『三国志』再び 横山光輝 三十八巻
張飛を見るだけで嬉しい。 ネタバレしますのでご注意を。 建安二十三年正月。三人の男が国賊曹操討伐の火の手をあげる準備を整え後は決行するのみとなっていた。 王必は酒宴を開いていた。 そこに火の手が上がる。王必の首を求める者たちの声が聞こえ、王必は死んだふりをして逃れ曹休に謀叛を知らせる。 曹休はすぐさま兵を率いて宮中へと駆けた。そして都が赤く燃えているのを見た夏侯惇(その時野営をしていた)も駆け付けたのだった。 三人の計画は帝を動かし「曹操を討て」とのお言葉を賜り近衛兵と共に都に立てこもって玄徳の助けを借りようというものだった。 が、曹休・夏侯惇が続けざまに駆け付けたことで帝は声明を出せず近衛兵…
2024/07/31 07:07