記憶に残ったテレビ番組で、「ETV特集 世界の中の日本画」というものがあった。 このテレビ番組をみた時期は、大学一年生の半ばだったような~二年生のはじめだったような…そんな感じの曖昧な記憶である。 今回の話の中心は、このテレビ番組になる。 学ぼうとする意志はあるのだけど… 僕が大学生になったばかりのはじめの頃は、少しでも日本画の事を知ろうとするが、何をどうしたら良いのかがわからなかった。 日本美術史の本も読みはしたけれど、本自体が簡潔にまとめられ、多くの情報を詰め込んでいる分、よけいに頭に入ってこない。 本屋や図書館等で見かけた本を、取りあえずは手にとって読みはする。 日本画といっても色々とあ…
補足的な話を、ここで2件書いておく。 いま書いている話は、動物画の後から継続して起こっている話なのだけど、書き綴る流れとしては、もう少し後に書いた方が良かったな?と考えてしまう処もある。 少し訂正しようかとも迷ったけれど、このまま書き進めることにする。 修正するとしても、それはまたブログの引越をする時があったら考えるけれど、もう面倒臭くて、その時が来ても修正はしない様な気もする。 いま書き綴っているのは昔の話だけど、こうして思い起こしていくことで、当時のことを夢に見てしまってもいる。 母から大学への手紙 母は大学へ電話をしていただけではなく、匿名で手紙も送っていた。 その手紙の存在を知ったのは…
時系列で考えると、母との喧嘩の話はここで止めることになる。 でも、時系列に沿って、母との喧嘩の話を小出しにするのも面倒なので、2~3年次でやっていた喧嘩の話は、ここでまとめて書いておくことにする。 一応、この母との喧嘩は4年次には収まってはいた。 母との喧嘩 (後半) 大学でのことで、僕と母が喧嘩を始め、割りと早い時期。 母は大学へ電話で連絡を取って、ある日本画の教員から事情や状況を聞いていた。 少し考えれば、そういう流れになることも予想は出来そうなものである。 でも当時の僕は、色んな意味合いから余裕がなく、そんなことを考えることもなかった。 母側も、大学の日本画教員から話を聞いたことを僕に話…
提出期限 S先生が僕に言ってきたことで、 『どんな事情があろうと、提出期限を1日でも過ぎれば、その課題は受け取らない。』 という話があった。 僕はこの言葉をその通りに受けとめていた。 しかし、後から同級生達をどう見ても、提出期限を過ぎながら、制作を終えていない場面を数えきれないほど見かけてしまう。 こんな言葉をかけられ、必要以上に厳しくされているのは僕だけでもあった。 でも、そんなことに気付くのは、もう暫く後になってから。 僕は、主にはS先生とのやり取りによって、ある程度描き進めた絵へのやり直しや方向転換を強要される。 下図相談で、どういう絵を描くかを説明して許可を貰っているのに、どうしてそう…
動物画の後の課題は、自由課題、植物画、自由課題、そんな風に続いたと思う。 もう昔の話であることと、課題への制作に集中できなかったことで、記憶も曖昧なことが多い。 だから、順番等は間違っている可能性もある。 アメーバブログで書いていた時は、断片的にしか思い出せないことが多く、ここで書いている話の幾つかは省いると思う。 それから、これから書いていく話も、僕の文章能力の問題から、この後の話と重複してしまう部分は出来てしまうだろう。 自由課題での模写 動物画の課題の最後の辺りで多くの画材を紛失したことで、そこからの課題にもその影響は受けてしまう。 動物画の後の自由課題では、水墨淡彩という感じのものをや…
この時の動物画の課題である猿の絵についても、僕は日本画の影という問題を、教員達とのやり取りから学びたい気持ちを持っていた。 ただ、そこには複雑な気持ちも絡んでいる。 当時の僕には、S先生やI先生やA先生(女子)の行う僕への指導や接し方に対して、どうしても悪意を感じてしまう。 考え方の違いや性格の不一致で、嫌われている部分は仕方ないだろう。 しかし、その嫌われている処から来る悪意によって、大学の課題のなかで、本来はやっても良いことを禁じられている様に思えてしまう。 そんな悪意の籠ったいい加減な指導を受けたくないという気持ちに対して、大学の助教授(I先生は非常勤講師ではあるが)という立場の者が、そ…
裸婦のデッサンの課題の後、動物画の日本画制作の課題が始まる。 花鳥画を学びたかった気持ち この課題に限った話ではないのだけれど、大学の課題制作の段取りとして、最初に小下図相談というのを毎回行わなければならない。 この動物画の課題では、その小下図相談から、S先生とのやり取りがうまくいかない。 課題に手をかける前から考えていたものは、風景や空間と一緒に動物が描かれている花鳥画の様なものだった。 「花鳥魚蝦畫冊」 画帖21図の1点 絹本着色 メトロポリタン美術館所蔵 明治20年頃 「Roosters, Chicks, and Morning Glories」 絹本著色 ウォルターズ美術館所蔵 189…
2019年12月6日(金)~13日(金)まで、ドラード和世陀さんにて、創作表現者展が開催されています。 作家さん100名規模での展示で、その出品作品のなかに、僕の絵も交えて展示していただいてます。 『微睡み』 アクリル画 SMサイズ 僕の絵に関しては、昔の想い出の女性を描いている訳ですが、この絵の女性像がその女性に似ているかどうかは、ちょっと自信がありません。 男性というのは、過去のことを引き摺る人が多い、とも言われています。 そういう意味合いから考えると、男性的な性質を持った人物画かもしれません。 僕の絵というのは、複数の人と絵を並べたときに、いつも浮いてる感がある気がします。 今回の創作表…
2018年5月より、横浜裁判所で民事訴訟を始め、2019年11月でようやく和解し、終えることが出来ました。 内容としては、何年か前に勤めていた会社へ、未払いの残業代請求を行ったものでしたが、相手会社からは泥試合に持っていかれ、最後まで苦労するやり取りとなりました。 裁判をやるかどうかでも、最初はかなり悩んだものです。 当初の会社側は、タイムカード上の勤怠記録には、労働の実態が無いとして、一切の支払いはしないと主張していました。 それでも裁判の結末には、タイムカード上で記録されている時間外労働、全てを支払ってもらう結果になったのです。 迷いながら裁判を起こし、苦しみながらも終わりまで持っていけた…
木炭デッサン 僕個人の意識では、木炭の扱いが上手くいかずに困っていた。 木炭紙(木炭デッサン用の画用紙) へ思うように木炭を乗せられず、出したい濃度の黒が出せないでいる。 浪人時代、一緒に頑張っていた洋画や彫刻の生徒達の木炭デッサンは、もっと濃い黒を木炭紙に乗せて、使いこなしていた。 あの時のみんな、やっぱり凄かったのだなぁ、などと何度も思い返したものだ。 S先生から確認した話では、提出は木炭デッサンでもよいことになっているから、デッサン期間の1週間はひたすら木炭デッサンをやろうと考える。 それをチラチラと見てくる何人かの同級生達は、繰り返し「あいつはまだ変なことをしている」といって、モデルさ…
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