🌸「神道」と日本人6⛳生き残った「神道的発想」☆「日本人の信仰の最たるものは何か」と問われたとき*「伊勢神宮の清らかさ」をあげる人は多い*しかし伊勢神宮は新しく道教的な思想によって組み立てられた*天平時代の唐文化に傾斜した社会の雰囲気が色映したもの*しかし神祗祭祀の精神は、守り継がれてきた☆奈良時代以降、「神仏習合」という現象が起き*近世にいたるまで神道と仏教が混汚していた*一見して仏教が神道を圧倒していたかのように見えるが*意外にも「神道的発想」は、かたくなに守られていた☆天皇、神道にとり最も大切な行事である大嘗祭へ*仏僧が参加することになった☆神道をめぐる大きな謎がある*神道が「天皇の神聖性を証明するための宗教」*「天皇の統治を正当化するための宗教」の意味をなしていた*なぜ天皇みずから、神道の根幹を揺...『縄文時代の神道的発想』『大嘗祭』『称徳天皇』