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  • 真の仏教は廃れず

    日常から仏教はその姿を消しつつあり、今では仏教(=イコール)葬式と連想されるか、霊や超能力やご利益を謳う新興宗教劇団やカルト集団に都合よく摘み食いされたり、そんな中でもお釈迦さまの生の声を多く留める真聖な経典を保持する上座部仏教系の[スマナサラ教]は随分と頑張っていると思います…しかし日常世界から姿を消しつつあるのは.仏教を称する歴史と権威に辛うじて支えられて来た信仰集団(団体)であり、寧ろ現代科学(物理学.理論物理学.天文学.精神科学)や近代思想.最新哲学などの世界では、お釈迦さまが凡そ2500年前に実践的に発見され.実証され.説かれた仏教思想や仏教理論を核心とした真理(真実.事実.現実.実…

  • 如来降臨

    楽と不楽を共に捨ていと涼やかに依着(いちゃく)なし全ての世界に勝てる雄者(おさ)それを如来と我れは説く… 快と不快を共に捨て人間界の縛を捨て 天界の縛をも乗り越えて全ての縛から解き放たれしそれを如来と.我れは説く 四種の束縛 ①感覚による束縛(五欲)五欲 眼耳鼻舌身が色声香味触に触れる刺激(感覚)への欲望に束縛される(意欲による) 五つの感覚器官(眼耳鼻舌身)と意(心)が.六種の対象物[色(物質).声(聴覚).香(臭覚).味(味覚).触(触覚)]と[法(心処)]に対する欲望に束縛される※生きるとは何かに依存する事と言え、依存しなければ生存は成立し得ないのであり…生きるとは.即ち束縛である…他か…

  • 愚かさの根源

    全ての愚かさの根源は無明(無知)であり.誤解であり.錯覚である…自らが.自らの依り処となり、真理(真実.事実.現実.実相)を灯火とし、無明の闇を晴らして.愚かさの根源を打ち破ってゆきましょう…道は私達.一人々々が自ら歩まねばならないものなのですから…人間より高い位置から.人間を差配し.導き、時には手を貸してくれる存在など居ないのです(得体の知れない神仏)如来(タダーガタ)は、その道を指し示すだけ… 人は自らの努力と知性によって.汎ゆる束縛から自らを解き放ち、自らを自由で歓喜と幸せに満ち溢れた世界へと運ぶ事ができるのです… 自己解放は自ら真理を実現することによって得られるものなのです人々よ…貴方…

  • 生前取得と生後取得

    最近は世俗諦ばかりを取り上げて来たので、たまには久しぶりに勝儀諦(大悟)を取り上げて見ようと思い立った…お釈迦さまも勝儀諦に関しては苦しみの消滅や平安や幸福の生成に直接.役立つものではなく、聖者の教えは.その掌に何も隠すものはないと仰っては居ても、深淵で高度で難解で微妙な勝儀諦は無明の未だ残る未熟な者には混乱を来たすだけだろうから.普段は極力、説かれては居らず、世俗諦まで到達し.更なる向上(高見)へと向かう弟子達に説かれた真理こそ勝儀諦(大悟)という絶対真理なのです…この章の副題は[渇愛]であったが、一般論から踏み込んで渇望(渇愛)を解説する為には、先ず心的エネルギーの解説が必要と考え、生前取…

  • 仏心

    「人の心のその奥に 仏も住むが鬼も住む」仏心とは大慈悲心の表象であり、鬼心とは自我に捉われし煩悩(存在欲)の表象である…人はその努力.意志.信念.知性により、仏にも鬼にも変幻自在な存在なのです…無明の闇を抱えて生まれついたる身なれば、無明(本質的無知)の闇を晴らしてゆく道こそ[仏への道]であり、無明なままに.如幻如露なる我欲に魅入られ.拘り.捉われ.愛着してゆく道こそ[鬼への道]である…仏は天に住み.鬼は地獄に住む、何れ.それぞれの処へと赴く…在るかままに.成るがままに…輪廻の激流は果てしなく、渡り切る者は少し…■心の渇きを癒やそうと.思想の荒野を彷徨う愚か者は、救い難し…真正な仏教は無明な人…

  • 思考は苦を捏造する

    無明(本質的無知)の闇の中を.盲目的に.手探りで暗夜行路を歩くが如き[思考]は、先入観.思い込み.錯覚.感覚.感情.欲望.既成概念.通説.伝聞.自己暗示.染脳(洗脳).自我意識などにより、在りもしない苦(ドゥッカ)を.自ら捏造している…因みに、世の中で言う[無思考]とは、ゴチャゴチャと雑念や妄想に気を取られ、考えるべき事を考えていないような人をいうのであり、寧ろ無思考で居られる人とは、心が制御.統制され.感覚に虚を付かれず.無駄な事.つまらない事.下らない事.どうでもいい事に.あれこれと捉われず、拘らず、気を取られない人を言うのです…■精神作用の定義と認識【認知.認識.意識.思考】【認知】 あ…

  • 権威と風格

    日本人が[仏教]と聞いて先ず.思い起こすのが[死]であり、葬儀.法要.檀家などの葬式仏教ではなかろうか…しかし残念ながら.その何れも本地垂迹や神仏習合による汚染と民間習俗の影響であり、決して仏教の教えでも儀礼でもなく、また由緒と歴史を誇り.静かなたたずまいを見せる古刹も.ご利益を謳い信者を集め.威圧されるような大伽藍を備える大寺院も.権威と風格の為に成された文化的なものに他ならず、決して仏教の教えによるものではないのです…大乗にしろ日本仏教各宗派にしろ上座部派にしろ、お釈迦様が説かれた至高の教えを内包しながらも[我が宗派]という意識に蓋われる余り.保守的で内向きな集団となり.更には分裂を繰り返…

  • 仏教は超.現実主義

    真の仏教を理解する上で、先ず必要であるのが.お釈迦さまは現実主義者で在られたという事ではないでしょうか…現代でも多く見受けられますが、お釈迦さま在世.当時は無明と迷信が溢れ返り、中でもバラモン教という得体の知れない神仏への信仰が.権威と歴史を以って人々に服従を強いていた時代であり、そんな無明な闇の中を盲目的に.不安定に生きる民衆とバラモンと支配階級に、慈悲と憐れみの心を以って、目覚め覚醒し.乗り越え超越し.解き放たれ解放される事により誰でもが到達できる真実に依拠した歓喜と平安と静逸な安定的で堅固な超現実的な世界の存在と其処に至る道を唯一説かれた偉大な教えなのです…では何故、現実主義に超が付くの…

  • 目覚め.乗り越え.解き放て.

    目覚め.乗り越え.解き放て… 閃きとは、気付きを言い. 捨離とは、捨て離れるを言う… 目覚めるとは、覚醒を言い.乗り越えるとは、超越を言う… 軛(くびき)とは、束縛を言い.解き放たれるとは、解放を言う… 本質的無知とは、無明を言い. 無明の闇を照らすとは、灯明を言う… 欲望に執するを、愛着と言い.欲望の炎に熱せられるを、渇愛と言う… 欲望を制するを、無欲と言い.欲望に制されるを、貪欲と言う… 自分に拘るを、自我と言い.自分が脱落するを、無我と言う… 宗ねとなる教えを、宗教と言い.真理を伝え.かくの如く来たりて、かくの如く去りゆく尊者を、如来と言う… 目覚め、乗り越え、解き放て… 無明に阿り、無…

  • 当たり前田のクラッカー

    世間の人は[当たり前の事]を当たり前とは思わず…[当たり前でない事]を当たり前だと思って暮らしている…だから何時も[当たり前の事]で泣いたり.笑ったり.怒ったり.哀しんだり.苦しんだり.悩んだりしている…そうとは気付かずに、今日も[私は正しい][私の考え方は間違ってない]と錯覚しながら、無明(本質的無知)の闇の中を盲目的に彷徨っている…まさに暗夜行路を行くが如し… [一切の形成されたものは苦(ドゥッカ)であると真に理解できたならば、それによって人は一切の苦を乗り越える…これが聖なる道である]汎ゆる現象は苦(ドゥッカ)であると正しく理解する事により、汎ゆる現象に対する執着の空しさ(空虚さ)を理解…

    地域タグ:台東区

  • 十二因縁

    資本主義社会.物質文明の真っ只中を生きている現代人は.好むと好まざるとに係わらず、感覚.感情.情緒.主観.自我意識につけ込む.所有の次元の事物への欲望(金欲.財欲.物欲.色欲.知識欲.情報欲.地位欲.権威欲.名誉欲.権力欲.健康欲.長寿欲.…)を煽る.偏り.如何わしく.作為的で不善な情報.媒体.知識.染脳(洗脳)に満ちて溢れた社会に晒され翻弄されながら豊かな社会の中で貧しい心を育んでいる事に気付く事も.疑う事もなく苦悩と不満を深めている…そんな社会には自分の意見を持たぬ依存的無思考な人達が増え.多数意見には無抵抗に賛同し.少数意見には耳を塞ぐような偏った人達が主流を形成するようになったり、[自…

  • 承認欲求

    大衆や社会から承認されたい.認めて貰いたいと過度に思うのは、本当は自分に自信がない証であり、他人や社会からの承認や是認により不安を取り除きたいと欲しているのである。しかしそうした無明の闇を、無明(本質的無知)な大衆や.偏り.歪んだ社会から承認され.認められる為に、大衆迎合的に社会迎合的に自分の信念や存在感を緩やかに殺して他人の尺度で生きてゆく事を選択する事に等しく、真理(真実.事実.現実.実相.本質)から遠ざかってゆく事に他ならない…まして奥深く微妙で難解なこの大宇宙の真理を説いている仏の教え仏教を大衆や社会に理解させるのは実に困難で骨が折れるものであり、何しろ世間と言うものには、事実を素直に…

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