若い頃、今の半分程までの人生ではお茶スイーツブームは来ていなかったと記憶している。 実家に抹茶は無く、初めていただいたのは社会人になってからだ。紅茶以外のお茶を飲み慣れていなかった私にはちょっとで苦い飲みにくいものと言う位置づけで、洋菓子材料になり得るとは想像できなかった。 しかし今では抹茶使用のお菓子は多いし、海外でもmatchaは人気だ。アメリカの小学校で息子が好きなアイスクリームの種類を聞かれたとき、Green Tea Icecreamと言ったら先生に自分もMatcha Icecreamが好きだと言われたと驚いていた。 そういえば人生の半分以上前、アメリカ北東部の田舎で"Japanese…
乾燥しているせいか、旬でよく見かけるせいか、柑橘類常備の日々が続いている。しかし、私以外の家族は内皮までむいて食卓に置かれていないと積極的に手を出すことが少ないので少し厄介だ。デコポンや紅まどんなは皮が薄いので身の形を保ったままきれいに取り除くのに時間がかかる。 以前いただいたフルーツ大福のお店で「みかん大福」が可食部丸ごと入っていた事を思い出し、「あまくさ」を使ってそれらしいものにチャレンジした。 家にあるもので作ったので求肥部分は白玉粉をレンチン。 餡はお店のように白あん!と思ったら足りなくて、いちご大福には小豆が使われていることが多いからと冷凍庫からこしあんを出して一部使用。 もうこの時…
濱田家の支店だとずっと思っていたパン屋さん。前は名前にアルファベットはついていなかったと思う。しかし店構えは全く変わらないので入ってみた。 以前と変わらない店内だが、パンの種類が増えたように見えた。 豆パン三つ入りの袋を手に取ったが、たまには違うパンを食べてみようとショーケースから「かりかりチーズと」と「クリームパン」をお願いした。 どちらも人気らしい。 かりかりチーズは平焼きでかなり薄い。中に柔らかめのチーズが挟んであり、上にトッピングされたチーズはかりかりだ。優しい塩気で美味しい。 クリームパンは切り込みが入っていないタイプ。平焼きではないが、成形時に少し押したような形だ。ツヤツヤのカスタ…
ランチを調達しに三軒茶屋に行った。いつも人だかりができている「かど。」のお弁当はチンジャオロースか麻婆豆腐の二択だったので今回は見送った。先日は炊飯待ちで買えなかったが鮭の三色丼と鶏のビビンバの2択でどちらも美味しそうで、来週あたりまたトライしたい。 近くの「ヨーロッパ食堂」はテイクアウトをしていないようだった。パスタは持ち帰るより、出す方も頂く方も嬉しいから時間がある時に再訪することにして、向かいの「ミカヅキ堂」に入った。 小さめのリーンな生地で作ったと思われるパンが沢山並んでいたが、歯列矯正の調整直後なのでかみ切る自信が無い。 そこでいつも美味しい「ミカヅキブリオッシュ」にした。季節限定の…
暮れに無農薬で親戚が育てたレモンを沢山いただき、果肉も皮もあらゆる料理に使ったり揚げ物に浴びせるようにかけた。特に美味しかったのはレモンチキン(と、今名付けた)。薄口しょうゆと倍量の白ワインで15-20分ほど蒸し煮にするだけの料理にレモンのスライスを2枚入れ、火を止める直前に果汁を絞った。好みでハチミツをほんの少し入れても良さそうだ。 最後一つのレモンはお菓子に。 皮をすりおろして砂糖と合わせ、1時間程おいて更に全ての材料を混ぜてから2時間程おいてから焼いた。 相変わらずツヤツヤに仕上がる。カリッとフワッとするのは型のおかげだ。 ぬくぬくOPEちゃん眠くなった
ハード系は是非自家製天然酵母でと思っていたが、酵母の育ちが超ゆっくりな今日この頃だ。 しびれを切らし、インスタントドライイーストを粉200g+抹茶12gに対して1.5g使用で作った。 バヌトンにもっと粉を振った方が見栄えが良かった… 200gの強力粉に対して水164g。私にしては頑張った方だ。加水率を高めにした場合、小さく丸めたり、細長くバゲット様に成形するよりバヌトンに入れる方がやりやすい。 ホワイトチョコはたっぷり入れたつもりが一部は溶けてしまったのかあまり見当たらないが、その分生地が甘くなっている。 さらに仙太郎あんこをのせて味見。一切れで大満足の味だ。甘いの食べて昼寝出来たら最高zzz…
週末の事だが、九品仏ではパン屋さんをハシゴした。 駅の反対側にはレストランやパティスリーと同じ経営のNeuf9がある。 レーズンも生地もやわらかく、甘くておいしい。 人気のトマトフロマージュ 温めなおして食べたらチーズがトロトロ、トマトの酸味と合う。 プレーンなチャバタ 夕食ように購入。オリーブオイルだろうか、表面にたっぷりと塗ってあり中にも少ししみ込んでいる。 こちらのパンも相当美味しい。店内が小さく、先客がいる場合は外で待つことになるので早く暖かくなることを切実に願う。 しかし寒さがピークを越えると猛スピードでやってくるのが花粉。春が来れば行列の辛さが緩和するわけではない。 週末からすでに…
今朝は甘いパンのストックが無かったので急遽バナナマフィンを作る事にした。 家族の探し物を手伝いながら、OPEちゃんの散歩の時間確保をマフィンの焼成時間と合わせて検討していたらマフィン生地の作り方に注ぐ集中力が足りなくなってしまった。 もう何十回も作っているキャラメリゼバナナ入りマフィン。キャラメルを作ったところにバナナを入れ、生地は バター攪拌⇒砂糖⇒卵⇒粉⇒牛乳⇒粉⇒牛乳⇒粉⇒牛乳⇒バナナ の順番で混ぜるところを、いきなりバターをレンジで溶かしてしまった。 そうなると溶かしバターの順番は最後にしなければと思い、脇によけて卵と砂糖をもったりするまでハンドミキサーで攪拌した。いつもはバターに沢山…
さつまいもと大豆バターのリュスティック 大豆バターというのが珍しくて買ってみた。水分の多い生地でモチモチしている。 クリームチーズのクラン・レザン 名前の通りクランベリーとレーズンがたっぷり入っている。こちらも生地はしっとりとしていて美味しい。 玉ねぎとチーズ 玉ねぎの香りが強く、ずっしりとしているので沢山玉ねぎスライスを使っているのだろう。そのままでも十分美味しいが、横にスライスしてサンドイッチにしても良さそうだ。 そして目当てのチーズは「テネレッロ・シラリカ」が買えた。日本では北海道のこちらでのみ作られているとの事だ。セミハードタイプでくせのないチーズらしい。楽しみだ。 角食は最後の1本が…
そういえば数年前、自由が丘で急に雨が降ってきて「自由が丘テラス」に駆け込んだらLa Chialdaというお店があった。のちに東急電鉄の車内で動画広告も見た。こちらの「チャルダ」というお菓子はワッフルの原型でイタリア、トスカーナ地方の伝統的な祝い菓子だそうだ。 以前は店内で食べている方もいたが、今日行ってみたら記憶しているイートインスペースは見当たらず、店内に椅子が2客と外に座れるスペースがあるだけだった。こだわりの?コーヒーも売っているし、ゆっくり座って食べるお菓子かと思われたが。 そうは言っても極薄ワッフル、食べ歩きしやすい形状なのでコーヒと一緒にテイクアウトしても問題なさそうだ。 14世紀…
ハード系に分類されるが、見た通り、バリバリのクラストではなくしっとりとやわらかめだ。 キレイな抹茶の色が出ていて、柚子ピールだろうか、さっぱりと爽やかで、邪魔にならない苦みが押し寄せてくる。抹茶より柚子主張が強く感じられる。 もっちりしていて美味しかった。ただもう少し甘ければはっきりおやつ系、もう少し固く甘さ控えめならきっぱり食事と一緒に系に分けられる気がした。 メゾンカイザーでは一時期クロワッサンなどヴィエノワズリーばかり買っていたが、カンパーニュ等のハード系も充実しているので色々試したい。
次は《ジャパニーズワッフル》にチャレンジだ。 ネットで調べると 切り餅をそのままワッフルメーカーにのせるもの、 厚さを半分にするもの、 電子レンジでやわらかくしてから焼くもの、 など色々あった。 切り餅をそのまま使うとワッフルプレートの端の方まで餅がいきわたらないのでは?と思い、厚みを半分に切ってレンジで20秒ほど加熱してから使った。ぷっくりし始めたところでレンジは終了。 絶対美味しいと思った、海苔、明太子、チーズ だが、こちらは炊き立てのご飯の方が断然合うと思った。明太子とカリカリのコンビが上手くいかないようだ。 広がる前の面積が少ないモチに具をのせる手間がかかる割に包み込む餅のカリカリ感が…
ワッフルメーカーをやっと購入してからの話 《アメリカンワッフル編》
アメリカンワッフルは生地を発酵させないので材料を混ぜるだけで焼く作業に入ることができる。 パンケーキと同じ材料で、卵をかなり攪拌させるレシピもあるが、私はアメリカのお父さんがやっていたようにすべての材料を適当に混ぜただけにした。こちらは型に流し込むタイプなので粉より牛乳+卵の量が多い。 写真上が「アメリカンワッフル」 「ベルギーワッフル」と対比させるつもりだったがうまく四角い形を作る事が出来なかった。表面に砂糖をつけていない分、艶は無い 我が家のワッフルメーカーは2枚ずつしか焼けないため、焼き上がるそばから家族がそれぞれのお皿に取っていくのでタワーはできなかった。 各自、ホイップした生クリーム…
ワッフルメーカーをやっと購入してからの話 《ベルギーワッフル編》
代替品が無事に送られてきて、今回の物はワッフルプレートもホットサンド用のプレートも上下取り外しがスムーズに出来る事を確認した。 これでようやく自宅でワッフルを作れるようになった。 最初に作ったのは発酵タイプ、いわゆるベルギーワッフルだ。 「ベルギーワッフル」という名称は良く耳にするが、ベルギーの中でも地方色があるらしく、「ブリュッセルワッフル」「リエージュワッフル」などがあるらしい。 諸説あるようだが、 「ブリュッセルワッフル」は長方形で甘さ控えめ。フルーツやクリームをトッピングしてナイフとフォークを使い座って食べる事が多い 「リエージュワッフル」は丸型で砂糖がジャリジャリしている。そのままで…
ワッフルメーカーの思い出と購入を考えてから15年後にやっと入手した話 Vitantonio VWH-500
ワッフルメーカーを初めて見たのは今から30年以上前だった。当時アメリカの北東部でお世話になっていたお宅で、夕食がワッフルのみの時があった。 一度に4枚焼けるワッフルメーカーだったのでお父さんが私を含めたティーンエイジャーと自身で計4人分の胃袋を満たすべくせっせと焼くものだから、バターを塗ってメープルシロップを垂らし、バナナ等をのせている間に四角い「お菓子」がどんどん目の前に積み上がっていった。無くなるのも早かったけれど。 当時の私は食べ盛り、甘いものが大好き、珍しいものに興味津々ではあった。が、夕食が「三時のおやつ」風ではちょっとがっかりで視覚的にもの足りず(カロリーは十二分だ)、冷蔵庫の残り…
柿の木坂近くにあるBreadplant OZは週末たまに家族で買いに行くパン屋さんの一つだ。そちらの系列店が自由が丘に数か月前にオープンした。当初は大行列で買えなかったが、先日はたまたま先客が無かったので入ってみた。 店内が狭いからかパンの種類は多くない。でも目当てのパンが入店してすぐ見つかった。 塩バタータイガー 柿の木坂のお店で子供が買い、とても喜んでいたパン。あれから上新粉を買い、何度か一昨年は自作した。上新粉入りの発酵生地を厚めに上がけするのがポイントだと思うが、自分で作ると生地が緩いために流れ落ちてしまい、このようなタイガー生地にするのは難しい。 人気のボルケーノ 思ったよりチーズが…
何年もいつか行こうと思っていた九条ネギメインの小さな飲食店が閉店してしまった。 大通りに面してはいるが駅から近くではないので昨年は厳しかったのかな、また一軒行ってみたかったお店に行けなくなってしまったと残念に思っていた。 程なくして、遠くから見てこれまた渋めのお店が登場したと思ったら、フルーツ大福のスタンドだった。お昼前に一度、夕方に2度ほど車でお店の前を通ったが常に行列ができていた。 そして年末、自由が丘でもフルーツ大福のお店を見かけ、今はやっているのかなと思ったら同じお店だった。 名古屋のお店が県内各地で展開し、東京にも進出し急展開しているようだ。 沢山並んだサンプルは美しく、とても美味し…
九品仏のComme'Nでは小ぶりの甘いパンも買ってみようという事になった。 抹茶とホワイトチョコのパン 絶対美味しいコンビネーションだ。抹茶がしっかり効いていてかなり長男の好きな味だが、それ以上にパンの生地が美味しくて感動した。クラムがしっかり固く、クラストはしっとりしている。水分の多い生地だと思うが美しい形に焼き上がっている。流石プロだなあとため息が出てしまった。 こちらはほうじ茶あんぱん。ほうじ茶入りの生地でこちらもお茶がしっかり香る。こしあんがみっちり入っていて和風だが、「ちゃんとパン」になっているというか、粉の主張もあり、面白い。 キャラメルとチョコチップ入りのこちらのパン(ショコラバ…
秋に初めてお店の前を車で通ったら行列ができていた。以前はケーキの食べ放題のお店だったと記憶している、帰宅して調べたらなんだかすごそうなパン屋だとわかり期待が膨らんだ。 しかしその後何度か購入を試みたが、車が停められなかったり、長蛇の列で諦めたりしているうちに年末になってしまった。 仕事が終わってほっとした大晦日。家族全員早起きだったのでOPEちゃんも連れて朝ごはんを買いに出かけた。冷たい風の吹く8時半。外で待っている人はおらず、初めてすんなり店内に入れた。 すでに沢山のパンが並んでいてどれにしようか迷うほどだった。ハード系を試したかったが、年末年始に歯列矯正のブラケットが外れると困るのでやわら…
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