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新令和日本史編纂所 https://blog.goo.ne.jp/reiwanihonshi

従来の俗説になじまれている向きには、このブログに書かれている様々な歴史上の記事を珍しがり、読んで驚かれるだろう。<br><br>

布衣草莽
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2019/09/12

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  • みずほ銀行の問題点

    みずほ銀行の問題点最近新聞には、みずほ銀行のトラブルを取り上げ、次のような見出しが躍っている。「みずほ障害多発」「怒りの金融庁直轄」「検査待たず応急処置」「自助能力の欠如露呈」「金融庁の行政処分」「みずほ銀に改善命令」「金融庁がシステム監視」その他等々。これは金融庁が、みずほ銀行の基幹システムを事実上の「直轄」とする非常手段に乗り出したからである。障害の連鎖に歯止めがかからず原因も特定できない現状に、監督官庁の堪忍袋の緒が切れたということだろう。銀行業務の屋台骨であるシステムの成り立ちを疑問視する声も上がり、今後の成長戦略にも影を落とす。私は四月にこの問題が起きたとき、以下の記事で指摘したが、一部書き足しての再掲載である。ITに遅れた日本の銀行日経新聞に、「金融、IT競争力が左右」と題する記事が掲載されていた。...みずほ銀行の問題点

  • プラモデルの断捨離

    プラモデルの断捨離老生、男の終い支度として、身の回りの物をほとんど捨てた。その中に趣味で作ったプラモデルが数百点在る。これも業者に綺麗さっぱり全て引き取ってもらった。プラモデルなどというシロモノは興味のない人間にとってはただのプラスチックの厄介なゴミにすぎない。ただ、比較的印象に残っている作品は画像としてクラウドサーバーにUPし保存してある。これはその中の一点だが、当ブログの「小難しい文章」の合間の一服としてお許しいただきたい。武器はどんな綺麗ごとをいっても紛れもない「殺し道具」でしかない。しかし小は拳銃やナイフから戦艦大和まで、その機能と美しさが一致した究極の造形美は事実であり、皮肉でもある。なお、作品のほとんどはリアルさを追求する「汚れ技法」は使っていない。武器が綺麗だということは、戦争がないということだか...プラモデルの断捨離

  • 日本軍ハワイ占領 山本五十六と日本の戦略の失敗

    日本軍ハワイ占領山本五十六と日本の戦略の失敗近頃、テレビの下らぬ馬鹿番組に辟易して、古い映画のDVDを観ている。そのうちの一つに、映画の山本五十六について。主演の役所はそれなりの演技で無難に演じていた。しかし脚本は山本を美化しすぎ、形而上的に捉えすぎている。原作は故半藤一利だが、先に亡くなった阿川弘之著「山本五十六」の方が秀逸といえるだろう。この山本を演じた役者は私の知る限り歴代8人居り、時系列では以下となる。大河内伝次郎、佐分利信、藤田進、三船敏郎、小林桂樹、古谷一行、丹波哲郎、役所広司。一番はまっていたのは小林桂樹ではなかったろうか。さて、米国の国力を知り尽くしていた山本が、「一年や二年暴れてみせる」等と嘯くのは所詮は軍人の悲しいさがでしかない。この山本を名将と評価する人も、凡将という人もいる。山本は米軍戦...日本軍ハワイ占領山本五十六と日本の戦略の失敗

  • 河野太郎新総理大臣で「北方領土」は還ってくるか。

    河野太郎新総理大臣で「北方領土」は還ってくるか。河野太郎行政改革担当相は9月10日の自民党総裁選の出馬会見で、対ロシア外交について「北方領土問題を解決し、平和条約を締結していくというのは非常に重要なことだ」と語った。河野氏は安倍前政権下の外相とし3年間、日口交渉に携わっている。安倍晋三前首相が18年11月の日口首脳会談で、日ソ共同宣言を交渉の基礎に位置付け、事実上の2島返還方針に転換したことへの評価について、河野氏は「現時点で申し上げるのは避ける」と述べた。ここで先ず北方領土が盗られたそもそもの経緯を振り返ってみる必要がある。何故なら日本人は「ソ連が悪い」と一方的に思い込んでいる。これに全く異論はないが実は原因はアメリカに在るという事実に目を向けるべきだろう。ソビエト極東軍が突如、国境を越えて満州に進攻したのは...河野太郎新総理大臣で「北方領土」は還ってくるか。

  • わが終活 「もうろくたかって死ぬの忘れた」

    わが終活「もうろくたかって死ぬの忘れた」老人が多くなった昨今、老生、人生の頽齢期を迎えて、いくら長命の時代とは言え、神がいるなら、お目にかかる日はそう遠くないだろうと覚悟している。世間は武漢病毒悪性肺炎や政治の混沌で騒然としているが、己の身辺整理にいそしんでいる。紅灯緑酒の巷で気違い水を呑み、泥水家業のホステスとの交遊も断って十数年。「死に損ないの老いぼれ野郎」と呼ばれぬよう、静かに、世間様の迷惑にならぬよう、暮らしている。「鶴は千年、亀は万年、我は天年」と喝破したのは禅僧仙崖だが、生きようとして叶わず、死のうとして叶わず、これ全て寿命という天の配剤に依るという意味になる。「人生、古(いにしえ)より誰か死なからん」とは南宋の政治家、文天祥が詠んだ詩句の一節だが、これが私の死生観である。終活は現在の流行りだが、老...わが終活「もうろくたかって死ぬの忘れた」

  • 自民党戦国バトル 総裁候補乱立

    自民党戦国バトル総裁候補乱立それ倩(つらつら)想ん見る秋の自民党総裁選挙。老生、今回の自民党総裁選を見るにつけ、日本国をどうするのか、どんな国にしたいのか、大きな構想力に、強い意志とリーダーシップのある政治家が居ないことに失望している。どの候補者も小粒で、日本の将来を考えたとき暗澹たる気持ちを禁じ得ない。女では高市早苗氏と野田聖子氏が立候補が取り沙汰されてはいるが。菅氏は、元々が「総理になろう、なりたい」という強烈な願望と意思の無かった男である。棚ボタでひょんなことから最高権力者の座に就いたから大変である。彼の人気は最低だが、大局的に政策は決して間違ってはいなかったし、無難にこなしてきたし、公約もほぼ実施している。武漢病毒悪性肺炎(新型コロナウイルス)対策にしても、中国のような共産党の恐怖政治で押さえつける手法...自民党戦国バトル総裁候補乱立

  • 今甦る!! 令和に必読の書 『さらば星座』(黒岩重吾)

    今甦る!!令和に必読の書『さらば星座』(黒岩重吾)久しぶりに書庫から「黒岩重吾」の小説「さらば星座」の全巻を取り出し読み終えた。全2400ページにも及ぶ大冊である。戦火で父母を失い、敗戦後の大阪の廃墟を逞しく生き抜いた「春日正明」11歳から30歳までの物語である。正明と同じ境遇の恋人であり、紆余曲折を経て夫婦になる悦子との愛の遍歴でもある。これは作者黒岩が多くの本に書いているように、実体験の投影でもある。この二人を取り巻く登場人物も多彩で、香港(中国)人、朝鮮人、警察官、弁護士、元軍人、教師、役人、ヤクザ、娼婦、政治家、総会屋、ホステス、新聞記者と、社会のあらゆる階層の人間が登場し、社会派作家と謂われた黒岩の面目躍如たるものがある。日本は連合国に原爆まで落とされ、完膚なきまでに叩かれ、国土は廃墟と化し、国民の命...今甦る!!令和に必読の書『さらば星座』(黒岩重吾)

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