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2019/10/02

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  • 暮れの元気なごあいさつ

    萩尾望都「メッシュ」から雪のラパン・アジル 萩尾望都の「メッシュ」は1980年代に描かれた作品でパリが舞台になっています。 メッシュというのは、主人公の少年が金髪だけど銀色のメッシュが入っているように見える髪型からついたあだ名です。 メッシュは綺麗な顔に似合わないチンピラで、ボスのヤクを盗もうとしてリンチされ腕を折られて街を彷徨ってた所を、貧乏画家のミロンに拾われます。 ミロンは優しいおおらかな青年で、メッシュはなんとなくミロンのアパートに居ついてしまいます。 怪我も治り明るさを取り戻していくメッシュですが、彼の心の奥底には癒せない深い傷があって、そのせいで時々感情が不安定になってしまうのがミ…

  • 漫画/「シグルイ」原作・南條範夫 漫画・山口貴由

    隻腕の剣士の刃は骨を断つことが出来るのか?盲目の剣士の刃は対手に触れることが出来るのか?出来る 出来るのだ (画山口貴由・原作南條範夫「シグルイ」既刊15巻) 正気にては大業ならず。武士道はシグルイなり。 今年もいよいよ押し迫ってまいりましたな~ 今回取り上げるのは、あたしの大好きな漫画「シグルイ」でござる。 「シグルイ」の原作は、南條範夫の時代小説「駿河城御前試合」である。 寛永6年9月24日、駿府城内では駿河大納言德川忠長の面前で真剣試合が行われた。 その凄惨残酷な11番勝負を書いた第1話「無明逆流れ(むみょうさかながれ)」を中心に漫画化されているのだが、なんつっても山口貴由先生の脚色が大…

  • 漫画/「父の暦」谷口ジロー

    君は谷口ジローを知ってるか!?知ってるよね! (谷口ジロー「父の暦」) 谷口ジローを体験しよう! 12月の初め、世田谷文学館で開催されてる「描くひと 谷口ジロー展」を見に行きましたのよ。 これがもう超絶よくて、やっぱ谷口ジローったら凄すぎるウ~と思ったり、残念ながら2017年に他界されましたので悲しいかなもう新作は読めないんだ俺の愉しみは一つ減ったぜ、などと改めて悲しく思ったりして感慨もひとしおでした。 その画力の高さは言うまでもないけど、読み始めると谷口ジローの世界に深く引き込まれていく感じはなんとなく言葉では表現しづらい。(本当は先生とつけるべきだけど親愛を込めて敬称略) 売れると描かなく…

  • 漫画/「乾と巽―ザバイカル戦記―」安彦良和

    シベリア出兵を描く渾身の戦争漫画 (安彦良和「乾と巽ーザバイカル戦記―」既刊6巻) 安彦良和と言ったらやっぱガンダムだけど アニメでの功労、そして漫画家としてのご活躍、すべてにおいてレジェンドな安彦良和先生。 そんな彼が”最後の長編連載作品”と銘打って描いている「乾と巽-ザバイカル戦記-」は現在6巻まで刊行。 テーマはシベリア出兵だ。 シベリア出兵とは、1918年から1922年までの間に、第一次世界大戦の連合国(イギリス・日本・フランス・イタリア・アメリカ・カナダ・中華民国)が「シベリアで革命軍によって抑留されたチェコ兵捕虜の救出」を口実に共同出兵した、ロシア革命に対する軍事干渉。 (1918…

  • 漫画/「九条の大罪」真鍋昌平

    依頼人を貴賤や善悪で選別しない弁護士。たとえ依頼人がどんなクズでも。 (真鍋昌平「九条の大罪」既刊4巻) 貴賤はともかくこんな依頼人は断るよフツー! 最近また以前のように外回りが増えてきて時間が自由になるので、今日はオサレなカフェで書きました。 ところで弁護士ってかっこいいよね。 なんか難しい事をいっぱい知ってそうだし、金持ってそうだし・・・(なんつー頭悪そうな文章) 弁護士は法律の専門家として独立した地位を持っているし、誇りとやりがいのある仕事ですよね。 世の中には無実であるにもかかわらず逮捕起訴されてしまうような、いわゆる冤罪もあります。あってはならない事だけど。 本当はやってないのにやっ…

  • 映画/「劇場版 きのう何食べた?」

    原作も秀逸だけど実写版もサイコー! (「劇場版きのう何食べた?」中江和仁監督/120分/日本) 相変わらずこのお二人の再現度高いよね~ もう今年あと1ヶ月ないじゃん! と気づいたその日から「これは面白かったから後で感想をブログに書こう」と思ったまま積みっ放しになってる漫画が急に気になり出し、珍しくやる気モードでパソコンに向かってる今日この頃。 そうだ。映画もいっぱい見てるんだよね。 インプットばかりでアウトプットができてないのは、やっぱ怠惰だから? 七つの大罪じゃあるまいし、怠惰に打ち勝つにはどうしたらいいのですか~ と思うそばから前澤さんが宇宙に行かれて、ああお金ある人はいいわねえなどと考え…

  • 漫画/「世界で一番、俺がOO」水城せとな

    「一番不幸になった者はどんな願いも叶えられる!」怪しいゲームに参加したアラサー男子3人の友情と絶望の物語 (水城せとな「世界で一番、俺がOO」既刊8巻) 不幸を競うなかで逆に何が幸せなのかを考えさせられちゃう 世の男の人って、もう自分は若くないんだ~って思い始めるのっていつ頃からかしらね。 組織の中で大きい仕事を任されたり、大人の振る舞いを求められたり、恋愛よりも大事なものがあるような気がしたり、自分の今までの人生を振り返ってああもっとしっかりしなくちゃヤバイとか考え出すのって、やっぱ30位から? この作品に登場するのはアラサーの幼なじみの男性3人、柊吾とアッシュとタロ。 彼らは、突然現れた謎…

  • 漫画/「松かげに憩う」天瀬シオリ

    幕末動乱期の長州藩。松陰先生と門下生たちの愛しき日々。 (天瀬シオリ「松かげに憩う」既刊2巻) 吉田松陰という人 別冊ヤングチャンピオンは、みずたまことの「バウンサー」が好きなんだけどこちらもなかなか面白いんですわ。 「松かげに憩う」は吉田松陰を描いた歴史漫画で現在2巻まで刊行しております。 まず物語は視点人物となる初代内閣総理大臣・伊藤博文(68才)の回想から始まる。 当時、利助と言った16才の伊藤が吉田稔麿に誘われ噂の松陰先生に習うために松下村塾に向かう。 同い年で友人の稔麿は、上士の子しか入れない藩校の明倫館に比べて松下村塾はどんな身分でも入る事ができ松陰先生は誰にでも優しく丁寧に教えて…

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