薄毛や抜け毛が気になりだしたらまず疑うのが、遺伝と密接な関係にあるAGA(男性型脱毛症)ではないでしょうか。父親がハゲていたり、父がハゲていなくても、母方のおじいさんがハゲていたりすると50%の確率でAGA(男性型脱毛症)になる可能性があります。しかし、自分の抜け毛がAGAであることはなかなか認めたくはないものです。普通の人でも抜け毛には季節性があり夏から秋にかけて抜け毛が多くなります。それが一過性であれば問題はありませんが、冬にかけてその抜け毛が続くのであればAGAの可能性が高くなります。
AGA (男性型脱毛症) 発症の原因は 「DHT」という男性ホルモンであることは解明されています。(詳しくは 男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインご覧ください。) 頭皮が硬くなると、抜け毛、薄毛の原因になると言われていますが、AGAは男性ホルモンの影響が強く、頭皮マッサージなどで頭皮を柔らくしたらAGAが回復するという根拠はありません。 AGAは男性ホルモンが影響されていることが分かっていますが、男性ホルモン量が影響するのではなく、 男性ホルモンのテストステロンが皮脂線から分泌される5αリダクターゼという酵素で脱毛ホルモンのジヒドロテストステロンに変換されAGAが発症すると考えられています。 AGAを発症すると生え際や頭頂部の毛母細胞に栄養を届けなくても良いと判断され頭皮の血流が悪くなり、頭皮が硬くなり健康な毛髪までも成長できなくなり抜け落ちてしまいます。 頭皮マッサージでAGAが治ることはありませんが、頭皮の健康状態を良くしておくことは5αリダクターゼを排出することにもつながりやすくなるのでAGAの発症を抑制することにもつながります。
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