01/08/31 【CHARCOAL FILTER,New Cinema蜥蜴、他】@表参道FAB

CHARCOAL FILTER主催企画 ライブレポート 日時：2001年8月31日 会場：表参道FAB 日本コロンビア公式サイトより 春に行ったライブから、チャコールフィルターを取り巻く環境は一変しました。 CMソングとして知られた「はじけよう」のヒットで 一気にメジャーなバンドへとステップアップしていき、 ショップでよく行われていたリリースインストアイベントも 行く度に目に見えて観客数が増えていきました。 そして、半年も経っていないこの日のライブではオーディエンスの熱気が何割か増し。 絨毯のライブハウスという珍しい表参道FAB（現在は名前を変えてます）で、 当時夏休み最終日の陰鬱な空気感だった僕にパワーをくれたライブでした！！ （まあ翌日が土曜日だったんだけど） 対バンアーティストは… 東京で全然観るチャンスのない、今では解散してしまったバンドの New Cinema蜥蜴が対バン相手の1つでした。 もう、なんていうか、最高以上の言葉が浮かばなかった。 デビュー前はBlurのパク……オマージュ、そしてメジャーデビュー後は UKロックとガレージロックの超王道なサウンド、 そしてこの時にはEDMブームを10年以上先取りしたダンスロック。 時代が時代だったら多分ロックシーンの頂点に立てたバンドです。 本当に今でもよく聴くバンドなのですが、楽曲のクオリティと、 えっこれ日本語なの？と混乱する 「洋楽っぽいメロディに無理矢理日本語を当て込んだ！」 というリリックの素晴らしいブレンド具合。 また近いうちに是非見たい！と強く願っていたものの このすぐ後に解散してしまったのですが、 人生の中で生で観るチャンスがあって本当に良かった！ Musingより その他にも、『カンナビス』や『スクリブルスプレー』など、 メジャーデビュー前後のアーティストが数組出ていて、 やたら豪華だったと当時日記に書いていました。 圧倒的な自信、チャコフィルの堂々たるステージング そんな先輩バンドも多い中の大トリのチャコフィル。 得意の美メロ、ハーモニー、パワーポップ、ギターロック、メロコア、 色んな「楽しい」を詰め込んだライブでした。 ブレイク直前、直後の瞬間を生で観る事が出来たのは貴重な経験でした。 シネトカで満足してしまった僕でしたが、 春よりもオーディエンスとバンドの熱量が上がっていたのを見て、

01/08/23 【チャミグリ！】解散ライブ@渋谷ON AIR WEST

チャミグリ！ 解散ライブ 日時：2001年8月23日 会場：渋谷ON AIR WEST（現：O-WEST） チャーミースマイル＆グリーンヘッド、というのが正式な名前ですが、 いつの間にか「チャミグリ！」に統一されるようになっていました、 多くのアーティストに楽曲提供をしているのが現在はメイン活動となる 井出コウジさんがボーカル、ギターを担当していたデュオです。 当時、TVK（神奈川テレビ）の「saku saku morning call」 という番組で、非常に慣れた雰囲気でMCの1人を務めていたのが井出さん。 そこから、「青春グラフィティ」「青春ジェネレーション」など ポップで耳あたりのいいメロディにすっかり魅了された次第です。 アコギを始めて数年、めちゃくちゃ弾き語りの練習をして、 当時の自分のスキルアップには欠かせないグループでした。 で、解散をすると知り、学校の友達に誘われてラストライブのチケットを取ったのですが その当時にこのライブの事を日記に書いていたのですが、結構ネガティブに書いてありました。 予習をしない事、振り付けの事 要約すると、初参戦のチャミグリ！ライブだったが、 それはまるでアイドルのコンサートのように、 オーディエンスの振り付け、歌う部分などが統一されていて、 だからファンは滅茶苦茶楽しそうにしているのだけど、 初参加の人々はどう頑張ってもそこについていけない様子で、 非常にしんどいライブだったとの事です。 確かに、頑張ってリズムを取っていたんだけど全然周りと空気が違って、 徐々にやばいと思って角の方で目立たないように観た記憶があります。 これは本当に人によって意見が割れるところですよね。 最近はロックバンドでも振り付けが完全に決まっていたりして、 しかもひどいところになると振りが分からないと 「ノリが悪い奴がいた」と他のオーディエンスからツイッターに書かれる事も。 勿論、エチケットでもあるので全く予習をしないで行く方もそれはそれでよくなかったりもします。 ただこればっかりは友達に連れられて行った人とかが せっかくそのアーティストを好きになれるチャンスがあっても苦しむ事になったりもしますし、 出来ればみんなが好き好きに楽しめて互いに傷つけ合わない環境っていうのが大事かなって思います。

01/04/23 【CHARCOAL FILTER】“弾”前哨戦@横浜CLUB 24

CHARCOAL FILTER "弾"前哨戦 ライブレポート 日時：2001年4月23日 会場：YOKOHAMA CLUB 24 日本クラウン公式HPより CHARCOAL FILTERというバンド きっかけは当時住んでいた横浜で観ていたTVKで、 若手バンドとしてフィーチャーされていた事から。 CHARCOAL FILTERというロックバンドは、 パンク、メロコア、色々なジャンルを当時聴いていた僕に ポップな空気感で楽しそうにポップパンクが出来るんだ！ と教えてくれたバンドでした。 当時、メンバーさん達とバンドのオフィシャルHPで交流を少しさせて頂き、 満を持して人生初のライブハウスに向かった次第。 対バンの魅力 この日は数組のアーティストが出演する対バン形式の日で、 対バンの魅力といえばなんといっても、 知らない、もしくは詳しくないアーティストを 生の音で知るという贅沢なチャンスがあるという事。 当時はインターネットがまだまだ世間にガッツリ根付いておらず、 知らないバンドが出演者部分に記載されていても、 検索しても見つからない事が多いのです。 今だと例えば「PENICILLIN バンド」とかで検索するとサクっと出ますが、 当時はこういうスペースでの検索が出来なかったんです。 だから、よっぽど変わったバンド名でないと 関係ない商品とかのリンクばかりに行ってなかなかヒットしなかったり、 まあヒットするにしてもHPやってなかったりするし、 しかもYou Tubeもないから試聴も出来ない。 そんな時代に、出演者の名前から検索しても見つからなかったバンドが SEPA（セパ）という、90年代初期に活躍したバンドBLUE BOYの Vo, Baのお二人が新結成したバンドで、 ニューウェーブパンク系で、一発でドハマりしました。 大学の頃はこのバンドのパクリみたいな曲ばっかり作ってしまい、 これはまずいと思って方向転換したくらい影響を受けました。 （当時HPはあったんですけど、SEPAというバンド名だったんで 全然ネットの検索だと上位に来なくて当日CD買うまでHPを知らなかった） この日、チャコフィルを観に来たのにSEPAにハマって 物販でメンバーさんに割引してもらったりとかいい思い出しかないです。 CHARCOAL FILTERの魅力、そしてその後について