病院の軟膏はすごい。 これは再びやばいのでは…?と思ったのですが、2日ほどでほぼ痛みはなくなりました。 あってよかった。本当に。 調子に乗らず、おしりを労わっていきたいと思います。 たぶん、切れたんだと思います… 古傷がまた裂けたのかな… これはまだまだ長いおつきあいになりそうです。
悲しいことに、昨日から痛みが復活しつつあります… 気を抜いてはだめですね。 快適なお尻に慣れすぎて、 調子に乗ってついついトイレでいきんでしまった自分を呪いたい(;_;) とりあえず、大量の軟膏の残りを頼りに頑張っています。 最盛期ほどの痛みはないのですが、やっぱりお尻に違和感があると気分が落ち込みますね。 なにごともなく早く痛みが引きますように…
あれから2か月が経過しました。 わたしはいま、とってもおだやかな生活を送っています。笑 おしりが痛かった日々が遠い昔のように… というか、もうおしりのことなど気にしていないので痔であったことを忘れて生活しています。 このまま何事もなく過ごしていけるとよいです。 最後の診察の時に、 “お守り代わりに” ともらった軟膏も、押し入れの中でスタンバイしたままです。笑 というわけで、このブログも一時お休みという感じかなと。 また何かあったら(何もないことを祈りたい)戻ってこようと思います。 あとは、過去の記事に加筆したいなと思うところもあるので、その辺もできたらいいなぁ。 文を書くことは好きなので、今度…
痔の治療を通じて 自分の身体と向き合うことの大切さ を痛感しました。 適当でいいか☆ が大好きな私は、食事内容も、時間も、水分補給も 気の向くままにやっていました。 それが、痔の治療を始めてからは、便通にいいものを食事にとりいれたり、意識して水分を取るようにしたり(一日一リットルは飲むようになりました) お風呂もできる限りお湯につかるようにしています。 私は医師ではないので、単なる自分の経験による推測ですが、 おしりに直接アプローチ!!というよりは、自分の排便の状態・リズムを整えてあげることが大切なのだと思います。 (もちろん、オペが必要なケースは別でしょうが) 便秘気味なのも、今では少しずつ…
痔の痛みがマックスだったころ、すべての動作が苦痛でした。 座るのも、立つのもなんなら横になっていても痛い。 とりわけ、私が苦痛に感じていたのが、 階段を下りる動作 でした。 一段一段降りるたびに ウっ、ウっ、ウっ…! ひりひりひりひり痛むのです。 顔には出さないようにしていましたが、心の中で悲鳴を上げていました。 階段を降りるとき、踏ん張るからおしりにも力が入るんですね? 普段は肛門周りの力の入り方など全く意識していませんでしたが、どうやらそのようです。 仕事中も、食事中も、休日も 24時間絶えず存在をアピールしてくる痔。 存在感がなくなった今… さみしい? いえいえ、そんなことは全くありませ…
痔になった そう母に伝えた時 「指で押し込んでおけば治る!!」 と言われたことがあります。 本当か…? 疑問に思いながらも、指で押し込んでいた時期がありました。 確かに押すと内側に入るんですよね。 しかし、イボが内側に入るのはその時だけ。 座ったり歩いたりしたらすぐに こんにちは! ってな感じででてくるんですね。笑 意味なさそう…と思ったわたしは押し込むことを諦めました。 しかもよくよく調べてみると、無理矢理押し込むことでさらなる炎症を生むとか生まないとか… 痔は力技では治せないので皆様お気をつけください…!
あんなにハードルの高かった肛門科受診。 でも、そのハードルを越えてよかったと本当に思います。 座薬が効かなかったころ、実はセカンドオピニオンやサードオピニオンも検討して、せっせと情報を集めていました。笑 軟膏が効いてくれたので、ほかの病院に行くことは今回はありませんでしたが。 一度門をたたいてしまえば、恥ずかしい気持ちも怖い気持ちも薄れます。 今では、女医さんにこだわることもないかな~とさえ思っています。 私のケースでは、通院は全部で4回。(期間にすると4か月弱) かかった費用は合計で1万円ほどでした。 安い・早い 市販の薬を、あれこれ試して時間とお金を無駄にするくらいなら もっと早くに病院に…
4回目の受診の時点で、もはや症状はなくなっていました。 待合室で座っている間、数か月前におしりに違和感を感じながらここに座っていた自分を思い出しながら 感慨深い気持ちになりました。笑 4回目の診察の結果… 「これで一旦、通院終了ですね!」 やったーーーーーー!!! ついに、終わりました。 最後に、お土産の注入軟膏をもらって。笑 私は病院を後にしました。 ~完~ …と、もう終わってもいいかなと思ったのですが、まだ書き残したことがあるのでもう少し続きます。よろしければお付き合いください。
快適です。 痛くないって、素晴らしい。 おしりがすっきりしているって素晴らしい。 もはや自分が痔であることを忘れるほどに、症状は改善していました。 あまりにも痛みも何もないので、薬を忘れることもしばしば… 旦那に「おしりの薬は?ちゃんと入れた?」 と確認されて気づくなど。笑 生理も、酸化マグネシウムと自分の便とにらめっこしながら無事に乗り切ることができました! この、なんの心配もない生活 素晴らしいとしか言いようがない。
早いもので、もう3回目の受診となりました。 この日も先生の 「調子はどうですか?」 から始まりました。 前回とは全く違うテンションで 「かなり、効いている感じがします!」 と答える私。 触診でも自信満々におしりを差し出していました。笑 初回は「もっとおしり突き出してくださいね~」なんて言われていたんですけど もう恥じらいなどありません…。 「確かによくなってきていますね」 とのお言葉もいただけたのでうれしい限り。 切れ痔さんも小さくなっているそう。 そして、問題の生理前の便秘についても相談しました。 今回のお薬は、前回と同じ軟膏に加えて、水分を便に送る酸化マグネシウム。 酸化マグネシウムに関し…
やはり、効いている。 腫れているときって、やっぱり存在感がすごいんですよ。 痛くなかったとしても、おしりに違和感。 それを感じるたびに憂鬱になっていたのですが、軟膏を使い始めてからはそれがない。 排便のほうも順調です。 ただ、やはりいつもの時期になると便秘気味です。 今までは、一体何がきっかけで便秘気味になるのかがいまいちわかっていなかった(なんなら常に便秘ぎみ)のですが 痔の治療を開始してから、だんだんと自分の身体のリズムが明らかになってきていました。 次回の受診では、生理前の便秘について相談してみようと思います。
さてさて、あれだけ悩まされた座薬に代わって現れたニューフェイス。 注入軟膏。 正直言って めちゃくちゃ楽! だって、プスッてさして、ぎゅって押すだけですからね! なかなか入ってくれなくてじれったかった座薬に比べると、 薬にかかる時間はかなり短縮されました。 そしてこの薬、かなり効果を実感するのが早かったです。 使用開始1週間しないくらいから、おしりのオリーブさんたちの存在感が 薄れていくのを感じていました。 これは、 もしかするともしかするかもしれない そんな期待を抱かせてくれる薬でした。
さすがに面と向かって 「実は…」 みたいな空気になるのは嫌だったので、LINEで言ってみました。 いま実は病院通ってるんだよね~。 肛門科の。 我ながら唐突なカミングアウトでした。笑 気になる相手の反応はというと… めちゃくちゃ心配してくれました。 そして、心配はその時のLINE上にとどまらず、 実際に会った時も 「今日のおしりの調子はどう?」 と聞いてくるほど。笑 あとは、痔についてと治療について、たくさん質問されました。笑 ドン引きされたらどうしようという心配がなかったわけではないので、ひと安心と同時に この人と結婚を決めてよかったと思いました。 試したわけではないですが、結果的にそんな感…
痔の治療真っ最中のこのころ、私は結婚を控えていました。 結婚するにあたり、自分の痔について相手に伝えるか悩みましたが これから一緒に生活するにあたって、 朝晩こそこそ薬を入れるルーティーンを隠し通せるほど器用ではないので 人生2回目のカミングアウトを試みることにしました。 ちなみに、結婚話を母に伝えた時に、 「痔のことは?言ったの?」 と尋ねられました。笑 母さん…気になるところそこかよ… まぁ、痔持ちの娘を心配してくれていたのだと思っておきます。 と言いつつ私自身も相手にどんな反応をされるのか若干ドキドキしながら 今か今かとタイミングを見計らっていました。
診察の結果、 「いぼ痔はほんの少し小さくなってるけど、ちょっと今回は薬を変えてみましょう」 ほうほう。 「あと、いぼ痔のほかに切れ痔になってるところがあるね。痛いのはこれだね」 ?! ここへきて私のおしりに新メンバーが加わりました。 ぱっくり切れているらしい。 今回は、注入軟膏と、炎症止めの飲み薬が処方されました。 この注入軟膏。こちらも朝晩2回なんですが、処方されたのがひと月分。 めちゃくちゃかさばる 調剤薬局でもらった袋がパンパンでした。笑 さすがにこのままビニール袋から注入軟膏を覗かせて 電車に揺られ持って帰るのは恥ずかしい。 大きめのカバンを持っていて助かりました。 皆さんも、大きなカ…
生理が終わると、私のおしりはやや落ち着きを取り戻しました。 たくさんあった座薬がなくなってきたころ、2回目の受診日となりました。 もう1回目のような緊張感はなく、早くつきすぎることもなく(笑)、病院に到着しました。 受付のお姉さんも、「はい、今回もこちらですね~」と、札を渡してくれたので、なんだかもはや常連のような気持ちになりました。笑 診察室に入って 「その後、どうですか?」 との問いかけに 「あまり変化ないです…痛いです…」 と答えました。 前回と同じく、触診と肛門鏡での診察の途中、 「あ!たぶん痛いのはこれだね」 という声がおしりのほうから聞こえてきました。
忘れていました。 なかなかに快調だった私のお通じが、生理前になって滞っていました。 この時点では、気づいていなかったのですが、 のちに私は生理前になると症状が悪化するのだということがわかりました。 わかっていたらもっといろいろ対処できたのでしょうが、このころは “またおしりがやばい感じがする…” という絶望感を感じていただけで、冷静に分析できていませんでした。笑 そんな調子だったので、 すっきりしないイライラと、焦りから ついついトイレで思いっきりいきんでしました。 はい。 痛みをぶり返しました。 また、おしりの違和感と痛みが戻ってきた悲しみを抱えながら 2回目の受診日が迫っていました。
きちんと正しく入れられていたのかは、今となっては確認することもできません。 しかし、言われた通り朝晩2回 処方された薬をおしりに入れ続けました。 効果はあったのか…? 率直に感じたのは、 変化なし ということでした。 可もなく不可もなく。 おしりのオリーブ達はいまだ存在感を示していました。 座薬を入れるときの感覚で、大きさにも特に変化がないのを感じていました。 ただ、激しい痛みを感じることがなくなったので、その点は少し効果があったのかなと思っていました。 そう、毎月恒例のイベントがやってくるまでは…
いつも私のブログを訪問してくださってありがとうございます。 私の現在のブログの内容は少し前のお話なので、時間があるときに書き溜めて予約投稿というスタイルをとっているんですね。 それで、今日またいくつか記事を書こうと思って、久々にパソコンを開くと… 読者様が… 100人を超えていました! 決して万人受けするような内容のブログではないし、マニアックな内容ですし(笑)、メモのような感覚で残しておいて、いつか誰かが見つけて目を通してくれたらいいなと思っていました。 ブログを初めて3週間ほどで、こんなにたくさんの方に読んでいただけているのだなと思うとなんだか不思議な気持ちです。 コメントで、昔悩んでいた…
みなさんは大人になってから座薬を入れたことはありますか?? わたしは、ありませんでした。 というか、自分で入れるのは人生で初めてでした。 (大人の座薬って大きい!!) 薬剤師さんに 「指を第一関節くらいまで入れていただくと、しっかり入りますよ~」 と教えてもらい実践。 実践… … ここで、私のおしりのオリーブが座薬の邪魔になることが判明。 しかも腫れているときは痛い。 どこが穴なのだろうか…と迷子になりながらも、何とか発見。 ゆっくり入れてみて、 “よし!” と思ったので、手を洗っていると おしりに違和感。 はい、出てきましたー。 わたしが下手なんだと思います(-_-;) 入れても入れてもする…
おそらく、便通を良くすることが治療の上で大きなカギになってくるのでしょう。 お風呂や水分、食事に気を付けた生活を送っていると 早くもお通じに変化が見られてきました。 常に便秘気味で、トイレで格闘していたのですが そんなに頑張らなくても出てきてくれる日が多くなってきたのです! 力を入れると、痛くなる。でも、力を入れないと出ない。 というジレンマから解放されたのは、かなり喜ばしい変化でした。 あとは、排便の時間。 時間どころか、毎日出るとは限らない状態だったので 「朝の座薬は排便後がいいですね。」 と薬剤師さんに言われたとき “そんな規則正しく出るはずがないのよ!!” と思っていたのですが、 朝の…
とりあえず、その日から浴槽にお湯をためるようになりました。 当時は一人暮らしだったので水道代、ガス代が…と思うと もったいなくてなかなかお湯をためる気にはならなかったのですが 光熱費節約<肛門の健康 という思考に切り替わってからは、毎日お風呂にのんびり浸かっていました。笑 お風呂に浸かるって、いいですね\(^o^)/ あとは、水分。 わたくし、水分を取るのが苦手でして 人に言われでもしないと、1日500mlも飲まないかもしれません。 ペットボトル飲料はいつも飲み残してしまいます… 脱水と思しき症状で倒れるのも何度か経験しているので、私をよく知る人は 「そろそろ水分とらないと!」 と促してくれる…
「慎重に治療を進めましょう」 と先生はおっしゃいました。 うん。ぜひともそうしたい。 まず処方されたのは坐剤。 朝と晩の一日2回。 そして、日常生活で注意すべき点を教えてもらいました。 ・同じ姿勢を長時間続けない ・床に直接座らない ・お風呂はしっかり浴槽につかる ・水分をしっかり取る(便秘防止) ・適度な運動をする 見事に全部×がつく日常生活を送っていたわたし。 お風呂はシャワーのみ。 水分を取るのが嫌い。 運動も嫌い。 ひどい。 今日から心を入れ替えよう。 そう思いました。
先生は、わたしの肛門の状態を図に書いて説明してくださいました。 左に大きいの一つ。右に中くらいの一つ。それから、下方に小さいのが一つ。 おいおい…わたしの肛門よ… 大中小 各種取り揃えなくてもいいではないか…(T_T) 割とショックだったので、呆然と話を聞いていました。 やはり切ることになるのだろうか… しかし、このあとわたしはさらなる恐ろしい話を聞くことになるのです。 「うーん、一つなら切ってもいいかと思うんですが…この状態だと手術後肛門が緩くなる可能性がありますね。」 肛門が緩くなる なにそれこわい。 それだけは避けたい。
コウモンキョウ。 その響きからは肛門に入れて使うもの。という以外は何もわかりませんでした。 得体のしれないものが肛門に入っている。 おしりには、指とは違って冷たくてかたい感触。 痛みがなかったのが幸いでした。 ただただされるがまま、という感じでした。 診察が進むにつれて、吹っ切れていく自分がこわい。笑 「はい、終わりました。ズボンはいてくださいね。」 終わったようです。 思っていたよりも短い時間でしたよ。(2分もかかってない?) ズボンをはいて台から降り、先生の前に座ります。 「はい、えーとね…3つありますね。」 3つ。 驚きの結果でした。
見られています。 今、わたしは肛門を見られています。 「まず触診しますね~。あ、確かにぷくっと大きく腫れてるね。」 という声と同時に、指(たぶん)が躊躇なくおしりに入ります。 軟膏のようなものが同時に塗られている感じでした。 この日は痛みがない時期だったので、おしりの異物感だけだったのですが、 痛みがある痔のときだったら痛かったかもしれません。 ぐりぐりぐり… 今日はやることなすことすべてが初体験です。 もうこの時は、恥ずかしさよりも一体わたしの痔はどういう状況なのかが気になって仕方ありませんでした。 「あー、これだね。これこれ。」 背後から聞こえてくる声に “そうそう、それだよ!!” と心の…
ベッドのカーテンが開かれ、私はカーテンの中に入りました。 ここで心配していた質問をしてみました。 「いま生理中なんですが、大丈夫ですか?」 おそるおそる聞く私。 先生の返事は 「はーい、大丈夫ですよ~!」 と即答だったので、ほっとしました。 「それでは、そのポスターにあるように準備してくださいね~」 壁にあるポスターを見ると、診察時のポーズが描かれていました。 壁のほうを向いて横になり、膝を抱えておしりを突き出す っていう感じです。(伝わりますでしょうか…??) 横向きに丸まって寝るんです。 ズボンは全部脱ぐ必要はなく、とにかくおしりさえ出ていればOKみたいでした。 ここまで来ても、他人におし…
ついにこの時がやってきました。 やや緊張気味の私を迎えてくれたのは、ホームページで何回もお顔を拝見した先生でした。笑 まずは問診票を見ながら、症状についていろいろ聞かれました。 ・いつごろから症状があるか ・痛みはあるか ・日常生活に支障が出る痛みなのか などなど。 「手術などは考えていますか?」 というのも聞かれました。 この時緊張も相まってハイになっていた私は 「切る覚悟はあります!!」 とかいう、謎に気合が入った返事をした記憶があります。笑 「そうですか。じゃあちょっとおしり診ますね。」 診察室に入った時からチラチラ横目で気にしていたベッドに乗る時がやってきました。
受付では、番号を書いたカードを渡されました。 「本日は受診から会計まですべてこの番号でお呼びしますね。」 なるほど。 プライバシー守られてる!! こういうのは、ちょっとしたことですがありがたいですよね。 ありがたや~という気持ちで受付でもらった問診票に記入していると “症状はどれくらいの期間続いていますか?” という項目が。 どれくらい? どこから数え始める?? うーーーーーん… 悩んだ挙句、書いた期間は 3年 なぜそこでサバを読んだ!!!笑 (問診票は正確に記入しましょう。) そんなこんなしているうちに 「3番の方~」 という声が診察室から聞こえてきました。
ついに受診日当日。 家から電車に揺られること30分。 一人痛みに悩み耐えていた時間に比べればあっという間でした。 最寄駅からのルートはばっちり予習済みだったので、 迷うことなく到着。 迷わな過ぎてかなり早く到着してしましました。笑 でも、ここまで来たらもう怯むことはありません。 私はクリニックの自動ドアに吸い込まれていったのでした。 レディースクリニックということもあってか、パステルカラーのかわいらしい内装でした。 受付で名前を伝えると、予約内容を確認してくれます。 「本日はこちらでお間違いないでしょうか?」 と、受付のお姉さんが差し出してくれたプレートには “肛門科” としっかりと書かれてい…
このへんで少し番外編のようなものを… 肛門科受診の際は、何を着て行ったらいいのか問題。 とりあえず着脱がすぐにできるものがいいですね。 特に下半身。 私はクリニックに行くときはいつもジーンズに丈の短いトップスです。 ワンピースとかスカートは たぶんおしりを見せるときに苦労するんじゃないかなぁと思います。 丈の長いトップスも、おしりにかかると邪魔なのかなと思ったり。 サッと見せられて サッと隠せる そんな服装がいいのではないかなと思います。笑
予約はあっという間に完了しました。 この予約をするか否か、長年悩んでいた時間が嘘のよう。 ずっと悩んできたこの痛みとおさらばできかもしれないという期待と 本当に手術になったらどうしようという不安が入り混じる中 予約当日が来るのを待ちました。 しかし、なにかの呪いなのか またもや私の行く手を阻む出来事が起こります。 受診日前日、生理が来てしまいました。 穴こそ違えど、ご近所から出血中に診察してもらえるのだろうか…? 疑問に思った私は、 “生理中 痔 診察” で検索しました。笑 するとそこには 問題なく受診可能です の文字。 ああよかった。これで一安心。 いよいよその時が近づいてきていました。
何度も何度も、クリニックのホームページを行ったり来たりしながら なかなか予約できずにいました。 今は便利になりましたね。 初診予約もWEBでできてしまうのですから。 なんか、病院に予約の電話入れるのって緊張しませんか?? わたしはとっても緊張します。笑 なので、技術の進歩には感謝するばかり。 そこまでハードルを下げてもらっても、 なかなかクリックできない私。 ホームページを凝視しすぎて、全文を暗記してしまいそうでした。 でも、悩んでいるこの瞬間も、おしりが痛い。 忘れもしません。 深夜の暗い部屋で、布団の中 意を決した私は フォームに必要事項を入力し 予約ボタンを押しました。
クリニックを選ぶにあたって いろいろと考えることはあると思います。 私の考えた条件は、優先度順に ・先生が女医であること ・自宅からやや遠いこと(知り合いに見られたくなかった) ・口コミの評価がある程度高いこと でした。 万が一手術となった時のことも考えて、入院できる病院を選んだり 手術費用を比べたり と、ほかにもポイントはいろいろあると思いますが 私はとにかく女医さんのいるところがよかったのです。 ある意味それが病院に行く最低条件でした。 しかし、調べてみると、いろんなところにあるんですね。 肛門科。 どこの病院のホームページにも、 “痔に悩む方は多いのですよ!大丈夫!” 的なことが書いてあ…
悶々と悩んでいる日々が続きましたが 受診の決定打となる記事と出来事がありました。 その記事には “痔を放置したまま妊娠すると、さらにひどくなって大変なことになる” 的なことが書いてあったような気がします。 身内の経験談を聞いていたので 妊娠、出産で痔になりやすいというのは知っていました。 今の痛みにさらに上乗せれたら 日常生活が送れなくなる それはそれは恐怖でしかなかったです。 そして偶然にもこのころ、結婚が決まったのです。 恐怖の痛み現実になるかもしれない。 痔の神がわたしに言っていたのでしょう 「はやく病院に行け」 と。 わたしは腹を括りました。
片っ端から検索しました。 県内の肛門科 痔主の方の体験記 痔のメカニズム 現在ある治療法 受験生の頃よりも、知識を蓄えていたかもしれません。笑 親にも相談しました。 「さくっと切ってもらったらいいじゃん。」 と言われました。笑 さくっと…? 仮にも手術ですよ? 大事なおしりの。 あまりにも軽くない? それはさておき、病院に行ったら本当に切ることになるかも知れない。 日帰りなのか、入院が必要なのか 検索した情報によると 私の痔は結構重症なように思えたので 切ることも覚悟しなければならないと思っていました。 “入院になったら、職場になんて言おう…” などと考えながら 日々痔について詳しくなっていっ…
便秘気味でした。 トイレから出ると、尋常でない痛みに襲われました。 立っていても痛い 座っていても痛い 階段を降りるとき めっちゃ痛い もうだめだと思いました。 と同時に、一体わたしのおしりは今どんな状態になっているのか 謎の興味が湧いてきました。 何かが吹っ切れていたのでしょう。 すぐさま鏡で確認すると そこには オリーブのようなものが 2つも 存在していたのです。 自分のおしりにドン引きしました。 何かの間違いではないかと思いました。 しかし、それは確かに存在していたのです。 このことをきっかけに、 私は本気で受診を考えるようになりました。 このまま放っておくと 大変なことになりそうな気し…
ここから5年ほどは、いたちごっこ状態でした。 痛みが続いたり、突然なくなったり。 そんなことを繰り返しているうちに、少々痛くても “またか…” という感じで、我慢して放置する。なんてことが常になっていました。 しゃがんだり、座ったり、階段を下りたりすると痛むので、 相当ストレスになっていたはずなのですが… 痛みに慣れて、感覚が麻痺していた部分もあったのかもしれません。 あまりにも痛いときには、いろいろと市販薬を試しました。 Gなんとか・ヘモなんとか… 多少の効果はあったものの、効果は長くは続かず。 このころに成長したところは、自分で痔の薬が買いに行けるようになったことでしょうか。笑 女性の店員…
高校を卒業した私は、大学生になりました。 新しい街 新しい友人 初めての一人暮らし 環境が変わったことが関係していたのかは定かではありませんが、 再びあの痛みがやってきたのです。 “まあ、また軟膏塗ったら大丈夫でしょ!!” なんてのんきに構えていられたあのころが懐かしい。 軟膏は、実家を出るときに母がこっそり荷物に忍ばせてくれていました。笑 抜かりないですね。 しかし、再来したヤツは、パワーアップしていました。 軟膏を塗れども、痛みが治まるのは一時的。 それどころか、私はおしりに新たな違和感を持っていました。 “なんか、腫れてる…?” 意を決して鏡で見た自分のおしりには、 小豆のようなぷくっと…
女子高生のみなさん。 父親に痔の薬を勧められたことはありますか? わたしは、あります。笑 私の初めての痔の治療薬は、軟膏でした。 「これは効くぞ」 と、父に手渡された薬。 よくある黄色のチューブのやつです。 おしりに薬を塗るのは、なんとも憂鬱でしたが やはり薬は頼りになります。 あんなに痛かったのが、スーッと引いていきました! 数日間軟膏を使って治療を続けた結果 痛みはなくなり、出血することもなくなりました。 そう。この軟膏によって、私の高校生活は平穏を取り戻しました。 “軟膏塗ったらすぐ直ったじゃん!痔なんてこわくないわ!” そう思っていたのです。 再びあの痛みに襲われるまでは…
「病院に行けば?」 というのが母の提案でした。 病院に行くのが一番手堅い方法だというのはわかります。 でも 他人の前で肛門を露わにするということは 女子高生にとってはなかなかのハードルの高さでした。 見られるくらいなら 痛いほうがマシ。 「病院には行きたくない」 それが高校生の私が出した答えでした。 「診てもらえばいいのに…」 はじめはそう言っていた母ですが、高校生の娘の気持ちを汲んでくれたのでしょう。 「じゃあ、薬買ってきてあげるね」 と言ってくれました。 そう、病院に行くのもハードルなら 薬局で薬を手に取ってレジに持っていくのもハードルなのです。
母は探偵なのでしょうか。 よくよく聞いてみると、トイレから出てきた後の私の行動が怪しかったらしいです。 そして、どうやら無意識のうちに「おしり痛い~」とつぶやいていたそうです。笑 そりゃばれるわ!笑 そして。そのあとの母の言葉が衝撃的でした。 「うちは痔主の家系だから。」 痔主の家系。 響き的には立派な感じがしますが、 私はそんな家系に生まれたくなかった… 聞くところによると、父・母と祖母も痔を経験しているらしい。 ほお、遺伝か?? と思いましたが、祖母と母は出産後に一度なっただけだということでした。 妊娠前後に痔を経験することは多いみたいですね。 「しかしそんな若いのにかわいそうに…」 と、…
「痔に~は 〇ラギノール♪」 それが私の痔に対するイメージでした。(雑) あと、理由はわかりませんが若者とは無縁のものだと思っていました。 まさか、自分がなるなんて。 「効くのかな?欲しいな」 と興味津々でこのCMを見るようになるなんて、思ってもいませんでした。 このころの私は、家族にも私が痔であるらしいということを言えず。 出血するたびにナプキンをつけてしのいでいました。 しかし、ごまかす日々にも限界が… 勘のいい母に 「ねぇ、もしかして痔なの?」 それはそれは、ストレートな一言でした。
その日は突然やってきました。 いつも通りトイレで用を足し、 足し… ??? 明らかに便が出たのとは違う感覚でした。 立ち上がって便器を覗くとそこには鮮やかな鮮血。 高校生のわたしは、それはそれは驚きました。 “え?おしりから血?病気か?病気なのか?” 一瞬生理かと疑いましたが、血の出どころは明らかにおしりでした。 携帯片手にいろいろ検索しまくり その後の経過を見つつ、たどり着いたのは わたしは痔であるという説でした。
そう思ったのが、ブログを始めたきっかけでした。 私のブログタイトルからもお察しかと思いますが、 そうです。 私は 痔主 です\(^o^)/ “もしや、痔なのでは…??” と思い始めたのは、高校生の頃。 花も恥じらう(?)高校生の私が、 「わたし、痔なんです」 と周りに言えるはずもなく ひたすら痛みに耐えながら生活していました。 今思えば、あのころ治療を開始していれば苦しみは少なかったのかもしれません… しかし今更そんなことを思っても、あのころに戻ることなどできない。 だからこそ、痔とのお付き合いの中での後悔と葛藤と決心を 同じ悩みを持つ方と共有できたらいいなと思い 記録していきたいと思います。…
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