chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ししもん
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/05/13

arrow_drop_down
  • 縮みゆく日本を脱出して努力が報われる環境を多民族国家に探しに行こう

    オランダに移住したのに、ぜんぜんオランダ情報を書いてなくてすんません(=^・・^;=) 昨年の2月に入国してすぐにコロナのロックダウンが始まり、というのは言い訳だけど、家にずっと引きこもってるんだな。自分探しの果てに外こもりという、バックパッカーの典型的な末路である笑 外こもりというのは、滞在ビザの条件がゆるい(ゆるかった)タイやフィリピンなんかで、特に何もせずに安宿でゴロゴロし、金がなくなると日本に「出稼ぎ」しに帰るというライフスタイルのことだ。僕がバックパッカーしていた10年くらい前は、新興国の安宿に行けばそういう日本の若者がたくさんいたものだ。 今はコロナで大変だろうなぁ。客も、宿も。 日本で上手くいかない発達障害傾向がありそうな人に、そんな退廃的な暮らしを身をもって勧めていた時期もある。なのに今や、そもそも外こもりを実践する環境自体がコロナで崩壊してしまった。国際線の飛行機を手軽には利用できないし、海外宿の営業状況も現地に行ってみないと実態は掴みにくい。そして何より、生活費を得るための海外就職案件が縮小してしまった。 なんだけど。それでもやっぱり僕は、日本で仕事が上手くいかないなら、海外で暮らし、外資企業で働くのが得策だと考えている。 もちろん、このご時世、簡単な道ではない。けど、どうせ努力するなら、まず最初に努力が実りやすい環境を選ぶことが重要だ。 というのも。 ニュースや統計的なデータを見るにつけ、日本の人口や経済規模が今後も一貫して小さくなっていくのは確実。すると椅子取りゲームというか、縮みゆくパイの奪い合い。そういう後ろ向きな過当競争から、今後ますます逃げられなくなるだろう。 当然、どんな悪条件でも競争に勝てればオールオッケーだ。でも今でも人生が上手くいっていないなら、今後も条件が悪化し続けるだろう日本の環境で、そのまま戦い続けるのは得策ではない。 なにしろ頑張っても上手くいかないなら、次の2つの間違いを犯している可能性が大きい。 環境に我慢することを努力と履き違えている 報われない環境で報われない努力している 今日は、頑張ってるつもりなのに人生上手くいかないなら、努力が報われる環境を広い世界に探しに行って、そこで求められる努力をすれば良い、という話である。 我慢は努力じゃない 資格試験に挑戦するというのは、わかりやすい努力の方向性だと思う。Skype英会話を頑張ってTOEICとかね。 でも営業職

  • 発達障害的な脳は覚醒したいので効果的なヤバい状況に自分を追い込んで結果を出す

    前回の記事で書いたように、発達障害的な脳をもっていると、過去の記憶や荒唐無稽なアイデアが次から次へと思い浮かぶ。とりあえずキャラが濃いという意味でなら「独創的」かもしれないけど、困ったことにこうした雑念は、脳とかメンタルのエネルギーを消耗するのである。 つまりトラウマを不用意に刺激するフラッシュバックとか、使い所がない実現不可能な妄想に、日常を暮らしていくためのガッツを奪われて、真人間として本来こなすべき仕事、家事、人間関係に支障が出る。 そして、結果的にヤル気エネルギーをすっかり浪費してしまったときは、ブレンフォグのような不快な感覚に襲われる。 脳の異物感「ブレインフォグ」の人体実験と考察 発達障害は無理せずそのままの気怠い脳で猫みたいに生き残ろう 考えて結論を出すべきなのに、霧がかかったように脳がぼんやりして働かない。調子が良い日なら確実にできるハズの仕事なのに、途方も無い重労働に感じる。あるいは誰かと約束した時間が迫っているのに、それを意識するほどに疲れてしまい身支度が手につかず、結局は遅刻やドタキャンしてしまう。 こんな風に脳が不活性な状態は、真人間として働いたり社会生活を送る上で困るし、なにより感覚として気持ち悪いのである。僕の場合は頭蓋骨のなかに綿みたいな異物を詰められたような、具体的な気持ち悪さを覚える。脳が凝っているとも言える。肩こりの脳バージョン。 一節によると、この不快感は神経伝達物質の異常な働きが原因らしい。アレコレ検索すると、ドーパミンという鍵ワードにたどり着く。 そして、このドーパミンをドバドバ出す方法が、依存症なのである。 前回の記事で、発達障害的な脳をもっていると依存症に陥りやすい話を書いた。依存症によって一時的になら、こうした脳の不快感や、ガッツの欠如を補うことができる。 ところが長期的に依存を抱えていると、社会生活が破綻する。アルコール依存症がわかりやすい例だ。やる気を出そうと酒を飲んで仕事してクビになったり、対人関係エネルギーを絞り出そうと酒を飲んで人と合って逆に関係を壊してしまう。 ドーパミンを自在に操って悟りの境地にお手軽に到達したい アドレナリンをドーピングしてADHDで不活性な脳を興奮させてた というわけで、依存症によってドーパミンを出して脳を活性化させるのは持続可能性が低い。時限爆弾である。 でも一方、ダルくて仕事や人間関係を後回しにして、8月31日から手を付ける夏休

  • アルコール依存症を克服した今も現実から目を背けて可能性に逃げ帰りたくなる話

    雑念や過去の記憶が次から次へと湧いてきて、脳のリソースを無駄に食われる。 そんな頭が多動で、フラッシュバックに潰されそうな人ほど、アルコールやギャンブルなんかに病的なまでに依存する「効果」が大きいと実感している。つまり何かに依存することで得られるリターンが普通より大きいから、依存症になりやすいし、依存症から抜け出し難い。これが、発達障害的な特性が強い人が、依存症に陥りやすい原因と考えている。 発達障害がお酒を飲むとパフォーマンス上がる気がするのは何故か 「人付き合いエネルギー」の酒ブーストとリスク 15年以上毎日(終盤には朝から)酒に溺れていた僕が、一念発起して一切のアルコールを完全に断ち、15か月経った。依存症の「効果」を完全に得られなくなったわけだ。別れてみて初めて大切さに気付くというヤツで、大きな害悪はあれど、アルコールは僕の精神状態に確固たる機能を果たしていたのだ。 この依存症の「効果」には2種類あると僕は感じる。 まず1つ目は、不幸を一時停止できる機能。いわばマイナス状態の精神をゼロまで引き上げてくれる。もちろん期間限定。しかも酔いが醒めてきたり、本格的にアルコール依存症になって、もはやアルコールに汚染された状態が普通だと身体が認識するまでに至ると、相当な量を飲まないと、不幸を一時停止できなくなるのだけど。 『星の王子さま』には、飲兵衛が住んでいる飲兵衛の星というのが登場する。この星に1人で住んでいる飲兵衛が、ちょうど依存症が悪化して多少のアルコールでは自分の不幸を一時停止できなくなった状態に見える。 星の王子さまが「なんでお酒を飲むの?」と尋ねると、この飲兵衛は「酒を飲んでる恥ずかしい自分を忘れるためさ」と答えるのだ。まさに、不幸を一時停止しようとして、微妙に失敗している感じ。この状態からもっと酒を入れれば、この彼も昔みたいに穏やかな精神状態に入れるハズだ。 依存症が持つもう1つの「効果」が、苦労が伴う努力せず、自分が秘めた可能性の中で生きられる機能だ。 これはいわば、マイナス状態の精神を、プラスの領域にまで強力に引き上げてくれる。この2つ目のメリットこそ、アイデアや妄想が次から次へと湧いてくる、頭が多動な人にとって効果がデカい。普通の人よりずっと高く、ハッピーな精神領域に入れるのだ。 こういう感じ。 誰しもささやかな自尊心を持っているハズだ。年収、容姿、社会的地位。あるいは、最愛の家族、理解しあえる

  • マインドフルネス瞑想でまぶたの奥に静寂の秘密基地を獲得した

    東京でサラリーマンをしていた時、頭がグチャグチャになると、よくこっそりトイレの個室にこもり、耳栓代わりのイヤホンを装着して目を閉じていた。怪しまれて職場の人間関係がさらに悪化するのを恐れ、ものの3分くらいだけど。それでも静かな場所で目を閉じると、次の1時間は頭のグチャグチャに飲み込まれずに、パソコンに向かえるようになったものだ。 当時は瞑想なんて怪しい宗教儀式くらいに思っていた。今から10年以上前、うつ病と診断されるよりも前の話である。 都心に通勤していた僕の父が、オウム真理教の地下鉄サリンテロを電車数本の差で免れたという小学生時代の記憶が強く、宗教的な情報を過度に忌み嫌っていた。僕自身が理系専攻だからかもだけど、原因と結果を明確に説明できないことは、ウソと決めつけるところがあった。 今でもあるかも(=^・・^;=) ところが程なくしてうつ病と診断され、原因の特定はおろか、万人に効く治療さえ、21世紀の現代医学には不可能である事実に僕は愕然とした。ドラえもんの22世紀という設定があまりにも未来すぎるので、想像しやすい未来像として「21エモン」を描いた藤子不二雄先生の設定は浅はかだったんじゃないか。21世紀じゃ、まだ心の風邪も治せないのである。 因果関係を明確にしたかった僕は、うつ病の原因を日本社会と決めつけて、日本企業を辞めて海外に飛び出した。 認知行動療法と、マインドフルネス瞑想 ところがシンガポールに移住して、アメリカ企業に転職した後も、僕は頭がグチャグチャになると非常階段の踊り場に逃げ込むようになった。なおトイレの個室じゃないのは、シンガポールの職場のトイレが湿っぽくて汚く、ホッとできなかったからである。怪しまれない程度に10分くらいだけど、誰もいない非常階段で目を閉じ、静かな時間を持てば、次の1時間、またパソコンに向かえるようになったものだ。 あれ(=^・・^;=) なんも改善してないじゃんか。最初にうつ病と診断されてから5年あまり。住む国、働く会社、話す言語まで変えたのに、これじゃ日本から7000km離れた場所で、また同じ困りごとを繰り返しているだけだ…。 因果関係を明確にしたい僕のセオリーに従うなら、うつ病になった原因は日本社会でも、日本企業でもなくなってしまう。当然、シンガポール社会でも、アメリカ企業でもありえない。 環境を全取り換えした今、当時からずっと一貫しているのは僕自身だけ。原因は僕自身の中

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ししもんさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ししもんさん
ブログタイトル
無職は恥だが癖になる
フォロー
無職は恥だが癖になる

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用