海外赴任お試しトライアルの3か月が過ぎ 色々あったけれど何とかニューヨーク行きが確定し、ホッとしたのも束の間 これから本格的に準備をしなければならない。 まず日本の家をどうするか。 ニューヨーク滞在期間中は誰かに貸し出すか。 郊外の戸建てである。借り手がないワケではない。 が、借りるとなると子持ち…しかも就学児持ちの家族であろう。 そんな家族が数年間しか住めない戸建てを借りるだろうか? そもそも私たちが何年ニューヨークにいるか、実は分からないのである。 しかしいずれ絶対に帰国はする。その時はどうする?? アメリカの夏休みは長いと聞く。 夏休みは一時帰国したい。その時の滞在先は? 誰かに貸すとなると、家財道具を全部始末し家をカラにしなければならない。 デカもの(家電や家具)はニューヨークには持って行けない。 ではそれらを貸倉庫に預けるか?? 考えただけで..
夫がニューヨークへ去ったあと、残された私は一人で生活やら子どもたちの世話やら 渡航準備やらをしなくてはならなくなった。 まずは子どもたちを英会話に行かせた。 普通のクラスじゃダメですよ。ネイティブ外国人講師がいるところでないと。 英語はともかく、外国人の見た目から慣れないと。 下の子はまだ未就学児で、外国人を見たことがない純日本人なのだ。 次に予防接種。 ニューヨーク州ではどの注射が義務なのか。 ウェブで調べてから接種に行った。 普通の病院じゃダメですよ。英語でショットレコード書いてくれるところでないと。 となると、自宅からかなり離れた病院に行かねばならず わざわざ学校を休ませて行った。 (後のことになるが、これは無意味であった…) その他、海外子女教育振興財団というところに教科書を貰いに行ったり 学校から在学証明書を貰うのに英語バージョンでないとダ..
どこの会社でも似たり寄ったりなのだそうだが 海外赴任とは、いきなり赴任がスタートするのではなく お試し期間というか、トライアルというか とにかく仕事もするけれど適性も見極める3か月間というものがある…らしい。 「オレは取り敢えず先にニューヨークに行くから」 と言い残し、夫はあっという間に日本を去って行った。 ニューヨークは寒いから、コートを新調しなきゃ! あ!その他防寒具も必要だよね! 大きいスーツケース買わなきゃだなぁ。 うーーーん。スマホも新しくしなきゃ!(何故!?) 不安に駆られている私を余所に、いそいそと<自分だけの>渡航準備をし とっとと去って行った。 何故私が不安に駆られているのか? もしお試しトライアル結果がダメで、ニューヨーク話が立ち消えになったら 一体どうすんじゃい!という気持ちがあったからである。 トライアル期間に年度が..
国内引越のプロ(自称)である私でも、海外引越は初めてである。 こればっかりは夫の会社が業者を手配してくれ、その指示通りに準備を進めることになった。 荷物を2回に分けて出すのである。航空便と船便に。 航空便は渡航直前に出し、船便は荷物到着までかなりの時間がかかるため なんと!2か月前に出してしまうのであった。 うかうかしていたら、あっという間に時が過ぎてしまう。 とりあえず家の整理をしなければ。 そしてパッキングできる物はしてしまって…。と思いきや、業者曰く 「アメリカに持ち込めない物もあるため、お客様はパッキングしないで下さい。 全部私共がいたします。何と言っても海外引越ですから」 なるほど…じゃあラクか…ってなワケねーだろ!である。 「持って行く物・行かない物」「航空便にする物・船便にする物」など 細かく分類するのは当事者である私たちの仕事であって 業..
「ニューヨークへ行きたいかーー!?」 「おおーーーー!!」 …と勢いよく返事してしまったはいいが、やらなければならない現実問題に直面した。 そりゃそうだ。身一つで行くワケにもいかん。 さて一体どうすればいい? ま、夫の会社の命令よ。会社が何とかするんだろう…。 とりあえずニューヨークっていうんだから、日本人にとっては住みやすそうだ。多分。 日本人が多い地域に居を構えて、英語がチンプンカンプンな子どもたちのため 全日の日本人学校に入れ(英語をマスターさせようなどという欲はこれっぽっちもない)。 そしてニューヨークっつったらマンハッタンだよなぁ。 マンハッタンなら何をするにも便利そうだ。 ま、全ては会社が何とかしてくれるんだろう、何とか。 さてさてどんなステキなアメリカンライフが待っているのだろうかふふふふふ…。 なんていう私の考えは甘い!甘すぎるよ!であった..
某年某月 フツーの日常を送っていた私…と家族に、まさかこんな事が起ころうとは。 珍しく早めに帰宅した夫がリビングのドアを開けるなり、こう叫んだ。 「ニューヨークへ行きたいかー!?」 そのセリフを聞いた途端、頭の中には、かつての某クイズ番組のBGMが流れ出し 年がバレるが条件反射的に「おおーーーー!」と右手を挙げ、答えてしまった。 それが私と家族の、苦しくも楽しいニューヨーク生活の始まりであった。 「おおーーーー!」と勢いよく答えたはいいが、その後のことを何も考えていなかったという…。 子どもたち、どうすんの?とか、家はどうすんの?とか そもそも海外でやっていけんの??とか、考え出すとキリがない問題。 大体、海外なんてモノにはひとかけらの興味はなく いや旅行で行くのは大好きだけどね、歴史も文化も興味あるし でも暮らすのは絶対日本だな!ニッポンサ..
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