2022年日本119分 2019年にフジテレビで放映されていたドラマ『シャーロック』の劇場版作品。 ソルティはドラマは観ていなかったが、コナン・ドイルの原作の日本的アレンジ(脚色&映像化)とは違って、ホームズとワトスンのキャラ設定だけを借りて、ストーリーはオリジナル
1948年大映85分、白黒脚本 伊丹万作撮影 宮川一夫 スクリーンにおける杉村春子と言えば、小津安二郎監督『晩春』、『東京物語」、『麦秋』3部作の名演が眼前に浮かび上がる。 演技なのか地なのか見分けがつかないほどの自然さで、どこにでもいそうな、お節介でお喋り好き
● 仏教セミナー『坐禅に学ぶ身心の調い』(藤田一照×細川晋輔対談)
芝増上寺と東京タワー日時 2022年9月24日(土)14:00~15:30会場 大本山増上寺 慈雲閣ホール講師 藤田一照(曹洞宗僧侶)、細川晋輔(臨済宗僧侶)主催 一般社団法人 日本仏教讃仰会 首都圏に長いこと暮らしながら、芝増上寺には一度も行ったことがなかった。 NHK『ゆ
国葬モドキが行われている武道館から、およそ2キロ離れた国会議事堂前に13:40に到着。 すでに正門に続く両並木の歩道は人でいっぱい。 通り道をつくるため歩道の幅が半分に区切られて、参加者スペースが狭くされているのがもどかしい。 ソルティは、8.31デモの時と同じ
日時 2022年9月24日(土)18:30~20:30会場 文京区民センター(東京都文京区)講師 石村修(専修大学名誉教授・憲法ネット103)主催 許すな!憲法改悪・市民連絡会 ソルティが安倍元首相の国葬に反対する一番の理由は、「国葬するにふさわしい人と思えない」に尽きる。
● ドキュメンタリー映画:『沖縄戦 知られざる悲しみの記憶』(太田隆文監督)
2019年青空映画舎、浄土真宗本願寺派105分ナレーション:宝田明、斉藤とも子 戦死者20万656人。日本で唯一の地上戦が行われ、県民の4人に1人が死亡した沖縄戦。 それはどのように始まり、どのように終わったのか。 どれほどの悲惨と残虐と苦しみがあったのか。 これほど
2006年イギリス、フランス、イタリア104分 エリザベス2世女王の国葬がつつがなく終わった。 伝統に則った盛大で格式ある葬礼、弔問に訪れた多くの国民の悲しみと喪失感、亡き女王の偉大さをこぞって称えるマスコミ――それらをテレビやネットニュースで観ていて、「さすが
1953年東映130分、モノクロ ドキュメンタリー映画の俊英、今井正監督による本作は、吉永小百合主演による1968年版(舛田利雄監督)とくらべると、やはりドキュメンタリー色が強く、全編リアリズムにあふれている。 それはドラマ性が弱い、すなわちエンターテインメントとし
● 9.19大集会「さようなら戦争 さようなら原発」デモに行く
関東地方にも台風が接近中。 午前中は地元も都内も大雨だったので、行くか止めるか迷ったが、正午すぎたら雨が止んで空が明るくなってきた。 急いで身支度をして、家を出た。 JR山手線を原宿駅で降りると、明治神宮前から集会場所の代々木公園野外ステージまで続く長い
深大寺の国宝・釈迦如来仏に会いたくて、台風前の曇天を調布に出かけた。 今回は深大寺から1キロほど離れたところにある同じ調布市内の祇園寺にも足を延ばす。 もちろん、深大寺蕎麦に舌鼓を打つことも予定のうち。寺の周囲の小屋はみな蕎麦屋である深大寺門前14時半頃に
● トランス波、襲来!? 『装いの力 異性装の日本史』展(松濤美術館)
コロナ世になってはじめての渋谷。 ミキ・デザキのドキュメンタリー映画『主戦場』を見に行って以来だから、3年ぶりか。 あれから日本の政治状況はずいぶん変わったが、渋谷駅周辺の変わりようにもぶったまげる。 来るたびに新しい高層ビルが増えていく。 渋谷交差点の
● 王家の紋章 映画:『冬のライオン』(アンソニー・ハーヴェイ監督)
1968年イギリス、アメリカ137分 原作はジェームズ・ゴールドマンの戯曲。 12世紀のイングランド国王ヘンリー2世(1154-89)を主役とする歴史劇。 権謀術数と暗殺と戦闘シーン満載の派手な歴史大作かと思ったら、なんのことはない、ヘンリー2世一家の家族ドラマだった。
● 実朝はゲイだった? 本:『歴史の中の多様な「性」』(三橋順子著)
2022年岩波書店 この本、面白かった。 著者がいみじくも「あとがき」で書いているように、「文化人類学、民俗学、社会学、地理学などのごった煮」風なのであるが、それがかえって、特定の専門分野の研究書にありがちな硬直と無味乾燥から免れる結果を生み、幅広い読者の楽
● おやじ、涅槃で待つ TVドラマ:『悪魔が来りて笛を吹く』
1977年TBS系列約45分×全5回脚本:石森史郎演出:鈴木英夫 『犬神家の一族』で華々しいスタートを切った古谷一行=金田一耕助の『横溝正史シリーズ』中の一作。 1979年東映制作の映画版では、西田敏行が金田一耕助を演じ、物語のキーパーソンとなる元華族の椿秌子(あきこ
● 本:『漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷』(池上彰、佐藤優共著)
2022年講談社現代新書 池上、佐藤両氏による戦後『日本左翼史』シリーズの三巻目にして完結編。 敗戦から新左翼の誕生まで(1945-1960)の『真説編』、日米安保闘争から連合赤軍あさま山荘事件まで(1960-1972)の『激動編』に次いで、本編では、新左翼の失墜、労働運動の
1968年日活125分、白黒 太平洋戦争終結間際の沖縄でのひめゆり学徒隊の悲劇を描いたドラマ。 石原裕次郎主演の日活映画や『二百三高地』、『零戦燃ゆ』などの戦争大作、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』シリーズなどで知られるヒットメーカー舛田利雄監督の手堅く迫力ある演出が際
● 映画:『セールスマン』(アスガル・ファルハーディー監督)
2016年イラン、フランス125分 第89回アカデミー賞外国語映画賞はじめ数々の国際級映画賞を獲得しているミステリーサスペンス。 監督はイラン出身なので、舞台はおそらくテヘランだろう。 2018年に公開されたババク・アンバリ監督によるホラー映画『アンダー・ザ・シャドウ
● マザームーンの嫁 本:『わが父 文鮮明の正体』(洪蘭淑著)
1998年文藝春秋林四郎訳 原題は In the Shadow of the Moons――My Life in the Reverend Sun Myung Moon’s Family 「月の影――文鮮明一家における私の半生」 洪蘭淑(ホン・ナンスク)は1966年韓国生まれの女性。 もっとも初期からの文鮮明の弟子であった両親の間
久しぶりにデモに行った。 コロナ世になってからはじめてである。 感染力の高いオミクロンが爆発している中、都心に行って人混みに雑じるのは避けたいところだけれど、このデモばかりは行かなくては、と思った。 4回目のワクチンは打った。 マスクをして、その上から眼
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2022年日本119分 2019年にフジテレビで放映されていたドラマ『シャーロック』の劇場版作品。 ソルティはドラマは観ていなかったが、コナン・ドイルの原作の日本的アレンジ(脚色&映像化)とは違って、ホームズとワトスンのキャラ設定だけを借りて、ストーリーはオリジナル
日時: 2024年5月19日(日)13:30~会場: ミューザ川崎シンフォニーホール音楽ホール曲目: ● 山田耕筰: 交響詩「曼荼羅の華」 ● グスタフ・マーラー: 交響曲第2番ハ短調「復活」 ソプラノ: 盛田 麻央 メゾソプラノ: 加納 悦子指揮: 大井 剛史合唱: 日
2018年ミリオン出版 毀れている。 ――というのが本書を読んでの何よりの感想だ。 若い女性たちが毀れている。 家族が毀れている。 AV業界が毀れている。 社会が毀れている。 本書は、『職業としてのAV女優』を書いた中村淳彦による現役AV女優19人へのインタビュー集
2022年日本91分 高橋伴明監督の一般映画は、道元の生涯を描いた『禅 ZEN』くらいしか観ていない。 ピンク映画出身なので、そっちのほうは何本か観ているかもしれない。 連合赤軍事件を描いた『光の雨』(2001)や『BOX 袴田事件 命とは』(2010)など、いくつか気になる作
2008年創元推理文庫(宇野利泰訳)収録作品(初出年)パリから来た紳士(1950) 見えぬ手の殺人(1958) ことわざ殺人事件(1943) とりちがえた問題(1945) 外交官的な、あまりに外交官的な(1946) ウィリアム・ウィルソンの職業(1944) 空部屋(1945) 黒いキ
日時 2024年5月12日(日)10:30~16:30会場 日暮里サニーホール(荒川区)主催 日本テーラワーダ仏教協会 久しぶりにウェーサーカ祭に参加した。 実に2017年以来、7年ぶり。 その間、足を骨折したり、コロナ禍があったり、修行意欲が薄れて、瞑想をさぼったり戒を破っ
1957年日活110分、白黒 この映画、たいへん評価が高い。 1989年文藝春秋発行『大アンケートによる日本映画ベスト150』では第9位に選ばれている。 2009年『キネマ旬報』創刊90周年記念「映画人が選ぶオールタイムベスト100・日本映画編」では第4位に選ばれている。 45歳と
4月の中頃から不調が続いた。 喉の痛みと倦怠感から始まって、悪寒・頭痛・くしゃみ・微熱・咳・鼻水・痰と、一連の風邪様症状を経過したあげく、食べ物の味がおかしくなった。 なにを食べても塩味しか感じられない。 まさに、砂を噛むよな味気なさ。 常備しているラベ
2024年三五館シンシャ発行、フォレスト出版発売 ベストセラーとなった『ザイム真理教』に続く、膵臓がん末期にある著者渾身の告発第2弾。 店頭で目次を見て、今回は財務省関連のことだけでなく、旧ジャニーズ事務所の未成年男子に対する性加害事件や1985年に起きた日本航空
2008年PHP研究所 NHK大河ドラマ『光る君へ』で藤原実資(さねすけ)を演じているロバート秋山こと秋山竜次が話題になっている。 なるほど平安貴族っぽいふっくらした顔立ち、金満家らしいでっぷりと貫禄ある体型、そして大まかに見えて実は几帳面なキャラは、藤原道長・頼
1951年新東宝87分、カラー 神保町シアターで鑑賞。 銀座のバーで働く子持ちの女性・雪子(田中絹代)を主人公とする風俗映画。 それなりの稼ぎある堅気の男と結婚し、子供を産み育て、幸せな家庭を作る。 そういった世間一般の“普通”の女性が夢見、辿っていく
1935年松竹80分、白黒、サイレント(音楽付き) 神保町シアター「戦前戦後 東京活写」特集にて鑑賞。 1926年に監督デビューした小津安二郎がサイレントからトーキーに乗り換えたのは、1936年『鏡獅子』(記録映画)、『一人息子』であった。 本作はフィルムが
五月の風に吹かれ、鳥のさえずりを聴きたい! と思うものの、ゴールデンウイークの山はどこも人盛りの山。 移動もまた大変である。 近場で人の訪れないところを狙って、奥武蔵の峠道を選んだ。 標高はないに等しいが、距離は結構なものであった。路傍の花(以下同じ)
日時 2024年4月29日(月)14時~会場 東京芸術劇場 コンサートホール曲目:ブラームス: 大学祝典序曲ワーグナー: 歌劇『トリスタンとイゾルデ』より『前奏曲と愛の死』ベートーヴェン: 交響曲第9番 イ短調 作品125『合唱付き』 ソプラノ: 和田美菜子 アルト
2018年角川新書 こうやってブログを書いていて言うのもなんだが、時々、スマホやパソコンや WINDOWS のない世界、すなわちインターネットのない世界に行きたいと切に思う。 生れてから30代初めまではそういう世界に生きてきて、とくに不自由を感じていなかった。 人との連
2019年アメリカ83分 2011年11月29日にニューヨーク州ホワイトプレインズで実際に起きた、白人警官による黒人射殺事件に基づいて制作された社会派スリラー。 殺された黒人が、68歳独り暮らし元海軍所属のケネス・チェンバレンであった。 双極性障害(躁うつ病)と心臓病を
1952年松竹97分、白黒 原作は井伏鱒二の同名小説。 戦後間もない東京のある町で病院を経営する初老の医師三雲八春。 戦争で一人息子を失った男やもめの彼は、甥を後継者として迎えていた。 今日は待ちに待った休診日。 甥っ子はじめ看護婦らは熱海に遊びに出かけ、三
1946年11月大阪新聞社東京出版局発行2020年冨山房インターナショナル 図書館のドキュメンタリー文学コーナーで、タイトルに惹かれて手にとった。 太平洋戦争中フィリピンに派遣され、地獄の戦場を生き抜き、生還した男の体験談である。 著者名を見て、「あれ? なんとな
1989年東京創元社2018年光文社文庫 やっとこの伝説の奇書を読了した。 長年、読もう読もうと思いながら、なぜか機会がなかった。 死ぬ前に読めてよかった。 いや、死んでからでも遅くなかったのか(笑) 2017年刊行されベストセラーとなり映画化された今村昌弘著『屍
1943年イギリス163分 原題は The Life and Death of Colonel Blimp 『ブリンプ大佐の生と死』 ブリンプ大佐は当時英国で人気を博した漫画の主人公で、「頭の固い保守的な人間」を揶揄する慣用句である。 本作の主人公の名はクライブ・キャンディであり、ブリンプ大佐が登
2020年原著刊行2021年創元推理文庫(山田蘭・訳) いまや世界の本格ミステリー界の大御所とも言えるホロヴィッツ。 ひとつの小説の中に別の小説を丸ごと放り込む、というアクロバティックな入れ子構造が見事に功を成し、一読で二つの本格ミステリーが楽しめた傑作『カササ
2012年東映配給130分 『どついたるねん』、『顔』、『闇の子供たち』の阪本順治監督の名前に釣られて借りたのだが、吉永小百合主演という点に一抹の不安があった。 結果から言えば、不安が当たってしまった。 阪本監督にして、“小百合マジック”を打ち壊せなかった。 す
2013年原著刊行2016年岩波書店(松本妙子・訳) 『戦争は女の顔をしていない』の著者によるインタビュー集。 社会主義国家ソ連を生きた人々、および1991年崩壊後の元ソ連を生きる人々の声に耳を傾け、およそ過去100年のロシア≒ソ連の歴史を、庶民視点から浮き彫りにしてい
1971年創造者、ATG123分、カラー 大島渚目当ての国立映画アーカイブ通いも3回目。 今回は18:50からの上映だった。 夜の銀座は久しぶり。 早めに着いて、アーカイブそばの舗道のベンチでチョコクロを食べながら読書していたら、勤めを終えたビジネスパースンたちが足早に
日時: 2023年5月14日(日)会場: 府中の森芸術劇場 どりーむホール曲目: ショスタコーヴィチ: 交響曲第7番 ハ長調 作品60「レニングラード」指揮: 大井剛史 ちょっと前に漫画版『戦争は女の顔をしていない』を読み、今は同じスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ作の
1976年日本、フランス104分 国立映画アーカイブ開催中の大島渚特集にて鑑賞。 『飼育』のときは空席があったが、今回はソールドアウト。 さすがエロのちから。 もっとも、この作品、『戦場のメリークリスマス』と並ぶ大島渚の最大の話題作にしてヒット作のわりには、なか
2018年アメリカ 『ミッドサマー』がなかなか面白かったので、同じ監督の前作を借りてみた。 「21世紀最高のホラー映画」という評価もあるようだが、怖くはなかった。 というか、この歳になると一番怖いのは人間であって、それが悪魔であれ悪霊であれ、霊的なものは怖くな
2019年2月NHK Eテレで放送2021年DVD化 NHKで放送し、話題を呼んだ作品。 内容はほぼ、菅原千恵子著『宮沢賢治の青春』で描かれているのと変わりない。 ただ、菅原がはっきりとは明示しなかった宮沢賢治のセクシュアリティが、ここでは「同性愛」と断定されている。 賢治
GW中に秩父34観音札所の1~5番を回った。 2018年の春以来5年ぶり、2巡目である。 今回は主としてウォーキングが目的なので、白衣もつけず、笠もかぶらず、輪袈裟もかけず、納経もしない(御朱印をもらわない)。 お堂の前で般若心経と慈悲の瞑想を唱えるだけの簡易ス
1973年松竹、ワールドワイドピクチャーズ104分 明治時代に北海道塩狩峠で実際に起きた列車事故を題材としたヒューマンドラマ。 原作は『氷点』で一躍有名になったクリスチャン作家三浦綾子の同名小説。 ワールドワイドピクチャーズは、アメリカの最も有名なキリスト教布教
2014年イラン102分 少年が一人、国境の川に浮かぶ廃船で暮らしている。 釣った魚を塩漬けして干物にし、集めた貝殻に穴をあけて飾りを作り、それらを売って必要な物を手に入れている。 岸と船の往復は、川底を潜る。 水面で見つかったら、敵方につかまってしまうからだ。
2021年KADOKAWA 令和現在のホームレスの現状(主に東京の)はどんなもんだろう? ――と思って読んでみた。 著者の國友は1992年栃木県生まれのフリーライター。『ルポ西成 75日間ドヤ街生活』という既刊本がある。 國友が約2ヶ月間ホームレスとして過ごしたのは、東京都
日時: 2023年4月30日(日)13:30~会場: 杉並公会堂 大ホール曲目: W.A.モーツァルト: 歌劇「フィガロの結婚」K.492 序曲J.ヨアヒム: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 「ハンガリー風」 op.11 A.ブルックナー: 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」ヴァイオリン: 尾
全国どこの土地にも名産があり、ソウルフードがある。 秋田のしょっつる鍋、香川の讃岐うどん、高知のカツオのたたき、京都のおばんざい、奈良の三輪そうめん、熊本の馬刺し、沖縄のソーキそば・・・・。 「埼玉県にはないなあ~」と、県民の一人としてうら悲しく思って
1961年パレスフィルム・プロダクション108分、白黒 東京駅八重洲口から徒歩10分のところにある国立映画アーカイブで、現在、大島渚展および監督作品45本の上映会をやっている。 没後10年。 そういえば、代表作『戦場のメリークリスマス』における音楽及び出演で、その才能
久しぶりの横浜。 前回がいつだったか思い出せない。 目的は神奈川近代文学館で開催中の小津安二郎展である。 今年は生誕120年、没後60年の節目なのだ。 小津の人生はその映画スタイルのようにきっちりしていて、60歳の誕生日(12/12)に亡くなった。 なかなかできる
KADOKAWA発行作画:小梅けいと監修:速水螺旋人 第1巻 2020年1月発売 第2巻 2020年12月発売 第3巻 2022年3月発売 原作は1985年に発表されたベラルーシの女性作家によるノンフィクション。 第2次世界大戦の独ソ戦に従軍したソ連の女性たちへのインタビューがまとめら
2007年104分 ホラー映画。 怖くもないし、不気味でもないし、深遠でもないし、スピリチュアルでもないし、とくに映像が凝っているわけでもないし、ビックリ仰天が待っているわけでもない。 つまらないわけではないが、特別面白いわけでもない。 この映画を撮りたいという
2021年勉誠出版 本書によれば、日本には聖徳太子が建てたと伝えられているお寺が355あるそうだ。 いくら太子が天才で仏教を篤く信仰していたとしても、50年に満たない生涯で355は無理だろう。 その多くは、寺の開基を太子と結びつけることで寺格を高め、国家の保護を期待
今回も寄居町発行のハイキングガイドを手に歩いた。 東武東上線の男衾(おぶすま)駅を発着点とし、7つの寺を一筆書きでめぐるコース。 ちょっとした巡礼気分が味わえる。 ガイド上では全長11.5kmと表記されていたので、見物&休憩入れて4時間半あれば回れると踏んでい