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どうながの映画読書ブログ https://dounagadachs.hatenablog.com/

好きな洋画作品について語ります。 映画以外にも小説、漫画などについても時々取り上げます。

好きな映画監督:ブライアン・デ・パルマ、ダリオ・アルジェント 好きな女優:ジョディ・フォスター、サンドラ・ブロック 好きな男優:ダスティン・ホフマン、ゲイリー・オールドマン ホラーサスペンス系が好きですが、アクション、SF、恋愛割となんでもみます。 ブログをはじめてから1番面白かった映画はフリードキン監督の「恐怖の報酬」です。

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2019/07/07

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  • 「荒野の処刑」…異色の傑作、無常な死生観が迫るフルチのマカロニ・ウエスタン

    75年公開、ルチオ・フルチが2番目に撮ったマカロニ・ウエスタン。 荒野の処刑 MWX-105 [DVD] ファビオ・テスティ Amazon この作品は前にも観たことがあるのですが、マカロニっぽくなくて、ホラーのフルチのイメージとも違っていてびっくり。 フォークソングみたいな曲がじゃんじゃんかかって、ロードムービーのような雰囲気。かなり変わった映画だったのですが、印象に残っていてなんだか好みの作品でした。 改めて久々にみたら、あら、ビックリする位とってもいい映画…!! 残酷な死が迫ってくる不条理なこの世界を生きていかねばならない切なさ…〝らしくない〟かと思いきや、フルチの死生観が色濃く出ているよ…

  • 「真昼の用心棒」…時々光る残酷描写…!!フルチのマカロニ・ウエスタン第1作目

    先月、別冊映画秘宝でなんとルチオ・フルチ本が発売…!! ネットで品切れになったりしていたようですが、ヨドバシで無事購入することができて、まずはざっと一気読み。 そのあと少しずつじっくり読ませてもらっています。 (裏表紙も最高だぁ〜♫) フルチの経歴から始まって時系列順に作品が取り上げられていて、とても読みやすい。 これまでもBlu-rayの特典映像やドキュメンタリーでフルチのバックグラウンドを知れる機会はあったものの、話が飛び飛びでエピソードがぶつ切り…この本は初心者にはとっても有難いです。 世間一般には評価が低くあまりスポットの当たらない晩年の作品も俄然みたくなりました。 フルチ以外のイタリ…

  • 「ALIENS ビショップ」…2好きには堪らない!!ライトでよく出来たスピンオフ小説

    先月「エイリアン:ロムルス」を鑑賞した劇場で関連書籍コーナーが設置されていたのですが、オリジナル小説「ビショップ」が気になってしまい、読んでみました。 ALIENS ビショップ 作者:T・R・ナッパー 竹書房 Amazon 本国でも発売されたのは2023年の12月とかなり最近に出版された本。 全500ページとボリュームがありそうでしたが、内容は思ったよりもライトで読みやすかったです。 「エイリアン3」で永久に停止したはずのビショップが、生みの親であるマイケル・ビショップによって新たな身体を与えられ復活。 ビショップが有しているエイリアンに関するデータには値千金の価値があると、植民地海兵隊、ユタ…

  • 「真夜中の狂気」…デヴィッド・ヘス大暴走、デオダート監督のエロティック・サスペンス

    「食人族」のルッジェロ・デオダート監督によるエロティック・サスペンス。 真夜中の狂気 [Blu-ray] デヴィッド・A・ヘス Amazon 取り上げる順が逆になってしまいましたが、「ブラディ・キャンプ」より公開年はこちらが先。 デヴィッド・ヘスが「鮮血の美学」を思わせるレイプ魔を熱演しているらしく、とても面白そうなのを初鑑賞してみました。 女優さんが脱ぎまくり、ヘスの変態演技が炸裂…とこれまたすんごい映画でありました。 ◇◇◇ 夜のニューヨーク。ショートカット美女の後をつける不審な男。 男は車に乗り込んで女性を暴行し、激しく首を締めつけます。 リズ・オルトラーニの甘美なメロディが流れる中での…

  • 「ブラディ・キャンプ/皆殺しの森」…アメリカンでイタリアン!?ジャーロな雰囲気の楽しいスラッシャーホラー

    「食人族」のルッジェロ・デオダート監督による86年のスラッシャー映画。 全く予測のつかない珍展開、景気よく鳴り響くクラウディオ・シモネッティの音楽…アメリカのティーンスラッシャー映画とジャーロが融合したような不思議なムード。 若者たちが訪れるのがデヴィッド・ヘスとミムジー・ファーマーの夫婦が営むキャンプ場…ともう嫌な予感しかしません(笑)。 とっ散らかっていてクセありまくりの1本ですが、個人的にはとっても楽しい作品でした。 ◇◇◇ コロラド州の人里離れたキャンプ地に、ロバート&ジュリア夫妻と息子のベンが引っ越して来ました。 この土地はかつてインディアンの呪術師の墓場だったらしく、シャーマンの霊…

  • 刑事マルティン・ベック「テロリスト」…シリーズイチのスケール感、大団円を迎える最終作

    スウェーデン至高の警察小説、マルティン・ベックシリーズの最後を飾る第10作目。 今回は殺人事件ではなく、政治家を警護する任務に就くベック。 おなじみのメンバー、過去に登場したキャラクターたちが続々と集結。 地味な聞き込み捜査と渋い人間ドラマが好き…という人間には、ちょっと毛色の違うエピソードになっていましたが、最終作だからか動的な場面の多いスケールの大きな作品。 終わり方は意外とあっけなく淡々としていますが、でもそんなところもこのシリーズらしく、10作読み終えて感慨深いものが残る最終巻でした。 ◇◇◇ タカ派で知られるアメリカ上院議員がスウェーデンを訪問。 無能上司や事なかれ主義の上層部に頼ま…

  • 刑事マルティン・ベック「警官殺し」…警察官の苦悩と良心に迫るシリーズ第9作目

    平和な田舎町で発見された女性の全裸死体。 ベックは被害者宅の近くに「ロセアンナ」殺しの犯人、ベングドソンが住んでいることを知る。 前科者が犯人に違いないと上層部から強引な逮捕を迫られるベックだったが… 今年から月イチで読み続けてきた、スウェーデン至高の警察小説、刑事マルティン・ベックシリーズ。 ここへきて第1作目に出てきた犯人が再登場するという波乱の展開に、そう来るか…!!と唸らされました。 いつになく平和な田舎町が舞台で、殺人事件が起きてもどこか牧歌的な雰囲気。 ベックの案内役となる地元の警察官オーライさんが朴訥な人柄で大変魅力的なキャラクター。 女性絡みには疎いところがあるけど、それを指摘…

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