている怖いことでした。 子供がいなければ味わずにすむ辛い体験を強く怖れていたのです。 特に怖れていたのが、子供の障害・病気・問題行動。 二人で愛情を注ぎ育てる存在が欲しい一方で、ネットで不幸な体験談を読んでは、 「発達障害で他害(暴力)の激しい子だったらどうしよう・・・」 「愛情不足で試し行動する子が来たらどうしよう・・・」 という想像して怖れていました。 ポジティブな体験や感情(愛しいと思う、可愛がる)に関しては、自分たちの子だろうとなかろうと関係なく、おそらく養子である…

  • 養子を迎える決断(1)

    養子を迎えることについては、以前から頭にありました。 これはほんと人によりけりのようですが、あたしには、自分の血を引いた子じゃないと、というこだわりがまったくありませんでした。 ちなみに以前書いた40子は、「私は子供が欲しいんじゃなく、私と夫の合体した存在が欲しいの。だから養子はまったく考えられない」とのこと。 そういう点では、あたしは、「あたしと今朝男の合体した存在が欲しいというわけではなく、二人で愛情を注ぎ育てる存在が欲しい」だったんですよね。 ただ当然ながら、自分達の子である方が普通だし、まずは努力すべきだろうと思ったので、不妊治療をしました。 不妊治療がうまくいかなくても淡々としていら…

  • 暗雲

    でもあたしの人生初の妊娠体験は、9日間で終わっちまいやした。 そもそも初回の判定日に、関西弁?のサバサバしたおじさん先生から、「はなゑさん、着床してますよ!」と明るい声で言われたのですが、hCGでしたっけ?、あれがかなり低めでねえ。 あたしは「うーん・・・こりゃダメじゃないかな」と思い、それとなく伝えたのですが、お医者さんは「そんなことない」的な反応だったので、「プロから見たらこのhCGでも可能性アリなの?」と思ったのですが・・・。 やはり次の判定日には化学流産していました。 その後やってきた生理中にドロッとした塊が出たので、「これが着床した部分なのかしら・・・」と思い、人としてこの世に送り出…

  • 移植4回目(受精卵5個目)

    そして、4個採れた卵子のうち、3個が受精卵となってくれました。 Aクリニックでは、何本も自己注射を打って(薬漬けの印象で)、同じ受精卵3個でしたからね。 薬をほとんど使わず、自然周期で同じ成果が得られるなら、その方がいい。体にもいいし、お財布にも優しいし、卵子の質もいいはず。 無麻酔の採卵への恐怖心を克服したからこその成果です。 この時期には、あたしはジムにも通い始めていました。 不妊治療のためではなく、精神面の鍛錬、そして心肺機能の強化のために(トトトトッという不整脈が頻発していて気になっていた)。 筋トレは恐ろしいほど効果があり、すぐダーク面へと落ちがちだった精神状態は安定し始め、体も軽く…

  • 無麻酔の採卵2回目

    今回はさほど間を空けず、すぐに次の採卵周期に入ることにしました。 もう、卵子を育てている間に断酒するのもやめました。 どうせできる人にはできるし、できない人にはできないのよ。 会社の高齢おばちゃん2人も、不妊治療1発目で妊娠。 ある高齢友人も、不妊治療1発目で妊娠。 ネットで適当に調べたら、妊娠できる人は、受精卵移植4回目までに9割妊娠してる。 (72% ÷ 79% = 91%) ある友人は、若い時に子宮筋腫の手術を受けていて、今も筋腫が複数あって、まるで幼女のような細く小さな体つきで、旦那さんとずっとセックスレスだったのが、諸事情あり、たった一晩だけ奇跡の性交ができて、なんとその1回で妊娠、…

  • 諦観

    「もっと早く不妊治療を始めていれば・・・」 と、普通は思われるのでしょうか。 あたしは思わないんです。 「同じ商品が、別のネットショップでもっと安く売ってた!」とか、「あのとき先にスイッチ切っておけば、電気の無駄遣いが防げたのに!」とか、そういう後悔はめちゃくちゃするんですけどね。 「もっと早く不妊治療を始めていれば・・・」とか、 「もっと親孝行しておけば・・・」とか、 「もっと勉強しておけば・・・」とか、 そういう「その境地に至らないと行動できないこと」については、後悔はないです。 だって、そのときの自分にはできなかったから。できるならやってるっちゅーねん。 20代の頃は、自分一人でさえ生き…

  • 移植3回目(受精卵4個目)

    採卵後の診察は、(採卵してくれた先生とは別の)サバサバした関西弁?のおじさん先生でした。 優しい苦笑をたたえながら、「はなゑさん、採卵は、ずいぶんと大変だったようで・・・笑」と言われました。 「お恥ずかしながら・・・」と答えると、採卵時の姿勢について、いろいろとアドバイスをくださいました。「わかっているんですけどね・・・」と言うしかなく・・・。 そして、2個取れた卵子のうち、受精卵にまで育ってくれたのは1個。 確かグレードはBだったと思う。 「有名なBクリニックなのに、たったの1個か・・・。これで着床しないとまた採卵だ・・・。でも会社の高齢おばちゃん2人も一発妊娠したBクリニックだから、妊娠で…

  • 無麻酔の採卵(3)

    看護婦さんが「あらあら」と言いながら、仰向けなため耳の方向にボロボロこぼれる涙をガーゼで拭いてくれました。 お医者さんが「大丈夫、痛くないですよ、ズンとする感じがあるだけですよ」と優しく声掛けしてくれました。 看護婦さんが(胸の上に重ねた)あたしの両手を上から握ってくれて、「大丈夫、深呼吸して~」と導いてくれました。 あたしはがんばって深呼吸しました。 でも大嫌いな器具を挿入されたらもうパニックになってしまい、呼吸が浅く早くなり、ボロボロ涙をこぼしながら、「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ」と呼吸するようになってしまいました。 卵管造影検査のときのような、「うっうっう~、うう~」と泣き声を出しながらの号…

  • 無麻酔の採卵(2)

    Bクリニックはこの業界では大手で、お医者さんがたくさん勤めてらっしゃいました。 担当医制ではなく、その日その日で、対応してくれるお医者さんが違う。 恐怖心から、ネットの口コミを読み漁ってしまう。 そして「先生によって採卵の腕が違う」だの、「〇〇女医は作業が粗くて、痛い」だの、「卵子のある位置によって痛みが強い」だの、いろいろ知ってしまいました。 ひいいぃぃ~!!! 曜日別医師出勤表を見て、採卵日にその女医先生が入っていたので(1日あたり20人近くいる)、「どうしよう、女医先生がこの日の採卵担当だったら・・・泣」と不安な日々を過ごしてきました。 だから、手術室に入室してまずあたしが確認したのはお…

  • 無麻酔の採卵(1)

    とうとう・・・この日が来てしまった。 無麻酔で、膣と卵巣に長い針を刺される日が・・・。 確か、その数日前に、今朝男とケンカした記憶がある。 今朝男から、 「そうか・・・はなゑは採卵が恐いんだね。平気そうな顔しているから、わからなかった」 と言われて、あたしも「そうか、あたしは恐くて、いっぱいいっぱいなんだ」と気づきました。 そして「気を張ってがんばってここまで来たけど、やっぱり恐いよ、受けたくないよう」と思いました。でもやめるわけにもいかないしね・・・。 さていよいよクリニックにて、諸々の準備が済んで、採卵室近くの個別ブース内で順番待ち。 大人気のクリニックなので、患者数も多い。次々と患者が呼…

  • 不妊治療~SEASON2~の始まり

    不妊治療界では有名どころであるBクリニックでの治療がスタートしました。 会社のおばちゃん2人も、Bクリニックで一発(しかも内一人は2人目も一発)で妊娠・出産にいたったという。 期待が高まります。 金玉手術受けてくれた今朝男の精子ですが、検査の結果、あいかわらずやる気なくダラダラしているとのこと…。 お医者さんは、「まあ、なにかしら質は改善していると期待しましょう」と言いながら、体外受精の予定を立ててくれました。 Bクリニックでは、なるべく自然に近い治療を方針としており、自己注射はありませんでした。(治療費も、Aクリニックに比べて安かった) もう記憶にないのですが、排卵誘発剤の飲み薬かなんか飲ん…

  • 仲良し子無し3人組(2)

    もちろん30子から妊娠報告を受けたその場では、心から喜びました。「30子がママになるなんて感慨深いわ~」などと言いながら、たくさんの祝福を伝えました。 大好きな30子がより幸せになれる。 それは本当に嬉しいこと。 だと思っていたのに…。 「ダンナさんが持病持ちだから、30子も妊娠できるはずないって思い込んでた…」 「ずっと3人で、子無し同士で、つるんでいけるものとばかり思ってた…」 「こうやってのらりくらりと他者に依存している間に、本来の希望からズレていっちゃうんだ…」 心がザワザワザワザワしてきました。 それまでは、自分に子供ができないことに、それほど強い感情はありませんでした。 だから子持…

  • 仲良し子無し3人組(1)

    そうだ、これを書くのを忘れていました。 Aクリニックで(副作用のため)治療中止になった後、忙しさにかまけて不妊治療から目をそむけていた時期のこと。 あたしには、とっても仲良くさせてもらっている友人が2人います。 出会った当時、40代・30代(あたし)・20代と年齢は離れていたものの、子無しの人妻同士で、価値観もウマが合い、なんでも話せる仲となりました。 3人の子無しという背景には、それぞれ以下のような違いがありました。 ●40子・・・2度自然妊娠するも、2度とも早期流産。もう年齢的に諦め気味。不妊治療してできた子が障害児だったら後悔に耐えられないから、不妊治療はしない。 ●あたし・・・Aクリニ…

  • Bクリニック指示のタスククリア

    今朝男が金玉問題を進めている間に、あたしも心臓問題を進めました。 適当に会社近くの循環器科を受診し、狭心症の疑いがあるかどうかを調べる心臓MRI検査を受けることになりました。 しかし「医者なのにコミュ力もあって、若いのに開業しちゃってる、イケてる俺」といった風情の若い医師で、あたしが経緯を説明している間中、ずっとニヤニヤしながら聞きつつ、「みんな心臓のことになると大げさなんだよね〜w」とか「不妊治療のストレスで敏感になってただけっしょw w w」と言われました。 「仕事に自意識を乗せないでほしい」と思いつつも、例の看護婦のような悪意はなかったので、受容して対応しました。 検査結果として「まった…

  • 「精索静脈瘤低位結紮術」の結果

    今朝男は「精索静脈瘤低位結紮術」を受けました。 部分麻酔による手術のため、男性の急所近くに、麻酔注射を打たれるとのこと。 あたしは健康診断の採血でさえ、一度、気が遠くなってしまったこともあるぐらい。でも今朝男は一度もそういう体験をしたことがなく、「気がわああ~ってなるってどんな?」と思っていたそうです。 それが、さすがに急所近くに針を刺されるというのは、相当な恐怖と不安だったもよう。 麻酔注射を打たれたときに、わああ~と気があがって、 「はなゑぇぇ・・・」 と心の中で叫んだとのこと。ぷぷぷ。 今朝男も、こうして身体的苦痛・精神的苦痛を受けてまでがんばってくれました。 しかし無力症はよくなりませ…

  • 「精索静脈瘤」という診断

    今朝男が男性不妊クリニックを受診したところ、 「精索静脈瘤」 という診断を受けてきました。 金玉に血管が入り込んでいるせいで、冷えていないといけない金玉が温められている状態らしい。でも「精索静脈瘤」は珍しくない症状で、男性の15%が該当するとのこと。 なるほど、今朝男の精子に元気がないのは、金玉が温められているせいかもしれないのね。 ということで、医師から「精索静脈瘤低位結紮術」なる手術を受けることを勧められました。 金玉から血管を離す手術を施すことで、精子が元気になるかもしれない。ただその効果が現れるまで、手術後半年ほどかかると・・・。 は、半年!? でも仕方がありません。Bクリニックの医師…

  • Bクリニックの初診

    Bクリニックの初診にて、「アンタゴニスト法で投薬していたら狭心症のような症状が出たので、薬を使わないクリニックに替えたいと思いまして」と経緯を話しました。 しかし後から、余計なことを話してしまったと後悔しました。 「うちでも薬は使いますよ? 循環器科の医師から、不妊治療しても大丈夫という診断書をもらってきてください。診断書がないと治療をスタートできません」 と言われちまいました。 また一方で、今朝男に対し、提携している男性不妊クリニックの受診も指示されました。「旦那さんの方の精子の質を改善してから不妊治療した方が、可能性があがりますから」と。 あーあーまたなんかめんどくさいことに。 あたしは、…

  • 採卵の恐怖心を克服

    とつぜん胸痛が出たこと、そしてもしかしたら薬の副作用の狭心症かもしれない、と今朝男に話したところ、 「妊娠よりはなゑの心臓の方が大事。子供が忘れ形見になるだなんて、ぜったい嫌だ」 と言うので、その後、採卵のための投薬を再開する目途が立ちませんでした。 またその頃、別件に別件が重なり、やることがたくさんあって、また不妊治療から離れてしまいました。 でもずっと気にはなっていました。 どんどん歳を取っていってしまう。 かといって、このまま子供のいない人生を送る決断もつかない・・・。 「薬の副作用を避けるには、薬を極力使わないクリニックにすればいいのでは?」 と思いつき、調べたところ、有名なBクリニッ…

  • 2回目の採卵中止

    そして2回目の採卵に向けて、再び自己注射の日々が始まりました。 しかし自己注射を始めてから数日後の通院日のこと。 クリニックのソファに座り、会計を待っていたとき。 とつぜん! 耳から胸までに、ググーッと抑えつけられるような痛みが出ました。 近くにいた看護師さんに「す、すみません、胸が・・・苦しい・・・」と助けを求めたところ、車椅子に乗せられ、別室のベッドに寝かされました。 その胸痛は、数分したら治まったのですが・・・。 ベッドに寝ながら急いで調べたところ、まるで「狭心症」の発作にそっくりでした。 しかも、処方されていた薬の副作用に「狭心症」が挙げられていました。 急きょ、再診となり、お医者さん…

  • 再チャレンジを決断

    初めての不妊治療は、残念ながら良い結果は得られませんでした。 「ものっすごく恐いけど、後悔したくないからがんばってチャレンジする。だから1回だけ!」 と思っていましたが、実際に受けてみたところ、最大の懸念事項であった採卵は眠っている間に済んでしまって、大したことありませんでした。 それに不妊治療を通じて、より強く「二人の赤ちゃんができるかも?」という期待を味わってしまったせいで、赤ちゃんができないことが急に寂しく思えてきました。 「もう一度だけ・・・チャレンジしてみる?」 と今朝男に聞きました。 今朝男は相変わらず、「もう1回ぐらいチャレンジしてもいいんじゃないかって思ってたけど・・・。負担が…

  • 態度の悪い看護婦

    そのAクリニックは、院長先生はとっても優しく穏やかでよかったのですが、一人、めちゃくちゃ態度の悪い看護婦がいました。 もう具体的な出来事は忘れてしまったのですが、初めてその看護婦と接したときに、とても嫌な思いをしました。 「患者をストレスのはけ口にしやがって」 と思い、初対面で覚えてしまいました。 今でこそもう歳をとって穏やかになれた(つもりの)あたしですが、当時はまだ30代で幼稚だった頃。嫌な思いをさせられた人にはすぐ恨みを抱く性格でした。 そして2回目の接触。 確か自己注射を何本か渡される場で、部屋にはあたしとその看護婦の2人きりでした。 相変わらず、非常に態度の悪い看護婦。そして説明を聞…

  • 移植2回目の判定結果

    移植1回目は、明らかな男性不妊・妻側に問題なし・まだまだ若い方・Aグレード受精卵、という好条件にもかかわらず、着床していませんでした。 やはりお子さんを熱望されている方でしたら、NG判定を受けたとき、はらはらと涙を流されたり、憤りを露わにされたりすることもあるのでしょうか。 お医者さんがやや緊張された面持ちで、「残念ですが・・・」とNG結果を伝えてくださるのが申し訳なくて、「あー、こればっかりはしょうがないですよねえ。あたしは大丈夫ですから」と、無駄にサバけた態度で対応しました。 ただ今朝男に「ダメだったよ」とLINEするのは、ちょっぴりつらかったですね。 そしてお医者さんから「2回目の移植で…

  • 移植1回目の結果

    受精卵にまで育ってくれたのは3個。 お医者さんが「まずAグレードの受精卵を戻しましょう」と言いました。 明らかな男性不妊・妻側に問題なし・まだまだ若い方・Aグレード受精卵、ということで、先生の口ぶりから、おそらく妊娠すると思われているように感じられました。 それから判定日まで、温かくして、大人しく過ごしました。 酒好きで、晩酌を欠かさないあたしが、大人しく断酒。 ちょっとダルいと、ちょっと熱っぽいと、ちょっと頭痛があると、携帯で「妊娠初期 症状」などと調べては、 「着床したかも?」 とそわそわしていました。 今朝男もお腹に触れて「どう? なにか違う?」などど聞いてきては、やけに労わってくれまし…

  • 採卵1回目の成果

    「はなゑさん!!」と起こされ、眠りから覚めました。 採卵は終わっていました。 素晴らしい! その後はあまり覚えていないのですが、会計待ちの間に、下腹部にじっとしていれば耐えられる程度の痛みがあったことは覚えています。 膣も卵巣も傷ついて出血しているのだろうか・・・と想像すると血の気が引いてきましたが、「もう終わってるし!」と思えば、強気になれました。 その日採れた卵子は4個。 そして今朝男の精子を顕微授精してもらい、無事に受精卵にまで育ったのは3個でした。 そのうち1個はAグレード、残りはBグレード、Cグレード、だったと思います。 この期に及んでも、まだ子供を持つことに尻込みしていたあたしと今…

  • 採卵1回目

    確か5個だったと思う。 あたしの卵巣に卵が育ちました。 通常であれば1個のはずが5個も出来たので、「へえ〜、薬が効いてるんだなあ!」と感心していましたが、ネットで調べたら何十個も取れる人もいると知り、急に「少ねえ」と思いました。 やはり採卵日は緊張しました。 「でも眠らせてくれるし!!」 という安心感が、もう最強のアイテム。 あたしの最大の敵は、手術中の恐怖心。手術さえ終わってしまえば、術後の痛みなんてへっちゃらちゃらちゃらへのかっぱ。我慢すればいいだけだもんねー♪ あたしは胃カメラ・大腸カメラも、鎮静剤で眠っている間に済ましてくれるクリニックで受けています。大人気のクリニックで、流れ作業的に…

  • 自己注射

    Aクリニックは、お薬を使う方針でした。 アンタゴニスト法、だったかな。 もうずいぶん前のことですから、忘れちまいました。 ただよ~く覚えているのは、自己注射・・・。 毎朝、お腹に2本、自分で注射するんですよねえ。 初めてそれを知ったとき、驚愕しました。 医者や看護婦じゃないあたしが、人体に注射する日が来るなんて・・・! 針を刺す行為自体は、やってみたらそれほど苦手ではなかったのですけど、その後に注射器を押して薬液を注入するのがダメでした。 あの、薬液が、脂肪の間?細胞の間?に浸透していくときの、ジワ~とした痛みね。 あれが恐い!! 本来であれば空いていないはずのスペースに、強引に液体を押し込ん…

  • 妊娠力に自信なし

    Aクリニックで治療を始めました。 そのときあたしは30代後半。 ロマンスグレーなお医者さんが、さらっと「はなゑさんはまだお若いので」とおっしゃったので、「とんでもない。もうBBAです」と答えたら、「うちに来る患者さんの平均年齢ご存知ですか? 4●歳ですよ」と言われました。(すみません、数字忘れました) 「もう歳だから、もう歳だから」 と常に自分に言い聞かせていたのですが、急に強気になりました。 ちなみに不妊検査では、あたしに異常は見つかりませんでした。 だからお医者さん的には、「無力症である今朝男さんの精子を、まだまだ若いはなゑさんの卵子に入れてやれば、普通に妊娠するだろう」という、楽観的予想…

  • 子供を持つ勇気がなかった理由

    やっぱりまだ「子供が欲しい」と思えないまま、「いずれ後悔するのは避けたい」という理由で、不妊治療を受けてみることにしました。今朝男の母が治療費出してくれるっていうし。 (でも出してもらったのは最初の50万円で、あとの数年間分は自分達で払いましたけど) ちなみに、当時のあたしが子供が欲しいと思えなかった理由。 子供を持つことに、こんなネガティブなイメージばかり抱いていたからです。 ・自由を奪われる ・責任を負いたくない、追い詰められたくない ・苦労が増える(病気や障害の可能性、いじめや不登校問題、引きこもり、教育費、etc) ・イライラして虐待してしまう不安 ・犠牲感による夫婦喧嘩の増加 ・面倒…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、はなゑさんをフォローしませんか?

ハンドル名
はなゑさん
ブログタイトル
親育て
フォロー
親育て

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用