1817年原著刊行1949年角川書店より邦訳2009年ちくま文庫(中野康司・訳) 元祖ラブコメ小説である。 こんなに面白い本があるかってくらい面白い。 男のソルティが読んでも寝食忘れるくらい面白いのだから、恋バナ好きの女子が読んだら、必ずや即日から、“オースティン推
1992年原著刊行1992三笠書房より邦訳(訳・渡部昇一)2020三笠書房より新版刊行 この本が出版された時の社会の衝撃と反響には大変なものがあった。 書店の店頭に上下巻が山積みに置かれていた光景と、日本と世界の名だたる言論人を巻き込んで起こった議論の沸騰を覚えてい
● 左翼風ミステリー??? 本:『バイバイ、エンジェル』(笠井潔著)
1979年原著刊行1995年創元推理文庫 笠井潔のデビュー作にして、『サマー・アポカリプス』、『薔薇の女』、『哲学者の密室』、『オイディプス症候群』へと続く探偵・矢吹駆シリーズの第一作。 所はパリの中心街。 ある冬の朝、裕福で男好きな中年女性が自らのアパートメ
日時: 2024年2月24日(土)会場: すみだトリフォニーホール 大ホール曲目:リヒャルト・シュトラウス: 交響詩「ドン・ファン」ショスタコーヴィチ: 交響曲第7番「レニングラード」指揮: 金井 俊文 このオケを聴くのは2度目。 1度目は2016年7月パルテノン多摩。 指揮は
● 芹明香という奇跡 映画:『㊙ 色情めす市場』(田中登監督)
1974年日活83分、パートカラーR指定 神保町シアターに初めて行った。 小学館運営とは知らなかった。 昭和の古い映画を中心にプログラムを組んでいる劇場で、2/23まで『女優魂――忘れられない「この1本」』という特集をやっていた。 その一本が、芹明香(せりめいか)主
1963年大映109分 これは市川崑の最高傑作と言っていい。 ソルティ的には、「市川崑の一本を選べ」と言われたら、市川雷蔵主演の『炎上』、『破戒』でもなく、岸恵子主演の『おとうと』、『黒い十人の女』でもなく、大ヒットした『ビルマの竪琴』、『犬神家の一族』、『細雪
2020年(株)KADOKAWA2023年文庫化 田舎に住む78歳の父親の車の運転をどうにかやめさせようと骨を折る、都会に住む50代の息子の物語。 帰省するたびに、あちこち凹みや傷をつけている父親の車を見るにつけ、また、父親と同世代の男たちが運転事故を起こしたという近所の話
半蔵門ミュージアムは、仏教系教団『真如苑』が運営している仏教美術館。 2018年4月にオープンしたのだが、存在を知ったのはつい最近である。 なかなか貴重で珍しい展示があるようなので、訪れてみた。 地下鉄半蔵門駅の真上、皇居まで徒歩3分という好立地。 現代的で
● 映画:『奇蹟の人 ホセ・アリゴー』(グスタボ・フェルナンデス監督)
2022年ブラジル108分 1955~1971年にかけて、200万人を無償で治療したブラジルの心霊手術師ホセ・アリゴーを描いたノンフィクションドラマ。 原題は、Predestinado, Arigo e o Espirito do Dr. Fritz 「運命、アリゴーとフリッツ医師の霊」 この医師の奇跡については、子
2016年アメリカ91分 原題は、Fear, Inc. B級ドタバタホラー。 感想を書くのすら億劫に思われる駄作。 『デスパレートな妻たち』に、メアリー・アリスの怪しい夫役で出ていたマーク・モーゼスが出演しているのが拾い物というくらい。 しかし、こんな映画に出なくても・
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲『ラ・トラヴィアータ』収録日 1992年12月場所 フェニーチェ劇場(ヴェネツィア)キャストヴィオレッタ・ヴァレリー: エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)アルフレード・ジェルモン: ニール・シコフ(テノール)ジョルジョ・ジェルモン:
● 本:『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(ジョナサン・ハイト著)
2012年原著刊行2014年紀伊國屋書店(訳・高橋洋) SNSにおける「ネトウヨ V.S. パヨク」の中傷合戦に象徴されるように、右翼(保守)と左翼(革新)の分断と対立が、国内でも国外でも先鋭化しているように思われる。 アメリカの場合とくに顕著で、共和党陣営と民主党陣営の
● 離被架 映画:『HUNGER/ハンガー 静かなる抵抗』(スティーヴ・マックイーン監督)
2008年イギリス96分 北アイルランド紛争をテーマとするノンフィクション刑務所ドラマ。 『SHAME シェイム』、『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督の長編デビュー作であり、両作で主役を務めているマイケル・ファスベンダーが、強い意志でもってハンガー
● アルジェント風ホラー 映画:『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』 (ベルゲンディ・ピーテル監督)
2021年ハンガリー116分、ハンガリー語、ドイツ語 ハンガリー産ホラーを観たのは初めてかもしれない。 一般に、ホラー映画の質は、制作国の宗教や信仰と切り離せない関係にある。 キリスト教圏なら悪魔が、イスラム教圏ならジン(精霊)が、ユダヤ教圏ならゴーレムが、そし
1938年原著刊行2012年創元推理文庫(訳・三角和代) 原題は The Crooked Hinge 邦題は直訳である。 蝶番(ちょうつがい、hinge)とはこれである。 曲がった蝶番が、トリックの要あるいは真相解明の鍵なのかと思って読み始めたが、全然関係なかった。 なんと、タイタニッ
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1817年原著刊行1949年角川書店より邦訳2009年ちくま文庫(中野康司・訳) 元祖ラブコメ小説である。 こんなに面白い本があるかってくらい面白い。 男のソルティが読んでも寝食忘れるくらい面白いのだから、恋バナ好きの女子が読んだら、必ずや即日から、“オースティン推
1928年世界初演(英国)1954年白水社より邦訳(菅原卓・訳)1975年日本初演(民藝座)2017年講談社(行方昭夫・訳) サマセット・モームと言えば、日本では『月と6ペンス』、『人間の絆』などで知られる20世紀英国作家の大御所で、ひと頃はバートランド・ラッセルと並んで、
2025年日本175分 吉田修一原作の話題沸騰の芸道映画。 歌舞伎の世界を舞台に、芸に憑りつかれた男たちの生きざま・死にざまを描いている。 似たようなテーマの溝口健二監督『残菊物語』(1939)、豊田四郎監督『地獄変』(1969)、ジョン・カサベテス監督『オープニング・
日時: 2025年6月29日(日)13:30~会場: 文京シビックホール 大ホール曲目: メンデルスゾーン: 劇音楽『真夏の夜の夢』より抜粋マーラー: 交響曲第5番指揮: 村本 寛太郎 午前中には奈良大学通信教育学部の学科試験があった。 試験から解放されたあとの自由な気分ほ
30度越えの日曜、最近は男もすなる日傘をさして、学科試験会場へ。 数日前に前回受けた民俗学と美術史概論の試験の合格通知が届いたのと、今回の試験は文化財学購読Ⅰの一教科のみということもあり、気分的に軽い。 が、5つの答案の暗記には手こずった。 文化財学購読Ⅰ
1955年デンマーク126分、白黒『奇跡』のポスター」 カール・テオドア・ドライヤー(1889-1968)はデンマーク出身の映画監督で、知る人ぞ知る名匠。 日本で知られている作品は、『裁かるるジャンヌ』(1928)、『吸血鬼』(1932)、『奇跡』の3本くらいと思うが、内容が難し
2012年島影社 この本は面白かった。 源平合戦のあった平安末期~鎌倉初期の史実をもとにした歴史小説としての面白さ。 仏像を造ることを生業とする仏師たちの生きざまを描いた芸道小説としての面白さ。 老年に差しかかった一人の男の波乱の半生と心の軌跡を描く人間ドラ
1908年原著刊行2015年早川書房 この本、当然読んでいるはずと思ったが、ストーリーをまったく覚えてなかった。 認知症を疑うレベルで覚えていない。 なんでだろう? ・・・・解説を読んで、分かった。 本書の原題は、ARSENE LUPIN CONTRE HERLOCK SHOLMES 「アルセーヌ
1957年講談社1960年新潮文庫 初読である。 「美徳のよろめき」というタイトルからソルティがいつも連想するのは、若尾文子であった。 本作が映画化されたときに主演の倉越節子を演じたのは、若尾ではなく、月丘夢路である。TVドラマでは、川口敦子(1961)、藤谷美和子(1
日時: 2025年6月14日(土)会場: 杉並公会堂大ホール曲目: シベリウス: 交響曲第7番チャイコフスキー: バレエ「白鳥の湖」抜粋(アンコール)チャイコフスキー: バレエ「くるみ割り人形」よりトレパーク指揮: 和田 一樹語り: 和田 美菜子 シベリウス7番は初めて聴い
朝5時に目が覚める。 1時間瞑想。 露天風呂独り占め。 宿の庭を散策。夜中に一雨あったらしい。天気予報では午後からまた雨になるという。9時過ぎにチェックアウト。千歳橋から守山を望む。あそこまで歩く。晴れてなくて良かった途中にある眞珠院(曹洞宗)ここに
全国に運慶の作ったとされる仏像は相当数ある。 うち運慶作と確定しているもの、及び、かなり確実なものは、合わせて28体ほど。 数えてみたら、ソルティはうち12体をこれまでに拝観していた。東大寺南大門・金剛力士像(2)興福寺・木造仏頭(1)円城寺・大日如来像(1)
米国:1962~68年CBSで放映、カラー日本:1963~66年TBS系列で放映、白黒 本作はソルティが生まれた頃に日本で放送され、高視聴率を記録した。 当然リアルタイムでは観ていない。 すでにアメリカではカラー放送だったが、日本でカラーテレビが一般家庭に普及したのは1970
2022年原著刊行2025年早川ポケットミステリー 世界中のジェイン・オースティン推しのために書かれたパスティーシュ。 『高慢と偏見』、『エマ』、『マンスフィールド・パーク』、『分別と多感』、『説得』、『ノーサンガ・アビー』といったオースティンの代表作の主人公た
1953年新東宝108分、白黒左より、田中絹代、高峰秀子、芥川比呂志、上原謙 椎名麟三原作の下町ヒューマンドラマ。 タイトルの煙突とは、かつて東京都足立区の隅田川沿いに存在した東京電力・千住火力発電所の煙突のこと。1926~1963年まで稼働していた。 見る場所によって
日時: 2025年6月1日(日)15時~会場: すみだトリフォニーホール 大ホール(錦糸町)曲目: G.マーラー: 交響曲第8番「千人の交響曲」 ソプラノ: 中川郁文 ソプラノ: 冨平安希子 ソプラノ: 三宅理恵 アルト : 花房英里子
6月1日に美術史概論と民俗学の試験を受けた。 東京の試験会場は、丸ノ内線・茗荷谷駅から徒歩7分にある林野会館。 昨年12月の奈良大学通信教育学部OB・OGたちによる学習相談会で知った場所なので、迷うことなく行けた。 降り続いた雨がやっと上がって、明るい陽射しと
2024年河出新書 天平宝字元年(757年)に施行された『養老律令』には、次のような年齢区分が記されている。 3歳以下 ・・・・・黄(おう) 4歳~16歳 ・・・・・小 17歳~20歳 ・・・・中 21歳~60歳 ・・・・丁 61歳~65歳 ・・・・老 66歳
2024年扶桑社 よしりん、こと小林よしのりの漫画を読むのは久しぶりである。 少年時代から30代前半まで、ファンの一人として、『東大一直線』、『おぼっちゃまくん』、『異能戦士』、『最終フェイス』、『ゴーマニズム宣言』を面白く読んできた。 90年代の薬害エイズ裁判
1940年原著刊行1970年創元推理文庫(宇野利泰・邦訳) 本書の扉ページの紹介文にこうある。 「発端の怪奇性、中段のサスペンス、解決の意外な合理性の三つが本格推理小説に不可欠な三条件」云々。 ディクスン・カーの小説は、まさに上記の条件を満たしたものばかり。 と
2023年角川新書 副題は「幸福と自由が実る老い方」 1980年来日このかた、日本中にテーラワーダ仏教を広めてこられたスマナサーラ長老も、来年で80歳になられる。 たまに講演会や瞑想会でお姿を見かけるが、相変わらずの説法の冴えに引きくらべ、体力の衰えは隠しようも
2015年集英社新書 2019年1月に亡くなった橋本治の全貌は、その作品群があまりに多彩かつユニーク過ぎて、まだ誰にも捕捉されていないようだが、少なくとも、日本の古典に詳しい、かつそのイメージを大きく覆した作家であったことは間違いない。 1987年に『桃尻語訳 枕草子
2023年フランス88分原題:Alibi.com 2 『世界の果てまでヒャッハー!』で監督&役者として類い稀なるコメディセンスを見せたフィリップ・ラッショーの別シリーズ。 北条司の人気もっこり漫画『シティーハンター』を原作とする『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッ
日時: 2024年6月30日(日)14:00~会場: 埼玉会館 大ホール曲目:モーツァルト: 歌劇『魔笛』序曲マーラー: 交響曲第9番 ニ長調指揮: 篠﨑 靖男 開演1時間前にJR浦和駅に到着。 時間つぶしになりそうな場所はないかと google map を見たら、駅西口から徒歩10分のとこ
1935年原著刊行2012年創元推理文庫 「赤後家」とは何のことかと思っていたら、「赤い(血塗られた)+後家(未亡人)」、英語ならred widow、フランス語なら la veuve rouge という隠語が示す、恐ろしき器具のことであった。 ギロチンである。 先祖代々、赤後家部屋すなわ
2008年日本145分 原作は横山秀夫の同名小説。 1985年8月12日に起きた日航123便墜落事故の現場となった群馬県の地方新聞社の奮闘を描いたドラマ。 クライマーズ・ハイとは「登山者の興奮状態が極限までに達すると恐怖感が麻痺してしまう状態」を言うそうだが、これを新聞記
1968年日活175分、カラー 南海の孤島での一年間におよぶ過酷なロケに、大ベテラン嵐寛寿郎が脱走を試みた、三國連太郎は破傷風にかかって片足切断の危機に陥った、新人沖山秀子は今村監督に毎晩抱かれていた・・・・と、作品内容のみならず、「鬼の今村」の役者づかいの荒さ
1983年角川書店 求道者探偵・矢吹駆シリーズ『バイバイ、エンジェル』、『サマー・アポカリプス』に継ぐ3作目。 これでやっと、第4作にしてシリーズ随一の傑作かつ難解作と言われる『哲学者の密室』を読むことができる。(殺人ウイルスを扱った第5作『オイディプス症候群』
2015年フランス93分 フランス発のコメディ映画。 お馬鹿な若者たちが旅先ブラジルで巻き起こす騒動を描く。 バチェラーパーティの男達の一夜の馬鹿騒ぎを描いたトッド・フィリップス監督『ハングオーバー』シリーズのフランス版という感じ。 『ハングオーバー』シリーズ
日時 6月20日(木)19:00~会場 成城学園前 アトリエ第Q藝術演目柳亭すわ郎(前座): 『たらちね』柳亭小燕枝: 『親子酒』、『宿屋の仇討』 寄席に行くのは6年ぶり。 コロナ前、四国遍路に行く前の2018年9月のすがも巣ごもり寄席が最後であった。 あの頃は二
2023年アメリカ・イギリス・ポーランド105分原題:The Zone of Interest 『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(2014)、『記憶の棘』(2004)のジョナサン・グレイザー監督は、現在世界でもっとも挑発的で才能ある監督の一人であろう。 10年に1本しか撮らない寡作作家である
2017年河出書房新社刊行2022年文庫化 『日航123便墜落 疑惑のはじまり 天空の星たちへ』(2010年刊行)に継ぐ、元JAL客室搭乗員によるノンフィクション第2弾。 前作では、墜落事故に関して青山が抱いた様々な疑惑を洗い出し、読者に問いかけるところで終わっていた。 その
1924年博文館2011年河出文庫震災後の浅草の風景日本一高いビルヂングだった凌雲閣(浅草十二階) 1923年9月1日に起きた関東大震災の見聞録、今でいうルポルタージュである。 田山花袋(1872-1930)は当時51歳、家族と共に渋谷区代々木に住んでいた。 花袋の家は瓦が落ち、
2015年講談社2018年文庫化 推理小説の定石を覆す話題作。 容疑者が仕掛けたトリックを探偵が推理によって暴き、犯人を特定するのが、推理小説の定石である。 しかるに、本作の探偵上苙丞(うえおろじょう)は、容疑者が仕掛けたトリックを暴かんとする複数の挑戦者たちの
2010年マガジンランド刊行2018年河出書房新社2021年文庫化 森永卓郎著『書いてはいけない』で薦められていた本。 著者の青山は1985年8月12日夜の123便墜落事故時、日本航空(JAL)のスチュワーデスだった。 後に転職し、企業・官公庁・大学等の人材育成プログラムの開発及
2009年角川202分 原作は山崎豊子の同名小説。 1985年8月12日に起きた日本航空(JAL)123便墜落事故をモデルとしている。 いろいろな意味で映画化困難と思われたものを、よく実現させ、このレベルまで仕上げたなあというのが率直な感想。 角川映画と若松監督の執念を感
1967年講談社1988年講談社文芸文庫 大江健三郎の代表作である本作を読んでなかった。 大学生の頃この作家にかぶれ、芥川賞を受賞した『飼育』はじめ『死者の奢り』、『芽むしろ仔撃ち』、『われらの時代』、『性的人間』、『個人的な体験』と初期作品をほぼ発表された順に
1964年日活98分 石原裕次郎主演の犯罪アクションロマン。 1962年にヒットした裕次郎の同名の歌をモチーフに制作されたもので、映画の中では裕次郎がギターを弾きながらこの曲を歌っている。 なので、いつ赤いハンカチが出てくるんだろう?――と思っていると肩すかしを食
1993年原著刊行1996年筑摩書房(訳・小野寺健) 財産があってすでに結婚している男なら、跡継ぎの息子を欲しがっているはずだというのは、ひろく世間に認められている真理である。 ――というさわりを読んだら引き込まれ、そのまま半分以上読んでしまった。 気がつけば午
日時: 2024年5月25日(土)会場: 大田区民ホール・アプリコ 大ホール(蒲田)曲目:A.ボロディン: 交響詩「中央アジアの草原にて」A.ボロディン: 歌劇「イーゴリ公」よりダッタン人の踊りD.ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番「革命」(アンコール) エルガー: エニグマ