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もうこれ以上待ちたくない。もう不合格を受けたくない。年齢的にも余裕ない。 団体Dの面談を受けるにあたり、今朝夫・はなゑ夫婦は、久しぶりに本気を出しましたよ。 ネットで体験談や情報収集、面接でのポイント分析、団体D研究、二人の感覚のすり合わせ、etc。 今朝男がロープレ嫌いなので、面談のデモ練習まではできなかったけどね。 結論から言うと、団体Dの面談、無事受かりました。 ということで、面談に役立ったと思われる、あたしたちなりのポイントを列記していきます。 ただ・・・。 最初は、詳細に「これを言うと良い」的なアドバイス記事を書いていたのですが、ぜんぶ消しました。 やはり面談を受けるにあたっては、ご…
養子に関しては、あたしにリーダーシップを取らせたがり、アクションを完全にあたし任せにしていた今朝夫。 さすがに二人で受けた面談に落とされたことで、危機意識を持ったもよう。 「養親不足だという話を受けて、完全にナメてた。完全に面談の準備不足だった。事前にいろいろ調べるべきだった」 と、このときを境に、今朝夫自身も積極的な姿勢に変わってくれ、あたしとしてはとても楽になりました。 そして養子縁組の面談をナメてたのはあたしもです。 「養親不足の売り手市場(こちらが団体を選ぶ側)だとタカをくくって、なんの事前調査も準備もしないまま無邪気に面談を受けてしまった」と大反省し、ネットで情報収集し出しました。 …
ほどなく、民間斡旋団体Dと団体Eの資料が届きました。 資料を拝見したところ、とりあえず両団体もいい感じがしました。 問題は、重複して両団体の待機家庭になることはできないこと。 つまり両団体から待機通知を受けたら、どちらかの団体にお断りの連絡をしないといけない。でも一度お断りしたら、もう二度とその団体の待機家庭になれない(少なくとも団体Dはそうでした)。 となると、待機通知は1団体ずつもらわないと。片方の待機家庭を辞退した後、何かしらの理由で本命団体とうまくいかなくなってしまったら、また新たな団体を探すところから始めないといけないので。 団体Dはまず説明会に参加し、その日のうちに面談も行われると…
団体Cから、まさかの不合格通知。 驚きとともに、違和感を感じました。 あれだけ説明会や研修で、(斡旋後の)団体と養親の長期的で密な交流を要求し、「なんでも相談してくださいね ( ´▽`) 」と親身さ100%全開状態で接してくれていたのに、不合格者には「不合格理由は一切お話しできません」というメール一通のみ、しかもご丁寧に配信専用(返信不可)の設定・・・。このバッサリ感。 まあ、現実的には妥当な対応だと思いますが、なんか団体Cにやられると違和感があったんですよねー。 (またあとで書きますが、✨キレイな世界に住んでいるアタシたち✨系のにおいのする団体だったので) また振り出しに戻ってしまったことが…
ほんと学習しないアホで恥ずかしいのですが、やっぱりこのときも 「あたしたちが落ちるはずないわ☆ミ」 と思い込んでいました。 児相ルートと違って「養親が不足しているので、大募集中です」と事前に聞いていたし、正直な希望条件を話しても児相ルートで待機家庭になれた経緯もあり、腹を割って正直に回答したことに問題ないと思っていました。 (養親先輩も「寝たきりはさすがに困りますと言いました」と言っていたしさ) でもなかなか待機通知が来ない・・・。 とうとう事前に聞いていた通知期間が過ぎたので、やきもきして「その後どうでしょうか」とメールしてみたところ・・・ まさかの不合格通知。 ショックでした。 養親が不足…
受容的なスタッフさんの対応に、 「ああ、やっぱり正直に話してよかった!」 と内心思いながら、バカ正直に回答を続けていました。 あたしとしては、養子を育てるという、より高い人間性を求められる(気がする)行動をするにあたり、これから長く付き合うことになるであろう団体スタッフさんに対し、腹を割って対話し、姿勢のすり合わせをしているつもりでした。 今でこそわかりますが、なかなか「障害を持った子でも受け入れる」という強さを持てない自分に罪悪感があり、「このような崇高な活動をお仕事にされているスタッフさんから、その強さを持てるような指導やアドバイスをいただきたい」という、相談の気持ちでいたのです。 だって…
このときあたしが回答した内容を見てご不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、出来の悪いあたしの成長記録として、あえて正直に記載させていただきます。 「さすがに寝たきりの子とかは困ります。私たちは養育をしたいのであって、介護をしたいわけではないので」「いずれ日本の社会に役立てるような人間を育てたい」「せめて一人目は日本人がいいかな」「そりゃ妊婦健診を受けていた母親が生んだ子の方がいいですけど、そこはしょうがないので」etc・・・ ううう、文字に起こすとかなりキツい印象がありますね・・・。 実際はもっと柔らかい言い方で、「・・・と思うのが正直なところなんですけど、団体さん的にはどうですか? やは…
とうとう団体Cの家庭訪問の日となりました。 あまり詳細に書くとどこの団体かバレるのでぼかしますが、数時間にわたって質問を受けました。 質問の大半は、要は、 「障害のある子がマッチングされても、ちゃんと引き受けるか?」 を探るものでしたね。 数記事前に書きましたが、この頃のあたしはまだその心構えができておらず、また嘘をつくのが苦手なので、バカ正直に回答してしまいました・・・。 //
「胡散臭さ」の最たるものって、金の臭いですよね。 養子縁組斡旋は、金の臭いがすると、人身売買めいてきます。 たいへんなことです。 だから養子縁組斡旋団体としての活動が政府による許可制になりましたよね。 けっこう派手に活動していた某団体が、政府から許可が下りなかったために活動停止に追い込まれたのは、まだ最近の話。 さて話を団体Cに戻して。 団体Cについていろいろ漁っていた今朝男。 そしてスタッフブログ?、公式FACEBOOK?、だか知りませんが、団体Cのスタッフらの出張写真から、新幹線のグリーン車で移動していることを目ざとく発見。 今朝男曰く、「グリーン車ってかなり高いのに…。ふつう、会社の出張…
さて、育児研修も受け終わり、とうとう面接(兼家庭訪問)を受ける段階になりました! 研修で、団体Cのスタッフさんが「養親さんが少ないので、大募集してます」とおっしゃっていたので、ほおー、売り手市場なんだなー、と気が大きくなったのを覚えています。 ちなみに団体Cは、面接を受けるにあたり、たくさんの書類を提出させられました。 あまり詳細に書くとどの団体かバレるのでぼやかしますが、こちらの人となりを浮き彫りにさせる小論文など、重めな提出物を6~7つ。結構たいへんでしたよ。 初めて受ける民間ルートの団体でしたので、あたしは団体Cについてただただ「こういう感じなんだー」と素直に受け入れるだけでした。 (ネ…
ちなみに児相ルートの質問タイムでは、「試し行動はありましたか?」という質問をしました。 回答は「そういえば、買い物の帰り道で、1時間以上も道路に寝転がってダダこね続けられて、一緒に道路に座って途方にくれたことがありました。今思うと、あれは試し行動だったのかも?とも思いますけど、別に実子でもダダこねる話はよく聞いてますし、特に試し行動だと意識したことはありませんでした」とのことでした。 民間ルートだとほぼ新生児なので、試し行動はないですね。 あと印象に残っている質疑応答は、現実的な作業の話。 いつ来るかわからない、男か女かもわからない、新生児かどうかも確定ではない状況では、なにも準備できない。 …
そして逆に、他人様が気にならないことでも、アタシは気にしてしまうこともあります。 あたしが先輩方に質問していたのは、ほぼ1つ。 「やはり面接では、"障害があっても受け入れます"と答えたのですか?」 です・・・。 いくら漫画や動画で「難易度の高い子育て」訓練しても、怖いものは怖いのさ。 当時のあたしは、「やはり障害のない子がいい」という気持ちがまだまだ払拭できないでおりました。 でもここは民間ルート。 「自分が産む場合と同じように、子供は選べない」という姿勢でないといけないらしい。 でもあたしは嘘をつくのが苦手で・・・。 「伏せる」「あえて伝えない」だけならまだしも、事実や本心と異なる発言をする…
アケスケなあたしが気にならないことでも、他人様は気にすることって、よくあります。 やはり一般的には「養子であることを隠したい」というお気持ちはままあるようですね。 今回も、そして児相ルートの研修での質疑応答の時間にも、他の受講生から先輩への質問にたびたび挙がっていたこと。 「養子であること、どのくらい周囲に伝えていますか?」 「どのように周囲の人に伝えましたか?」 なんか、いつもこの質問がピンと来なくてさ。 あたしは、再婚であることも、不妊治療している(いた)ことも、イボ痔が4つ?5つ?あることも、平気で人に言う奴なので、養子を迎える予定であることも当然のように公言しておりました。 不幸自慢す…
団体Cの研修内で、すでに養子を迎えている先輩方との質疑応答の時間がありました。 まず驚いたのは・・・ どのご家族も普通の親子連れにしか見えないこと! 恥ずかしながら先入観で、 「実子と養子では、違って見えるはずだ」 (どこかぎこちないはずだ、どこか不幸な雰囲気があるはずだ、etc) と思っていたようです・・・。 ほんとまったくわからない。 ふっつーの親子連れ。 しかもお話しを聴くと、みなさん、 「養子だと知らない人から、ママ似だねーとか、パパに似てるねとか、しょっちゅう言われるんですw」 とのこと。 ほんとに、なぜか、似て見える・・・。 おそらく脳が、先入観でそのように視るのでしょうね。 あと…
養子縁組斡旋団体Cに正式に申込んだところ、育児研修を受けることになりました。 間違っていたらすみませんが、この研修は、平成29年4月から義務化されたもよう。 そう、まだ最近の話。 だからでしょうか、団体ごとに研修内容がバラッバラなんですよね。 研修内容どころか、選考プロセス自体にもこんな感じでかなりの違いがあります。(以下はざっくり例です) ● 書類選考 → 面接 → 研修 → 家庭訪問(+育児指導) → 報告書提出 → 待機家庭 ● 一次面接 → 研修 → 書類選考 → 家庭訪問(+育児指導)・二次面接 → 待機家庭 ● 書類選考 → 研修 → 報告書提出 → 家庭訪問・面接 → 待機家庭 …
さて。 民間の養子縁組斡旋団体Cに電話して、「待機家庭になれば、必ず養子の斡旋を受けられる」という言質を得たことで、晴れて正式に申し込むことができました。 「子供が持てないかもしれない」という状況に追い詰められ、しばらくの間、あたしを避け気味だった今朝男。 珍しく今朝男に誘われ、郊外のショッピングモールに出かけました。 郊外のショッピングモールって、子連れ家族がウジャウジャいますよね。 ふと、今朝男が言いました。 「今まで、子供連れを見ると暗い気持ちになっていたけど、すごく楽になった」と。 久方ぶりに、爽やかなオーラを醸しています。 そんなに子供が欲しいなら、自分で状況を打開するべくどんどん行…
先日、「愛着障害を持つ子供を養育するにしては、心構えがうんぬん」と、ちょっぴり偉そうな発言をしてしまいました。 でもね、なぜあたしがそう感じたかと言うと・・・ ふっふっふ。 人一倍、恐怖心・不安感が強いあたしのことですからね、また事前に人知れず訓練をしていたんですよ。 その方法とは・・・ 「養護施設」「児童虐待」「養子」「愛着障害」「試し行動」「発達障害」etc、のテーマが含まれた(ノンフィクション系の)漫画や動画を漁ることさ! 要は、事前に「難易度の高い子育て」の現実を知っておくことで、未来のあたしが「もうやだっ、こんな子、愛せないっ(怒)」とか、「ツライっ、やっぱりあたしには出来ないっ(泣…
● 養子を迎えられる可能性 すでに書きましたが、児相ルートではご縁をいただけませんでした。時間と労力をかけて里親認定を受けたのに、実際に委託先として選抜される段になると競争率が高く、待てども待てども落選が続くことが判明。 逆に民間ルートでは、面接に合格し、正式に「待機家庭」(いつでも受け入れ可能な家庭)として認められれば、基本的に養子の斡旋は受けられるとのこと。 ということで、本気で養子を望むご夫婦に対し、経験者のあたしがお勧めするとしたら、民間ルートです。 違うか。 両方にアプローチしておくのが利口ですね。 そしてより早くご縁をいただいた方に進む。 (もちろん、新生児を希望するとか、金銭的な…
● 子供の希望条件 児相ルートだと、すでに書いた通り、淡々と希望条件をヒアリングされます。 「後からやっぱり無理でした、となる方が、子供に一番良くないので、どうぞ正直に」と促され、条件をつけたからって里親登録に落とされるということはありませんでした。 一方、民間ルートだと、基本的に希望条件をつけられません。「自分が産むのと変わらず考えてください。性別も、障害の有無も、選べませんよね?」というスタンス。 実際に民間ルートの説明会では、障害を持ったお子さんをお迎えし、養育している養親さんもいらっしゃるとお聞きしました。あと説明会で、見た目が完全にハーフの子を育ててらっしゃる養親さんを拝見しました。…
● 斡旋後も長く付き合い(報告義務・干渉)が続く あたしと今朝男が、初めて民間団体Cの説明会を受けた時、感じた印象は 「ねちっこい」「斡旋後も干渉される」 でした。 一方、児相の方は、 「サバサバしている」「諦めている」「一線以上は要求してこない」「斡旋後はこちらの自由」 でした。 あくまであたしたちの個人的な印象ですよ! 児相ルートは、紹介するまではウルサイ感じ。 まずは里子との交流期間を持ち、自宅での養育期間を持ち、OKもらえたら正式に斡旋、となるので、何度も児相に足を運ばないといけない。 でも正式に斡旋されたら、あとはご自由に、という感じ。真実告知(養子であることを子供に伝えること)も任…
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