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  • 検査、検査、検査。

    入院中はとにかく毎日、いろいろな検査をした。 日々何かの検査が予定されているようなのだが、 自分では何もわからず、とにかく次々と怒涛の如くやってくる。 同意書が必要なもの以外は特に説明もされないし、 最初のうちは自分のベッドの隣にその日の予定表があることにも 気付いていなか...

  • 腎臓は替えがきく。

    「腎臓の状態もあまりよくないからある程度腎臓にも気を遣うけど、 いざとなったら心臓を優先するから。腎臓は替えがきくからね。」 入院中に言われて、もっとも衝撃を受けた言葉である。 入院すると、病状の説明を受け、今後の治療方針を説明される。 入院前に検査したり、治療方針をたて...

  • 原因検索の日々。

    NT-proBNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント)。 ふつうの人はあまり聞かない言葉だと思うが、 心臓からでるホルモンで、心臓に負担がかかると大量に分泌されるため、 心不全のバイオマーカーとして使わている。 ちなみに、調べ方も簡単だ。 血液検査で調べ...

  • 集中治療室というところ。

    そんなこんなで入院が決まった私は、集中治療室へと運ばれた。 とはいうものの自分が運ばれたのが集中治療室であると理解したのは、 後日の話。 実は自分が集中治療室に入っていて、 本来、見舞も禁止の身であることを知ったのは、入院翌日、 件の上司が見舞いに来ようとして部屋の前でスト...

  • 緊急入院。

    紹介された総合病院は都心の大規模病院で 病院にまったく興味のない私でも名前は知っているところである。 改めて総合病院で受付をすませると、私は循環器内科へと向かう。 生まれてこの方、 街の小さなクリニックくらいしかかかったことのない私が、 総合病院、しかも循環器内科に来るとは...

  • 「心不全、起こしてるよ。」

    画像クリニックに辿りつくまでも一度では歩ききれず、 休み休みという風体でとぼとぼ歩き、何回か道端でヘタりこんでいたら、 親切な警察の人に「大丈夫?」と声をかけられてしまった。 よほどふらふらしているように見えたのかもしれない。 気をつけねば。 そんな調子で画像検査クリニック...

  • そして2016年6月2日(木)、診察。

    この日朝一番の予約で、会社の健診を行っている医院へやってきた。 結局、「健診に行こうかな」という私の言葉に驚いた上司がすぐに予約を入れ、 健診ではなく、一般の外来診療で行くことになった。 よほど心配をかけたのか、この期に及んでサボるといけないと思われたか、 あるいはその両方...

  • 健康診断へGo。

    毎年おおよそ6月くらいに、会社の健康診断がある。 個人医院で、ビジネス街の真ん中に医院を構えていて 近隣の企業の定期健診や調子の悪いサラリーマンの面倒を見ている 内科医さんのところで行っている。 先生の専門は胃腸系だが、総合内科のような働きをされていて、 定期健診のメニュー...

  • 忘れられない出来事。

    そんなこんなで体調の悪い日々をしばらく過ごしているなかで いろいろなことがあったけれど、ひとつだけ忘れられない出来事がある。 私はふだんマーケティング・リサーチの仕事をしている。 新商品の開発であったり、商品の使用実態であったり、 あるいはブランドイメージについて等々。 い...

  • その他、些細だけれど見過ごしてはいけない症状。

    原因のわからない体調の悪さは まずはとにかく「歩けない」ということに尽きていたが、 あとから思い返してみるとあちらこちらにいろいろなサインは出ていて、 そして見逃していた。 というか、当時は高血圧が心臓にきているというような自覚は全くなく、 2型糖尿病じゃないよな、などとい...

  • 吐き気、ピンクの泡。

    5月に入ると、調子はますます落ちてきていた。 夜まで体調が保たなくなったこともあり、 仕事を少し早めに切り上げ帰宅するのだが、帰宅途上の車中で気分が悪くなる。 会社から家まで、タクシーに乗っているのは20分程度だ。 はじめのうちは、歩いて少し調子が悪くなっても、 タクシーに...

  • 夜中の頻尿。

    もうひとつ、大きな症状として夜中の頻尿があった。 夜中に起きてトイレに行く回数は、以前はゼロかせいぜい1回であった。 それがいつの間にか回数が増え、常時1~2回、多い時にはもっと行くようになっていた。 眠りに落ちて1~2時間くらいたつと、必ずトイレに行きたくて目が覚める。 ...

  • 咳が止まらない。

    メニエール病のほかに持病として、幼いころから割とアレルギー体質があり、 アトピー性皮膚炎で顔半分を腫らしたことや喘息と診断されたこともある。 少し体調の異変を感じていた2016年初頭も、咳がずっと続いていた。 最初は風邪を引いたかな、と思った。 風邪か喘息か、はたまた過労で...

  • 歩けない。

    年末の具合の悪さはいったん持ち直したものの 体調の悪さはずっと続いていた。 翌年1月に入ると、朝、歩くと息が詰まって動けなくなる日が出てきた。 毎朝、9時前には会社に出かける。 自宅はマンションの7階だ。 部屋を出ると、家の前の廊下を歩いてエレベーターに乗り、 下階に降りて...

  • 2015年年末。

    思い返してみて、一番最初に感じた明らかな変調は2015年12月年末。 新年まであと少しの頃だった。 その日は休日で会社は休みだったが、休日出勤の予定があり、 いつも通り、朝、目が覚めると起きようとしたが、文字通り起き上がれなかった。 壁に手をつき体を身体を支えながら、かろう...

  • 始まりの日。

    2016年6月2日(木)。 この日、人生で初めての入院をすることになった。 半年前からひどく体調を崩していたのを だましだましで日々やりくりしていたが、 いよいよ周囲にも隠し切れなくなっていた。 勤務先の健診を行っている内科医院さんに朝から伺ったところ、 そこで総合病院への...

  • 悪性高血圧とは。

    悪性高血圧。別名、高血圧緊急症。 通常の高血圧との違いは、著しく高度の血圧上昇とこれに伴う臓器障害。 一般に、収縮期血圧140mmg以上または拡張期血圧90mmg超えると高血圧で、 成人のおよそ3人に1人が高血圧と推定されている。 これに対して、悪性高血圧は高血圧症患者の2...

  • ある日突然、

    自分が病気になって初めて気付く気持ちがあり、 知りたいと思う情報があった。 以前であれば、ブログで「自分」について語ることは非常に抵抗があったと思う。 けれど、いざ自分が入院しなければならないような病気になったとき、 他の人が語るブログやことばが、病気の内容や経過の違いにか...

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