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  • 仏 道

    釈迦尊(ブッダ)が到達された至高の真理(実現.事実.現実.実相)は、ナーガルジュナ(龍樹.マハーヤーナ)やブッダゴーサ(上座部.ヒーナヤーナ)を乗り越えた処に、顕現する。 仏道とは自己を習うことなり、 自己を習うとは自分を冷徹厳峻に見つめ、分析し、思惟し、気付き、自覚し、理解する事である。 道元禅師がいう自己を忘れるとは、私という自我意識とそれに発する感覚的妄想を脱落させる事であり、自我と妄想を断滅し自由な水の一滴とならん。 「人の心のその奥に仏も住むが鬼も住む」 理解しているようで理解できていないのが自分であり、制御しているようで感覚や煩悩に支配されているのに気付けず自分の心だと錯覚していた…

  • 物 欲

    物欲は果てしなく.空しきものなりて.しかも物欲に満たされることなし 人は[あれが有れば][これが欲しい]と生きる為には然程も必要でもないものにまで物欲に翻弄され短命な感覚的な喜びを積み重ねて幸福だと錯覚ながら真に満たされる事がない。 その本質を見極めて行けば、それは手段(付随物)としての便宜的な客体に過ぎないものであり、決して生きる主体的な目的でもなく苦(ドゥッカ)という本質が喜びという姿で一時的に現れている仮体に過ぎず、遠からず苦(ドゥッカ)は正体を現す。 それは取得した瞬間から毀損.劣化.破壊.盗難.喪失.維持.管理など汎ゆるドゥッカ(苦.悩み.心痛.哀しみ.不満…)の種は実ってゆくのだか…

  • 想 念

    貴方が見て.聞いて.感じて.思考して.認識している.この世界とは貴方の想念が描き出した虚像に過ぎないのです。 物質的.化学的.電気的.心的なエネルギー体が五つの要素として集まって機能(現象)する時.私という想念を生じさせ、外界の現象との出会いにより世界という想念を創造しているのです。 哲学者ショーペンハウエルが言った[意思と表象としての世界]も[生きんとする意志]も.言わば想念により自分観と世界観を生じさせているのだと仰った釈迦尊(ブッダ)の言葉に通じるものであり、思考.想い.感覚.感情に意識が向いた時に生じた想念であり、その想念に働いた意志が業(カルマ)という動機であり、想念に動機(カルマ)…

  • NIMBYシンドローム(ニンビィ症候群)

    日本の衰退の原因を社会では少子高齢化と捉える向きが大勢だが、その真実は日本社会を蝕んでいるNIMBY思想というニンビィ症候群に他ならない。 先ずNIMBY思想とは英語の[Not In My back Yard]の略であり[うちの裏庭にはやめてくれ]思想であり利己的な幸せを追求する余り、利己的な欲望に反する物事に対し怒りをぶつける心の貧しさ.卑しさであり、それは利己的な利益追求にはしり他者(受益者)の利益とのお互い様な関係性の上に成り立つ進歩を阻害して自ら衰退していった多くの過去の文明と今の日本の現状にも当て嵌まる病巣であり、これは建物や施設などに限った問題ではなく自我意識に病んだ人間の驕りが社…

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