2025.06.13 一日一季語 水遊(みずあそび《みづあそび》) 【夏―生活―三夏】 叱らるるそばから撃てる水鉄砲 黛まどか 句集 北落師門第8句集『…
2025.02.28 一日一季語 寄居虫(やどかり) 【春―動物―三冬】
2025.02.28 一日一季語 寄居虫(やどかり) 【春―動物―三冬】 やどかりの抜けさうな殻引きずりて 永田満徳 第二句集『肥後の城』空の巻貝に宿を…
2025.02.27 一日一季語 入学試験《にふがくしけん》【春―生活―仲春】
2025.02.27 一日一季語 入学試験(にゅうがくしけん《にふがくしけん》) 【春―生活―仲春】 洗面の床びしよびしよや受験生 山本たくみ 「句と暮…
2025.02.26 一日一季語 春愁(しゅんしゅう、しゆんしう) 【春―生活―三春】
2025.02.26 一日一季語 春愁(しゅんしゅう、しゆんしう) 【春―生活―三春】 春愁の顔拭くふかふかのタオル 瀬戸優理子 「句と暮らす、道具。」俳句…
2025.02.25 一日一季語 菜の花(なのはな) 【春―植物―晩春】
2025.02.25 一日一季語 菜の花(なのはな) 【春―植物―晩春】 菜の花畑あかるい気絶ここにあった 宮崎斗士 「句と暮らす、道具。」俳句のための…
2025.02.24 一日一季語 春の水(はるのみず《はるのみづ》) 【春―地理―三春】
2025.02.24 一日一季語 春の水(はるのみず《はるのみづ》) 【春―地理―三春】 垂るる枝に離るる影や春の水 中西夕紀 句集「くれなゐ」「都市」主…
2025.02.23 一日一季語 土筆(つくし) 【春―植物―仲春】
2025.02.23 一日一季語 土筆(つくし) 【春―植物―仲春】 つくしんぼ立子を祖母と呼ぶ人と 歌代美遥 第二句集 ひらひらと跋文より「美遥!」星…
2025.02.22 一日一季語 猫の恋(ねこのこい《ねこのこひ》) 【春―動物―初春】
2025.02.22 一日一季語 猫の恋(ねこのこい《ねこのこひ》) 【春―動物―初春】 第1回 猫俳句大賞欄干は一本道や猫の恋 有本仁政 人間にとっては…
2025.02.21 一日一季語 鳥帰る(とりかえる《とりかへる》) 【春―動物―仲春】
2025.02.21 一日一季語 鳥帰る(とりかえる《とりかへる》) 【春―動物―仲春】 鳥帰るつまづく我を置き去りに 杉山久子 日本で見られる野鳥の多く…
2025.02.20 一日一季語 如月(きさらぎ) 【春―時候―仲春】
2025.02.20 一日一季語 如月(きさらぎ) 【春―時候―仲春】 如月や句碑をはみだす兜太の字 根岸善行 昭和から平成にかけて前衛俳句、社会性俳句の旗…
2025.02.19 一日一季語 春寒(はるさむ) 【春―時候―初春】
2025.02.19 一日一季語 春寒(はるさむ) 【春―時候―初春】 抽斗の底より画鋲春寒し 片山由美子 「抽斗」は机や箪笥などに取り付け、物を入れて抜…
2025.02.18 一日一季語 雛祭(ひなまつり) 【春―行事―仲春】
2025.02.18 一日一季語 雛祭(ひなまつり) 【春―行事―仲春】 吾が雛声を発せよ夕べ来る 松野苑子 俳句誌 鷹 平成5年6月号 鷹集より第三句…
2025.02.17 一日一季語 猫の子(ねこのこ) 【春―動物―晩春】
2025.02.17 一日一季語 猫の子(ねこのこ) 【春―動物―晩春】 裏返すたびかがやける子猫かな 櫂未知子 月刊―俳句界 2024年特集 猫と俳句…
2025.02.16 一日一季語 犬ふぐり(いぬふぐり) 【春―植物―初春】
2025.02.16 一日一季語 犬ふぐり(いぬふぐり) 【春―植物―初春】 哲郎は不死身なりけりいぬふぐり ともぞー 【終活俳句探偵団発足式】佐山哲郎喜寿…
2025.02.15 一日一季語 蝮蛇草(まむしぐさ) 【春―生活―初春】
2025.02.15 一日一季語 蝮蛇草(まむしぐさ) 【春―生活―初春】 蝮草と聞かされ指の先痛む 原 爽風 平(ふらっと)で句友の、原爽風さん。還暦の…
2025.02.14 一日一季語 バレンタインの日(ばれんたいんのひ) 【春―行事―初春】
2025.02.14 一日一季語 バレンタインの日(ばれんたいんのひ) 【春―行事―初春】 エレベーター満員バレンタインデー 金子敦 毎年2月14日に祝われ…
2025.02.13 一日一季語 雲雀(ひばり) 【春―動物―三春】
2025.02.13 一日一季語 雲雀(ひばり) 【春―動物―三春】 船頭にわたす百円雲雀揚ぐ 神蔵器 都内に唯一残る貴重な渡し場。寅さん、小説「野菊の…
2025.02.12 一日一季語 春一番(はるいちばん) 【春―天文―仲春】
2025.02.12 一日一季語 春一番(はるいちばん) 【春―天文―仲春】 春一番きつとさうだと思つたの 八木健 12日(水)は西から雨 全国的…
2025.02.11 一日一季語 建国記念の日(けんこくきねんのひ) 【春―行事―初春】
2025.02.11 一日一季語 建国記念の日(けんこくきねんのひ) 【春―行事―初春】 建国日硯海に水注ぎ足して 増成栗人 硯海とは、硯で、墨汁をため…
2025.02.10 一日一季語 駒返る草(こまがえるくさ《こまがへるくさ》) 【春―植物―初春
2025.02.10 一日一季語 駒返る草(こまがえるくさ《こまがへるくさ》) 【春―植物―初春】 駒返る草にひろげて新聞誌 夏井いつき 絶滅寸前季語辞典…
2025.02.09 一日一季語 春苺(はるいちご) 【春―植物―三春】
2025.02.09 一日一季語 春苺(はるいちご) 【春―植物―三春】 さびしさも養生のうち春苺 西住三恵子 昨日まで群馬での仕事で、群馬へ出張した。2…
2025.02.08 一日一季語 針供養(はりくよう《はりくやう》) 【春―行事―初春】
2025.02.08 一日一季語 針供養(はりくよう《はりくやう》) 【春―行事―初春】 境内のひかり集めて針供養 石井秀一 針供養は淡島神社(あわしま…
2025.02.07 一日一季語 春日(はるひ) 【春―天文―三春】
2025.02.04 一日一季語 春日(はるひ) 【春―天文―三春】 真東へ歩き春日へ入るごとし 正木ゆう子 温かみを感じる句。ところで、春分の日や秋分…
2025.02.06 一日一季語 野焼く(のやく) 【春―生活―初春】
2025.02.06 一日一季語 野焼く(のやく) 【春―生活―初春】 どこにでもゐる小林と野焼見に 仲寒蟬 俳句を始めた時はまだ30歳台だったがいつのま…
2025.02.05 一日一季語 薄氷(うすらい《うすらひ》) 【春―地理―初春】
2025.02.05 一日一季語 薄氷(うすらい《うすらひ》) 【春―地理―初春】 薄氷の縁よりひかり溶けてゆく 永田満徳 最強寒波 北陸中心に大雪警戒5…
2025.02.04 一日一季語 初午(はつうま) 【春―生活―初春】
2025.02.04 一日一季語 初午(はつうま) 【春―生活―初春】 二の午の神職役は宮大工 谷口智行 第64回俳人協会賞句集『海山』 (うみやま) …
2025.02.03 一日一季語 立春(りっしゅん《りつしゆん》) 【春―時候―初春】
2025.02.03 一日一季語 立春(りっしゅん《りつしゆん》) 【春―時候―初春】 立春大吉湧水のきらきらと 仙田洋子 旧暦では、「立春は1年の始まり…
2025.02.02 一日一季語 節分(せつぶん) 【冬―時候―晩冬】
2025.02.02 一日一季語 節分(せつぶん) 【冬―時候―晩冬】 節分や長蛇の列の恵方巻 冷泉花 恵方巻きは、恵方を向いて食べるとよいとされていま…
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2025.06.13 一日一季語 水遊(みずあそび《みづあそび》) 【夏―生活―三夏】 叱らるるそばから撃てる水鉄砲 黛まどか 句集 北落師門第8句集『…
2025.06.12 一日一季語 苔の花(こけのはな) 【夏―植物―仲夏】 岩辷る銀の水苔の花 東小薗美千子 角川俳句 2025年6月号結社歳時記 …
2025.06.11 一日一季語 鰺刺(あじさし《あぢさし》) 【夏―動物―三夏】 キュビスムの風はみづいろ小鰺刺 恩田侑布子 角川俳句 2025年 6月…
2025.06.10 一日一季語 心太(ところてん) 【夏―生活―三夏】 ところてん一蓮托生なる奢り 中原道夫 「心天」の歴史は古く、奈良時代に作られた…
2025.06.09 一日一季語 虎が雨(とらがあめ) 【夏―天文―仲夏】 虚ろなる埴輪の眼窩虎が雨 辻村麻乃 「篠」(すず)主宰結社「篠」のスローガンは…
2025.06.08 一日一季語 誘蛾灯(ゆうがとう《いうがとう》) 【夏―動物―晩夏】 ふくしまの闇なほ深く誘蛾灯 山本潔 防蛾灯・誘蛾灯は、農業におけ…
2025.06.07 一日一季語 海月(くらげ) 【夏―動物―三夏】 一つづつ海の振子として水母 岩淵喜代子 月刊―俳句界 2025年6月号動物を詠んだ…
2025.06.06 一日一季語 青芒(あおすすき《あをすすき》) 【夏―植物―初夏】 青芒銃剣で守る楽器倉庫 沢木欣一 前書:[「沖縄断片、六句」S…
2025.06.05 一日一季語 海亀(うみがめ) 【夏―動物―三夏】 海亀の旅のをはりは遠い国 今井杏太郎 海亀と人間の関わりは古くからみられ、童話中…
2025.06.04 一日一季語 夏の潮(なつのしお《なつのしほ》) 【夏―地理―三夏】 明日渡る島の聖地や夏の潮 橋本順治 月刊―俳句界 2025年 6…
2025.06.03 一日一季語 すててこ 【夏―生活―晩夏】 ステテコや男盛りも疾うに過ぎ 市堀玉宗 月刊―俳句界2025年6月号 作品10句 より…
2025.06.02 一日一季語 守宮(やもり) 【夏―動物―三夏】 寂寞とオフリミッツの夜の守宮 上地安智 月刊―俳句界2025年6月号俳句界 NOW …
2025.06.01 一日一季語 灼く(やく) 【夏―時候―晩夏】 ナミブ砂漠にて食糧の山羊と共寝の熱砂かな 中村和弘 第二十五回現代俳句大賞受賞「宿題…
2025.05.31 一日一季語 梅雨茸(つゆだけ) 【夏―植物―仲夏】 色白に生まれて蹴られ梅雨茸 大島雄作 角川俳句 2025年6月号作品12句 紙…
2025.05.30 一日一季語 夏の日(なつのひ) 【夏―天文―三夏】 夏日照る出窓のガラス開く角度 清水良朗 角川俳句 2025年6月号角度 作…
2025.05.29 一日一季語 袷(あわせ《あはせ》) 【夏―生活―初夏】 薄紅の袷の似合ふ女将かな 森田純一郎 角川俳句 2025年5月号作品12句 …
2025.05.28 一日一季語 郭公(かっこう《くわくこう》) 【夏―動物―初夏】 くわくこうの声に始まる保育園 柳堀悦子 俳句四季 2024年6月号掲…
2025.05.27 一日一季語 浮巣(うきす) 【夏―動物―初夏】 ゆつくりと雨が壊してゆく浮巣 松下カロ 香天 2025年5月 通巻79号招待作品…
2025.05.26 一日一季語 夏の蝶(なつのちょう《なつのてふ》) 【夏―動物―三夏】 かほ洗ふ水の凹凸揚羽くる 杉山久子 「水の歳時記365日…
2025.05.25 一日一季語 夏瘦(なつやせ) 【夏―生活―三夏】 夏瘦や食へなくなればすなはち死 仲寒蟬 角川 俳句 2025年6月号作品16句 …
2024.6.14一日一季語 蛞蝓(なめくじ《なめくぢ》) 【夏―動物―三夏】 おまへまで茹でてしまうたなめくじり 西野文代 茹でるということから、厨房で…
2024.6.13一日一季語 夏木立(なつこだち) 【夏―植物―三夏】 夏木立宇治は名所の多かりき 井上井月 井上井月(1822?−1886) いのうえ…
2024.6.12一日一季語 青梅(あおうめ《あをうめ》) 【夏―植物―仲夏】 水のごとくに青梅を籠に移す 鷹羽狩行 昭和後期から半世紀にわたっ…
2024.6.11一日一季語 安居(あんご) 【夏―行事―三夏】 床に入る足裏の汚れ夏安居 市堀玉宗 市堀玉宗句集『雪安居』(ゆきあんご)1997.0…
2024.6.10一日一季語 入梅(にゅうばい《にふばい》) 【夏―時候―仲夏】 九州は梅雨入りプーさん洗おうか はしもと風里 今年は梅雨前線の北上…
2024.6.9一日一季語 鮎釣(あゆつり) 【夏―動物―三夏】 囮鮎妙にいきいきしてゐたり 大牧広 鮎の友釣りは、強い縄張り意識を持つ鮎の性質を利用し…
2024.6.8一日一季語 紫蘇(しそ) 【夏―植物―晩夏】 紫蘇畑天の川より風吹けり 奥坂まや 天の川は、帯状に見える無数の恒星の集まり。地球から銀…
2024.6.7一日一季語 船遊(ふなあそび) 【夏―生活―三夏】 岩の壁岩の門ありて船遊び 鷹羽狩行 保津川川下り船転覆死亡事故(ほづがわかわくだり…
2024.6.6一日一季語 繭(まゆ) 【夏―生活―初夏】 忘れ物めく屑繭でありにけり 木暮陶句郎 屑繭は、絹糸にならない不良の繭。紡績絹糸・真綿など…
2024.6.5一日一季語 夜鷹(よたか) 【夏―動物―三夏】 喘鳴の木であり夜は夜鷹の木 佐藤鬼房 喘鳴とは呼吸をするときに音がすること。「キョキョ…
2024.6.4一日一季語 晒布(さらし) 【夏―生活―三夏】 買ひ足して何するでなき晒布かな 淵上千津 裃の素材は、「麻」が正式と決められていた。…
2024.6.3一日一季語 孑孒(ぼうふら) 【夏―動物―三夏】 羽根生えてぼうふらすでに飛ぶ構へ 窪満子 夏に向けて煩わしくなる“蚊”が今、深刻な脅威…
2024.6.2一日一季語 夏の潮(なつのしお《なつのしほ》) 【夏―地理―初夏】 遠洋の船団を組む青葉潮 大竹節二 暖流である黒潮と寒流である親潮の…
2024.6.1一日一季語 金魚売(きんぎょうり《きんぎようり》) 【夏―生活―三夏】 堂塔の日陰大和の金魚売 大堀鶴侶 金魚三大生産地とは、愛知…
2024.5.31一日一季語 螻蛄(けら) 【夏―動物―三夏】 夜をとぶ螻蛄身の軽重は灯を介し 磯貝碧蹄館 代掻きの際などは土を起こした際に水上に浮かんで…
2024.5.30一日一季語 蛍(ほたる) 【夏―動物―初夏】 蛍捕へし吾子の手は発光す 辻美奈子 2024/05/28 05:00 ウェザーニュース梅…
2024.5.29一日一季語 泰山木の花(たいさんぼくのはな) 【夏―植物―初夏】 そこからは見えぬ泰山木の花 高橋将夫 庭木や公園の樹木として植えら…
2024.5.28一日一季語 鰺(あじ《あぢ》) 【夏―動物―三夏】 鯵つりの竿を向けたる荒磯海 延川五十昭 ブランドアジの産地として全国的に有名な…
2024.5.27一日一季語 蛍袋(ほたるぶくろ) 【夏―植物―仲夏】 有刺鉄線の中のほたるぶくろかな 島田和子 日本全国に分布し、やや乾燥した草原…
2024.5.26一日一季語 沙羅の花(しゃらのはな《しやらのはな》) 【夏―植物―晩夏】 必衰の色を上枝に沙羅の花 舩越美喜 沙羅の花は,平家物語冒…