米国東側の某都市に在住して早十数年。洋書を和書に近いスピードで読めるようになりたくて奮闘中。読書の感想、本の情報、読書を通して学んだ英語などを綴っています。
孤読を忘れる楽しい放談集その1『ベスト・オフ・映画欠席裁判』(町山智浩、柳下毅一郎)
映画評論でご活躍のお二方が、様々な映画を俎上に上げて好き放題言い散らしている放談集(漫談集?)。間違っても「対談集」ではありません。溢れる知識と偏った趣味をバックに、映画を愛で毒を吐き、しゃべり倒している様子が活字になった本。自分のことを上品だと思っている人は読まないほうがいいし、この本で「良い映画を知ろう」とか間違っても思わないほうがいい。
ピクサー社の元CFO、ローレンス・レヴィ氏による回顧録。著者は、『トイ・ストーリー』の第一作が公開される一年前から、ディズニーがピクサー社を買収する時期まで、ピクサーのCFOや取締役だった。To Pixar and Beyond: My Unlikely Journey with Steve Jobs to Make Entertainment History (English Edition)作者: Lawrence Levy出版社/メーカー: Mariner Books発売日: 2016/11/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 世界一のアニメーション企業の今まで語ら…
Miss Peregrine's Home for Peculiar Children by Ransom Riggs (日本語版題名『ハヤブサが守る家』『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』)
ジェイコブは、フロリダに住む孤独な15歳の少年。ある日、敬愛する祖父が凄惨な死を遂げる。その間際に目にした奇怪な生物、自分に向けられた祖父の最期の言葉の意味は何だったのか? ジェイコブは、その謎を追ってウェールズの孤島へと旅立つ。そこで彼に起こったことは・・・?
タイトルの通りです。 読後に「やられた!そうだったのか!」という気持ち良い騙され感ではなく、納得の行かない感だけが残ってなんか頭に来てしまう。たとえ、どんなに精密にトリックが練り上げられていて、内容や文章に破綻が無いとしても。「裏切られた!時間返せ!」と思ってしまうのです。その裏切られる感じが好きで面白いと思う人がいるからこそ、次から次へといろんなトリックが考案されて、作品が発表され続けられているジャンルだとは思うのですが、私は無性に頭に来ます。簡単に騙された自分が、ものすごく頭悪い感じがするせいでしょうかね。
先日、「他のものは割とあっさり手放せるのに、本だけは処分するためにものすごい精神力が要る。どうにかならないものか」というぼやきを書いたところ、愛読しているブログの筆者さんたちお二人にためになるコメントをいただきました。いろいろな考え方、方法があるとは思うんですけど、とりあえず以下を心掛けてしばらく処分に励みます。
「ブログリーダー」を活用して、AgentScullyさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。