ミレーの「ビオナセ ジャケット」はオールシーズン活躍する薄手のソフトシェルフーディーです。全部入りと呼べるほどの利便性と機能性を厚手のTシャツ1枚程度の重量に盛り込み、かつ、お手頃な価格を実現しています。私は商品名が「ビオナセ ストレッチ ...
しだいに強くなる雨。レインジャケットはすぐに着れるけれど、レインパンツを履くのが面倒くさい。わざわざ靴を脱いで足を通すのは面倒くさい。 山の中では快適に腰をおろして身づくろいできる場所はそうそうありません。 「うーむ。レインパンツを着ていた
登山においてはウエストバッグ(ウエストポーチ)もまた「装備の軽量化」と「利便性の確保」のはざまで選択に頭を悩ます装備です。厳しい登山ではそもそも装備から削るでしょうが、ゆるめの登山ではウエストバッグがあると何かと便利です。
ノースフェイスのGTDキャップをレビュー【登山・ランニング】
登山で、ランニングで、街中で愛用しています。主要アウトドアブランドの競合製品のなかで、機能性とデザイン性の高さ、価格のリーズナブルさで頭一つ抜きん出ています。
昔々、白馬岳から穂高まで2週間ほどかけて縦走し、上高地に下山してきました。登山にサンダルを携行する習慣はありませんでしたが、そのときばかりは欲しくなりました。小梨平キャンプ場の売店で500円で売っていた茶色のサンダル。いや、ゴムゾウリ?を履いて、憧憬の地でリゾートタイムを過ごしました。
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ミレーの「ビオナセ ジャケット」はオールシーズン活躍する薄手のソフトシェルフーディーです。全部入りと呼べるほどの利便性と機能性を厚手のTシャツ1枚程度の重量に盛り込み、かつ、お手頃な価格を実現しています。私は商品名が「ビオナセ ストレッチ ...
「Kindle Unlimited 読み放題」と「楽天マガジン」で山岳、アウトドア雑誌を読んでいます。必ず目を通すのは「山と渓谷」「PEAKS」「ROCK & SNOW」「ワンダーフォーゲル」「BE-PAL」。たまに「RUN+TRAIL」や「ランドネ」も。
昨今、多くの雑誌が電子書籍化されたものの、昔読み耽った雑誌は相変わらず書棚や押し入れで物理的な容積を主張しています。えいやっと断捨離できれば良いのですが、えてして古い雑誌ほど思い入れが強くて捨てられず、しかも電子書籍化される望みは薄いです。
紙焼き写真は年月とともに色褪せていきます。色褪せが進行する前に、スキャンして電子データ化し、Googleフォトで一元管理しようと思い立ちました。その結果、デジカメ・スマホ時代の写真とあわせて、時の流れを自由自在にたどることができるようになりました。
漠然と「足の甲は強く締めて、足首まわりはやや緩めに締める。歩くうちに足首側の緩みが爪先にまで伝わって全体が緩むのだろう」と考えていました。これは事実なのか。目に見える形で確かめてみることにしました。
これからテント泊登山を始める人にはアライテントのカタログを登山用品店でもらってくることをおすすめします。付録の小冊子「TENT BOOK」が秀逸で、「テント、ツェルトの使い方とメンテナンス」について体系的に図解されています。
電子書籍アプリ自体がブックマークやコメントを付ける機能を搭載していますが、私は電子書籍のスクリーンショットを撮って、Googleフォトにアップロードし、キーワードで検索できるようにしています。紙の雑誌のようにスクラップして情報整理します。
停滞時や休憩時に着こむ「静的保温着」と対比して、行動時に積極的に着用することから「動的」と形容します。通気性を重視するため、シェルの防水性は低く、小雨を弾く撥水性や雪を付着させない平滑性にとどまる製品がほとんどです。
首都圏で100店舗以上のボルダリング(クライミング)ジムを訪問し、指皮をすり減らしてきました。そんな私がこんなジムバッグを使っているというお話です。過去にはポケット多めのナップサックや、スイムバッグ(上下2気室)を利用しました。現在では20ℓくらいのペラペラのデイパックに落ち着いています。
2018年モデルで片側を外から差し込むように変更されました。インナーポール式にのメリットを打ち消す結果になってはいないでしょうか。コーナーは三辺を袋状に縫ったテープになっており、そこにポール先端を差し込む必要があります。従来のアバウトなやり方はできず、手間がかかるようになりました。
モンベルのドームシェルターはメッシュの換気口を閉じることができません。強風下では、風上側の換気口(天井付近)から粉雪が吹き込んできます。内部は雪まみれになりました。テントにもぐりこみさえすれば人心地、というテント泊の安堵感を味わうことはできませんでした。
「登山自体が登山の最も良いトレーニングである」とはよく言われる真理です。日常的にどうトレーニングの時間を捻出するか、どうトレーニングするかを悩むよりも、そのエネルギーを一日でも多く実際の登山に出かけることに振り向けたほうが得策です。
テント泊登山の夜。一日の疲れを癒し、明日への英気を養い、仲間と語らう空間を照らす光。ランタン。あれば便利だけれど、荷物を軽量化するために省きがちな装備。ランタン。超軽量なランタンシェード、ここにあります。▼モンベルの「クラッシャブル ランタ...
学生時代のワンダーフォーゲル部では、ランタンを使った記憶がありません。先進派の先輩が現役引退後、個人山行でイワタニプリムスの2245ランタンを持ってきたときには一同どよめきました。谷崎潤一郎的な陰翳礼讃の世界に西洋文明がもたらされた瞬間です。
無雪期のテントペグとして、MSRの「Hook Tent Stake」を愛用しています。この「フック ステイク」は石井スポーツの一部の店舗でしか見かけません。
平出和也さんの動画平出和也さんのこの動画、好きです。アルピニストとしてはもちろん、カメラマンとして活躍されています。動画の編集も素晴らしい。八ヶ岳の阿弥陀岳北稜をガイドされています。雪稜を吹き抜ける風や、登攀者の息遣いがリアルに伝わってきま...
数杯分のコーヒー豆と手回しミルをザックに詰めて、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根(日本三大急登のひとつ)を登る。七丈小屋に辿り着き、疲れた身体でテントを設営する。やがてガリゴリと豆を挽く。ドリップした琥珀の液体は、激烈に美味かった。脳に突き抜けた。我が...
「アルパインライトパンツ」と「バーブパンツ」のどちらを買ったら良いのか。結論を先に言うと、「両方とも買えば?」。筆者は2着ずつ所有しています。長い旅路の果てにたどり着いた両アイテムがどのような特徴をそなえているのか、どう使い分けたらよいのか、違いを比較し、レビューします。
1980年代、無雪期でも積雪期でも使えるコストパフォーマンスの良いテントとして、考えに考えたあげくにムーンライトテント1型を購入しました。現在の軽量化されたテントと比較すると重量面では不利ですが、耐久性は申し分なく、三千メートル級の稜線で十分に通用しました。
家型(くさび型)のツェルトは緊急時露営には必ずしも適しません。雪山で着の身着のままでビバークする場合、膝をかかえ身体を丸めて体温を逃がさないようにします。「Bothy Bag」等と呼ばれる半密閉型のシェルターのほうが使いやすいです。
ゴアテックスのテントが市場から消えるらしいと初めて知ったのは、山と渓谷 2017年 11月号の連載「山岳装備大全 第20回 シェルター」(p.128)を読んだときでした。
ミレーの「ティフォン50000ウォーム」シリーズはハードシェルではありません。 ハードシェルという呼び名は「固い殻=hard shell」に由来します。しなやかさ故ゆえ、強風に晒されると身体に貼り付いて寒気が染み入るウェアには相応しくありま
岩登り(クライミング、ボリダリング)に出かけるときは、アプローチシューズだけでなく、アプローチ帽を利用しています。 アプローチ帽なんて呼び名は聞いたことがない人が多いと思います。それもそのはず、筆者がいま思いついた造語です。 自宅を出て、街
先端が自由雲台になっている自撮り棒(セルカ棒)は意外と少なく、やっと見つけた安価な商品がYUNTENGブランドの三脚付きワイヤレスセルカ棒です。この製品を利用しているYouTuberをよく見かけます。
このアイテム、長いこと横目で眺めていました。購入の決め手となったのは、クイックシューを標準装備している点です。
ヨドバシカメラやビックカメラにはなぜか置かれていない超軽量ミニ三脚、PEDECOのUltra Podシリーズ。「ウルトラポッド ミニ」を長年愛用しています。たぶん30年以上前から現在の完成形で販売され続けている定番です。たいてい登山用品店で販売されています。
ラインホルト・メスナーの「ナンガ・パルバート単独行」にこんな一節があります。 写真はあまり撮らなかった。ひとりでは、自分自身を写すのもそう簡単ではない。ピッケルの頭に溶接させた一本のねじを使って撮影するのだ。ねじにカメラを固定し、ピッケルを
先日スマートフォンの画面を割ってしまい、急遽手に入れたGoogle Pixel 6aは3.5mmイヤホンジャックが非搭載でした。私は現在のところ有線イヤホン派です。このたび3.5mmイヤホンジャックとType-C充電の二股アダプタを導入しましたので簡単にレビューします。
登山家が都会をサバイバルするために重要な道具のひとつがデイパックです。2011年3月11日、東日本大震災が発生し、公共交通機関が麻痺した都心の仕事場から郊外の自宅まで、人・人・人の群れがオデュッセイアのごとく遥かなる旅路をたどりました。
選定の条件は、長さ=65cm程度、重量=500g以下、ヘッド(ピックやブレード)が極端に華奢でない、です。最終的にペツルの「グレイシャー」に決定しました。『縦走主体であれば、歩行時に持て余さない程度に長いピッケルを購入する』ことをおすすめします。
Amazonのレビューでは、“浮力はワカン<これ<スノーシュー”という評価が見受けられます。アイゼンとの併用はできませんが、軽量で浮力が大きいのは魅力的です。ポチりました。このスーパーカンジキは最大適用靴サイズ(外寸)が29cmとなっています。
登山愛好家なのに「漁師のカーディガン」とは此れ如何に。登山でも都市生活でも基本「ノームコア」志向。冬場はこのクラシックなアイテムにこだわっています。ケーブル編みのザックリした外観が男の余裕を醸し出してくれると期待して。
登山向けのトレッキングパンツは伸縮性が高く、ファスナー付きポケットが豊富なので、アウトドア活動のみならず、日常生活でも利用範囲が広いです。私は洗い立てをパジャマとして履き、翌日はそれをジョギング用パンツとして使い、汗をかいたら洗濯機に放り込みます。入浴後は別の洗い立てのトレッキングパンツを履きます。
初冬の西穂高にて。雪山テント泊の凍える夜。 「そんなもんオンナコドモがやることだ」という偏見を捨てて、プラティパスを湯たんぽにしてみました。 これまでは水筒(プラティパス、ナルゲンボトル、ペットボトルの再利用)の中身が凍らないように、おそる
ひそかに注目していたモンベルのノースポールキャップ(ブランドロゴが額にドーン)を買うことにしました。背に腹は代えられません。バッドランドキャップと形状を比較すると、頭頂部の形はあまり変わりませんが、後頭部をしっかり覆う形状なので、頭にのせたときに安定感があります。
2023年春夏シーズンに登場したサーマレストの「ネオエアー XサーモNXT」は山岳用マットレスの最高峰です。 これまではダウンマットと重量面、断熱/保温性能で拮抗していましたが、この新モデルによって頭ひとつ抜きん出ました。 重量はほぼ変わら
ダウンマットとは「羽毛を詰めたエアマット」のことです。登山用のマットレスのなかで最高レベルの保温性を誇ります。雪山テント泊で普通のエアマットを使うと、背中側で温まった空気が対流し、地面側で冷やされ、熱が奪われます。ダウンマットなら、羽毛が対流を抑制します。
山用のザック(リュックサック、バックパック)にはサイドポケットがあるほうが断然便利です。ここで言うサイドポケットとは、フタもファスナーもないポケットのことではありません。今風のザックにはよくそんなポケット(メッシュ製だったり、マチ付きだったり)を備えていますが、それはワンドポケット(wand=杖の意)と呼ぶほうがふさわしいです。
ミレーのデイパック「クーラ30(KULA 30)」のキャッチフレーズは「通勤から街歩き、アウトドアまで。あらゆるシーンで頼れる相棒バックパック」です。 筆者は「収納力モンスター」と呼びたい。豊富なポケットを駆使して、変幻自在な収納が可能です