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2019/10/18

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  • 効率的に明細書を作成する極意(それでも明細書が苦手な人へ)

    1.はじめに 先日のブログ(ログイン - はてな)で文章の書き方を紹介しましたが、正直、単に文章の書き方の話をされても・・・、なんてもいいから簡単に明細書を書くコツを教えてくれ、という方も多いと思います。 もっと言えば、一般的な特許事務所であれば、案件を効率的に処理することで利益を上げるビジネスモデルになっています。したがって、特許事務所で働くということは、明細書の品質だけでなく、大量の明細書を短時間で作成するということも極めて重要です。明細書を効率的に処理するにはどうすれば良いのでしょうか。 2.考え方のコツ (1)文章をブロックとして捉えましょう 文章の美しさは二の次にして、文章(例えば段…

  • BENRI-Cってなにw

    1.BENRI-C 今日は雑談的な感じで気軽なネタに触れたいと思います。先日、日本弁理士会から下のような動画が公開されました。一応、日本弁理士会とは、原則すべての弁理士が所属している強制加入団体です、当然私も所属しています。まさか裏でこのような動画が作られているとは、、、知りませんでした。 www.youtube.com 初めてこの動画を見たときは、事務所にいた同僚と一緒に大爆笑しました。やはり、ツイッター等でもかなり話題になっているようですね。正直、あの団体がこんな思い切ったことをしたというだけで十分良かったのではないかと思っています。古坂大魔王という人選も良いですしね。ということで、せっか…

  • 誤解のない文章を作成する極意~より良い明細書を書くために~

    1.はじめに 私は、明細書を書いたことない人、文章の作成に慣れていない人の指導をすることがよくあります。中には、どうしても「すぐに単独で問題の少ない明細書が書けてしまう人」もいれば、「結構経験はあるけどちょっと物足りないなぁ」という人がいます。特に明細書を作成するという業務を念頭に置いた場合、このような差を生む要因の一つに文章を作成する能力の差があるように思います。例えば、よく事務所(や会社)の上司に「何を言いたいのかわからない!」、「書いてある文章の意味が分からない」と言われたことはありませんか、そのような方に向けた特に明細書で必要な「誤解がなく、明確に、相手に伝わる文章」の作成の仕方につい…

  • 知財業界の歩き方(転職編)

    1.はじめに 要望があったので、少し特許事務所への転職について、触れたいと思います。 諸々の事情で、昔特許事務所の採用に関わっていたこともあるので、このブログでは、若干採用サイドの話も織り交ぜながら説明します。 知財業界への転身を考えている方や弁理士試験の勉強を始めた方の間で、まず話題に上がるのが「特許事務所ってどうなの?」、「いつ転職しようか?」というような話題ではないかと思います。このような疑問に少しでも答えらればと思います。 2.特許事務所ってどうなの? 特許事務所とは、簡単に言えば、特許出願を始めとする知的財産活動に必要となる様々なサービスを提供し、対価を得る(収益を上げる)組織です。…

  • スタットアップに必要な「知財戦略」(基本編:その2)

    1.知財戦略が必要な理由 さて、中小企業やスタートアップ企業のようなリソースの少ない企業であっても、知財戦略が必要なのか、という疑問に対する答えは、当然ながら、「YES」です。中小企業やスタートアップ企業であっても、知財活動自体は必ず必要です。 理由は簡単です。知的財産権という法律的な権利が存在する以上、他社の知的財産権を侵害した場合、法的な制裁措置を受ける可能性があるからです。つまり、防衛という意味での知財戦略すら放棄した場合、他社の知的財産権を侵害しているということで損害賠償請求や差し止め請求という形で法的な制裁措置を受ける可能性があるということです。 この点、一般的に馴染みのある著作権は…

  • 弁理士試験 口述試験のポイント解説!(延長戦)

    1.言い訳 やはりここから書くべきだったかなと思いなおしました。 まあそれはそうですよね。「論文試験に受かって当然」の人よりも、「なぜか受かってしまった!」という人の方が困りますよね。 2.論文試験に受かってしまったら、、、 まずは、各会派の練習会や受験機関の模試に申し込みましょう。私自身受験機関で講師をやっているので心苦しいのですが、そうは言っても面接試験です。「慣れ」というのは絶対に必要です。ただし、知識のインプットの時間も必要ですので、受けすぎには注意してください。合計2~3回程度で十分かと思います。 <会派> 春秋会:春秋会口述試験練習会のご案内 – 弁理士春秋会 PA会:令和元年度 …

  • 弁理士試験 口述試験のポイント解説!(後編)

    弁理士試験 口述試験の対策 口述試験の対策は、良くも悪くも「勉強の穴を作らない」ということと、「口述試験に慣れる(普段の実力を発揮する)」ということに尽きます。このうち「口述試験に慣れる」ということに関しては、個人差が大きい上に、それなりに言及しているブログ等もありますのでここでは敢えて省きます。 ⅰ)条文の暗唱に対するポイント 条文の暗唱は、口述試験の合格率が低かった時期に多く出題されていましたが、近年では、若干出題頻度は落ちているような印象を受けますが(統計をとってはいません)、まだまだ出題の可能性は十分にあると思います。 ただし、条文の暗唱に求められる正確性については、近年大きく変化して…

  • 弁理士試験 口述試験のポイント解説!(前編)

    1.はじめに 元々書くつもりはなかったネタなのですが、タイムリーな話題なので乗っかることにしました。 私自身、某受験機関の講師をやっており(別に隠す話でもないのですがどこまで書いてよいのかわからないため)口述模試や練習会等の試験官という形で300人ぐらいは口述試験の指導を行ってきましたので、ある程度信頼性の高い情報は提供できると思います。 2.口述試験とは? 口述試験は、毎年ホテルの部屋の一室等で行われ、受験生一人に対して、主査と副査の最低2名の試験官が口頭で問題の内容を伝え、受験生は一つ一つの問題に解答していくという形式の試験です。そして、口述試験は概ね10分程度で行われ、原則として制限時間…

  • スタートアップに必要な「知財戦略」(基本編:その1)

    1.そもそも知財(知的財産)って何? 例えば、日本弁理士会の説明を見ると知財とは、「人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物などには、財産的な価値をもつものがあります。そうしたものを総称して「知的財産」と呼びます。知的財産の中には特許権や実用新案権など、法律で規定された権利や法律上ほどされる利益に係る権利として保護されるものがあります。それらの権利は「知的財産権」と呼ばれます。」と説明されています。 簡単に言えば、例えば、抽象的なアイデアやノウハウなどの無体物が知財であり、知的財産権とは、それらを保護する権利と言えます。中小企業やスタートアップ企業であれば、特に重要なのは特許権と商標…

  • スタートアップに必要な『知財戦略』(応用編:その1)

    知財戦略って何? 知財戦略という言葉は、割とよく使われます。「うちの会社は、特許は出しているんだけど知財戦略は全然でさ~」、「特許出願とかしたことがないけど、知財戦略ってどうやればいいの?」とか実際によく耳にする会話かと思います。ただ、この「知財戦略」という言葉は割と多義的に使用される言葉であり、上述の2つのセリフを発言した人間もおそらく知財戦略という言葉に全く違う意味をイメージして会話をしているものと推測できます。実際に知財戦略とはどのようなものなのでしょうか。 2.一般的な意味での知財戦略 この点、知財戦略という言葉から多くの人がイメージする内容としては、例えば、競合他社との差別化要素とな…

  • 略歴紹介とHP開設の方向性

    ・略歴:弁理士・知財アナリスト(特許・コンテンツ)。2019年10月末に現在の職場を退職予定。以降は、個人での仕事の依頼を受け付けつつ、複数人で小規模事務所を設立予定。北海道大学大学院(情報)、国立精神神経医療研究センター(神経科学)、都内大手特許事務所。前職では、IT系スタートアップ企業を中心に発明発掘、知財DD、明細書作成業務等を担当。2017年12月より経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」作業部会構成員を担当。 ・これまで行ってきた主な業務(スキルの方向性):明細書作成・発明発掘業務:ソフトウェア分野(ゲーム、AI、ブロックチェーン等)を中心に150件程度。知財DD:遺伝子改…

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