猛暑日のパリ

オペラ座駅の階段を上がれば、熱波が吹き荒れておりました。 改修工事の終わったオペラ座、金の像が真夏の太陽にキラキラ。広大なパリ植物園では直射日光はさすがにきつく、木立の陰を縫うように。 途中に熱帯植物館のガラスドームが見えます、館内の湿度は85％ほど、 今日はさすがに人がいないんじゃないかしら。。 今週のパリの気温は連

硝子のアーケード・パリのパッサージュ

雨のパリ、ギラギラに晴れたパリ、どちらにも便利な屋根付き商店街パッサージュ。昔はパリのいたるところに造られていたそうですが、今は残るのは10数本のみ。硝子のアーケードが綺麗でしてね、今回は屋根中心に数枚を。こちらは Passage du grand-Cerf パッサージュグランセルフ。個性的なブティックの並ぶ通りです。

パリの廃墟・ふたつのサンポール教会

パリの街角の廃墟です。マレ地区の一角に残る Saint-Paul-des-Champs教会、残るのはかつての塔の壁だけ、あまり目立たないので見過ごしてしまいそうな佇まいです。この場所には7世紀にはキリスト教の礼拝所があったらしく、その次に建立されたのがこちらの教会、建立年ははっきりせず12世紀中ということです。（15世

サンシュルピス教会が好きな理由

この教会について書くのはもう3度目なのですが、お付き合いくださいませ。 この教会が好きでして、なんで好きかと言いますと、教会内、ドラクロワの「ヤコブと天使の戦い」はこちらの記事で。 トリノの聖ヨハネ大聖堂の「キリストの聖骸布」の複製品もあります。↓↓教会内、ドラクロワの「ヤコブと天使の戦い」はこちらの記事で。 トリノの

初の真夏日にインドストリートでカレーをいただく

昨日は酷暑注意報が初めて出まして、でも日本の夏に慣れた私たちには全然 つらくありません。今年は6月に入っても寒い日が続いたので嬉しいかぎり。 ちょっと気分がのったので、パリのインドストリート、 Passage Brady パッサージュバラディでカレーを食べてきました。 インド人街と言いますが、お店はパキスタン人による

王様の森でデジタル遊び

フランス王の森に古い鏡を持ち込み、消えた撮影者、、（クリックするとポップアップで拡大写真が出てきます）さらなる悪のり。夏至なり。

自家製田舎パンレシピ

以前ご紹介した「自家製田舎パン」を「美味しいのよ～！」と友達に配ってみたら「焼き方を教えて欲しい！」と頼まれたので写真付きでレシピを書いてみました。このパンの作り方を教えていただいたのはこちらの素敵なブログ モノと生活。友人達には、最初はこの材料で作ってみてね、と。（素材の差を避けて）フランスの普通のスーパーで手に入る

パリの街角の生き物（偽）

目に飛び込んできたパリの動物（偽）、これはもう長いこと気が付きませんでした。パリRERA線の行先表示に、放射性標識の下の羽（？）が欠けたようなマーク、（クリックするとより鮮明な拡大写真が出てきます）ミッキーマウス・・・でした、行先の Marne-la-Vallée はパリディズニーランドの最寄り駅。気が付かなかったのは

シテ島に残る秘境・サンテニャン教会

パリのシテ島の話が続きます。世界の旅の情報サイト Trip-Partner に【パリの中心シテ島観光】徹底解説 を寄稿いたしました。マニアックな愛情で攻めております、よろしかったらご訪問くださいませ。「秘境」その中でも触れておりますが、こちらはインスタでも有名なカフェレストランAu Vieux Paris d'Arco

エッフェル塔で撮影タイムトライアル

友人たちと「エッフェル塔」というお題で撮影タイムトライアル、制限時間30分で。（撮ったのは一年前です。）こちらの美しいカップルはモデルに依頼していたわけでなく、偶然出会ったお二人、うわあ！、とエッフェル塔を撮るふりをしてコッソリ。お顔がほとんど見えていないから載せてもいい・・でしょう、？使ったレンズはニコンさんの AF

パリのゴミ箱の存在感

昔撮った写真なんですけど、お蔵入りしていたうちの2枚です。上は写真撮りの間で有名な一角なのですが、住民の生活を守るために鉄格子がはめられています。なので住所は内緒。各戸用のゴミ箱、清掃車のアームに引っかけ半回転させて落とすタイプの物。・・・ここまで並ぶと無理だわー、子供のニキビのように小さな点々であればフォトショでグリ

牢獄のマリーアントワネット

こちらはフランス革命時の政治犯の牢獄、Conciergerie コンシェルジュリー、 入口の半地下の大礼拝堂です。 元はシテ島（セーヌ川の中州）の3分の1の面積をしめる宮殿の一部でした。 後ろの格子から先が牢獄部分です。 20数年ぶりの再訪です、記憶も薄れておりました。空気はどこもズシ

激しく赤

今日は特に話題があるわけではなく、以前愚痴ったことですが、十字軍が詐欺に遭い、偽☓☓・・という（私にとっては）珠玉のような話をどなたにも拾い上げていただけなくて、という件、しかし先日、うちで引き取りましょうか？という有難いお申し出があり、秘蔵箱を開け、膨大な写真をまとめていますが、、目が弱っちゃって、、視神経が焼け切れ

色彩美のサントシャペル

この前、セーヌ川の中州シテ島にある Sainte-Chapelle（聖なる礼拝堂）へ 行ってまいりまして、今写真を整理中なのですが、雅な色に神経が高ぶり、何枚か先に載せてしまいます。 世界最高峰の冠のつくステンドグラスです。敬虔なキリスト教徒であったフランス王ルイ9世（1226－1270）が造らせた ゴシック式の礼拝堂

【廃墟】カトリック司教のお城

今回の旅の最後の廃墟のご紹介です。（お付き合いありがとうございます。） フランス北部 Aisne県 Soissons市の Le château de Septmonts、セットモン城、 建立は13世紀より、このソワッソン市のカトリック司教の居住城でありました。お堀に囲まれたお城、 一枚目の写真はこの右のドンジョン（天守

#「色」加工しています

廃墟の写真を捲るのに疲れましたので（お付き合いありがとうございます）、別風味の写真を。これは旅中路で撮った Éolienne、日本名が風力原動機、ですか？よく高速道路沿いの農地で回っています。上手く撮れたことがない物のひとつです、色加工しないとだらっとした絵になって。こちらも路中立ち寄った町の給水塔。フランス語で Ch

影絵のような廃墟・聖ジャンデヴィヌ修道院

こちらはパリから100㎞ほどの距離のSoissons市にある修道院廃墟、 Abbaye de Saint Jean des Vignes です。 廃墟のカテドラルのファサードを裏側から撮った図です。 敷地内に大修道院がありましたが、その建物のほとんどが消滅しています。中庭の回廊、手前には柱の跡など建物の土台が残るのみ

#加工してません

＃授業で森の写真が必要だから、ということで母子で向かいました。＃インスタグラムにもご訪問くださいませ。instagram merumo.colors

【パリのおしゃれカジュアルカフェ】寄稿

こちらは、モンマルトルのサクレクール寺院の真下にある「素朴派美術館 La Halle Saint Pierre」のカフェです。カウンターのすみっこの特等席で。パリのお気に入りのカフェの中から、カジュアルな6店を選んで旅の情報サイト、Trip-Partner パリのおしゃれカジュアルカフェ に寄稿いたしました。そち

廃墟のフェールアンタルドノワ城

フランス北部の「廃墟」巡りが続きます。 こちらは Aisne エーヌ県にある、13世紀建立の要塞城、 Château de Fère-en-Tardenois。お堀にかかった美しい橋が特徴です。この橋は3世紀後に渡されたもの。渡り切ったところから。本来は2階建てで上階はサロン（まあ、パーティー会場） だったそうで、残念

聖具と聖遺物を公開中・ラン大聖堂

フランス北部 Aisne エーヌ県、 Laon ラン市にあるラン大聖堂を訪れて参りました。Laon と書いてランとだけ発音します。（なぜ？）パリから150km弱、車で2時間ほどの距離にある街です。ファサード、建立は12世紀、初期のゴシック建築の代表的カテドラルです。二つのタワーはパリのノートルダム大聖堂と同じスタイルで

廃墟の教会 Abbaye d’Ourscamp

この週末は4連休、ということでフランス北部で車を走らせ、目指したのは 「廃墟」（複数） こちらは Oise 県にあるオルスカン修道院内の教会廃墟です。 入口から覗いたら、向こうから一人の修道士さまが歩いていらしたところ。 パリからは車で1時間半くらいの距離にあります。（100km＋）