ドタバタに笑い、じんわり胸にきて.. 〜「赤めだか」立川談春
春から50号のキャンバスに風景を描き続けて、一向に完成のめどが立ちません。心のエネルギーと時間を、延々と費やしています。 わたしの場合、何時間も一心不乱に描き続けることは到底できません。細部まで妥協しない写実を目指していると、こんをつめて筆を使います。30分も描くと集中力が持たなくなり、はあー。と、息を吐いて暫時休憩。この休憩中のリフレッシュに、重宝しているのがエッセイ本です。 小説は、よろしくない。面白かったりすると、絵を忘れて一気読みモードに入ってしまう。暫時休憩が、暫時で終わらなくなります。それでは「本末転倒」で、この場合の「本」は絵で、「末」は本(小説)なのでややこしい。 他方、評論の…
2024/11/28 19:23