夫からの提案がすぐにあった。彼なりにいろいろ考え調べていたらしい。・にんじんジュースを1日2リットル飲むこと。・高濃度ビタミンCの点滴をすること。・糖質を控えること。彼は本やネットで調べて、効果があるかもしれない理由を、私にわかりやすく説明した。病院の標準治療でよいと思うものを選択しつつ、別のことも試してみよう、ということになった。癌という病気はまだまだ未解明なことが多い。昨年、私の父は肺がん(スモーカーであった)で亡くなった。抗がん剤のフルコース(オプチーボを含む)で治療をしての末だった。父が苦しんだのは、肺がんという病の症状より、抗がん剤の副作用の方だった。しかし父は抗がん剤投与を希望した。治療の選択はもちろん本人がするべきである。ま、これは別の話。で、まぁよさそうなことはやってみましょうかということになり...夫からの3つの提案
そろそろ夫に話す時である。彼が知ることは、私が医師から告知されることより辛い。100倍辛い。想像するだけで辛い。でも話さないわけにはいかない。夕飯の後、唐突にここ1カ月の経過を全て話す。夫は表情を変えない。私の大好きな表情でじっと聞いている。・・というわけなのです。話すの遅くなってごめんね。まだ表情を変えない。・・びっくりした?ううん。・・なんでよ。そうだと思ってた。・・え。なんでよ。パソコンの検索ワードが・・。・・なるほど。そんなオチかよ!(笑)そして、大丈夫だよ、と言う。二人でがんばれば大丈夫だよ、と言う。なにをどうがんばるかは、このあと続く。夫に話すということ
通っている大学病院のがん相談支援センターに行った。予約なしでふらっと立ち寄ったのだが、ちょうどタイミングよく、あと5分程で前の方が終わるとのことでお願いすることに。以下4点を聞きたかったので、説明をしてもらう。・高額医療費(そろそろ夫に話さないと申請できないなぁ)・介護保険(主治医経由で調査員からの調査、ケアマネージャがつくという流れ)・在宅医療(通院しながらも可能。主治医経由でソーシャルワーカーを紹介してもらう)・ホスピス・緩和医療(乳腺外科との併行も可能。心や生活面の相談もできる)なんとなく知ってはいたが、直接説明を受けてすっきりした。担当してくれた方は、私より少し年上くらいのやさしい女性で、ゆっくりじっくり私の話を聞いてくれて、ほっとする。夫にもまだ話していない、かわいそうで話すことができないと伝えると、...がん相談支援センター
ここ1週間の頭痛と吐き気が半端ない。もともと頭痛もちなので、疲れるとすぐに頭痛がするのだが、今回あまりにもひどい。そして、経験したことのない吐き気とめまいである。ストレスだろうか。私なりにストレスを受けているのだろうかと思いたいも、脳への転移という不安がどっと押し寄せる。予約外ですぐに病院である(そういうところ。いまの症状を医師に伝えると、「一応PETでは脳の所見はなかったけれど、PETでは脳の詳細はわかりませんので・・」「脳のMRI検査お願いします!!」(食い気味で。笑この3日後、脳のMRI検査をする。その1週間後、結果。異常なし。とりあえずほっとするが、この先こういう不安を抱えていくのかなぁと、また新たな懸念事項を確認することになる。が、このあと、脳転移ではなかったと思うにつれ、症状は軽くなっていき、すぐに...頭痛と吐き気とめまい
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