【ワイン】初めて女王の名を冠したシャンパン!メアリー ステュアート キュヴェ ド ラ レーヌ ロゼ【シャンパン】
今回紹介するシャンパンは「メアリー ステュアート キュヴェ ド ラ レーヌ ロゼ(以下、メアリー ステュアート ロゼと略させていただきます」です。 この悲劇の女王の名を冠したシャンパンはロゼのシャンパンで見た目も綺麗なピンク色をしているシャンパンです。メアリー ステュアート ロゼは見ているだけで癒されるそんなシャンパンでした。(シャンパングラスに注いだ写真を撮っていなくて激しく後悔中) <メアリー ステュアート と名付けられた理由> 以前、ハイランドクイーンでも紹介したスコットランドの女王でもあったメアリー ステュアートですが、6歳の時に彼女が政争に巻き込まれるないようにとフランスに渡っていま…
【カクテル】世界で一番多いアダ名のお酒から造られる!カイピリーニャ
今回紹介するカクテルはカイピリーニャです。 このカイピリーニャはブラジル発祥のカクテルで、ブラジルで人気があるのは勿論のこと、徐々に世界的に人気の火が付きつつあるカクテルでもあるのです。 <カイピリーニャとは> カイピリーニャはブラジルで伝統的なお酒であるカシャッサをベースに作られるカクテルです。ちなみに、ブラジルで、カシャッサの代わりに日本酒を使うレシピもあるのですが、その名前は「サケピリーニャ」となるのだとか。ブラジルで日本酒を使ったレシピがあるのも面白いですが、名前に「サケ」とつくのがまた面白いですね。 <カイピリーニャ由来にまつわるエピソード> ポルトガル語で「田舎の娘さん」と言う意味…
今回はこてっちゃんが元気を貰ったウイスキーエピソードをランキング形式で紹介します。日ごろ、パワーをいただいている皆様に感謝の気持ちを込めて、少しでも元気の出るようなエピソードを紹介できたらと思います。紹介したいエピソードは沢山あったのですが、泣く泣くベスト5までしぼりました。もし興味の湧くエピソードがありましたら読んでみてください。 第5位:カードゥ www.bar-kottechan.work 祖先に誇りをもって進んだからこそできた逆転劇。「自分はなにを貫くのか」そのの大切さを教えてくれたエピソードでした。 第4位:グレンフィディック www.bar-kottechan.work 21年の歳…
【ウイスキー】熱狂的な追っかけから生まれた!J&B【ブレンデッド】
今回紹介するウイスキーはJ&Bです。 このお酒の蒸留所の創業者には面白いエピソードがありました。 <J&Bとは> J&Bはジャステリーニ&ブルックス社が製造している比較的安価なブレンデッドウイスキーです。アメリカでは特に人気があるウイスキーでもあります。長年ジョニーウォーカーに次ぐスコッチ第2位の売り上げを誇っていたウイスキーでもありますが、現在は少し順位を下げています。(2015年では5位) <J&B:創業者にまつわるエピソード> ジャステリーニ&ブルックス社の創業者はジャコモ・ジャステリーニという人物です。この人物はスコッチ業界では珍しくイタリア人で、このイタリア人がロンドンにやってきた理…
このページはスコッチウイスキーのブレンデッドウイスキー銘柄一覧のページとなっています。名前順でブレンデッドウイスキー銘柄を紹介していますので、気になるウイスキーを探してみてください。当ブログで書いている記事には名前をクリックしていただければ、読めるようになっています。 ア行 ・アイラミスト:息子の誕生日の為に造られたブレンデッドウイスキーです ・アイルオブスカイ ・アッシャーズ ・アンティクァリー:長年探し求めたもの。それがアンティクァリー ・インバーハウス ・ヴァット69:試作品の数は、実に100にのぼりました ・ウィリアムローソン ・ウシュクベ(ウシュクベーハ):このウシュクベはウイスキー…
【ウイスキー】唯一モルト原酒だけでブレンド!ジョニーウォーカーグリーンラベル【ブレンデッド】
今回紹介するウイスキーはジョニーウォーカーグリーンラベルです。 このジョニーウォーカーグリーンラベルは2013年に一度販売中止になりましたが、2016年に復活したウイスキーなのです。また、1997年に発売され2003年まではグリンラベルではなくピュアモルトと名乗っていたウイスキーでもあります。そして15にこだわったウイスキーなのです。 <ジョニーウォーカーグリーンラベルの特徴> ジョニーウォーカーグリーンラベルの一番の特徴は、ジョニーウォーカーシリーズ唯一のグレーンウイスキーをブレンドしない、モルトウイスキーだけで造られていることです。個性が強いモルトウイスキーのみのブレンドなわけですから、そ…
【ウイスキー】ライバルが手を結ぶ!バルヴェニー17年 アイラカスク【スペイサイド】
今回紹介するウイスキーはバルヴェニー17年 アイラカスクです。 スペイサイドとアイラのウイスキーは産地として長い間ライバル関係にあります。その二つの産地が手を結んで造られたウイスキーがこのバルヴェニー17年 アイラカスクで、発売当時は周りを驚かせたウイスキーです。 <バルヴェニー蒸留所の特徴> バルヴェニー蒸留所は樽の使い分けに積極的な蒸留所で、このアイラカスクだけではなく、バーボン樽、ワイン樽、シェリー樽など多種多様な組み合わせのウイスキーを生み出しているのです。そんな中、アイラ樽で熟成させたバルヴェニーが今回の記事の「バルヴェニー17年 アイラカスク」なのです。 <アイラカスクが周囲を驚か…
今回紹介するカクテルはジントニックです。 ジントニックは最初の一杯に飲まれたり、気軽に飲めるという位置づけなことが多いお酒ですが、このカクテルにも面白いエピソードがありました。 <ジントニックの誕生エピソード> 19世紀のヴィクトリア王朝から当時、植民地であったアフリカやインドにジンを運ぶ時に樽で運ばれていました。そんなマラリアの危険地域で働いていたイギリス人が、ジンにマラリア予防としてキニーネという香草が入ったトニックウォーターを加えて飲んでみると驚くほど飲み口が良かったのです。これがジントニックの始まりといわれています。 <ジントニックの意味> カクテルには花言葉のような意味のカクテル言葉…
【ウイスキー】幻だけのブレンデッド!レアレスト オブ ザ レア デラックス ブレンデッド 33年【ブレンデッド】
今回紹介するウイスキーはレアレスト オブ ザ レア デラックス ブレンデッド 33年 です。 このレアレスト オブ ザ レア ブレンデッド33年は閉鎖された蒸留所で造られていたウイスキーをブレンドして造られたお酒なのです。 <レアレスト オブ ザ レア ブレンデッド 33年とは> このウイスキーはモルトウイスキーに、「キンクレイス」「レディバーン」「グレンモール」「グレンアルビン」「グレンクレイグ」という蒸留所が閉鎖されたものが使われているだけでなく、なんとグレーンウイスキーにもすでに閉鎖されてしまった「カースブリッジ」というウイスキーを使って造られた、まさにレアレストオブザレアという名前にふ…
【ウイスキー】ネッシー好き必見!グレンアルビン【ハイランド】
今回紹介するウイスキーはグレンアルビンです このグレンアルビンは1983年に閉鎖された蒸留所で造られていたウイスキーです。 <グレンアルビンとは> グレンアルビンとはケルト語のアルビオンという「陸地」を意味する言葉から名付けられました。蒸留所は閉鎖されましたが、まだ瓶詰め業者によるボトルが市場に出回っているウイスキーで、余韻が長い特徴のウイスキーです <グレンアルビン仕込み水にまつわるエピソード> グレンアルビンの仕込み水にはネス湖の水が利用されているのです。ネス湖というとネッシーで有名な湖ですね~2019年9月にニュージーランドオタゴ大学がDNA調査をした結果、恐竜のようなものは存在せず、巨…
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BAR子てっちゃんのお店情報
お久しぶりです。こてっちゃんです!面白いお酒を知ったので紹介していきたいと思います。久しぶりなので、書き方を忘れてしまっていますがお手柔らかに。 今回紹介する日本酒は零響-Absolute 0-です。以前紹介した伯楽星を作っている新澤醸造店が作っているお酒ですね。 以前、伯楽星の記事で「ワインのように100万円でも楽しめるような、いくら払っても飲みたいと思わせるような酒造りに挑戦」と紹介しましたが、この零響はその一つの答えを出したようなお酒なのです。 ちなみにお値段は「零響(れいきょう) - Absolute 0 - 500ml」が38,5000円もするとんでもないお酒になっております。 【日…
今回紹介するビールは水曜日のネコです 水曜日のネコはヤッホーブルーイングで造られているビールです。このビールはローソンなどのコンビニでも売られていて、その特徴的なパッケージデザイン、名前から印象に残っている人も多いのではないでしょうか?今回はそんな水曜日のネコの誕生エピソードと名前の由来を紹介したいと思います。 <水曜日のネコの誕生エピソード> 水曜日のネコの開発は女性をメインターゲットにした「ベルジャンホワイトを造ってほしい」というマーケティング部門の要望から始まりました。それに対して醸造責任者である森田正文さんの答えは「できない」だったのだとか。というのもベルジャンホワイトは無濾過の酵母入…
今回紹介するビールは「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」です。 このビールはサッポロビールから数量限定で2021年2月2日から販売されています。買える場所はファミリーマートのみなのですが、このビールが販売されるまでには面白いエピソードがありました。 サッポロ 開拓使麦酒仕立てのエピソード 突如決まる発売中止 このビールは、もともと1月12日に発売予定のビールでした。しかし、1月8日に商品デザインの一部に誤表記が見つかるのです。その誤表記というのがLAGERというつづりをLAGARとしてしまうミスでした。 もちろん、ただ表示をミスしただけなので、成分や味などには何の問題もなかったのですが、「デザインも…
みなさんはウイスキーをプレゼントに送る時にどうやって選べばいいかわからないことがありませんか?そこで今回はプレゼントを選ぶうえで、ふさわしいエピソードのあるウイスキーをまとめてみました。このウイスキーたちと一緒にメッセージを添えてプレゼントをしてみてはいかがでしょうか? 旅立つ人へ贈られたウイスキー!ベル 出会いと別れのウイスキー!トマーティン 152歳まで生きた老人が由来のウイスキー!オールドパー 素敵な恋のエピソードがあるウイスキー!フォアローゼズ 挑戦する人への敬意が込められたウイスキー!ヘネシーナジェーナ 70歳で夢を実現させたウイスキー!アランモルト 偉大なる祖父を超えるために造られ…
今回紹介するビールは富士桜高原麦酒ヴァイツェンです。 このビールは富士桜高原麦酒で造られているビールで、このブルワリーの定番銘柄の受賞歴は150を超えるというのだから、とてつもない話です。そんな定番銘柄の一つである富士桜高原麦酒ヴァイツェンがつくられるまでには面白いエピソードがありました。 <手間暇かけて行われる糖化作業> 普通、エール系ビールの糖化は一定温度で行う1ステップの方法か、途中で一度だけ温度を変える2ステップの方法が一般的です。ですが、富士桜高原麦酒では5~6ステップの段階を踏んで、酵素が発酵工程で働きやすい環境を整えるのです。その方法はドイツで学んできた昔ながらの造り方で、この「…
今回紹介するウイスキーは山崎です <山崎とは> 山崎は、いまやYAMAZAKIとして海外のウイスキーマニアにも広く知られているシングルモルトウイスキーです。 山崎蒸留所で生産されているウイスキーなのですが、この山崎蒸留所は国産ウイスキー第一号である「白札」を発売した蒸留所であり、日本最古の歴史を持つモルトウイスキー蒸留所なのです。 <山崎誕生エピソード> 山崎は1984年に創業者である鳥井信治郎氏の次男の佐治敬三氏が誕生させたブランドです。当時は、高度経済成長が頂点を極めつつあった時代でした。そんな、価値観が多様化する時代には個性の強いシングルモルトが好まれると考え、日本を代表するシングルモル…
今回紹介するウイスキーはチェイヴェックです <チェイヴェックの意味> チェイヴェックは「チェイヴェック ナン イーラン」が正式名称で、ラベルに描かれている漁船の名前です。意味は「島の可愛い娘」で、スラングで「グラス1杯のウイスキー」という意味もあります。 <チェイヴェックが造られた目的> ラベルに書かれている文字ですが、実は英語ではなく全てゲール語です。というのも、このチェイヴェックを造られた目的の1つが、いまや約1%の人にしか使われなくなってしまったゲール語普及があるのです。というのもそもそも、スコットランド人の祖先の一部はアイルランドから渡ってきたゲール族なのです。「ゲール語がこのまま廃れ…
今回紹介するウイスキーはリズモアです <リズモアとは> リズモアとはローン湾に浮かぶ、風光明媚で気候温暖として有名な小島の名前で、ゲール語で大きな庭園を意味しています。その名の通り、色とりどりの花に覆われて白砂の海岸と緑に囲まれた美しい島なのです。 <リズモア島にまつわる恐ろしい伝説> スコットランドにキリスト教を布教した聖コロンバとその弟子の聖モルアグは、リズモア島にキリスト教を布教したいと長い間考えていました。そんな二人は、ある日マル島からリズモア島へそれぞれの小舟に乗って漕ぎ出します。すると次第に競争となり、聖コロンバの方が先に島につきそうになります。すると、聖モルアグは突然持っていた斧…
今回紹介するウイスキーは響です <響とは> 響はサントリーの創業90周年を記念して、サントリーの粋を結集した傑作を出したいという思いから生まれたウイスキーで、1989年に発売されました。数あるサントリーのウイスキーの中でも最高峰の位置づけです。様々なタイプで熟成されたシングルモルト原酒が見事に組み合わさり、まさに味と香りのハーモニーを奏でているのです。 <響に込められた思い> 響きという名前には、ウイスキーづくりを通して、世界中の人々や、かけがえのない自然と共生していきたいという思いを表す「人と自然と響きあう」というサントリーの企業理念が込められています。また、当時チーフブレンダーを務めていた…
今回紹介するウイスキーはダルユーインです <ダルユーインの由来> ダルユーインとはゲール語で緑の谷間という意味です。その名の通り、蒸留所のそばまでドラムウッドやキャロンの森が広がる、緑に囲まれた谷間にあります。 <ダルユーインの歴史> ダルユーイン蒸留所は1852年にウィリアムマッケンジーという農夫によってスぺイ川の支流であるキャロン川を跨ぐように建てられます。その11年後に対岸にストラススペイ鉄道が開通したこと、さらにはスペイ川に架かる橋が建設されたことから、製品の輸送が簡単になり、また原料である大麦も鉄道によって運ぶことができ、生産を順調に伸ばすのです。 1891年にはスカイ島のタリスカー…
今回紹介するウイスキーはクレイモアです <クレイモアの由来> クレイモアとはハイランドの戦士たちが使ったという両手で持つ巨剣のことで、敵をなぎ倒すために使われた剣です。そのあまりの大きさに二人で担いで戦場に運んだとも言われているのです。 <クレイモアと名づけられた理由> そんなクレイモアですが昔から愛国心と勇気の象徴として見られてきたもので文献上には13世紀の頃から登場するほど歴史が古いのです。ちなみにスコットランド独立の英雄であるウィリアム・ウォレスがイングランド軍を破ったスターリングブリッジの戦いで手にしていた武器がクレイモアだったのです。こういった理由からクレイモアと名づけられたのでしょ…
今回紹介するウイスキーはスペイキャストです。 今回は写真がなしです。 <スペイキャストの由来> スペイキャストとはスペイ川で発達した釣りの技法で、フライのキャスティング方法のことです。スペイ川は有名なサーモンの釣り場で世界中から多くの釣り人が集まるサーモンフィッシングのメッカなのです。このスペイ川は、スコットランド一の急流なこと。両側が高い土手になっているため、竿を高く振り上げるオーバーヘッドキャストができないことからできた投げ方なのです。ちなみにこの投げ方を修得するには5~6年はかかるといわれるほど複雑な投げ方なのです。 <なぜ、釣りのキャスティング方法が由来になったのか?> サーモンフィッ…
今回紹介するウイスキーはベイリー・ニコル・ジャーヴィーです <ベイリー・ニコル・ジャーヴィーの由来> ベイリー・ニコル・ジャーヴィーは、ウォルタースコットの小説であるロブロイに登場する人物の名前が由来になっているのです。ロブロイは実在する人物なのですが、このベイリー・ニコル・ジャーヴィーは創造した人物で、ロブロイの従兄弟という設定になっています。 <ベイリー・ニコル・ジャーヴィーのエピソード> ロブロイの物語の中でベイリー・ニコル・ジャーヴィーがロブロイを訪ねてアバフォイル旅篭で武装した山賊に襲われるのですが、火かき棒で応戦して見事追い払うというシーンがあります。もちろんこの話は架空のストーリ…
今回紹介するウイスキーはダフトミルです。 <ダフトミルとは> ダフトミル蒸留所は、正式にオープンしたのが2006年と比較的新しく、農家の古い建物を改造しただけの小さな蒸留所です。創業者はフランシスとイアンという兄弟です。本業は農家で、大麦や小麦などの穀物とジャガイモなどの野菜類、そして牛を飼うミックスファームを行っています。 <蒸留所を建設した理由> ウイスキーが好きな二人はあるとき、「畑でとれた大麦を使ってウイスキーを造ったら面白い」と考えたのだそうです。そして、本当に蒸留所を建ててしまったのでした。考えるだけでなく実行に移してしまうのがなんともすごい話ですね。 <ダフトミルのウイスキー造り…
今回紹介するのはブレアアソールです <ブレアアソールの由来にまつわるエピソード> ブレアアソールの創業は1798年でもともとは「オルト・ダワー」を意味するオルダワーという名前だったのです。ちなみに、このオルトダワーはゲール語でカワウソの小川を意味していて、現在も蒸留所の敷地内に流れている仕込み水にも使われている川なのです。ブレアアソールに改められたのは1825年以降のことで、蒸留所名のもととなったのがアソール公爵で、この公爵が住んでいる場所がブレア城なのです。このアソール公爵という人物ですが、イギリスで唯一、私兵(軍隊)を持つことを許されている大貴族で、ブレア城には昭和天皇が皇太子時代に滞在し…
今回紹介するのウイスキーはバルミニックです すみません。今回は写真は無しです。 <バルミニック蒸留所とは> ジェームズマクレガーが建てたバルミニック蒸留所は、正式に認可蒸留所としてスタートしたのが1824年のことです。ですが、このバルミニック蒸留所の地であるクロムデイルは密造酒づくりのメッカの地。このバルミニックも1824年以前から密造を行っていたのでした。そんなバルミニックですが、実は免許を取得したのにはこんなエピソードがありました。 <密造ををやめて認可蒸留所となったエピソード> ある時、マクレガー農場を訪れた税吏が盛大な歓待を受けます。その時に税吏が外にある不審な小屋を見つけます。実はこ…
今回紹介するウイスキーはタムドゥーです <タムドゥーとは> タムドゥーはゲール語で「黒い塚」「黒い小丘」という意味です。タムドゥーはスペインやイタリア、フランスで良く飲まれている食後酒としても適したスペイサイドを代表するウイスキーです。またフェイマスグラウスやダンヒル オールド マスターの中核をなしているウイスキーでもあります。 <タムドゥー蒸留所の特徴> タムドゥーの特徴はサラディン式モルティングという製麦法を採用していることです。このサラディン式モルティングは、伝統的なフロアモルティングが仕込める大麦の量がせいぜい10~12トン程度であることに対して、一度に220トンもの大麦を仕込むことで…