今、三巻を読んでいるが、一巻から三巻までは征韓論を通じて、維新の志士たちが維新後にどのような国家感を持っているかを紹介し、西郷隆盛と板垣退助と江藤新平が、大久…
読書の感想ブログを立ち上げました。 ジャンルに偏りがあるかどうかはわかりません。 興味関心にしたがって突き進みます。
本書は西郷隆盛が主人公の作品です。Googleで検索をかけると「翔ぶが如く 面白くない」というサジェスチョンが一番最初に出ます。今作では、珍しく司馬遼太郎の人…
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今、三巻を読んでいるが、一巻から三巻までは征韓論を通じて、維新の志士たちが維新後にどのような国家感を持っているかを紹介し、西郷隆盛と板垣退助と江藤新平が、大久…
本書は西郷隆盛が主人公の作品です。Googleで検索をかけると「翔ぶが如く 面白くない」というサジェスチョンが一番最初に出ます。今作では、珍しく司馬遼太郎の人…
時代小説の愉しみ (講談社文庫)Amazon(アマゾン) 「ああ、久しぶりに隆慶一郎の文章を読んだ」と思った。久しぶりに読む、そこぬけに明るい感じがよ…
和辻哲郎という哲学者をご存知だろうか。昔は、「古寺巡礼」という本を、京都に修学旅行に行く際には学校で読まされたものだ。今は読まないだろう。今、四十代の私でも読…
デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム (字幕版)Amazon(アマゾン) 結論を言ってしまえば、「デヴィッド・ボウイ初心者にはうってつけの書」だと…
豊臣秀吉薨去後、関ヶ原の戦いの前哨戦が始まる。「なにわの事も ゆめの又ゆめ」という句で秀吉の人生は締めくくられる。このあとの展開を見ていると、天下を取るという…
三河雑兵心得 : 14 豊臣仁義 (双葉文庫)Amazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT…
佐藤さとるはコロボックルという妖精を描いた童話を書いた作家である。1928年神奈川県横須賀市の生まれである。このお話では、工業専門学校(現在の関東学院大学)を…
菜根譚は明代の書物だ。著者は洪自誠だ。万歴(1573~1620)年間の人で、もとは完了だったが、政争に巻き込まれたか、政争に負けて隠遁した人らしい。菜根は、宋…
前巻の五巻では、ロシアの歴史を一巻かけて解説してきた。というより、欧州諸国が、どのような形で他の地域に進出してきたのか、そして日本にやってきたロシア人が日本の…
この作品が書かれた当時、となりはロシアではなくソ連だった。そのソ連当時から見て、帝政だったロシアについてのことが、極東の情勢を踏まえて書かれていく。 司馬遼太…
商人が主人公の話前回は、この話が商人の話であり、司馬遼太郎は合理的な商人の世界を買っていた。だが、この話自体は商業の世界が往々にして、残酷な扱いを人間に課すと…
菜の花の沖は高田屋嘉兵衛が主人公の話だ。この人物は、淡路島の水呑百姓の出身で、小説では若衆宿のいじめに耐えかねて、つまりは差別・いじめに耐えかねて出奔したとさ…
成田修造という人物はとても陽気な人だ。それは始終冗談ばかり言って、周囲の人たちを笑わせているという意味ではない。めげないということだ。 彼は成田悠輔の弟だ。こ…
途中まで読んでいない。1~6巻まである文庫版である。 高田屋嘉兵衛が主人公である。嘉兵衛は淡路島の出身である。貧農に転落してしまった実家に育ち、親戚の雑貨店に…
宮崎智之。本屋でなんとなく、ジャケ買いしてしまった本の一冊だ。「冷静と情熱の間」みたいな名前の本で、青を基調とした装丁、そして著者の写真を見た時の青っちょろい…
江戸時代十代将軍家治のみぎり。札差三国屋は徳右衛門が仕切っている。徳右衛門には息子と孫がいるが、カクシャクとして店を仕切るので、息子の出番はない。50になって…
1,序章:三国志の舞台と諸葛亮孔明の登場ご存じ、三国志の大軍師諸葛亮孔明のお話です。ただ、大元は三国志の正史である、陳寿の「三国志」をベースにしながら、書かれ…
あらすじ主人公は家電メーカーの宣伝担当として働いている社員。妹と同居しています。妹が大学生の頃から、兄は新入社員の頃から一緒に住んでいるのです。同居のはじめの…
前回に続き、短編集「パン屋再襲撃」のなかにある、一編「象の消滅」を紹介します。村上春樹を固め打ちで読むという経験をしたことがなかったので、今回やっていますが…
あらすじ主人公は家電メーカーの宣伝担当として働いている社員。妹と同居しています。妹が大学生の頃から、兄は新入社員の頃から一緒に住んでいるのです。同居のはじめの…
前回に続き、短編集「パン屋再襲撃」のなかにある、一編「象の消滅」を紹介します。村上春樹を固め打ちで読むという経験をしたことがなかったので、今回やっていますが…
これは、1985年に出版された短編集です。別に短編集の中で同じテーマを持つ主人公を並べる必要はないのだけれど、この物語集には同じテーマを持つ主人公が並びます…
中国行きのスロウ・ボート (単行本)Amazon(アマゾン) 感想文を書くのに、これくらい難しい本はない。結局、この村上春樹初の短編集に所収されている作品…
二・二六を経て、近衛文麿が首相として選ばれるあたりから話ははじまる。そして、日独伊三国同盟の締結前夜くらいまでのお話だ。 この巻で描かれるのは、「混乱」だ…
吉川英治の三国志は、高校二年生の夏に自分の小遣いを使って買った初めての長編小説でした。文章のここそこに、漢文の原文が入っていて読みにくく、とても苦労した覚え…