chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • ごっこ遊び

    我が家には9才を頭に、男・女・男の3人の子どもがいる。 彼らの今夏からのブームは「銀魂(ぎんたま)ごっこ」 今夏ころ、第1弾の実写映画をテレビでみて以来 3人そろって大ファンに。 主要人物が、ちょうど男性2名・女性1名だったもの幸いし 毎日、3人で主要人物になりきって遊んでいる。 テレビ放送直後に公開された第2弾の映画も もちろん観に行った。 「銀魂ごっこ」の熱は冷めるどころか、高まるばかり。 映画のシーンの真似事もするが、3人がおのおののアイディアからなる脚本で遊んでいるのも 見ていて面白い。 脚本家・監督・俳優を3人それぞれが兼務。 場面場面で、阿吽の呼吸で脚本家になったり、俳優になったり…

  • サンタさんは、計算ドリルがお好き

    我が家は、9才を頭に3人の子どもがいる。今日は、頭の9才の王子様のクリスマスの話し。この9才王子、まだガッツリ サンタクロースを信じている。25日の朝、枕元にあったプレゼントを早速開けた王子。希望通りのゲームソフトが包み紙から顔をだし「あ~良かったぁ~」「やったぁ!」ではなく「あ~良かったぁ~」ん?ん?何故に安堵? サンタクロース代理業者としては気になるところだ。理由を聞いてみると友達のお兄ちゃんが、サンタさんに3年連続ゲームソフトを頼んだのに 3年連続「計算ドリル」だったんだ。だから、サンタさんはゲームはくれないって言うんだ そう、真面目な顔をして語る9才王子。・・・・・サンタさん、何か気持…

  • あのお肉を食べに行きたいよ~福島~

    お題「もう一度行きたい場所」 10年以上前になるが 子どもが生まれる前、夫婦2人で福島県へ旅行に行った。 肉が好物の主人のために「肉が美味しい」と評判の1件のペンションを予約した。 記念日だったので、数ある肉料理の中から奮発して「シャトーブリアン」を夕食にお願いした。 2人とも「シャトーブリアン」を食べたことなど 1度もない。 テレビのグルメ番組で出演者が「美味しい」と絶賛していたのを見たことがある程度。 しかし、味覚というのは人それぞれであり それにテレビ番組で「マズイ」とは言えまい。 だから、内心あまり期待はしていなかった。 ペンション到着前にみた、五色沼が思った以上に素晴らしく「これが見…

  • シビれる男たち

    先日、初めて男子のプロバスケットボールの試合を観戦した。シビれた。バスケットコートと、観客席が近くて 臨場感この上なし。白熱した試合展開。残り1~2分でも、どちらに転ぶか分からない。シビれた。バスケットといえば、四半世紀前に読んだ「スラムダンク」しか知らない ド素人の私が 目の前の試合に引きずり込まれる。密集したゴール下へ、彼だけが見えている道を疾風のごとく鮮やかに駆け抜ける。大男たちが、ゴールに入りそこないのボールを 身体をぶつけながら手をのばす。私の 目の前で すました顔で手品師たちは 次から次へと信じられないパスをつなぐ。気がついたら、初観戦のド素人が声をあげ 拳を突き上げていた。あぁ、…

  • 最近、ドラマ何みてる?から始まるコンビ

    誰にも言ったことはないし、相手にも言ったことはないが 私と2つ下の妹は理想のコンビだと思う。 2人姉妹の私たちは、小さい時こそ喧嘩はよくしたが 思春期に入ってからはしなくなった。 今は、住んでいるところも離れている。 お互いの誕生日にちょっとした贈り物をする以外、携帯などでのやりとりは ほぼない。 会うのは年に1~2度、実家近くのファミレスで2人で酒を呑む。 お互い、それを楽しみにしている。 本当は気の利いた居酒屋が良いが 子どもを寝かしつけてから行くので近い方が良かろうということだ。 2人とも酒好きだが、場所にも飲み物にもそこまでのこだわりはない。 それより話がしたいのだ。 話のとっかかりは…

  • ある日の姫様

    我が家は、3人の子どもがいる。兄と弟にはさまれた、真ん中のお姫様7才のお話。このお姫様、ちょいと欲張り。その日も帰宅すると、早速お菓子を見つけた。父親が、誰からかもらったのか 普段見かけぬ高級そうなお菓子。中を開けると、イチゴクリームがはさんである小さなパイ菓子が6つあった。兄弟3人で分けると、分け前は2つずつ。弟とご機嫌で食べていると、遅れて帰宅した兄が「なに食べているの?」と登場。2つ目を食べていた姫様、ササッとお菓子を1つ下に隠す。兄もお菓子に手をのばすが、自分の分が1つしかないことを すぐに察知。弟妹の手元には、包み紙が複数。お菓子が入っていた箱を確認すると内容量は「6個」と記載あり。…

  • 場面緘黙症の子ども時代

    お題「わたしの黒歴史」幼稚園~小学4年の頃まで、私は家族がいない場所ではほぼ喋らなかった。「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」というらしい。診断を受けたわけではないし、当時はそんな言葉はなかった気がするので 私がそうだったかどうか分からないけれど。家庭などでは話すことが出来るのに、社会不安(社会的状況における不安)のために、ある特定の場面・状況では話すことができなくなる疾患であるという。先生や友達と話したいと思うが「笑われたらどうしよう」「間違ったらどうしよう」「声がちゃんと出るだろうか」そう思うととても話すことが出来なかった。学校で手を挙げて発言するなんてことは、とうてい出来ない。教科書を…

  • 芽を出すとき。花を咲かすとき。

    我が家のベランダに植物がいくつかある。しかし、ほとんどが名前が分からない。何だか知らないが、気がついたら芽をだしているもの。私が食べた野菜や果物の種を適当に土に突っ込み 忘れた頃に芽をだしているもの。名前はわからぬが、出てきた葉は いとおしい。だが、ズボラの「いとおしい」は、水を時折やり、枯れたら仕方ないと諦める程度。その程度を「いとおしい」といっていいのか。しかしながら、植物は面白い。あるときは、虫に食い荒らされ 葉がなくなり丸坊主になったというのに 少ししたら元の姿より葉を多くして復活していたり。もう芽は出ない、花は咲かないと諦めていた頃に、ひょっこりあらわれたり。その面白さは 子どもも同…

  • 逆上がり

    父は忙しい人だった。朝は、私が起きる前に出掛け 帰宅は寝てから。休日も、出勤するか 接待ゴルフ。たまに家にいても、食事以外は起きてこなかった。だから、父とどこかに遊びに行った記憶は ほとんどない。そんな父が、私が小学3年のとき 鉄棒の逆上がりの練習に付き合ってくれた。父が休みの日曜に、朝早く 近所の公園で練習をした。運動神経抜群の父からすると、逆上がりごときが出来ない私の姿は きっとイライラしたであろう。でも、1度も怒らなかった。ずっと励まし、誉めてくれた。練習帰りは、必ず 近所のファミレスでいっしょに朝食を食べた。練習は1~2カ月続いた。その甲斐あって、クラスで1番最後に逆上がりができた。体…

  • ウインナーコーヒー

    私のコーヒーの思い出は、ウインナーコーヒー。「コーヒーの中にウインナーが入っているかと思った」なんてよく笑い話にもなる、あのコーヒーだ。実際は、ホットコーヒーの上にホイップした生クリームがのせてある。初めて飲んだのは、隣り駅の喫茶店。小学校5~6年生だったか。その日は、珍しく母と二人きりの外出だった。母は「昔、働いているときによく飲んだの」とウインナーコーヒーを注文。運ばれてきたコーヒーに蓋をするように、生クリームが上品にコーヒーを覆いかくしている。自分の前に置かれた、クリームソーダがやけに幼稚っぽくみえた。母にせがみ、少し飲ませてもらった。少し苦いようなコーヒーと甘い生クリームが、とろりと溶…

  • 我が家は美術館

    我が家には9才を頭に3人の子どもがいる。我が家の窓は汚い。壁も汚い。ついでに部屋のドアも。ふすまも。汚い理由は、掃除が行きとどいていないため。それと、子どもが落書きとシールを そこらじゅうに描いて貼るため。同年代の子どものいる家に、時折 お邪魔するが どこのお宅もきれいにしている。我が家のように 壁一面に落書きをしてあったり、窓すべてにシールが貼ってある家はない。部屋のドアは、子ども自信作という工作がテープで貼ってある。子ども自身が貼ったものだから、貼り方もまぁひどい。ふすまは、紙がビリビリに破けている。いつか、大掃除が必要だろう。壁紙も張り替えが必要だろう。でも、今はそのままにしている。私自…

  • 明日は、花屋に行ってみようか

    近くに花屋がある。 子どもが小さなときから、我が家の仏壇に供える花を買いに行った。 我が家の宗派は 「仏壇に飾る花はなんでも良い。花の種類より供える人の気持ちが大事」なんだそうだ。 だから、真っ赤なバラだろうが 大輪のボタンでもカサブランカでも構わないという。 私は花のことは分からない。 名前も分からないから「そこの赤いの」「となりの黄色いの」なんて具合だ。 花屋のショーケースを眺めながら オススメの花を店の人から聞く。 この前に買ったのは、紫とか青い花だったな。 今度は赤が良いかな。 部屋が明るくなるような感じがいいな。 黄色も素敵じゃないの。 白も混ぜてみようかな。 小さな仏壇だから、花瓶…

  • 初恋のピザ

    ピザハットがスポンサーだから書いたわけではないけれど、私が初めてピザを食べた場所はピザハットだった。 当時は「宅配ピザ」なんてなかった。 子どもの私が食べていたのは、いつも冷凍ピザだった。 正直、それほど美味しいと思わなかった。 あるとき、駅の近くにピザハットのレストランが出来た。 何度もそばを通ったけれど、親は入ることをなかなか許さなかった。 その店を通るといい匂いがして、ショーケースには冷凍ピザとは違う美味しそうなピザのサンプルがあった。 レストランに嬉しそうに入る人と満足そうに出てくる人。 そしてその声。 臭覚・視覚・聴覚は満たされているのに、肝心の「味覚」が、1番大事な「味覚」だけが満…

  • 煮干しの思い出

    私は関東出身である。祖父母の代からそう。この辺りだと、出汁をとるなら煮干し。初めて、煮干しの存在を知ったのは、小学校低学年だっただろうか。その日 台所にいた祖母が 「手品をみせてあげる」 と、妹と私に声をかけた。「なに?なに?」と喜んで妹と台所に駆け出すと お鍋の中に魚がいた。くるくるとお鍋の中を数匹の魚が気持ちよさそうに泳いでいた。「いい?おばあちゃんが呪文を唱えると、この鍋のお魚は泳ぐのをやめるの」「え~!?ホントに?」はたして、すべての魚は泳ぎをやめた。「すご~い!!すご~い!!おばあちゃん魔法使えるの?」「もう1度呪文を唱えると、また泳ぎだすよ~。ほらっ!」魔法でもなんでもない。水が沸…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、スミさんさんをフォローしませんか?

ハンドル名
スミさんさん
ブログタイトル
吾輩はズボラなるままに
フォロー
吾輩はズボラなるままに

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用