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漢方放浪記100歳まで美健康 https://www.ffteck-llc.work/

外資系商社マンの漢方薬生薬認定薬剤師が、漢方による体質改善がどのようなものなのか、調べつくし自らも試し体得していきます。

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2019/06/17

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  • 漢方薬がすぐわかる、すぐ使えるー冬場の乾燥肌

    今回は、新見先生の漢方JPにから、冬場の乾燥肌に有効な漢方薬を紹介します。 アトピー、乾燥肌を解消する漢方薬は、四物湯(血虚の解消)がベースの当帰飲子、温清飲がお勧めです。 冬は、寒くて冷えて、乾燥する季節です。 そのため、血液の循環が悪くなって肌の潤いがなくなり、乾燥した大気のために肌表面が乾燥します。 いわゆる乾燥肌のことですが、かゆみが出たり、お化粧のノリが悪くなったりします。 漢方では、このような症候を血虚といいます。 アトピーや乾燥肌に代表されるカサカサ肌には、四物湯ベースの漢方薬が使用されます。 目次 アトピー、乾燥肌を解消する漢方薬は、四物湯(血虚の解消)がベースの当帰飲子、温清…

  • 漢方薬がすぐわかる、すぐ使えるー女性の不定愁訴

    今回は、新見先生の漢方JPにから、女性の不定愁訴に有効な漢方薬を紹介します。 女性の不定愁訴を解消する漢方薬は、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遙散です。三大婦人薬といわれています。 女性の不定愁訴は、主に、月経不順や女性ホルモンのバランスが崩れることにより引き起こされますが、漢方では 瘀血(血液が詰まり、溜まりができること)がその原因と考えています。 三大婦人薬の駆瘀血作用により、冷え性、貧血、生理不順・生理痛、むくみ、頭痛、めまい、のぼせ、肩こり、不妊症、更年期障害を解消します。 目次 女性の不定愁訴を解消する漢方薬は、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遙散です。三大婦人薬といわれています。 女…

  • 漢方薬がすぐわかる、すぐ使えるー便秘、腹部膨満感

    今回は、新見先生の漢方JPにから、便秘の漢方薬を紹介します。 便秘を解消する漢方生薬は、大黄です。 大黄は、瀉下薬といわれ、便を排出することで、体内の邪気などを追い出すことを目的とする生薬です。 体の大掃除ですね。 目次 便秘を解消する漢方生薬は、大黄です。 便秘を解消する漢方薬 大黄甘草湯湯 潤腸湯、麻子仁丸 桃核承気湯、大承気湯、調胃承気湯 小柴胡湯、加味逍遙散 大建中湯 便秘を解消する生薬 大黄 麻子仁丸 柴胡 山椒 便秘を解消する漢方薬 大黄甘草湯湯 急性の便秘で、頓服的に使用します。 生薬は、大黄と甘草の2種類だけですから、即効性がりますが、長期に使用すると効きづらくなります。 頓服…

  • 漢方薬がすぐわかる、すぐ使えるー疲労倦怠感

    今回は、新見先生の漢方JPにから、疲労倦怠感解消の漢方薬を紹介します。 疲労を解消する漢方生薬は、人参です。 人参は、補益薬といわれ、気、血、陽を補う生薬に分類されていて、 五臓では、脾と肺に働きます。中医では大補元気、補脾益肺の効能があると言われています。 いかにも元気が出そうです。 人参の効果を強化するために、黄耆を併用されたもの(人耆剤といわれます)と白朮、茯苓、甘草を併用するもの(四君子湯の君薬といわれる生薬です)があります。 クリニックで、疲労倦怠感の西洋薬は処方してくれませんが、漢方薬では処方できます。 目次 疲労を解消する漢方生薬は、人参です。 クリニックで、疲労倦怠感の西洋薬は…

  • 漢方薬がすぐわかる、すぐ使えるー不眠症

    今回は、新見先生の漢方JPにから、不眠解消の漢方薬を紹介します。 処方薬での睡眠薬(民薬、睡眠導入剤)は、ベンゾジアゾピン系のものが多用されています。 ぼくの場合、30代のころからすぐ寝れなかったり、夜中に目が覚めたりしするので、レンドルミンを時々服用しています。 不安症とも30代からのお付き合いで、ベンゾジアゼピン系のメイラックスが長年の友となっています。 しかし、ベンゾジアゼピン系は、非常によく効くのですが、依存性があることや飲みすぎにより効果が弱くなったり、服用中止時に離脱症状がおこる可能性があることから、厚労省から注意喚起のガイダンスが出ているようす。 最近、掛かりつけのクリニックの先…

  • 漢方薬がすぐわかる、すぐ使えるー痛み編

    最近、新見先生の漢方JPにはまっています。 新見先生は、慶応義塾大学の医学部を卒業後、英国オックスフォード大学医学部博士課程。ハーバード大学にてイグノーベル賞受賞されています。 現在は、帝京大学医学部大学院 東洋医学講座 指導教授をされており、これまでの先生の漢方治療の経験をもとに、医療現場への漢方治療の導入を啓蒙をされているようです。 新見先生は、もともと外科が専門であり、漢方医ではないとおっしゃていますが、和漢のみならず、中医学にも精通されており、西洋医学の治療現場に、多くの漢方薬を処方し、多くの患者を助けてこられたようです。 漢方JPは、わたしのような新米漢方薬剤師にも漢方治療、その存在…

  • 長年、鬱で眠れなかった親父が、柴胡加竜骨牡蛎湯で眠れたー実体験版

    昨夜親父から柴胡加竜骨牡蛎湯(エキス剤)を送ってくれって電話が、 私もパニック障害という持病とつきあってますが、親父は親戚の病気や他界、自身も前立腺がんで手術を受けて、相当のストレスを受けたようで、うつ病を発症していました。 心療内科からは、レメロン(NaSSA)を、6年以上処方されていて日常生活には支障がない程度には回復していますが、時々発作が出る、遠出ができない、眠れない日があるようです。 2019年7月頭に、クラシエ柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒45包(3包/日)を2箱をアマゾンで購入して送付してやっておりました。 おそらく、半信半疑で服用していたようですが、2019年10月1日に、夜の9時…

  • 冷えの体質を漢方で変えよう。第一選択の漢方薬は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯 人参湯 安中散

    冷え症の体質改善は、漢方の最も得意とする分野です 冷え症の体質改善の話をするには、まず冷え性とは何か、どのような種類の冷え症であるかを理解、選別しなればなりません。 我々は、大きく冷え症の人と暑がりの人に分類されます。 漢方では、冷え性の人の体質を寒証、熱がりの人の体質を熱証といい、下記のような症候を示します。 冷え症の人は、熱の発生が弱いため、夏の暑さに強いが冬の寒さに弱い体質となります。 目次 冷え症の体質改善は、漢方の最も得意とする分野です 冷え性の改善に使用される生薬 冷えの原因は、4つに分類されます。 冷え症の種類による漢方薬の使い分け 冷え性の改善に使用される生薬 冷え症に使用され…

  • 壮健な人(実症)と虚弱な人(虚証)で適用される漢方薬は違う!!

    漢方放浪記のブログを立ちあがてから約9か月が経過し、記事数も50近くなりました。 この期間に漢方薬・生薬認定薬剤師の資格も取得し、漢方薬の調査・勉強や実際の服用を通して、漢方薬に対する理解度も相当改善したのではないかと思っています。(笑) 漢方では、同病異治(どうびょういち)といって、人はそれぞれ固有の体質を持ち、症状のあらわれ方も個々人によって違うので、同じ病気でも適用される漢方薬がが異なってきます。 今回は、漢方で頻繁に使われる「虚証」、「実証」についておさらいをしたいと思います。 簡単に言いますと、虚証は本来の生命力が弱くなって体の機能が低下した状態「虚弱な人が不健康になった状態」、 実…

  • おんぼろビルのエアコン、暑さでフル稼働、大量の鼻水ー漢方でなんとかして

    まだ花粉の季節には早いと思いますが、同僚の女性が会社に来ると鼻水がでるらしいです。 古いビルなので、エアコンからハウスダスト(カビ??)が大量に放出されているのではないかと訴えていました。 鼻水が出続けるので、会社の置き薬の小青竜湯を飲んだようですが、まったく効果なしで、なんかほかの漢方薬を紹介してと頼まれましたが、 ポーツセンターのインストラクターに、ハウスダストだから水を一杯飲んで体内から出したほうが良いと言われたようで、ガブガブ炭酸水を飲んでましたので、先ずはそれを辞めるよう勧めました。 一応、飲んだ水は鼻水になるんだよって言ったら、おしっこになるんじゃないのって言ってました。 漢方では…

  • 高血圧症の漢方治療-降圧剤を減らしたい

    私の服用中の降圧剤は、ユニシア配合錠LDです。もう2年くらい飲んでいるでしょうか? 漢方薬の勉強を始める前は、何の知識も疑問もなく服用していましたが、漢方での治療について興味が湧いてきました。 これまで様々な漢方薬を紹介してきましたが、高血圧はどうも気逆の症候のようで、気逆に適用される漢方薬に改善効果が期待できるようです。 実証の人では、三温瀉心湯、黄連解毒湯、大柴胡湯、柴胡加竜骨牡蛎湯の4方剤が適用され、虚証の人には、釣藤散、七物降下湯、加味逍遙散、抑肝散加陳皮半夏の4方剤が適用されます。 高血圧症と漢方薬の選択方法 最近の記事では、精神障害(気逆、気鬱)に適用される漢方薬を集中的に紹介して…

  • 心電図で異常なし、なんで動悸ー漢方治療

    最近は、めまい、のぼせ、耳鳴りと更年期や自律神経の乱れで現れる症状を連続して紹介してきました。 今回は、私は経験していない症状ですが漢方による動悸の改善についてご紹介したいと思います。 動悸は、心筋梗塞や狭心症、エコノミークラス症候群など致命的な病気のサインである可能性がありますから、病院に必ず行きましょう。 また、甲状腺機能亢進症(甲状腺ホルモンが過剰に分泌される)バセドウ病などの可能性があります。西洋薬の服用でピンポイントに改善する可能性もありますので、やはりまずは病院に行って原因調査が大切です。 しかし、多くの専門医の方々の記事を読む限り、大抵はストレス性のもの、精神障害が原因であるよう…

  • 漢方から見た頭痛の原因と改善法

    漢方で頭痛の改善・解消 最近、精神疾患関連の記事を立て続けに書いています。それは、この異常な真夏の高温のせいでこれまで経験していないような精神疾患に私自身が襲われたからです。 更に、お袋が靭帯の手術を受けてから痛みがひどくて、精神障害がでているようで、SSRI、SNRI、NaSSA、ベンゾジアゼピン系やらありとあらゆる薬を、心療内科から処方されているようです。 自分にも身内にもこれだけ精神障害が降りかかているため、なんとか漢方で解決できないかと調べつくしているわけです。 私は、気温が落ち着いてきたせいか、症状はかなり改善していて安心しています。 耳鳴りに対しては、西洋薬はアデホスとメチコバール…

  • 突然の耳鳴りキーン、ジンジン漢方で克服

    キーン、ジンジンみみなりには、ぜひ漢方薬を試して そろそろ真夏の恐ろしい高温から解消されそうな季節になってきました。虫の鳴き声も聞こえてくるようになりました。 しかし、今年の夏は散々な目に会いました。パニック発作から自律神経失調症やら更年期障害やらあらりとあらゆる不定愁訴の症状が出てしまいました。いかに異常な暑さだったかということでしょう。 この暑さから逃げられないと思うとカーっとのぼせが出たり(広場不安)やこの暑さのせいで、のぼせや動悸が出てしまうのではないかと不安になったり(予期不安)と大忙しでした。 特に今年初めて発症して驚いたのは、耳鳴りでした。キャンプに行って清流の流れを聞きながらリ…

  • 頭や顔がカーっと熱くなってしまう「のぼせ」漢方で解決

    頭や顔がカーっと熱くなってしまう「のぼせ」漢方で解決 前記事で、わたし自身がパニック発作(予期不安、広場恐怖)と20年近く付き合っていることを報告しましたが、どうも季節の変わり目、特に寒い季節から暑い季節に変わるときにこの症状が出てしまいます。 現在、柴胡加竜骨牡蛎湯によりこのパニック発作の根治をめざしている最中ですが、安定剤(メイラック)は、1錠/日により2錠/月まで減薬できており、離脱症状やのぼせやめまいの悪化はおきていませんのでもう一息かと思います。 わたしの発作は、予期不安が発生→その場にじっとしていられなくなる→広場恐怖が発生→頭がカーっとのぼせるといったものですので、柴胡加竜骨牡蛎…

  • めまいを克服する漢方薬ー五苓散、真武湯、苓桂朮甘湯

    病院の検査で原因のわからないめまいには、漢方の利水剤が有効 梅雨が長引き、日照不足のため低温多湿の日が相当続いていましたが、梅雨が明けて突然高温多湿なになってしまいました。 流石に、急激な温度変化に体調がついていかなくて多くの人が熱中症で病院に運ばれているようです。 僕のプランター菜園のミニトマトも2年目にやっと成功するかと期待をしましたが、まだ小さいうちに赤くなってしまい、葉もほとんど落ちてしまいました。6個ほど収穫しましたが、思った通り酸っぱいだけでした。植物すら体調不良になる天候です。 同僚たちもこの天候変化についていけず、疲れやすいとか気持ちが晴れないだとか、体調がパッとしないなどの体…

  • パニック障害で電車や飛行機に乗れない 桂枝・柴胡加竜骨牡蛎湯ー実体験版

    私は、予期不安と広場恐怖です。柴胡加竜骨牡蛎湯に挑戦します。 私は、もう20年近くパニック障害を抱えております。 発症したおのは、30代半ばで、バリバリに仕事も遊びも謳歌していた最中でした。出張も国内外を問わず飛び回っておりましたが、各地でいろいろ悪いところにもきました。 また、飲みすぎた日は、昼まで寝て午後から深夜まで接待や仕事していました。 もちろん仕事も楽しかったので必死でしたが、絶えずプレッシャーを自分に掛けていましたので、夜は寝つきが悪いし、眠れない日が何か月も続いていました。 そしてある出張先のホテルの一室で突然じっとしていらない、広い外に飛びだしたい、頭がかーとなり(のぼせ)症状…

  • 抑肝散加陳皮半夏 頭痛・肩こり 中間管理職の必見漢方薬ー実体験編ー

    以前の記事で、抑うつ、イライラ、怒り・のぼせ、パニックを解消する漢方薬を紹介しました。 いわゆるストレスから発生する精神障害の症状ごとに漢方薬をどう使い分けるかを解説しました。 ストレス障害を大きく、交感神経更新系のストレス障害と副腎皮質ホルモン分泌系のストレス障害に分類し、さらにそれぞれを、闘争反応タイプと逃走反応タイプ、憂鬱過多タイプと緊張過多タイプに分類し、それぞれの症状にあった漢方薬を紹介しました。 包括的には、ご理解できたかと思いますが、なかなか実際に自分の症状を判断し、漢方薬を選択し、実践するのは難しいと思います。 今回は、友人が営業部長に昇格して、みるみる顔色が悪くなり、笑顔も少…

  • 便秘の漢方薬基礎編ー31年度漢方薬・生薬認定薬剤師試験に出題!!

    日本生薬学会、日本薬剤師研修センター主催の漢方薬・生薬認定薬剤師の試験 6月9日日曜日、日本生薬学会、日本薬剤師研修センター主催の漢方薬・生薬認定薬剤師の試験を受けてきました。100問中80問は解けたような気がしますが、なんと便秘に有効な漢方薬の問題は、ほぼ全滅してしまいました。 あまりにも多くの人が悩んでいる症候ですので、まさか資格認定試験に出るとは想像だにしていませんでした。 でも、考えてみれば多くの女性や高齢者の方々の深刻な悩みの一つですよね。それにこれぞ漢方薬の得意とする分野ではないかと、、、、、迂闊でした。 そこで今回は、認定試験に基づいて漢方薬による便秘の改善方法についてご報告した…

  • 漢方薬による引き始めの風邪退散ー実体験編ー

    漢方薬による風邪退散の実体験編 異常な気候変化(気温や湿度)と体調の維持 皆さん、現在2019年の6月ですが、気温30℃を超えたり、曇りの日が続いたり、めちゃくちゃな状況ですね。北海道も38℃を超える異常事態です。 こんな状況下で、はたして我々の体の調子は健康に保たれるのでしょうか? 専門用語で、ホメオスタシス機能は正常に働くのでしょうか? ホメオスタシスには、体温の恒常性、免疫の恒常性等がありますが、これらの恒常性が正常に保たれるとは思えないですよね。 周りにこんなに暑い日が続いているのに、咳をしている人、のど枯れしている人を見ませんか?ぼくも薬剤師ですので、よく病院で処方されている薬が効か…

  • 子作り大作戦 家康の愛した漢方薬 八味地黄丸と女性の味方 当帰芍薬散

    クラシエの八味地黄丸と当帰芍薬散 僕は、今年の4月で57歳、妻は40歳となりました。妻も私もそろそろ頑張らないと子宝を授かる機会を逸ししていまう年齢となりました。 そこで、私が1年間勉強してきた漢方の知識を最大限生かして、7月懐妊を目指して頑張ろうと思います。 これまで、体質改善のために、いろいろな漢方薬を実践してきましたが、大事な本番です。 これまで自ら試してきた漢方薬 目次 体質改善のために自ら試してきた漢方薬 胃腸強化による体力強化 精神疲労、身体疲労回復のために試した漢方薬 体脂肪を減らすために試した漢方薬 男性側の子作り体質の構築 女性側の子作り体質の構築 体質改善のために自ら試して…

  • 風邪の特効薬である漢方薬の正しい選び方

    風邪(急性上気道炎)の特効薬である漢方薬の選び方 風邪を引いたときに、葛根湯や麻黄湯がしばしば病院で処方されます。 しかし、どうも効きません。なので80%以上がウイルス由来の風邪なのに、抗生物質をもらったり、熱や痛みにすぐ効くロキソニン等の解熱鎮痛剤を飲んでしまいませんか? 当然、これらを服用しても風邪の軽い状態で止まることはなく、咳・痰は出る、熱が出て体はだるい、喉がひどく痛い、といった状態まで悪化しその後、本当の完治がやってきます。ほとんど自然治癒です。 当然、なんの薬も飲まず風邪が治るまで待つのは、これもなかなか耐えられることではありませんので、服薬無しというわけにはいきませんが。 今回…

  • 長引く慢性の咳・痰に効く12種の漢方薬と使い方

    慢性の咳・痰に対する漢方薬治療 風邪は、風邪薬を飲んで、しばらく我慢すれば完治します。例え、インフルエンザでも、抗ウイルス剤を飲めば、数日で熱は下がりほとんどの風の症候は消失して、部屋から外に出たくなるほど治ってしまいます。しかし、これが慢性化すると厄介です。耳鼻咽喉科に行って様々な薬を頂きますが、相当の長い期間咳が続いたり、痰が絡み続けます。ぼくは煙草を十数年吸っていましたが、どうも軽度の風症状(熱っぽい)や痰や咳が続くので、CT検査をしてもらったら、肺気腫で肺胞の上部が死んでいる?と言われました。その後煙草を辞めてから風邪症状や咳はなくなりましたが、しばらくは痰が絡み続けました。今は、漢方…

  • 消化器疾患・胃腸障害への漢方治療の秘訣

    消化器疾患に対する漢方薬治療の秘訣 令和元年となりました。気持ちも新たに漢方薬治療の習得のために、大型連休中も精進しております。 今回も喜多先生のプライマリケア漢方の講義から得た知識をもとに、漢方薬の疾病や体質の改善に有効な適用方法ついて解説したいと思います。 今回の記事は、過去にも触れていますが、胃腸障害を改善できる漢方薬治療について、パワーアップしてご紹介したいと思います。 喜多先生の「プライマリケケア漢方」と「好きになる漢方治療」を2冊を購入すると、Dr喜多の「プライマリケア漢方」講座3週間マスターコースの講演のすべてを視聴することができます。これらは医師のために書かれた著書です。漢方医…

  • 手・足・腰・肩・首・指の関節痛を漢方薬で改善

    関節痛に有効な漢方治療・漢方薬 高齢化にともない、四肢関節痛や腰痛は多くの人々の深刻な悩みとなっています。痛みを抱えながら生きていくことは、QOL(Quality of Life 生活の快適性)を、大きく損なうことになると思います。人生100年を、漢方により快適・健康かつ美しく生きることをテーマにしている本ブログでは見逃せないテーマです。 今年57歳なるぼくもストレッチ、スクワット、散歩を取り入れたり、月に1回は針灸マッサージに通うことにより、足腰のみならず心身の強化・維持に努めていますが、是非これを機会に漢方を研究し、QOLの向上の秘策にしたいと思います。 人口1,000 人あたりの「手足の…

  • 抑うつ、イライラ、怒り・のぼせ、パニックを解消する漢方薬

    交感神経更新系のストレス障害には、黄連解毒湯、桂枝加竜骨牡蠣湯 前回の記事で、漢方では、気虚(元気がない、食欲がない、免疫力の低下・風邪ひきやすい)に効果的な漢方薬をご紹介しました。気とは生命エネルギーであり、そのエネルギーを利用して、神気(運動・精神機能)、胃気(消化・吸収機能)、衛気(免疫力機能)のパワーを生み出しています 今回は、その中で、神気の精神機能の失調(ストレス障害)の漢方薬治療について紹介します。ストレスには、交感神経更新系と副腎皮質ホルモン分泌系の2種類があることが、キャノン、セリア等により提唱されています。漢方では、前者を気逆、後者を気鬱との症候としてとらえています。 目次…

  • めまい・頭痛の漢方治療の秘訣(補足)

    めまいに対する3大利水剤とは、五苓散、苓桂朮甘湯、神武湯 めまいの解消は、冷えと同様に漢方のもっとも得意とする分野です。しかし、めまいと一言でいっても、様々な症候、病態があり、それぞれの病態に適応した漢方薬を選択にしなればなりません。前回の記事は、水滞(水毒・有毒物質の体内で停滞)が主な原因のめまいに適用される漢方薬を紹介しましたが、今回はもう少し踏み込んで、めまいの種類や他の症候を併発している人に適用される漢方薬をご紹介します。 目次 めまいに対する3大利水剤とは、五苓散、苓桂朮甘湯、神武湯 回転性のめまいには五苓散 非回転性のめまいには、苓桂朮甘湯 浮遊感・動揺感・斜行感のあるめまいには、…

  • 漢方薬(利水剤)の有効なめまい・頭痛 五苓散、苓桂朮甘湯、当帰芍薬散

    めまいの漢方薬は、五苓散、苓桂朮甘湯、当帰芍薬散 今回は、有毒水の体内での停滞、特に漢方でいう水滞(水毒・有害物質の停滞)によりめまいが起こる原因と特にめまいの改善方法を紹介したいと思います。 めまい発生の原因を下記紹介しいますが、中枢性のめまい以外は(病院に即いきましょうう)、漢方を試してみる価値はあります。 目次 めまいの漢方薬は、五苓散、苓桂朮甘湯、当帰芍薬散 めまいの発生原因と種類 めいまいの適用される代表的な利水剤 めまいに適用される五苓散類似薬(1) めまいに適用される五苓散類似薬(2) 水滞の症状 津虚の症状 血虚の症状 腎(五臓六腑)と水滞と津虚 今回紹介した漢方薬と生薬 五苓…

  • シミ・肝斑・目の下のくまの改善に、二大駆瘀血剤(桂枝茯苓丸と桃核承気湯)

    シミ・肝斑・目の下のくまには、桂枝茯苓丸、桃核承気湯 今回は、シミ、目の下のくま、肝斑の改善に有効な2大漢方薬を紹介します。 シミ、肝斑、目の下のくまは、男性はもとより、多くの女性の悩みのタネではないでしょうか?特に肝斑の発生比率は、90%以上が女性のようです。 以前の記事で、肌荒れの起こる体質は、血の生産、血の循環、血の皮膚組織での利用がうまくできない血虚や水分の不足(津虚)の体質の人におこりやすいことを説明しましたが、実は、シミ、肝斑、くまも血の異常によりおこる症状です。 目次 シミ・肝斑・目の下のくまには、桂枝茯苓丸、桃核承気湯 シミ、肝斑、目の下のくまの改善に適した漢方薬 瘀血の症状 …

  • 漢方薬の歴史

    漢方は、日本の伝統医学 黄帝内経と傷寒論 目次 漢方は、日本の伝統医学 日本での漢方の確立 中国での伝統医学の確立(日本漢方の元となる) 中国医学および日本の漢方の医学書・草本の歴史 近代日本での漢方 日本での漢方の確立 漢方は、中国から伝わったものですが、日本の伝統医学です。5世紀頃に、中国または朝鮮半島経由で伝来した医学が、その後1400年以上かけて日本で独自の発展を遂げたものです。 中国起源の伝統医学は、中国では中国では「中医学」、韓国では「韓医学」と呼ばれており、起源は同じながら、漢方とは異なった医学体系を形成しています。 歴史を遡れば、漢方という呼称は江戸時代まで存在しなかったのです…

  • 高齢者の痛み、関節痛、腰痛、神経痛、しびれに7種の漢方薬

    高齢者の腰下肢痛に対する漢方治療 高齢者の腰下肢痛に対する漢方治療 高齢者の腰下肢痛の第一選択薬は、附子剤 高齢者の腰下肢痛の第二選択薬、附子剤無効時には当帰剤 高齢者の腰下肢痛の第三選択薬、当帰と附子で対応 今回紹介した漢方薬と生薬 八味地黄丸 高齢者の腰下肢痛の第一選択薬は、附子剤 高齢者の場合(私のような56才も含まれるのか?笑)の痛みには、附子剤が第一選択薬であり、お腹の調子が良い人は、八味地黄丸や牛車腎気丸のように地黄を含むものを、胃の弱い人は、芍薬を含むものがよく効きます。 このブログではまだ詳しく説明していないのですが、漢方には五臓六腑という考え方があって、それらの内臓機能の状態…

  • 変形性膝関節症向けの9種の漢方薬と選び方

    これまで漢方薬によって、冷えの解消、冷えを温めることが色々な症状を改善できることを集中的に報告してきました。冷えを解消する温熱薬(漢方薬)は、当帰、生姜、桂枝、山茱萸、附子などの生薬が入っているものであり、それらは辛い冷えを解消できる、また冷えを解消することにより胃腸障害や頭痛もよくなることも報告しました。 若干ですが、冷え解消による腰痛の改善についても述べましたが、この回からは、漢方による色々な痛みに対する漢方治療について報告したいと思います。 今回の記事は、変形性膝関節症(関節の軟骨がすり減って痛みや腫れが起こり、それが続くと関節の変形をきたす病気)の痛み対策について紹介します。 熱証と寒…

  • 冷えからくる関節のむくみ・疼痛や手足の痺れの漢方薬治療

    冷えが原因の関節痛・腰痛・神経痛には、附子剤が第一選択薬 冷え性の人は、体の冷えとともに、少なからず腰痛、神経痛、関節痛などの様々な疼痛(ずきずきとうずくように痛むこと)に悩まされていると思います。 どの疼痛も冷やした方が痛みが和らぐのではないかと思いがちですが、温めてやることも多くの痛みの解消に効果があります。バップ剤やシップ剤も温寒両方ありますしね。 漢方は、外皮より温めたり冷やしたりというよりも、体の中から温めるイメージではないでしょうか? 今回も冷えの体質を退治することにより、様々な疼痛を解消できる漢方薬を紹介します。 目次 冷えが原因の関節痛・腰痛・神経痛には、附子剤が第一選択薬 附…

  • 冷えからくる慢性の胃腸病に適用される8種の漢方薬

    冷えをともなう胃腸障害の人には、人参湯、真武湯、安中散 寒がりの人(寒証)の慢性の胃腸障害人向けの漢方の秘訣バージョンです。 おそらく、腰痛や筋肉痛とおなじくらいの冷え性の人の悩みではないでしょうか? 以前、疲れやすい人(全身倦怠感、気虚)向けに食欲増進の効果のある六君子湯をご紹介しましたが、冷え性の人で、六君子湯で効果が無い場合、人参湯などの以下の漢方薬を試して頂きたいと思います。 では、いつもように、尊敬する喜多先生のプライマリーケア漢方講座をもとに解説してきたいと思います。 冷えをともなう胃腸障害の人には、人参湯、真武湯、安中散 冷えを伴う慢性の胃腸障害 冷えを伴う頭痛のあるの胃腸障害 …

  • 冷えを温める漢方薬ー当帰四逆加呉茱萸湯

    冷え性に有効な漢方薬は、当帰(生薬)を含有する方剤 さて、今回は具体的な冷えを温める漢方薬による治療(漢方治療)について、喜多先生のプライマリーケア漢方講座の動画を元にご報告します。 冷え性に有効な漢方薬は、当帰(生薬)を含有する方剤 冷えの症状に使用する漢方薬は、当帰を含むものを選択 冷えの症状があると同時にのぼせのある人は、別の当帰剤が選択れます 使用されている漢方薬と構成生薬 当帰四逆加呉茱萸湯の生薬 当帰芍薬散の生薬 当帰建中湯の生薬 温経湯の生薬 五積散の生薬 加味逍遙散の生薬 冷えの症状に使用する漢方薬は、当帰を含むものを選択 冷えを訴える患者さんには、第一選択薬の当帰四逆加呉茱萸…

  • 冷えを温める漢方薬と冷やす漢方薬ー温熱薬・寒涼薬

    当帰 学名:Angelica acutiloba Kitagawa 漢方薬を構成する生薬には、体を温めるものと冷やすものがある!! 前回の記事では、寒証と熱証の症候・体質について説明しましたが、今回は、寒がり体質(寒証)と熱がり体質(熱証)に利用される生薬(漢方薬の構成成分)にはどのようなものがあるか紹介します。 www.ffteck-llc.work 寒証には温熱薬と熱証には寒涼薬です。漢方薬の説明書に生薬の種類が記載されているので、冷え性に効果があるのか、熱がりを冷やすのに効果があるのか参考にしてみてください。漢方薬の名前は、ちょっと特殊で、わかりにくいですが生薬の名前や効果を覚えていると…

  • 寒がり症(寒症)と暑がり症(熱証)で適用される漢方薬は違う!!

    西洋薬には、熱を下げる薬やいくつもありますが、冷え性の人の体温を上げる薬はありません。漢方には体温を下げるものも上げるものもあるのです。 これが、冷え性の改善が漢方の得意とする分野であるといわれる由縁ではないでしょうか? 冷え性の克服、改善について、様々な文献や先生方の講演を詳しく調べて、特集していきたいと思います。 まず、我々は寒がり(寒証)と熱がり(熱証)の2つのタイプに大きく分けくることができます。これは我々人類も動物もそうですが、住んでいる環境によって熱帯地仕様(暑さには強く、寒さに弱い)と寒冷地仕様(暑さに弱く、寒さに強い)の体質(証)になっているといくわけです。 寒がり体質と熱がり…

  • 漢方薬は、冷えを温めるのが得意

    漢方放浪記を書き始めて、約2ケ月が経過しましたが、漢方治療の考え方が少しづつわかってきたような気がします。とはいっても1年や2年で習得するのはほぼ不可能であることも実感していますが。笑 自分でも、微熱や風邪っぽい時は、葛根湯、インフルエンザの時は麻黄湯、精力回復と飛蚊症に八味地黄丸、胃酸過多?逆流に六君子湯、ダイエットに防風通聖散、二日酔いに五苓散を服用して効果を実感していますが、インフルエンザの時に、麻黄湯で熱や関節、筋肉痛を我慢していたのですが、さすがにギブアップして、抗ウイルス薬(イナビル)を吸引しました。ただ、インフルエンザの熱が下がったあとは、数日食欲もなく、ちからも入らなかったので…

  • 肌荒れ改善、皮膚に潤いを与える漢方薬 麦門冬湯・温経湯

    麦門冬湯、温経湯 体内水の不足、停滞(陰虚、津虚)の肌荒れには、麦門冬湯、体内水の不足、停滞(陰虚、津虚)と血の巡りが悪いこと(血虚)と両方の症状を持つ人の肌荒れには、温経湯が有効です。 血液の産生、循環、利用がうなくない体質(血虚)の人の肌に潤い与えるのは、温清飲であることを紹介しましたが、今回は、体内水の不足、停滞(湿痰、津虚)から、または血の巡りが悪いこと(血虚)と両方の症状を持つ人の肌荒れの改善、潤いを与える漢方薬を調査しました。 まずは、津虚か血虚または両方からくる肌荒れ、カサカサかどうか、下記の体質・症状があるか確認してみましょう。津虚だけなら麦門冬湯、津虚+血虚なら温経湯。ちょっ…

  • 花粉症 冷え体質なおして克服 漢方で改善

    前回のブログで、体質改善による根本的な花粉症改善には、全身倦怠感、体力低下、食欲不振(気虚のタイプ)の人向けとして、補中益気湯が良いことを報告しました。 今回は、冷え性の体質改善・根本治療のために使用する当帰芍薬散と桂枝茯苓丸が有効であることが報告されています。 この2つの処方は、三大婦人薬(+加味逍遙散)と言われています。ともに駆瘀血剤であり、血の停滞、血の流れを改善して、解毒効果のあるものです。 含まれる生薬も駆瘀血(当帰、桃仁、川芎、牡丹皮)や補血剤(芍薬)が含まれています。 これらは、血流の改善により、体温を上昇させ冷えを解消します。冷え症の体質改善により、花粉症の発症を根本的に抑える…

  • 花粉症 全身倦怠感 体力低下 食欲不振の人には 補中益気湯

    小青龍湯や麻杏甘石湯は、麻黄や杏仁が入っているので、即効性の鎮咳、去痰効果があることは、前回のブログで紹介しました。 しかし、六君子湯や八味地黄丸の常用者であり、その効果を実感体験しているものとしては、花粉症(アレルギー性の鼻炎など)の人が毎日飲んで、体質を改善するにはどんな漢方薬がよいのか是非見つけ出したいと思っていました。 全身倦怠感、体力低下、食欲不振 (気虚の証)のタイプの人向けとなりますが、色々な文献を調べて、これはいけるのではないかと思った報告書を見つけたので報告します。 僕は、アレルギー性の皮膚炎、鼻炎とは現在無縁ですが、中(脾胃)を補い、気を益する補中益気湯を、予防のために是非…

  • 急性の花粉症に有効な4種の漢方薬 小青龍湯・麻杏甘石湯

    ぼくは、花粉症でないので、まったくその辛さや症状が自覚できませんが、色々な薬を飲んで、眠い、疲れる、だるいと泣いている人を多くみますよね。 通常抗ヒスタミン薬や抗アレルギー剤をのんだり、ゴーグルや頑丈なマスクをして花粉シーズンが過ぎ去るのをひたすら我慢し、耐えている姿を見ていると、ぼくは花粉症でなくてよかったとしみじみ思う毎日です。 さて、この花粉症にこそ、何千年も人類がひたすら自らに試し続けた漢方に突破口をみつけてみではどうでしょうか? 最新の花粉症の薬でも、ぼーとなったり、眠くなるような副作用は少なからずあるはずなので、眠くなったりしない漢方は試してみたいことろです。 また、なにより花粉症…

  • 肌荒れ改善、皮膚に潤いを与える漢方薬は、温清飲

    ことしの冬は、雨が降らず、湿度も30%台ではないですか?そりゃあ、肌はガサガサにもなりますよね。通常、体内水の不足、停滞(陰虚、津虚)が、主な原因として考えられますが、今回は血の巡りが悪いこと(血虚)からくる肌荒れの改善、体質の改善効果に期待のできる漢方薬を調べました。 血虚は、血液生産、循環、組織での利用がうまくいかない状態で、皮膚疾患、筋肉痛、神経痛、関節疾患を引き起こします。 まずは、血虚からくる肌荒れ、カサカサかどうか、下記の体質・症状があるか確認してみましょう。 血虚の症状 全身:疲れやすい,体がだるい,体重減少,貧血、 精神:物忘れ、集中できない、不眠 頭部: 顔色が悪い,髪にツヤ…

  • 倦怠感・気力低下・ 食欲不振・風邪をひきやすい人の漢方薬治療

    元気がない、気力がない、無気力、根気。漢方で言う気って言葉は、どうも人間にとっての身体と心のエネルギー、パワーのことを言っているようです。 漢方では、気虚(元気がない、食欲がない、免疫力の低下・風邪ひきやすい)、気鬱(抑うつ、いらいら)、気逆(易怒性、のぼせ、パニック、不安)います。 素人が聞くとスピリチュアルパワーのような印象を受けると思いますが、気とは生命エネルギーであり、漢方では大真面目に、非常に最も需要なものとしてよくつかわれる言葉のようです。 体や心を動かすエネルギー、パワーなのです。 今回は、この生命エネルギー、気が不足、停滞を解消する漢方薬(補気剤)を調べました。 気虚の症状・体…

  • 漢方の証(体質・体調)とは何かもう一度復習します。

    漢方の証(体質・体調)とは何かもう一度復習します 証にあった漢方薬を選べば、効果は倍増する。。。 ちょっと勉強不足なんで、また更新します (笑) 引用:【うち漢方】漢方相談|光和堂薬局 陰虚:水分が不足して、乾燥肌、気管支炎、鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎 湿痰:水が多くて、浮腫み、だるさがある 陽虚:ホルモン量が減少し、身体の芯まで冷える、低体温、無月経、 インポテンツ 湿熱:ホルモン量過剰で、粘い痰や鼻水、だるさ、腹部膨満、肥満、便秘、下痢、 血虚:血が不足して、貧血、疲れやすい、筋肉・肩こり、腰痛など筋肉系の辛い症状 血瘀:血液が停滞して、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、高血圧 気虚:うつ、…

  • 家康の愛した八味地黄丸 煎じ薬は、エキス剤より効く??実体験版

    効き目は、煎じ薬とエキス剤では、煎じ薬が優勢? 以前の記事で、1か月間のエキス剤の実体験について紹介しましたが、EDの改善、飛蚊症に確かに効果がありました。 今回は、10日だけですが煎じ薬を実体験してみました。 構成生薬は、地黄、山茱萸、山薬、沢瀉、茯苓、牡丹皮、桂皮、附子ですので、漢方薬というより、ルイボスティとか杜仲茶みたいな薬草独特のお茶を飲んでいる気分でした。 漢方薬は、味、匂い、飲み方も本来の効果に関係していることはよく言われますが、確かに、桂皮(シナモン)の匂いは強烈で、味も苦さと酸味が共存するような感じでした。 500CCの水に1袋をいれて、30分程度に出します。200cc程度の…

  • むくみ解消 小顔・足が細く見えるかも おすすめ漢方

    立ち仕事しているあなたの足はパンパン、太ーくなってますよね。 明らかにむくみのせいと思いますが、これも漢方で解消できないか調べました。 心臓や腎臓に重篤な病気でのむくみ(浮腫)以外なら漢方は効く。 いつものように証(体質、体調)で、むくみを分類してみます。 湿痰は、身体に余分な水がたまってむくんでいる。冷えを感じる。 湿熱は、身体に余分の水がたまっていてむくんでいて、熱っぽい(炎症がある)。 漢方薬は、 湿痰には、防已黄耆湯、補気建中湯 湿熱には、防風通聖散、当帰芍薬散 尊敬する堀口先生の講演を添付しますので、見てみてください。 youtu.be 【うち漢方】漢方相談|光和堂薬局

  • 冷えの体質を漢方で変えよう。第一選択の漢方薬は、当帰四逆加呉茱萸湯 人参湯 安中散

    冷え症の体質改善は、漢方の最も得意とする分野です 冷え症の体質改善の話をするには、まず冷え性とは何か、どのような種類の冷え症であるかを理解、選別しなればなりません。 我々は、大きく冷え症の人と暑がりの人に分類されます。漢方では、冷え性の人の体質を寒証、熱がりの人の体質を熱証といい、適用する漢方薬を選びます。 熱証と寒証のイメージは、こんな感じです。 熱証と寒証のイメージ Dr喜多の「プライマリケア漢方」引用 冷え症に使われる生薬 冷え症に使用される漢方薬を紹介する前に、それらの漢方薬に配合される生薬の紹介をします Dr喜多の「プライマリケア漢方」より引用 冷え症の種類は、4つに分類されます。 …

  • 家康の愛した八味地黄丸 煎じ薬入手。錠剤より効くのか❓

    はじめての煎じ薬です。 これまで、錠剤や粉薬を飲んできましたが、古来の方法の煎じて飲んでみたいと思います。 ティーバックに、生薬がいっぱい入ってます。においもすごいし効きそうな気がします。 もうプラセボ効果満載です。 今週の土日に説明書を読んで煎じて飲んでみたいと思います。 下肢部への効果を期待したいです。。。。。 【薬局製造販売医薬品】(株式会社皇漢堂薬局)※定形外・ゆうパケ限定!代引不可・送料無料八味地黄丸(はちみじおうがん)煎じ漢方薬10日分(10包)

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