米国東側の某都市に在住して早十数年。洋書を和書に近いスピードで読めるようになりたくて奮闘中。読書の感想、本の情報、読書を通して学んだ英語などを綴っています。
『Atomic Habits』の原著表紙と日本語版表紙 2018年10月刊行後、一年も経たずに100万部突破。発売後まもなく2年が経過しようという今も、ニューヨークタイムズ紙ベストセラーランキングの「アドバイス、ハウツー」のジャンルで第3位、2020年8月第二週の米国アマゾンのノンフィクション本ランキングで9位。40か国語以上の言語で世界中で出版されています。 日本語版も出ていますが、またまたタイトルが謎。『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』 ・・・・・・。 以下に原著の表紙と裏表紙をほぼ直訳してみたのですが、原著のどこに「ジェームズ・クリアー式」だの「複利」だの「1つの習慣」の…
80年代の映画スター、そして近年は『West Wing(邦題:ザ・ホワイトハウス)』などのテレビドラマでしぶとく活躍中の俳優ロブ・ロウ。 私の中では、「もてもてでちゃらちゃらしている顔だけの俳優で歳とって消えてった」という位置づけの俳優だったので、先日下記の記事を偶然読み、「こんな人だったっけ」と驚いてしまいました。 www.newsweekjapan.jp まあ、記事を読む限り、残酷な言い方ですが彼の場合は「終わりが分かっているから頑張れた介護」という部分もあり、高齢者介護にあたっている方には響かないかもしれません。それでも名も無い人々に暖かい励ましを送る文章は心を打たれるものがありました。…
今やすっかりアメリカのドリーム夫婦となったゲインズ夫妻。奥さんジョアンナの料理本はそんなにいいのか『Magnolia Table』(by Joanna Gaines, Marah Stets)
どうして、こいつら ↓↓↓ はこんなに人気があるんだー!! 最近、こやつらの顔をあちこちで見かけます。 magnolia.com この方々は、チップ・ゲインズとジョアンナ・ゲインズという方々で、ご夫婦です。 私はテレビをほとんど観ないので乗り遅れましたが、いつのまにかすごい人気になっていました。特に奥さんのジョアンナのほうは、もう「ライフスタイルの教祖様」という感じです。信者がうようよと発生しております。どうした負けてるぜ、こんまりさんよ! テレビで勝手にやってくれている分にはいいのですが、こやつらは回顧録だの料理本だの、本の分野にも進出しまくっています。そして自分の雑誌まで創刊しやがった!!…
NYタイムスマガジン掲載の小川洋子さんのエッセイ、原爆の記憶をつなぐ文学の紹介と美しい文章に涙・・・でも読者のコメントが・・・
『博士の愛した数式』などで知られる作家小川洋子さんのエッセイが2020年8月6日付でニューヨークタイムズ・マガジンに掲載されました。 「How We Retain the Memory of Japan’s Atomic Bombings: Books(日本の原爆の記憶をどうやってとどめておくか:本)」という、小川さんが日本語で書いたものを英訳したエッセイです。 「たとえ原爆を実際に経験した人が一人もいなくなっても、優れた文学作品が言葉も残せず亡くなっていった名も無い人々の声を運んでくれる。それに耳を傾けよう」という内容。 紹介されている本は、『これが人間か』(プリーモ・レーヴィ)、『ふたりの…
To understand the “artist,” you must study his “art.” (「芸術家」を理解したいなら、その芸術家の「芸術」を理解しなくてはならない。)(-snip-)There is no substitute for experience, and if you want to understand the criminal mind, you must go directly to the source and learn to decipher what he tells you. (ー中略ー 経験に替わるものは無く、犯罪者の思考を理解したいなら、直接…
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