ジェットボイルの蓋は注ぎ口の水切れが悪いです。ドリップコーヒーに細い湯を落とすのは苦手です。がんばって細くすると、水の勢いが足りなくなり、クッカーの外側をつたってこぼれがちです。 おまけに、蓋の閉まりが悪い、と言うか、蓋をきちんと閉めるのが
しだいに強くなる雨。レインジャケットはすぐに着れるけれど、レインパンツを履くのが面倒くさい。わざわざ靴を脱いで足を通すのは面倒くさい。 山の中では快適に腰をおろして身づくろいできる場所はそうそうありません。 「うーむ。レインパンツを着ていた
登山においてはウエストバッグ(ウエストポーチ)もまた「装備の軽量化」と「利便性の確保」のはざまで選択に頭を悩ます装備です。厳しい登山ではそもそも装備から削るでしょうが、ゆるめの登山ではウエストバッグがあると何かと便利です。
ノースフェイスのGTDキャップをレビュー【登山・ランニング】
登山で、ランニングで、街中で愛用しています。主要アウトドアブランドの競合製品のなかで、機能性とデザイン性の高さ、価格のリーズナブルさで頭一つ抜きん出ています。
昔々、白馬岳から穂高まで2週間ほどかけて縦走し、上高地に下山してきました。登山にサンダルを携行する習慣はありませんでしたが、そのときばかりは欲しくなりました。小梨平キャンプ場の売店で500円で売っていた茶色のサンダル。いや、ゴムゾウリ?を履いて、憧憬の地でリゾートタイムを過ごしました。
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ジェットボイルの蓋は注ぎ口の水切れが悪いです。ドリップコーヒーに細い湯を落とすのは苦手です。がんばって細くすると、水の勢いが足りなくなり、クッカーの外側をつたってこぼれがちです。 おまけに、蓋の閉まりが悪い、と言うか、蓋をきちんと閉めるのが
雪山の稜線をテント泊縦走するとき大量の水を担いでいくわけにはいきません。雪を溶かして水を作ります。雪を溶かすには次の3点セットが必要です。 バーナー(コンロ、ストーブ) 燃料(ガスカートリッジ、ホワイトガソリン等) クッカー(鍋) 大きなポ
登山用魔法瓶のデファクトスタンダードとなる製品を販売していたThermos社のドイツ語読みが呼称として定着しました。英語読みだと「サーモス」です。1988年に登場したチタン製の魔法瓶に憧れましたが、高価で手が出ませんでした。現在ではステンレス製でも同等の重量で、保温性も申し分ありません。
雪山の稜線を縦走するとき大量の水を担いでいくわけにはいきません。雪を溶かして水を作ります。雪には土や砂、木っ端が混入している場合があります。それらの不純物をある程度取り除くための漏斗(じょうご、ろうと、ファンネル=funnel)およびフィル
6時から14時まで8時間行動したとして、14時から翌朝6時までの16時間は炊事と食事と睡眠に費やします。8時間連続して熟睡できることはまずなくて、夜中に寒さで目が覚めて温かいものを飲み、人心地がついたらまた寝るというパターンが多いです。
クライミングやボルダリングの岩場でアプローチシューズとクライミングシューズを頻繁に履き替えるのが面倒くさいという人は多いはず。筆者は長年、その悩みと向き合ってきました。 サロモンのクイックレースを採用したトレッキングシューズは、最有力の解決
角型クッカーを愛用しています。 私の手元にあるのは、現在では廃番となったモリタの角型クッカーです。1980年代には別のメーカー(不明)の角型クッカーを使っていました。ボロボロになったので、二十一世紀初頭(記憶が曖昧)に買い換えました。 モリ
山岸さんは研ぐことの重要性をこう説きます。《アプローチの一見なんでもない場所や低山の枯れ葉の下にも、スリップしたら間違いなく大けがをするツルツルの氷の斜面がひそんでいます。》
Foxfireの「PPウールハーフジップ」ならドライレイヤーが要りません。 21世紀になってfinetrackが提唱したドライレイヤーは、すっかり登山・アウトドア業界に定着し、ベースレイヤーの下に薄手メッシュを着こむ人が増えました。 実は、
登山ブロガーが愛用するマウスはシンプルです。本当はクリックやスクロールの遅延が一切なく、乾電池を必要としない有線マウスを選びたいところ。でも、さすがにPCまわりの取り回しが悪いのでワイヤレスマウスを選びます。
プラティパスは使い終わったあと内部を乾かしにくいのが難点。いつまでも水滴が残ったままだとカビや雑菌が繁殖しないか心配です。簡単・安全・迅速に乾かすとっておきの方法を紹介します。サーキュレーター(扇風機)の吹出口にプラティパスの注ぎ口を当てて数時間放置する。以上。インターネットを検索しても、ズバリこの方法を紹介している記事は出てきませんでした。
有線タイプのイヤホンには断線が付き物。原因はシャツやジャケットの胸ポケットに入れたまま、カバンやデイパックに突っ込むtから。ジムで着替えたり、登山のアプローチで保温着を脱いだりするとき、必ずイヤホンジャックを抜くように心がけています。
ミレーの「ビオナセ ストレッチ ジャケット」はオールシーズン活躍する薄手のソフトシェルフーディーです。 全部入りと呼べるほどの利便性と機能性を厚手のTシャツ1枚程度の重量に盛り込み、かつ、お手頃な価格を実現しています。 私は2020年に購入
私個人はデジタル派で、さらに言えば24時間表示派です。名の知れた登山家や冒険家はアナログ時計を称賛することが多い。その理由は、時間の経過が直感的にわかりやすい。太陽の方角と時針を利用すればコンパスの代わりになる、といったところです。私はこうした硬派な意見に感化されやすいのですが、過去の登山経験を振り返ると独自路線に傾く必然がありました。
「モルフォ ジップ ロングスリーブ」は高い伸縮性で運動をさまたげず、裏面のグリッド構造によってすぐれた吸汗速乾性を発揮する、軽快な長袖シャツです。高めの衿により、高山帯で首周りの日焼けや、ロープやスリングを肩掛けした際の擦れを防いでくれます
昨今、多くの雑誌が電子書籍化されたものの、昔読み耽った雑誌は相変わらず書棚や押し入れで物理的な容積を主張しています。えいやっと断捨離できれば良いのですが、えてして古い雑誌ほど思い入れが強くて捨てられず、しかも電子書籍化される望みは薄いです。
体重を管理するうえで必須なのが体重計です。体重管理の第一歩は計測すること。体重を減らしたいのであれば、ときどき体重計に乗って一喜一憂するのではなく、毎日測定することによって、運動量を意識し、無駄食いしないように心理的な歯止めをかけることが重要です。
首都圏で100店舗以上のボルダリング(クライミング)ジムを訪問し、指皮をすり減らしてきました。そんな私がこんなジムバッグを使っているというお話です。過去にはポケット多めのナップサックや、スイムバッグ(上下2気室)を利用しました。現在では20ℓくらいのペラペラのデイパックに落ち着いています。
固定観念、先入観にとらわれていませんか。エアマットはパンクしやすいからクローズドセルしか使わない? エキスパートの装備にはしばしばエアマットが含まれています。暖かい季節と寒い季節でマットを使い分ける? 最高性能のマットを惜しみなくオールシーズン使い倒すほうが賢いかもしれませんよ。
液体チョークは、粉末チョークに比較して割高に感じられます。 そこで薬局でエタノールを買ってきて、粉末チョークといっしょにファスナー付きポリ袋(ジップロック等)に入れ、手でよく揉んで混ぜる。袋の端を切って、容器に絞り出す……。はい、筆者もそう
2023年春夏シーズンに登場したサーマレストの「ネオエアー XサーモNXT」は山岳用マットレスの最高峰です。 これまではダウンマットと重量面、断熱/保温性能で拮抗していましたが、この新モデルによって頭ひとつ抜きん出ました。 重量はほぼ変わら
ダウンマットとは「羽毛を詰めたエアマット」のことです。登山用のマットレスのなかで最高レベルの保温性を誇ります。雪山テント泊で普通のエアマットを使うと、背中側で温まった空気が対流し、地面側で冷やされ、熱が奪われます。ダウンマットなら、羽毛が対流を抑制します。
山用のザック(リュックサック、バックパック)にはサイドポケットがあるほうが断然便利です。ここで言うサイドポケットとは、フタもファスナーもないポケットのことではありません。今風のザックにはよくそんなポケット(メッシュ製だったり、マチ付きだったり)を備えていますが、それはワンドポケット(wand=杖の意)と呼ぶほうがふさわしいです。
ミレーのデイパック「クーラ30(KULA 30)」のキャッチフレーズは「通勤から街歩き、アウトドアまで。あらゆるシーンで頼れる相棒バックパック」です。 筆者は「収納力モンスター」と呼びたい。豊富なポケットを駆使して、変幻自在な収納が可能です
バラクラバか目出し帽か 本格的な雪山(冬山)登山から遠ざかっているあいだに断捨離したモノのひとつに「目出し帽」(めだしぼう or めでぼう)があります。 「将来、雪山登山に復帰することがあったとして、比較的安価なこのアイテムは容易に買い換え
「Kindle Unlimited 読み放題」と「楽天マガジン」で山岳、アウトドア雑誌を読んでいます。必ず目を通すのは「山と渓谷」「PEAKS」「ROCK & SNOW」「ワンダーフォーゲル」「BE-PAL」。たまに「RUN+TRAIL」や「ランドネ」も。
ノースフェイスのニット帽のなかでも「カプッチョリッド」はブランドを代表する「超」がつく定番商品です。私は2013年頃からかぶり始めました。街中でも登山でも、防寒&お洒落のアイテムとして、いや正確にはノームコアのアイテムとしてかぶり続けていま
母さん、ぼくのあの黄色いヤッケどうしたでせうね?ええ、冬、韓国岳(からくにだけ)から新燃岳(しんもえだけ)へいくみちで、稜線(りょうせん)で羽織っていたあの黄色いヤッケですよ。母さん、あれは好きなアウターシェルでしたよ。ぼくはあのときずいぶ
LEDLENSERの「FLEX7 POWERBANK」は18650電池をモバイルバッテリー化します。18650電池を利用するタイプのヘッドランプと併用すれば、登山に携行するバッテリーを統一し、軽量化できます。なかなかのお値段なので二の足を踏
そもそもツェルトとは? ツェルトでビバークするとは?辞書的には、ツェルト(Zeltsack)は「テント」、ビバーク(bivouac)は「露営、野宿」くらいの意味です。「ツェルトでビバークする」=「テントで泊まる」です。しかし、登山では主とし
2023年6月20日、アライテント社(製品ブランド名RIPEN)がダブルウォールで1kgを切る超軽量テント「SLドーム」の販売を開始しました。製品名の由来はおそらく「Super Light」。質実剛健なモノづくりを旨とする同社が「Ultra
登山のすれ違いにおける「登り優先」は海外の峻険な岩稜帯に由来する、と私は認識しています。下るほうが技術的に難しく、転倒・転落・滑落したり、落石を誘発したりして下の者を危険に巻き込みやすい。また、慎重に足を運ぶため時間がかかりやすい。だから、登る側に先に通過してもらうほうが安全であり、すれ違いの時間が短くなる。
有名どころのアウトドアメーカーの製品のなかで最軽量、かつ最高のコストパフォーマンスを実現しています。ライトシェルパーカを一着持っていれば、夏には肌寒い朝夕の防寒着として、春と秋には行動中のアウターとして、冬にはミドルレイヤーとして、オールシーズン活躍してくれます。
すべての登山者におすすめしたいコスパ最高のソフトシェル、モンベルの「ライトシェルパーカ」をレビューします。ライトシェルパーカを一着持てば、夏には肌寒い朝夕の防寒着として、春と秋には行動中のアウターとして、冬にはミドルレイヤーとして、オールシーズン活躍してくれます。