昨年10月の「花」からおよそ5か月ぶりとなる藤井風さんの新曲「満ちていく」。 風さんの歌唱と優しいメロディ・グルーヴに心が満たされる、ピアノバラードです。 ・満ちてゆく ピアノの穏やかなメロディと風さんの優しい歌唱で聞かせる1番、バンドサウンドと打ち込みによるグルーヴ感を増していく2番以降の展開・・・ シンプルだけど引き込まれる作りになっているバラードナンバー。 サビの「満ちていく」を強調するかのような自由さに満ちた歌唱は実に伸びやかで、ピアノを弾き語りながら歌い上げる風さんの姿が目に浮かぶかのよう。 特に、ピアノのみで構成されたイントロは王道のJ-POPバラードを意識した雰囲気になっているの…
春分の日となる3月21日、米津玄師さんの「LADY」が配信リリースされました。 少し前からインスタやTwitterの投稿で新曲が出そうな予感はしていましたが、思わぬリリースは嬉しいものですね。 今の季節にピッタリな、思わず恋をしたくなるような暖かさに満ちた良質のポップスが誕生しました。 ・LADY(ジョージア新CMソング) この恋が続こうと、または終わりを迎えたとしても日々は刻むー。 そんな営みを春らしいゆったりとしたメロディに載せて歌ったポップナンバー。 ホーンサウンドなどの華やかな音色とピアノの奏でるメロディラインがシンプルに心地よく、春の爽やかさを感じさせてくれます。 素直に恋をしてみた…
恥ずかしくってしょうがねえ/米津玄師 -あんたみたいな大人になるのは恥ずかしくってしょうがねえ-
11月23日に「KICK BACK」のシングルが発売されました。 米津玄師さんと言えばカップリング曲も魅力的なんだけど、今回の「恥ずかしくってしょうがねえ」は無責任な大人になりたくないという鋭いメッセージが込められた曲となっています。 アコースティックギターのノスタルジックなサウンド、ゆったりした心に染みるメロディと米津さんの味わい深い歌唱に引き込まれました。 ・恥ずかしくってしょうがねえ ノスタルジックなアコースティックギターの旋律が心に響くミディアムナンバー。 シンプルな音構成なんだけど、「恥ずかしくってしょがねえ」の直後に不協和音的な音の歪みを入れて聞き手を惹きつけるのが米津さんらしい仕…
KICK BACK/米津玄師 -幸せを願うだけでなく、時に努力も必要-
常に想像を超える楽曲で我々を圧倒させてくれる米津玄師さんですが。 チェンソーマンのOPに起用された新曲の「KICK BACK」は、まさにその言葉がピッタリ当てはまるなと。 イントロから鋭く刺さってくるベース音、荒々しく鳴り響くギターサウンド、がなるような米津さんの歌唱・・・ 大胆な転調に常田さんのアレンジも加わって、ただただ圧倒されました。 ・KICK BACK(アニメ「チェンソーマン」OP) チェーンソー音の起動音と鋭さ全開のベースラインで始まるイントロ、Aメロからサビにおけるスリリングで疾走感たっぷりのメロディ、大胆な転調が圧巻のCメロ、「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」をシ…
毎月のベストソング、7月より次点曲をなしにして10曲紹介していきたいと思います。 そっちの方が単純に紹介できる曲を増やせるかなと思いまして。 あと、しばらくの間はコメントなしでメモ代わり的な感じにしていきます。 ゲームをやる時間が増えたことで記事をじっくり書く時間が取れなくなりまして… では、7月分です。 2022年7月ベストソング ・雨燦々/King Gnu ヌー史上もっとも爽やかなメロディが存在感を感じさせるナンバー。 夏の通り雨が過ぎ去った後の晴れた空を表現しているのが見事で、芸術的な爽やかさと言いたいほど。 井口の歌唱も曲の情景に合っていて、表現力を増している印象。 曲の持つ美しさが圧…
雨燦々/King Gnu -悲しみを水に流して我々は生きていく-
雨上がりの青空が見せる輝きと夏の爽やかさ・・・ それをメロディとサウンドで表現した、ヌーの新境地とも言える1曲。 重厚なグルーヴも維持しながらなのが見事ですね。 ・雨燦々 随所で鳴り響く美しいストリングスの音色と爽やかなメロディが今までのヌーにない雰囲気を感じさせるナンバー。 井口の歌唱から感じる繊細さとリズム隊による重厚なグルーヴを維持しつつ、爽やかさが加わったことで雨上がりの青空をイメージさせる楽曲になっている印象です。 楽曲構成もイントロ・1番Aメロ~サビ、2番・Cメロからラストサビと全体的にシンプルなんだけど、その中で虹がかかる雨上がりの青空が見せる輝きを表現したことで芸術的な美しさと…
異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)/星野源 -見えないからこそ大切に-
言うことをきかない子供に対する脅し文句の定番「おばけが出るぞ」。 星野源さんの新曲「異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)」は、そんな言葉を源さんらしい風味が効いたキャッチーなメロディに載せて歌ったポップナンバーに仕上がりました。 リズミカルに「おばけが出るぞ」と歌い上げるサビは、程よく毒気を感じさせるのが素晴らしい。 ・異世界混合大舞踏会(feat.おばけ) 打ち込みによるサウンドを軸にしたリズムが心地よさを感じさせるポップナンバー。 軽やかだけど星野源さんらしいメロディとなっていて、思わず身を委ねたくなる仕上がりです。 「SUN」や「桜の森」をイメージさせるグルーヴというのでしょうか、彼な…
2月後半から続くロシアによるウクライナへの軍事侵攻、記録的な円安ドル高、食品類や燃料など様々なものが値上がりしたり… いろんなことが起こりすぎて心が落ち着かないまま過ぎ去った2022年上半期ですが、それでもいい音楽には出会えているなと思ってまして。 毎年恒例となる上半期の振り返り、今年も20曲を選びました。 本当はアルバムも決めたかったのだけど、そこまで聞き込めてなかったために断念。 というわけで、2022年上半期のベストソング20曲をどうぞ。 2022年上半期ベストソング20 ・ミックスナッツ/Official髭男dism 木の実(ナッツ類)の中に混じるピーナッツ(落花生)の気持ちを少数派で…
まさか6月中に梅雨明けするとは思いませんでしたね・・・ 暑さも夏本番って感じだし、7月・8月はどうなるのか。 例年以上の熱中症対策が必要となりそう。 それはさておき、6月のベストソングが決まりました。 ようやく追いついたので、近々上半期ベストソングも発表したいところ。 では、どうぞ。 2022年6月ベストソング5選 ・ミックスナッツ/Official髭男dism ジャズのグルーヴを感じさせるスリリングなイントロに引き込まれるナンバー。 Bメロまでの程よい緊張感からキャッチーさ全開のサビに移行する瞬間が圧倒的で、開放的な爽やかさを感じずにいられません。 自分を偽りながらでも生きていく決意を歌った…
マカロニえんぴつ「たましいの居場所 EP」 -ワクワクしながら生きるって必要-
アルバム「ハッピーエンドへの期待は」の完成度、「なんでもないよ、」がストリーミングにおいてロングヒットを続けるマカロニえんぴつ。 そんな彼らの今を感じさせる4曲を楽しめました。全曲マカえんらしさ全開なのは素晴らしいなと。 1.たましいの居場所 爽やかで明るいけど味わい深さを感じさせるメロディ、鋭いギターサウンドが効いたロックナンバー。 マカえんらしい違和感のない転調とピアノの音色を活かした楽曲は安定の良さがあります。 全体的に漂う爽やかさとサビの良質なJ-POP味を感じさせる味わい深いメロディも相まって、聞き手の心をしっかり掴む曲になっているのはお見事というべきか。 ロックバンドらしくギターサ…
Official髭男dism「ミックスナッツ EP」 -周りに擬態しながらでも生きていく覚悟-
ジャズのグルーヴを感じさせるスリリングなナンバー「ミックスナッツ」を軸に、表情やメッセージの異なる楽曲が楽しめる今回のEP。 ヒゲダンの今をしっかりと伝えてくれるものでした。 1.ミックスナッツ(アニメ「SPY×FAMILY」OPテーマ) ジャズのグルーヴを感じさせるピアノやベースラインに引き込まれるイントロ、スリリングなメロディがカッコいいポップナンバー。 Bメロまでの程よい緊張感からキャッチーさ全開のサビに移行する瞬間は圧倒的な存在感に満ちています。 演奏テクニックとグルーヴ感を押し出したAメロ~Bメロを経てのサビが解放感に満ちていて本当に素晴らしい。 緊張感と馴染みやすさのバランスが絶妙…
4月から楽しんでいる「あつまれどうぶつの森」の島クリエイトが楽しく、このブログを書く時間がなかなか取れないです・・・ ゲーム内でやることを決め、適度にやっていくブログの形にしてブログの時間も取るようにしたいですね。 というわけで、5月のベストソングも決まりました。 2022年5月ベストソング5選 ・M八七/米津玄師 壮大で美しいメロディ、力強くも優しさを感じさせるビートが背中を押してくれるポップナンバー。 全体的に重厚さを感じさせる仕上がりになっているんですけど、単に重低音を効かせただけで終わらず曲の壮大さを引き出しているのが見事。 ヒーローの強さを「痛みを知るただ一人であれ」と表現した歌詞と…
そろそろ上半期のベストソングを決める時期というのに4月のベストソングがようやく決まりました。 既に決まってはいたものの、「あつまれどうぶつの森」の島クリエイトが楽しくて。 それをやっていた結果、ブログの時間が取れなかったのです… というわけで、駆け足気味に4月ベストソングと行きましょう。なお、CDからの先行配信曲は対象外としました。(Official髭男dism「ミックスナッツ」、Uru「それを愛と呼ぶなら」、SEKAI NO OWARI「Habit」など) 2022年ベストソング5選 ・喜劇/星野源 家族をテーマにした、心が暖まるポップソング。 最近の星野源さんらしく、DAWによる打ち込みサ…
SixTONES「わたし(通常盤)」-いつのまにかわたしの心を奪っていく存在、それがSixTONES-
大人びた表現力で人を魅力し続けるSixTONES。 今回のシングルに入っている3曲もそれを感じさせてくれるものでした。 1.わたし(フジテレビ系月10ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」挿入歌) シックな雰囲気を纏ったピアノの音色、それを軸にした美しいメロディが心に入ってくるバラードナンバー。 より大人の色気を増した6人の歌唱は落ち着きに満ちた仕上がりで、聞き手をしっかりと惹きつけてくれます。 ストリングスのノスタルジックな音色も楽曲の良さを増幅させている印象で。 特に、「ありえない」の歌い出しから漂う切ない雰囲気は圧倒的なムードに満ちているのが見事。 「私が私じゃない」と変化に気づき…
3曲とも米津さんらしいセンス・世界観に引き込まれる仕上がりでした。 カップリング曲を含めて、いつもこちらの想像を超えてくるのは本当に見事です。 1.M八七(映画「シン・ウルトラマン」主題歌)壮大で美しいメロディ、力強くも優しさを感じさせるビートが背中を押してくれるポップナンバー。 ヒーローの強さを「痛みを知るただ一人であれ」と表現した歌詞は自分よりも人のために頑張るヒーローの姿を肯定しているかのよう。 2番のBメロから間奏~Cメロへの転調も自然な感じで見事な仕上がりで、ラストに向けての盛り上がりを増しているのがポイント。メロディの美しさと壮大さが目立つ曲ですが、程よい重厚さを漂わせているのも印…
早くも気温が20度を超えて暑くなって来ました。 熱中症にはなりたくないので、マスクは必要に応じてしていきたいものです。 GWの人出がどのくらいになるのか気になりますが、少しでも経済が回るといいなぁ。 遅れ気味ではあるものの、4月のオススメ楽曲レビューをどうぞ。 ・それを愛と呼ぶなら/Uru ピアノ主体のサウンドと優しさを感じるメロディ、Uruの透明な歌声が心に響くラブソング。 デビューから変わらない雰囲気の楽曲なんだけど、Uruの歌声が映える仕上がりになっているのはさすが。 ここまでピアノを軸にしたラブソングが多いとマンネリ化してくるんだろうけど、彼女の場合はそれが逆に良さとなってるんですよね…
ここ最近、テレビやネットのニュースは控えて新聞メインにチェックしてます。 毎日のように辛いニュースばかりで心が痛くなってしまって・・ ありきたりな言葉ですが、一日でも早く収まることを願います。 そんな中でも音楽は楽しんでいきたいものでして。 更新が遅れたものの、3月のベストソングがようやく決定。 いい曲が多いと選ぶのに悩んでしまいますね。 そんなわけで、3月は以下の10曲になりました。 2022年3月ベストソング ・カメレオン/King Gnu ピアノによる美しいメロディと井口の繊細な歌唱が印象的なバラードナンバー。 J-POPの王道を意識したメロディとヌーらしいグルーヴを感じさせるバンドサウ…
ミックスナッツ/Official髭男dism -本当はピーナッツなんだけど木の実として、自分を偽ってでも生きていく覚悟-
スリリングなメロディとキャッチーなサビの存在感。 ジャジーなんだけどポップに聞かせる、ヒゲダンの新たな魅力を感じさせる1曲です。 ・ミックスナッツ(アニメ「SPY×FAMILY」OP曲) ジャズのグルーヴを感じさせるスリリングなイントロ、そこからドラマティックに展開している楽曲に引き込まれるポップナンバー。 スウィングするピアノによるメロディとベースのうねりが生み出すグルーヴは新たなベクトルからヒゲダンの持ち味を生み出すことに成功している印象。 Bメロまでの程よい緊張感とキャッチーさ全開のサビから感じさせるギャップが印象的で、テクニカルながらもポップ加減の塩梅によって聞きやすくなっています。 …
「SPY×FAMILY」の世界観を大事にしつつ、家族とはどういうものかを描いた歌詞に引き込まれました。 打ち込みなのに暖かさを感じさせるアレンジが素晴らしい。 ・喜劇(アニメ「SPY×FAMILY」ED曲) 家族をテーマにした、心が暖まるポップソング。 洋楽テイストやR&Bの落ち着いたリズムを取り入れたことで、どこか洗練されたポップスとなりました。 日常で感じることを歌った歌詞やサビの落ち着いた雰囲気にいい意味で安心感が漂ってるんですよね。 生音は控えめなんだけどどこか優しさにも満ちたアレンジだからこそ、このように感じられるんだろうなと。 最近の星野源さんらしく打ち込み主体の曲ながら、ブラック…
今年も桜の季節が終わってしまいました。 近所の桜はすっかり葉桜に・・・ それはさておき、4月の新曲をぼちぼちチェック出来たので少しずつ取り上げていきたいなと。 良曲が多いのでしっかり楽しみたいですね。 では、どうぞ。 ・SPACESHIP/WurtS シンセの絶妙なエレクトロミュージック感がたまらないポップナンバー。 サウンドの雰囲気は00年代っぽいんだけど、EDMのドロップ的を彷彿とさせる主張の強いメロディを入れたことで存在感のある曲に仕上がってます。 タイトル通りの浮遊感が宇宙に浮かぶ宇宙船をイメージしているかのようで素晴らしい。 リズムの良さもあって、一種のダンスミュージックとしても完成…
急でビックリしましたが、高知県内TSUTAYAのCDレンタルがほぼ撤退だそうで。 4月から御座店のみとなったことで、私のCDレンタルライフは終わりを告げることとなりました。 サブスクを導入していたので既にレンタル頻度は減っていたものの、ジャニーズ系アーティストの音源をじっくり聞くのには助かっていたんですよね。 これも時代の流れとはいえ、何だか寂しいものがあります。 これからはサブスク、ituneでの楽曲購入、CDの購入をバランスよく活用して音楽を楽しみたいところです。 それはさておき、3月分のオススメ曲第4弾をどうぞ。 ・まつり/藤井 風 華やかさを感じさせるピアノのイントロ、R&Bを意識した…
高知では桜が見ごろを迎えました。 自分のウォーキングルートでもいい感じに咲いていて、すっかり春になったんだなと。 音楽と共に季節感を楽しんでいきたいものです。 では、今回のオススメ曲をどうぞ。 ・双葉/あいみょん 90年代J-POPの良さを大切にしたメロディが安心感を感じさせるポップナンバー。 サビの優しいメロディ、ギターソロがアクセントになった間奏といいJ-POPの王道をしっかり押さえてる印象。 特に、サビの伸びやかさはこれぞJ-POPという繊細さに満ちているのが素晴らしい。 これといって新鮮さはないものの、安定したメロディの良さだからこそ聞いていてホッとします。 大人になった自分からのメッ…
いろいろ先行きが不安な情勢ですが、楽しむ時は楽しむようにしなければ… 最近になってそれを改めて感じるようになりました。 3月もいい曲が多いので、何とか感想はアップしていきたいものです。 では、どうぞ。 ・アヴァン/Eve 疾走感のあるメロディと勢いに満ちたギターサウンドが印象的なロックナンバー。 低音と高音を使い分けた歌唱はEveらしさに満ちていて、引き込まれるものがあります。 メロディの良さだけでなく、歌い手らしく歌声で心を掴むのはさすが。 言葉のリズムを意識しながらも諦めないことの大切さを伝えてくれる歌詞も印象的。 メッセージ性も含めて、ストレートな1曲です。アヴァン - song by …
3月に入って暖かくなって来ました。 寒さも和らいで来て、これから春らしさが増していくのでしょう。個人的には花粉症に悩まされる季節ですが、薬を飲んで少しでも症状を軽くして乗りきりたいなと。 それはさておき、2月のベストソングが決まりました。 自分の好みを踏まえて10曲に絞らないといけないので、意外と悩みますね。 今回はこんな感じに・・・ 2022年2月ベストソング ・POP SONG/米津玄師 初期の米津楽曲を彷彿とさせる奇妙さを含んだメロディ、軽やかなリズムがクセになるポップナンバー。 歓声から始まるイントロ、ふいに入ってくる「猫足のバスタブでフライバイ」というフレーズの存在感に遊び心を感じま…
少し落ち着いて来たように感じるコロナ、ウクライナ情勢… 不安定な世の中だけど、音楽は楽しんでいきたいところ。 というわけで、毎月出る曲からオススメ曲を少しずつ取り上げていけたらなと。 今回から3月のオススメ曲になります。 ・交差点/あたらよ ずっと側にいてくれたのに君はどこへ行ってしまったんだろう・・・ もういないことは分かってるんだけど、それでも追いかけてしまうもどかしい感情を爽やかなメロディに乗せて歌い上げたロックナンバー。 力強さも感じさせるギターサウンドからは切なさを漂わせてないものの、一つ一つの言葉が重く刺さってくるのがあたらよらしい1曲。 間奏のギターソロも含め、サウンド面に注目し…
都市の日常や表情を音楽で表現した2ndアルバム「CITY」の完成度が素晴らしいものだったSixTONES。 約二か月でリリースされた今回の「共鳴」はジャジーでスリリングな楽曲となっていて、彼らの新境地を感じずにいられません。 歌詞に込められたメッセージの強さを表現する歌唱も印象的。 1.共鳴(アニメ「半妖の夜叉姫」OP曲) スリリングな雰囲気のイントロからジャジーに流れるメロディへ変化していくメロディがシンプルにカッコいいロックナンバー。 Bメロでクールダウンする箇所のジャズ要素、サビ終わりで感じさせる歌謡曲っぽさは彼らの魅力を最大限に引き出した印象。 色気を感じさせる間奏からCメロ→ラップパ…
3月になりましたが、まだ肌寒いですね… コロナは減って来たものの、予防はしっかりとしたいもの。 それはさておき、引き続き2月のオススメ楽曲を紹介していきます。 ・果てることないダンス/Lucky Kilimanjaro EDMを意識した楽曲構成、リズミカルな語感の良さがクセになるダンスポップ。 熱気を感じさせるポップミュージックに仕上げながらも、洗練されたシンセサウンドの雰囲気に都会らしい落ち着きを感じさせる印象です。 上品さに満ちた歌唱もそれを引き立てているのが見事。 果てることないダンス - song by Lucky Kilimanjaro Spotify ・ともだちに戻るよ/杏沙子…
ピアノ主体でスローテンポのバラードナンバーながら、ヌーらしいグルーヴと美しいメロディに魅了されました。 3分という短さを感じさせないほどの濃密さに圧倒されます。 ・カメレオン(ドラマ「ミステリと言う勿れ」主題歌) ピアノによる美しいメロディと井口の繊細な歌唱が印象的なバラードナンバー。 王道J-POPを意識したメロディとヌーらしいグルーヴを感じさせるバンドサウンドを程よく組み合わせ、シンプルだけど聞きやすい曲となっています。 全体的にメロディ重視の楽曲だからか非常に分かりやすいんですよね。 中盤からラストに向けてグルーヴ重視になる盛り上がり方、「僕の知らない君は誰?」と投げかけて終わるラストの…
Alexandros「Rock The World/日々、織々」 -ポジティブさ=ドロスらしさ-
2022年もポジティブにー。 ドロスの前向きさをシンプルに感じられる2曲が誕生しました。 1.Rock The World(映画「グッバイ、ドン・グリーズ」主題歌)人は困難や辛いことを乗り越えることで強くなれるー。 そんな時こそ一生懸命になろうと歌った歌詞が背中を押してくれるロックナンバー。 ストレートなギターサウンドとピアノが織り成すメロディの持つ疾走感にがむしゃらさを感じずにいられません。 手数の多さで攻めるドラム、爽やかでありながら攻め込んだギターのリフはドロスらしい仕上がりとなっていて一種の安心感があります。 ガツンと聞かせる間奏のギターソロも圧巻の一言で、彼らの技量に引き込まれました…
日々リリースされる新曲、意外と多くて追いつきませんね・・・ どうにかして頻度を上げたいところだけど、曲の感想を文章で表現するのは大変なんだなと今更ながら感じてたり。 楽したい自分と戦いながら更新していきたいと思うので、よろしくお願いします。 では、今回のオススメ5曲をどうぞ。 ・Blue Thermal/SHE'S ピアノの爽やかな音色を軸としたメロディ、美しくも力強いバンドサウンドが開放感を感じさせるポップナンバー。 サビにおける軽やかなリズムと二番目のAメロで入るギターサウンドは程よい高揚感を持たせている印象で、これから先の未来に対する希望を歌った歌詞のメッセージ性を引き立てています。 楽…
ミスター/YOASOBI -私にとってなくてはならない存在の大切さ-
小説を元に新たな曲を作りあげる音楽ユニット・YOASOBI。 2022年初となる新曲「ミスター」は80年代テイストを色濃く感じさせるシティポップとなりました。 オシャレでスタイリッシュなメロディ、サウンドに引き込まれます。 ・ミスター80~90年代シティポップの雰囲気を感じさせるメロディ、サウンドがオシャレなポップナンバー。 今までの曲に比べて洗練された楽曲になっており、ikuraの歌唱から大人っぽさを感じられる仕上がりになっています。 YOASOBIらしく王道J-POPを意識したメロディはそのままに、ドラムの乾いた音像とちょっと懐かしいサウンドに80~90年代の色を感じられたりとJ-POPの…
2月に入ってもコロナが減らないですね… こんな時こそ、いろいろ音楽を聞いていきたいものです。 というわけで、今月もオススメ曲を紹介していきますよ。 ・Space Traveler/TAIKING 宇宙空間をイメージしたシンセサウンドと軽やかなリズムによるグルーヴが心地よいポップナンバー。 シティポップのようなオシャレ感を持たせながらもキャッチーさに満ちたメロディは、落ち着いていて非常に聞きやすい。 ギターの伸びやかなサウンドも夜ならではの解放感を感じずにいられません。 Suchmosのギタリストらしく、しっかり聞かせるナンバーになっているのは流石。 Space Traveler - song …
一回しかないサビや目まぐるしい転調、独特のセンスに満ちたメロディー・・・ いい意味で遊び心を感じさせる、米津さんならではのポップソングが完成しました。 ・POP SONG(「PlayStation CM」ソング」) 中世ヨーロッパの賑やかさとカラフルな世界観をイメージしたメロディが独特のセンスを感じさせる、米津節に満ちたナンバー。 サビはキャッチーでありながら、後半で頻繁に繰り返す転調と不思議な雰囲気を漂わせるメロディが融合したことで聞き手にインパクトを与えています。 曲を彩る一つ一つのサウンドも表情豊かに仕上がっており、アコーディオンやピアノ、グルーヴを生み出すベース音など思わず耳を奪われて…
2022年も2月に入りました。 というわけで、月ごとのベストソングを今年もやっていきます。 これまでと同じく、その月にCDか配信限定でリリースされた曲は対象として選ぶ形にしました。 例えば、CDに先駆けて先行配信された宇多田ヒカル「BADモード」の収録曲は2月分としてカウントする感じですね。 そんなわけで、1月のベストソングは以下のようになりました。 2022年1月ベストソング ・Rosy/SixTONES まくし立てる歌唱と疾走感のあるギターサウンドが尖ったナイフのように刺さってくるロックナンバー。 SixTONESの曲の中でも攻撃的な仕上がりになっていて、歌詞の語感が生み出すリズムと相まっ…
2022年もいい曲に出会えているなと感じる今日この頃。 そんなわけで、今回は6曲を取り上げました。 ・「知りたくなかった、失うのなら」feat.純猥談/あたらよ 失ってしまった時の後悔を歌った歌詞、エモーショナルなギターサウンドの力強さが印象的なギターロック。 熱量を感じさせるギターサウンドで歌詞に描かれた切なさを表現しているのが見事で、メロディと共に伝わってきます。 ・灯火/優河 味わい深さの中に堂々とした佇まいを感じる歌唱、ゆったりしたテンポのメロディが心に染み渡るミディアムナンバー。 灯火のようなゆらぎをイメージさせる歌唱は単に暖かさを持っているだけでなく、J-POPの枠に収まらない魅力…
「〇年△月気になる曲」と題して行っていた新曲紹介、今回からオススメ曲にタイトルを変更します。 気になった曲はCDを購入した音源も含めてSpotifyのプレイリストに入れているんだけど、タイトルを変えた方が個人的にオススメしたい曲を紹介しているのが伝わるかなと思ったんですよね。 1記事に紹介できるのはこれまでと変わらず5曲ですが、ペースを上げて更新できたらと思います。 では、どうぞ。 ・摩天楼/iri スタイリッシュなリズムを刻むビートの重厚さとメロディの軽快さが心地よいポップナンバー。 シンセの華やかな音色は楽曲に彩りを与えている印象で、曲名である摩天楼を表現しているかのよう。 サビにおける「…
ふと思ったけど、ソニー系アーティストが意外と良曲を発表してるような。今回取り上げている5曲のうち、4曲がソニー系でした。 それはさておき、気になる曲の第2弾です。 ・朝が来る/Aimer 負った傷や悲しみを乗り越えて生きることの強さを歌った歌詞、和を意識したメロディが心に響く一曲。 来る新しい朝を希望に見立て、悲しみの中でも生きていく強さを描いているのが印象的。 Aimerの儚げな歌唱も曲の持つメッセージを引き立てるものとなっていて、サビの疾走感と共に新しい朝に対する前向きな気持ちを感じさせてくれます。 壮大な雰囲気な曲でありながら、重苦しくない仕上がりになっているのは作曲者の梶浦由記さんの成…
昨年からやってる気になる新曲感想、今年も5曲ずつ取り上げる形で続けていこうかなと。 では2022年最初の気になる新曲感想をどうぞ。 ・裸の勇者(アニメ「王様ランキング」OP)/Vaundy 真っ直ぐなギターサウンドとメロディが爽快なロックナンバー。 イントロの心地よいカッティングから掻き鳴らされるギターサウンドへの変化、開放感に満ちたサビとギターロックの王道をなぞった楽曲は安定の良さがあります。 特に目新しさはないものの、Vaundyらしい気だるげな歌唱とメロディセンスで聞かせてくれる1曲に仕上がりました。 愛する存在を守るために全てと向き合っていく者の重圧を歌った歌詞も心に刺さって来るものと…
Anarchy/Official髭男dism -この状態から抜け出したい-
年が明けてから既に8日目となりました。 忙しくて挨拶が出来ませんでしたが、2022年も音楽感想やアニメ感想をメインに更新していくのでよろしくお願いします。 それはさておき、昨年リリースのアルバムが記憶に新しいヒゲダンの新曲「Anarchy」が早くも配信されました。 グルーヴ感はそのままに、今までにないカッコよさを感じさせるメロディが印象的な1曲となっています。 ・Anarchy(映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」主題歌) 無機質で機械的にうねるグルーヴが圧倒的な存在感を生み出しているポップナンバー。 一聴すると軽やかに聞こえるんだけど、どことなく無機質さを感じずにいられないのがポイント。 …
いよいよ2021年も大晦日ですね。 今年は9月からの忙しさで後半に入ってからあっという間に過ぎ去った一年だったと感じました。音楽は変わらず楽しめたものの、ブログを書く時間が少ない状況なので毎月のベストソング記事も駆け足気味に… というわけで、今年の年間ベストソングは手短に紹介していきたいと思います。 2021年ベストソング ・きらり/藤井 風 先の展望に対する期待を感じさせる歌詞、開放的なメロディが印象的なポップナンバー。 力強いビートによるリズム、藤井風さんの伸びやかな歌唱は曲の前向きさを最大限に引き出しています。 今年もコロナ渦でどんな一年になるか心配だったけど、この曲の前向きなエネルギー…
クリスマスも終わってすっかり年末になりましたが、遅れていた11月のベストソング5選がようやく決定。 並行して2021年ベストソング20選も考えているので、何とか年内に公開できればと思ってます。 というわけで、11月のベストソングはこんな感じになりました。 2021年11月ベストソング5選 ・君に夢中/宇多田ヒカル ピアノの儚い音色と規則なリズムを刻むトラックが程よい印象になった1曲。 ヒップホップを意識した語感など、サウンドから歌詞まで宇多田らしい世界観に満ちているのが圧倒的。 異質なのにポップミュージックとして完成しているのもポイント。 https://t.co/MkAR0odqig ・EV…
1日にCDでリリースされたシングル「BOY」とカップリング曲の「F.O.O.L」が彼らの二面性を感じさせてくれたKing Gnu。 間髪入れずに配信された「一途」も彼らの魅力たっぷりでした。 疾走感の中にあるグルーヴ感がたまらないロックナンバーで、シンプルながらもヌーらしい1曲です。 ・一途(劇場版「呪術廻戦 0」主題歌) スリリングなギターサウンドとメロディの勢いが一途な感情を表現したロックナンバー。 バンドサウンドのみで構成された曲でありながら、かき鳴らされるギターサウンドから感じられるグルーヴの重厚感に圧倒されます。 イントロからアウトロまで疾走感に満ち溢れた仕上がりなのに、曲の持つ存在…
2021年も早いもので12月になりました。 9月から続く忙しさの影響でほとんでブログの更新をしてなかったので、今更ながら10月のベストソングをご紹介。 去年のことを考えればこの忙しさはありがたいことでもありますが。 何はともあれ、どうぞ。 2021年10月ベストソング ・ツバメ(feat.ミドリーズ)/YOASOBI みんなの歌を意識した優しいメロディが心に響くポップナンバー。 日本らしさを感じさせるサビのメロディ、軽やかなリズムはシンプルながらすごく印象に残る仕上がり。 ミドリーズによるコーラスもサビの爽やかさを増幅させていて、聞き終わった後は多幸感に包まれます。https://t.co/y…
ツバメ(feat.ミドリーズ)/YOASOBI --認め合うこと、許しあうこと-
カラフルで優しいメロディ、軽快なリズムが非常にキャッチーなポップナンバーに仕上がったYOASOBIの新曲「ツバメ」。 三味線の音色や子供たちのコーラスも含め、優しさに満ちた1曲となりました。 ・ツバメ(feat.ミドリーズ)/YOASOBIYOASOBIらしいピアノサウンドと三味線の奏でる優しいメロディが心に響くポップナンバー。 日本らしさを感じさせるサビのメロディと馴染みやすい軽やかなリズムは、シンプルながらすごく印象に残ります。 ありがちなんだけど、キャッチーという言葉がまさにピッタリと言うべきか。 ミドリーズによるコーラスもサビの爽やかさを増幅させていて、多幸感に包まれました。 YOAS…
あいみょんにしては珍しく打ち込みを取り入れたサウンドが印象的な新曲の「ハート」。 無機質な仕上がりかと思いきや、暖かさに満ちたミディアムバラードとなっていました。 恋をした瞬間に感じるドキドキ感を描いた歌詞と相まって、心が暖かくなります。 ・ハート 恋が始まる瞬間のドキドキー。 高まる心臓の鼓動をイメージした打ち込みによるゆったりめのリズム、優しさを感じさせるシンセの音色が暖かいミディアムバラード。 一聴すると無機質なんだけど、アコギやピアノのサウンドが入ることで程よい優しさに引き込まれる曲となりました。 普段より穏やかな印象が漂うあいみょんの歌唱も含め、暖かさに満ちているのが本当に素晴らしい…
クレイジーさも感じさせるビートに圧倒されっぱなしの1曲でした。 新曲の「Cube」は星野源さんの新境地を感じずにいられません。 ・Cube 複雑だけど程よいテンポのビートがいい意味で心地良さを感じさせるポップナンバー。 高速で刻まれるビートはポップでありながら、クレイジーさも漂わせた仕上がりになっています。 畳み掛けてくるメロディとサウンドはとにかく圧倒的で、星野源さんの楽曲センスを改めて感じずにいられません。 箱に閉じ込められた状況から抜け出したい気持ちを描いた歌詞と相まって、すごく開放的な楽曲となっているのが見事。 「世の中に漂う閉塞感をぶち壊したいー。」 そんなメッセージを楽曲全体でしっ…
BOY/King Gnu -がむしゃらに頑張ることは素晴らしい-
安定したグルーヴ感とカラフルさをイメージしたキャッチーなメロディが印象的なポップナンバーでした。 ポップに振りきりながらも、グルーヴ感を堪能させてくれるのは流石です。 ・BOY(アニメ「王様ランキング」OP曲・2021年12月1日CD発売)ヌーらしいグルーヴはそのままに、バイオリンなどの暖かい音色が優しさを感じさせてくれるポップナンバー。 非常にカラフルなイメージのサウンドとなっていて、すごく聞きやすい仕上がり。 井口の繊細なボーカルが楽曲と非常にマッチしているのもポイントで、曲の暖かさと優しさを増幅させています。 それでいて、ノイジーなサウンドに転調する間奏も圧巻。 騒がしいのではなくテクニ…
9月は思わぬ忙しさで音楽をチェックできませんでした… それでも、ベストソングは何とか決めることが出来てホッとしてます。 手短になりますが、9月のベストソングはこんな感じに。 2021年9月ベストソング5選 ・大正浪漫/YOASOBI 現代と大正、時を越えた恋愛模様を描いたラブソング。 「お互いに好きで会いたいけど会えない」、そんなもどかしさが描かれた歌詞はコロナ禍における恋愛事情に通ずるものがあります。 対面で会うことの大切さをさりげなく伝えようとしているのが印象的です。 楽曲面ではレトロな歌謡曲を意識したアレンジと疾走感のあるメロディが素晴らしく、非常に凝った印象。それをあくまでもJ-POP…
デビュー時からずっと勢いに乗っているYOASOBI。 2021年は初のCDと5曲を既に発表と精力的に活動しています。 そんな彼らが今年6曲目となる「大正浪漫」を15日にリリースしました。 時を超えた恋愛模様が描かれた、レトロでロマンチックなラブソングとなっています。 歌謡曲的なアレンジは必聴と言える仕上がり。 ・大正浪漫 現代と大正、時を越えた恋愛模様を描いたラブソング。 レトロな歌謡曲を意識したアレンジと疾走感のあるメロディが懐かしさを感じさせる仕上がりで、メロディの良さは今までの彼らの曲でも一番だと感じました。 それをあくまでもJ-POPとして聞かせているのがYOASOBIらしい。 ラスト…
本来なら9月中旬までに更新したかった2021年8月のベストソング記事。 ですが、思わぬ事情で仕事が多忙になってしまいました。 マイナスなことではなく、むしろいいことなので気を抜かずに乗り切っていけたらなと。 というわけで、2021年8月のベストソングはこんな感じです。 2021年8月ベストソング ・マスカラ/SixTONES いい意味でジャニーズのイメージを壊してくれる、色気たっぷりのナンバー。 常田大樹による洗練された洗練されたメロディとサウンド、メンバーの表現力が素晴らしい。 ノイジーなギターサウンドやスタイリッシュなリズムの楽曲に負けず歌い上げるメンバーの歌唱は圧巻。 SixTONESら…
燃えよ/藤井 風 -燃え尽きるほどの情熱を燃やしながら全力で-
5月に配信された「きらり」が好調な藤井風。 そんな彼が2021年第三弾となる新曲「燃えよ」を9月4日に発表しました。 R&Bの上品なグルーヴと情熱的なサンバのリズムに引き込まれる、クールでありながら熱量を感じさせてくれる1曲です。 ・燃えよ洗練されたR&B空気の空気と熱いサンバのリズムを取り入れたリズミカルなポップナンバー。 前半の心地よいグルーヴから少しずつ熱を帯びてテンポアップするメロディが本当に情熱的で、圧倒的な熱量を感じさせてくれます。 1番のAメロからサビに至るまでは上品さを感じさせるグルーヴなのに、そこから少しずつ熱を増していくメロディに引き込まれてしまいました。 2番からラストに…
更新を後回しにしていた2021年7月のベストソング5選記事。 気が付いたら8月も終わりに差し掛かってしまいました。 急激にコロナが増えてますが、変わらず予防は意識したいものですね。 それはさておき、7月のベストソングはこんな感じになりました。 2021年7月ベストソング ・Permission to Dance/BTS エド・シーランによるキャッチーで軽快なメロディが爽やかなポップナンバー。 サビの馴染みやすいメロディの存在感、メンバーそれぞれの声質を活かしたボーカルワークは一回聞いたら忘れられません。 ポップスに振り切ったアレンジも印象的。 ・三原色/YOASOBI カラフルな音色のピアノサ…
水平線/back number -一人だけでも認めてくれる人がいるのなら頑張れる-
昨年8月にMVが公開されていたback numberの「水平線」。 今年の8月13日にようやく配信が始まりました。 シンプルなバンドサウンドが心に響くミディアムナンバーとなっていて、今を生きる人に優しく寄り沿ってくれる歌詞が背中を押してくれる1曲です。 ・水平線 back numberらしくJ-POPの王道を意識したメロディがシンプルな良さを感じさせるミディアムナンバー。 ギターサウンドの伸びやかさはどこまでも伸びる水平線をイメージしてるかのようで、メロディの良さを引き立てています。 サビにおけるストリングスの美しさやメロディの壮大さも含めて、J-POP色が強めとなった印象。 それでも、ロック…
SixTONES「マスカラ(初回盤A)」 -この色気は圧倒的-
歌から感じる色気が最大の魅力だと感じるSixTONES。 今回のシングル「マスカラ」は、カップリング曲を含めて彼らの色気を最大限に引き出していました。 1.マスカラ 常田大希によるスタイリッシュなメロディがクールさを感じさせるナンバー。 洗練されたギターサウンド、程よいテンポのグルーヴはSixTONESの持つ色気を最大限に引き出しています。 ギター・ベース・ドラムというシンプルな音構成でありながら、二番以降の存在感が圧倒的なのもポイントでしょうか。 ノイジーだけどクールに鳴り響くギターサウンド、ベースのグルーヴ、Cメロの転調にラストサビからアウトロまでの流れ・・・ あまりのエグさにどんどん引き…
アポトーシス/Official髭男dism -別れが来るその時まで悔いがないように-
待望のニューアルバム発売を来週に控えたヒゲダン。 先行配信されたリード曲「アポトーシス」はいつか訪れる別れをテーマにした、どこか重さを感じさせるミディアムナンバーになっています。 歌詞の内容がいろいろと考えさせるものとなっていて重いんだけど、その重さをグルーヴでも表現しているのがヒゲダンらしいなと感じました。 ・アポトーシス(8月18日発売「Ediorial」収録)王道J-POPを意識したメロディとノスタルジックなアレンジが印象に残るミディアムナンバー。 しっとりと聞かせる仕上がりでありながら、重厚なグルーヴを感じられるようになっているのがヒゲダンらしい。 ベースサウンドのうねり、儚さを引き立…
ラブレター/YOASOBI -音楽が好きだからこそ気持ちを伝えたい-
相変わらず精力的な活動を続けるYOASOBI。 吹奏楽アレンジを加えた新曲の「ラブレター」は暖かさを感じられるポップナンバーとなりました。 ・ラブレター音楽に対する感謝の気持ちを歌い上げた、どこか暖かさを感じるポップナンバー。YOASOBIらしいピアノサウンドはそのままに、メロディの優しさが印象に残ります。 打ち込み主体で無機質さを感じさせるのがYOASOBIの曲の特徴なんだけど、吹奏楽によるアレンジのおかげで暖かみが漂う仕上がりになりました。 吹奏楽団のブラスサウンドがピアノサウンドとすごくマッチしていて、今までのYOASOBIにはない豊かな音像となっているのが素晴らしい。 優しさを前面に押…
かげきしょうじょ 5話 -本当は素晴らしいものを持っている-
一回見ただけで歌劇の楽曲を完璧に歌いこなすさらさ、山田の歌声から感じる圧倒的な存在感。 それを本人が普通と思っているか大したことがないと感じていても、他の人から見たら素晴らしい才能なんですよね。 そんな二人にスポットを当て、自身の才能に自信を持っていこうというメッセージを描いていました。 ・さらさ 紅華の歌劇を見たことがないからと初めて見ることになったのですが、そこで歌われた楽曲を完璧に覚えていました。 いつも明るく天然で抜けてるところがあるさらさだけど、それを感じさせない歌唱と記憶力は周りを圧倒させたのではないでしょうか。 彼女の前向きさと自分に対する自信が歌劇への情熱となって表れた結果なん…
3話に続いて愛の過去を掘り下げていく話でした。 ・感想 新しい父親となる男に無理やりキスをされたトラウマから男性恐怖症となった愛。 そんな愛ですが、友達になりたくないと伝えても近づいてくるさらさや自分より強い相手に立ち向かったキモオタさんの姿を見て少し素直になっていたのが印象的。 二人が持つ素直さを見たことで人から距離を取ると決めていた心に変化が表れたんでしょうね。 特に、キモオタさんの行動は愛の心を動かすのに十分な説得力があったんじゃないかなと思います。 アイドルオタクらしい特定力をどこに行ったか分からない愛の居場所探しに使ったり、ファンとして迷惑行為をする輩を追い払おうとするなど・・・ 結…
2021年も折り返し地点を過ぎましたね。 上半期の振り返りに行きたいところなんですが、その前に6月のベストソングを。 では、どうぞ。 2021年6月ベストソング ・Pale Blue/米津玄師 別れを決めたけど本当はあなたと未来を見たい・・・ その人に恋する気持ちを切なく歌い上げたラブソング。 ゆったりしたテンポのしっとり感が印象的で、ずっと恋をしていたんだってのが伝わります。 米津さんの歌唱、Cメロからラストにおけるワルツ調の展開も圧巻。 優雅さを感じるのにどこか切ない雰囲気を感じさせる楽曲が素晴らしい。 ・夏の奇跡/KALMA 熱さを感じさせる歌い出しのコーラスや夏の熱気を表現したサビなど…
小林さんちのメイドラゴンS 2話 -実際に触れてみることで分かることもある-
少しずつ心を許していくイルル。 話を聞いて掴んだイメージだけだと全ては分からない、この話を見て改めてそのように感じました。 ・感想 小林さんと暮らすことで人間について知ろうとするイルルの姿が印象的でした。 人間に裏切られたから人間とは分かち合えない、そう教えられたイルルですが・・・ 小林さんと触れ合ううちに考えが変わりつつあるようで。 人間なのに優しく自分と接してくれる、そんな小林さんの姿勢に刷り込まれたイメージが間違っていることに気づくんですよね。 実際に触れてみると本当は人間って優しいのではー? トールも仲良く暮らしているし、少なくとも小林さんは悪い人じゃないと感じているのが伺えました。 …
アイドルという自身の夢を諦めて沖縄にやってきた風花と夏休みをがまがま水族館の立て直しに賭けると決めたくくる。 二人の覚悟を感じられる話でした。 ・感想 占い師との出会いやがまがま水族館での体験に不思議な縁を感じ、働きたいと決めた風花ですが・・・ 餌やりに苦労したり、ペンギンの動物らしい一面に恐怖を感じて水中に逃げてしまったりと困難に直面していました。 がまがま水族館も設備の老朽化や人手不足という厳しい現実に立ち向かっている状況で、それを慣れない仕事に向き合う風花と重ねて描いていたのが印象的。 アイドルを辞めて水族館で働く決意をしたけど仕事の厳しさを痛感する風花、老朽化や人手不足で思うように営業…
No Music No Life Question 秋本カトリーヌさん
このブログでやっている「No Music No Life Question」企画。 Twitterでお世話になってる秋本カトリーヌさんが寄稿という形で参加してくれました。 シンプルに音楽が好きな気持ちを語っている回答で、こんな感じに楽しんでいけたらなと読んでいて感じた次第です。 では、どうぞ。 No Music No Life Question 秋本カトリーヌさん 人生で初めて音楽をいいと思った瞬間はいつですか? きっかけになった曲があれば曲名と理由もお願いします。 記憶もない赤ん坊の頃。 マイケル・ジャクソンのスリラーのPV見せると 泣きやみました。 どういった感じの音楽が好きですか? ジャ…
SMILE~晴れ渡る空のように~/桑田佳祐 -全ての人々に対するエール-
2017年のアルバム「がらくた」以来となる新作EPリリースが決定した桑田佳祐さん。 それに向けての3ヵ月連続配信シングル第一段となる「SMILE~晴れ渡る空のように~」が昨日から配信されています。 優しいメロディが頑張る人々の背中を押してくれる、暖かなミディアムナンバーとなりました。 ・SMILE~晴れ渡る空のように~希望へ向かって頑張る人々の背中を押してくれる歌詞と優しいメロディが心に響くミディアムナンバー。 沖縄民謡を彷彿とさせるシンセのメロディが印象的で、ゆったりしたテンポながら夏をイメージしているのがポイントでしょうか。 サマーソングって雰囲気ではないんだけど、夏っぽい雰囲気を別方向で…
P.Aならではの映像美と沖縄らしい風景描写。 分かってはいたけど、あっという間に引き込まれました。 ・感想 アイドルとして活動していたものの、後輩に実力で叶わず引退することになった風花。 地元に帰らず、沖縄に一人旅で行ったことから始まる出会いが描かれた1話でした。 占い師に「迷っている」と見抜かれたり、がまがま水族館で不思議な光景を目にし、果ては「水族館で働かせてほしい」とくくるにお願いする・・・ 一人旅という割にはどこを観光するかも決まってない歩き続ける描写も含め、風花がこれからのことについて悩んでいるのを徹底的に描いていたのが印象的ですね。 沖縄行きを決めたのも自身がイメージキャラクターに…
二期のスタートとなる1話。 小林さんの専属メイド的存在・トールにスポットを当てつつも、混沌勢と調和勢の対立についても描いていました。 ・感想 メイドとしての絶対的自信からメイド喫茶をライバル視するトール。 メイドさんたちを圧倒するつもりで乗り込んだのでしょうけど、その腕前を買われて働くことになったのが何とも印象的。 それどころか、お客に提供した料理の味が想像以上に好評でお店にとって必要な存在になるんですよね。 予想外の結果に納得が行かず辞めようとするものの、単に辞めるのではなく味の秘訣を教えてから去っていくのがトールらしいと言いますか。 主(ここではメイド喫茶?)のために働くという、自分のメイ…
昨日のメンテナンスで計画艦Ⅳ期が実装されました。 現在の計画艦開発についての雑感 数も増えた関係で一期艦の開発条件が緩和されたり、資金を使って強化が出来るようになるなど、ハードルを下げてるのが好印象ですね。 計画艦の開発が滞っている方や新規に始めた方にとってはすごくやり易くなったのではと感じました。 自動周回モードのおかげで経験値稼ぎも楽になってるし。 実装初期に比べたらずいぶん緩和されてるのが伺えました。 資金を使っての強化 開発条件の緩和については既に一期艦の開発を終えた私には触れることが出来ません。 新規に始めた方や今から一期艦の開発を始める方が楽に感じるものであればいいんじゃないかなっ…
7月に入って数日が過ぎ、暑さも厳しくなってきましたね・・・ そろそろマスクを外してもいい頃だと思うんですが、みんなコロナを気にしているのか着用率が高いようで。 熱中症を防ぐためにも、着用時と外す時のメリハリをつけたいところ。 冷房が効いていて人が多い屋内では着ける、外を移動する時は外すといった具合に。 それはさておき、6月発売の曲で気になる曲の感想を今回も。 ・Sleepless Night/yama ピアノのしっとりとした音色、yamaの穏やかな歌声が心に染みるバラードナンバー。 王道のJバラードと言えるメロディの堂々とした佇まいはシンプルながらも印象に残る仕上がり。 ありきたりな雰囲気の曲…
7月に入ったばかりですが、早くも夏アニメが始まりました。 可能な限り、感想を書いていきたいですね。 ・SCARLET NEXUS 1話 異形の存在・怪異と戦う人類の姿を描いた物語になるのでしょうか。 能力を使ってのバトル、サンライズが手掛けていることもあってアクションが見所になりそうな1話でした。 ざっとではあるものの、怪異がどういう存在でどのように対処するのかを流れで描いていたので、話には入っていきやすい印象。 ラストに出てきた怪異と繋がりのある人物の存在やなぜ怪異が人類を襲うのかの理由など、今後の展開も楽しみ。 今のところロボット要素はないけど、サンライズならではの表現と能力モノが上手く融…
三原色/YOASOBI -白い朝日から1日が始まるから様々な色になる-
YOASOBIらしいサウンドはそのままに、カラフルさが生み出すキャッチーさがたまらないポップナンバー。 ・三原色 カラフルな音色のピアノサウンド、ラテンのリズムを意識したメロディが非常にキャッチーなポップナンバー。 タイトルが「三原色」ということで、彩りを感じさせるサウンドに仕上がった。 イントロを聞いただけでも色鮮やかな光景が目に浮かんでくるのではないだろうか。 軽やかなメロディとカラフルなサウンドにikuraの歌声が合わさった瞬間、色づく感覚を味わえるのが素晴らしい。 全体に感じる心地よさ、ラストのコーラスまで彩り豊かなイメージの曲となっている。 それを増幅させているのがYOASOBIにと…
気が付けば半分が終わろうとしている2021年。 ワクチンの接種が進んでいることで少しずつ元の日常に戻ればいいのですが・・・ それはさておき、2021年5月のベストソングはこんな感じになりました。 2021年5月ベストソング ・きらり/藤井 風 吹き抜ける風の爽やかさを表現した軽快なメロディ、心地よいリズムにスタイリッシュさを感じるポップナンバー。 新たに始まる日々への希望を歌った歌詞はポジティブさと何も恐れない強さに満ちていて、自然と背中を押してくれるものとなっている。 韻を踏んだ歌詞の心地よさもポイントで、楽曲のリズミカルさを増幅させているのだ。 アウトロとイントロを排除したことにより、それ…
人を想うこと、希望を持って生きる、常識にとらわれることなく生きたい・・・ 今を生きるために大切なメッセージが込められた4曲となった。 1.不思議(TBS系火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」主題歌) 元は他人同士の二人が出会って一緒になる、それは奇跡であると同時に不思議なことー。 人を愛することには不思議も存在すると歌った歌詞が心に響くミディアムナンバー。 DAWによる打ち込みサウンドを主体としながらも、暖かさを感じさせるメロディとなっている。 生音がなく無機質さが目立つ曲だが、メロディの優しさもあってラブソングならではの温もりを感じずにいられない。 打ち込みのゆったりしたリズム、R&Bテイ…
米津玄師「Pale Blue」 -本当はあなたといたかったのに-
切ない恋心を歌った「Pale Blue」、眠りにつく瞬間だけでも平穏な気持ちでいようと願う「ゆめうつつ」、奇妙な世界観が炸裂した「死神」。 3曲とも、米津玄師さんの才能を感じられる仕上がりとなった。 1.Pale Blue(TBS系金曜ドラマ「リコカツ」主題歌) 別れを決めたけど本当はあなたと未来を見たかった・・・ 表題曲となる「Pale Blue」は打ち込みによるゆったりとしたリズムとピアノとシンセの儚くも美しいサウンドが心に迫るラブソングとなった。 「ずっと・・・」という歌い出しから想いの強さを感じられるのはもちろん、儚げな米津さんの歌唱が真っ直ぐに響いてくる。 美しさと無機質さの同居した…
アズールレーン大陸版が4周年を迎えたので好きなキャラの魅力を語る(あの件について感じたことを追記しました)
今年で大陸版のアズレンが4周年を迎えた。 中国における厳しい規制で大陸版ではイラストの差し替えを余儀なくされたと聞いている。 日本における影響が出ないといいが、果たして・・・ それはさておき、開始4周年を記念して好きなキャラの魅力を語っていきたい。 アズレンのことをブログで取り上げるのは何気に初めてだったり。 ・グラーフ・ツェッペリン 「憎んでいる、すべてを」や「黒山羊の角笛が鳴り響いている」など、セリフの存在感が圧倒的な鉄血空母。 クールなキャラクターや茅野愛衣さんの演技に惹かれた方も多いのでは。 だが、なんと言ってもこの方の魅力は寮舎で見られる「にくすべ!」っぷり。 言葉で書いても伝わらな…
まだ梅雨明けはしていませんが、既に夏の空気になっていますね。 マスクをしている関係で熱中症になりやすい状況なので、水分補給は気にしていきたいところ。 早くコロナが落ち着いてくれたらいいのですが。 ・So What/SPiCYSOL 周りに流されないで自分らしい色で生きたいー。 ホーンをアクセントにしたポジティブなサウンドと程よいリズムのメロディが印象的なナンバー。 歌詞に込められたメッセージをゆったりとしたテンポで表現しており、マイペースで生きてもいいんだと背中を押してくれる。 洗練されたメロディの良さに身を委ねて聞きたい1曲だ。 So What - song by SPiCYSOL Sp…
このブログで一時期だけ記事にしていた艦これ。 主にイベントレポートではあったものの、記録としてブログに書いていたのだ。 しかし、いろいろな事情が重なって今はプレイしていない。 艦これを引退してから既に1年6ヵ月が過ぎているが、今さらながらその理由を振り返っていきたい。 ・なぜ引退したのか プレイする時間が確保出来なくなったのと楽しめなくなった。 とにかくこれに尽きる。 2015年3月に着任して2020年1月まで約5年ほど艦これをプレイしていたが、最初の頃はイベントがクリアできずに思ったほどキャラの育成も進まず、飽きるんじゃないかと思っていた。 しかし、15年夏イベを丙でE-3までクリア出来たこ…
UNISON SQUARE GARDEN「JET CO.」 -ここから始まる、ポップなユニゾン-
ユニゾンのポップな一面がさらに開花したと言える名盤。 今は声優アーティストにも楽曲提供をしている田淵智也、その才能をこの時点で感じさせるのが恐ろしい。 ・感想 2010年4月にリリースされたユニゾンのメジャー2枚目となる「JET CO.」。 2009年の1stアルバムでも感じられたメロディのキャッチーさはそのままに、それをより突き詰めてバラエティに富んだ作風となっている。 曲の順番も含めて遊園地をイメージしただけあり、UNISON流パワーポップアルバムとして完成された1枚と言っても過言ではないだろう。 そう感じる理由として、前作よりポップさが増しているのだ。 メロディに丸みが増しているとでも言…
高知のコロナ、だいぶ減ってきたように感じます。 おとといは7人で昨日は9人、今日は11人でした。気温も上がってきたことで感染力が弱まってるのでしょうか。 手洗い・うがいはもちろん、水分補給をしっかりして熱中症対策も忘れずにしたいところ。 去年と同じく、減少傾向になればいいですね。 そんなわけで、今日も気になる曲をチェックしていきます。 ・又三郎/ヨルシカ 疾走感に満ちたギターサウンドが爽快なロックナンバー。 曲ごとに表情を変えるsuisさんの歌声ですが、今回は力強さを強調したものとなっています。 全てを吹き飛ばして忘れさせてくれる風のことを歌い上げた歌詞と駆け抜けるようなメロディだけでも合って…
昨日のコロナ陽性者は10人と少なく出た高知。 このまま減少していってほしいものですが、果たして・・・ ワクチンも普及しているし、効果が出るといいですね。 というわけで、6月の気になる新曲を取り上げていきます。 メジャーどころだけでなく、自主製作で曲を発表しているようなアーティストの曲もチェックしていきたいなと。 ・中毒/SHISHAMO 乾いたギターサウンドのクールさが耳から離れないロックナンバー。 シンプルにカッコ良さを感じさせる仕上がりとなっていて、今までの彼女たちにないの雰囲気の曲となりました。 恋愛中毒になった主人公のことを歌った歌詞は彼女たちらしいのに、スタイリッシュさも感じさせるサ…
コロナの陽性者数が1日あたり20人を超えるようになってから一週間近くになりますが、なかなか減る気配がありません。 愛媛、香川、徳島の傾向を見ると高知もそろそろ減少に転じてもいい頃だと感じます。 日常生活に影響を与えない範囲での対策を続けて、コロナと向き合っていきたいところ。 そんな中で6月を迎えました。 コロナばかり気にしていても気が滅入るので、気になる曲の感想を続けていきますよ。 一記事ごとに5曲を目安に紹介出来たらと。 ・アイミル/中村佳穂 民族音楽を意識したリズム、一緒に叩きたくなる手拍子、ノイジーなギターソロ・・・ いろんなジャンルの音楽を上手く融合させて独自の世界観を作り上げた、多幸…
PINK BLOOD/宇多田ヒカル -せめて自分だけでも自分を大切にして-
既に「不滅のあなたへ」でOAされている「PINK BLOOD」。 私は見ていないため、今日の配信スタートでようやく聞くことが出来たのですが・・・ 昨年の「Time」に続き、初期のR&B路線を踏襲したトラックが宇多田らしい1曲となっていました。 単なる原点回帰ではなく、今の流れに合わせた作風になっている点に注目です。 ・PINK BLOOD(アニメ「不滅のあなたへ」主題歌) HIPHOPを意識したトラックのグルーヴ感と初期を彷彿とさせるチキチキサウンドが程よく融合したR&Bナンバー。 軽快なリズムになっているんだけど、エレクトロ風味を加えたことでしっかりと今の宇多田ヒカルらしい曲になっている印象…
ここ数日はコロナの感染者数が20人を超えている高知県。 愛媛、香川、徳島は落ち着いてきたのに今になって増えているのが気がかりですね。 手洗いとうがいをしっかりして予防していきたいところ。 今日から6月となりましたが、引き続き5月発売の曲について感想を書いていきたいなと。 では、どうぞ。 ・ミライ/L'Arc~en~Ciel およそ4年半ぶりとなるラルクの新曲。 かなり間隔が空いたにもかかわらず、聞いた瞬間に「ラルクらしい」と思わせる楽曲となっているのが印象的。 特に、サビのメロディはそれを強く感じられるものだなと思います。 HYDEの変わらない歌声もあって、いい意味での安心感がありました。 希…
ゆったりとしたメロディ、シンプルな音構成とは裏腹にストレートな恋愛感情が描かれたラブソングとなりました。 感情を込めた米津さんの歌唱は聞いているだけで胸が締め付けられます。 これこそ「切ない」って言葉がピッタリではないでしょうか。 ・Pale Blue(6/16日発売・TBS系ドラマ「リコカツ」主題歌) 別れを決めたけど本当はあなたと未来を見たかった・・・ 打ち込みによるゆったりとしたリズム、ピアノとシンセの儚くも美しいサウンドでストレートな恋愛感情を切なく歌い上げたラブソング。 「ずっと・・・」という歌い出しから想いの強さを感じられるのはもちろん、胸に迫ってくる米津さんの歌唱が本当に真っ直ぐ…
シンプルでストレートなギターサウンドでありながら、ドラムのリズムやギターリフの表現力と彼ららしい転調の存在感が印象的。 歌詞のメッセージを含めて、マカえんならではの夏ソングが完成しました。 ・八月の陽炎(大正製薬「コパトーン」CMソング) 夏の暑さと眩しさを表現したサウンドに爽やかさを感じるギターロック。 何と言っても日中の強い日差しをイメージしたギターリフがポイントで、夏の情景を思い浮かべるほどの表現力を持っています。 ストレートなメロディの曲なんだけど、Aメロに複雑な歌メロを入れてきたり転調で聞き手を引き込む構成にマカえんらしさも感じさせてくれました。 サビの伸びやかなメロディと軽やかで疾…
Broken Heart of Gold/ONE OK ROCK -もう苦しまないために人の心を捨てる-
昨日、急遽リリースが決まったONE OK ROCKの「Broken Heart of Gold」。 力強いロックサウンドの前曲とは違い、ピアノの壮大なサウンドをフィーチャーしたロックバラードとなりました。 ワンオクらしいスケールの大きなサウンドだけでなく、歌詞にも注目して聞いてほしいです。 ・Broken Heart of Gold(映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」主題歌) 壮大さを感じさせるピアノサウンド、力強いバンドサウンドが聞く者を包み込むロックバラード。 海外志向を強めるワンオクですが、この曲もその傾向が出ていました。 一歩ずつ踏みしめるように鳴り響くドラム、重…
コロナの感染が落ち着いてたと思っていた高知県、ここ数日で一気に増えました。 変異株と第4波が影響しているのでしょうか? 手洗い・うがいの対策をしっかりして乗りきりたいところ。 というわけで、引き続き5月発売の曲から気になるものを紹介していきます。 サブスクを使ってるといろいろチェックできて本当に便利ですね。 ・君しか勝たん/日向坂46 夏の始まりを予感させる爽やかなメロディが印象的なアイドルポップス。 楽曲から漂う80年代アイドルポップスの懐かしい雰囲気、彼女たちのあどけなさを残した歌唱に何とも言えない味わいを感じます。 一言で言うならば「初夏っぽい感じ」でしょうか。 懐かしさが漂ってくるメロ…
5月下旬ですが、既に梅雨入りしたところもあるようで。 年々、梅雨入りの時期が早まってるのを感じずにいられません。 地球温暖化の影響か、一時的な異常気象なのか… 少しだけでも環境を意識して暮らしたいものですね。 それはさておき、5月発売の楽曲から気になったものをいくつかピックアップしていきたいと思います。 コロナ禍でも変わらずいい曲は生まれているので、負けずに頑張ってもらえたらと。 今回は以下の5曲をご紹介。 ・Butter/BTS リズミカルなビートのトラックとオシャレなアレンジを効かせたメロディが印象的なダンスナンバー。 「Dynamite」のようなキャッチーさを突き詰めたダンサンブルなトラ…
今までと変わらない雰囲気の曲かと思いきや、意外と聞かせる作りとなっていたことに驚き。 ・怪盗(日本テレビ系ドラマ「恋はDeepに」主題歌) J-POPの王道を感じさせる優しいメロディの安心感がシンプルな良さになったポップナンバー。 軽快なリズムを奏でるバンドサウンド、Aメロのピアノの音色から漂うシックで洗練された雰囲気・・・ それらがイントロやサビのシンセサウンドに感じられる馴染みやすさと合わさって、今までにないキャッチーさを生み出しています。 一聴すると変わってないように思うんだけど、意外と凝った作りになっているんですよね。 特に、アウトロにおけるジャジーで流れるようなピアノのメロディライン…
4月くらいからコロナの変異株が目立ってますね。 手洗い・うがい・休息といった基本的な対策を心掛けて予防していきたいところ。 そんな世の中ですが、変わらずベストソング記事はやっていきます。 5月中旬になってようやく決まった4月のベストソング、次点曲も含めてこんな感じになりました。 2021年4月ベストソング5選 ・不思議/星野源 「恋をしてやがて愛しあう、それは不思議なこと」と恋愛について表現した歌詞が曲名を如実に表現したミディアムナンバー。 スウィートなR&Bを彷彿とさせるメロディ、サウンドは思った以上に本格志向だと感じさせてくれました。 DAW特有のリズムを強調した仕上がりでありながら、どこ…
なないろ/BUMP OF CHICKEN -これまでがあるから今、そして未来へと繋がる-
BUMPにとって初めてのNHK連続ドラマ主題歌となった「なないろ」。 優しくて軽快なメロディ、爽やかなサウンドが虹のような輝きを見せてくれるポップナンバーです。 ・なないろ(NHK連続ドラマ「おかえりモネ」主題歌)雨上がりの空にかかる虹の輝きをイメージしたメロディの爽やかさ、軽快なリズムの心地よさがたまらないポップナンバー。 ギターサウンドの生み出す風のような爽快感、程よいアクセントになったストリングスも曲の輝きを増幅させてくれます。 今のBUMPらしい音楽性でキャッチーな楽曲に仕上げているのが素晴らしい。 初期の頃からは想像できないほどの繊細さを感じさるメロディとサウンドに気がついたら引き込…
初のCD「THE BOOK」、同時配信の「怪物」にその後にリリースされた「優しい彗星」でも安定した良さを感じさてくれたYOASOBI。 10日から配信された新曲「もう少しだけ」も同じような良さを実感しました。 ピアノの優しくて軽やかなメロディとサウンドの暖かさが心に響く一曲です。 ・もう少しだけ(「めざましテレビ」テーマソング)優しさを感じさせるメロディ、温もりに満ちたピアノサウンドがシンプルな良さを感じさせるミドルナンバー。 ikuraの透明な歌声を活かした歌唱、穏やかなテンポの楽曲は今までのYOASOBIにない落ち着いた雰囲気を感じさせてくれます。 音の質感からするにリズムは打ち込みを使っ…
2月に配信された「桜が降る夜は」がいい意味で00年代テイストを感じさせるポップスとなっていたあいみょん。 そんな彼女の新曲「愛を知るまでは」が5月26日発売のシングルに先駆けて配信されました。 90年代J-POPの良さをしっかりと取り込んだ、シンプルなメロディとアレンジが印象的なナンバーです。 ・愛を知るまでは90年代J-POPの雰囲気を感じさせるメロディが心に響くミドルナンバー。 イントロの優しくてノスタルジックな感じ、シンプルな良さを追求したメロディはいい意味であいみょんらしく、安心感に満ちています。 ストレートに王道を攻めるメロディとアレンジになっているので大きな冒険をしているわけではな…
Cry Baby/Official髭男dism -どんなに打ちのめされても強く生きる-
昨日から配信がスタートした髭男の新曲「Cry Baby」。 尖ったグルーヴと目まぐるしい転調が今までの髭男にない雰囲気で、圧倒的な存在感に満ちています。 ・Cry Baby(アニメ「東京リベンジャーズ」OP曲)ダークな世界観のイントロから重厚さを感じるAメロ、攻撃的に展開するBメロ、サビの開放的な雰囲気と目まぐるしい転調が圧倒的な存在感を感じさせるアップナンバー。 髭男らしいグルーヴはそのままに、厚みも加わったことで彼らの新たな境地に辿り着いたんだってのを実感します。 ドラムとベースの力強いリズムが生み出すグルーヴにどこかAOR風味も感じられる仕上がり。 特に、イントロからAメロにかけて感じる…
4月下旬から新型ヴェゼルのCMで流れていたオシャレポップス。 誰が歌っているのかと思ったら、藤井風さんだったんですね。 また違った雰囲気の曲になっていて気付きませんでした。 そんな彼の新曲で新型ヴェゼルのCMソングとなっている「きらり」、昨日から配信が始まっています。 洗練された都会的な空気をまとったメロディとリズミカルなテンポが風のような爽やかさを感じさせる、彼ならではのシティ・ポップでした。 ・きらり(ホンダ「新型ヴェゼル」CMソング)吹き抜ける風の爽やかさを表現した軽快なメロディ、心地よいリズムがAOR風味を感じさせるポップナンバー。 楽曲から感じられる絶妙なテンポの心地よさは圧倒的で、…
閃光/[Alexandros] -困難な状況でも希望を見出だしたい-
3月のベスト盤発売をもって勇退したドラマーのサトヤスと入れ替わりで新たにリアド偉武を迎えたドロス。 彼が加入してから初となる新曲「閃光」が5月5日のCD発売に先駆けて今日から配信されました。 クールなギターのイントロから駆け抜けていくメロディがシンプルにカッコいいロックナンバーです。 ・閃光(映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」主題歌) オシャレさを感じさせるギターのイントロがクールな印象を与えてくれるロックナンバー。 そこから疾走感を増して駆け抜けていくメロディの爽やかさに引き込まれます。 研ぎ澄まされたギターサウンドの鋭さはシンプルにカッコよく、曲の勢いを引き立てているのが素晴らしい…
ドラマ「着飾る恋には理由があって」の主題歌にもなっている星野源さんの新曲「不思議」。 1話で一部がオンエアされてから気になっていたんですが、本日より配信がスタートしました。 甘い雰囲気のサウンドとアレンジが印象的な、R&Bテイストのラブソングです。 ・不思議(TBSドラマ「着飾る恋には理由があって」主題歌) スウィートなR&Bを彷彿とさせるサウンドとアレンジが印象的なラブソング。 DAWによる打ち込みでサウンドでR&Bの持つ甘美な雰囲気を演出しており、今までの星野源さんの楽曲にはないムーディーさが出ています。 恋したことで高まるドキドキ感をイメージさせるかのようにビートを刻むリズム、官能的な音…
今年の春は、思ったより楽しめそうなアニメが多いかもしれませんね。 ・やくならマグカップも 2話 陶芸の基礎や多治見市のことを学ぶ姫乃の姿が印象的で、新しい日々がスタートしたんだなってのを感じさせる話でした。 全国の焼き物産地を勉強したり、電線を通すガイシに陶器が使われてるなどの知識も交えながら話が進むので、姫乃たちの深まる友情を感じられるだけでなく興味深く見ることが出来るんですよね。 すごくいい陶芸のお勉強アニメになっているのが素晴らしい。 声優さんによる実写パートと合わせて、陶芸のことや多治見に対する興味を持たせてくれる内容だと感じました。(多治見市の宣伝要素が強いのは置いといて…) ・ゾン…
Renegades/ONE OK ROCK -自分で考えて動いていくことの大切さ-
2019年のアルバム「Ambitions」からおよそ2年ぶりとなるワンオクの新曲「Renegades」が今日から配信されました。 イギリスのシンガーソングライター、エド・シーランとの共作となっており、壮大なスケールのサウンドが圧倒的なロックナンバーに仕上がっています。 ・Renegades 今のワンオクを象徴する壮大なスケール感に満ちたサウンドが圧倒的なロックナンバー。 ギター、ベース、ドラムやボーカルの一音一音から伝わる重厚さは圧巻で、バンドの決意を改めて感じさせるかのよう。 エド・シーラン共作とあって、アンセム感満載のサビに存在感があります。 Takaのボーカルも安定した歌唱なのはもちろん…
昨年12月より櫻坂46に名前を改めた彼女たち。 櫻坂46としての2ndシングル「BAN」が先日リリースされました。 油断していたら大変なことになる現代の状況を歌い上げた歌詞が突き刺さる、彼女たちならではのアイドルソングに仕上がっています。 ・BAN少しのミスでBAN=落とされる世の中に負けたくないー。 そんな反骨心を歌った歌詞に痛快さを感じるアップナンバー。 ラテン要素を含んだイントロのアコースティックギターのメロディラインが軽快で、攻撃的な印象を与えてくれます。 アイドルらしい華やかさは健在なのに、どこかトゲのある雰囲気となっている歌唱で他の坂道グループのアイドルポップにはない曲となっている…
前に少しだけやっていたアニメの簡易感想。 クールが変わったこと、またブログに力を入れていきたい気持ちもあるので再開したいと思います。 無理をしないように、一回あたり3作品の感想を書いていけたらなと。 では、どうぞ。 ・ゾンビランドサガR 1話 再びステージに立ちたいと奮闘するフランシュシュの姿が印象的。 最後のライブが大爆死となり、借金を抱えてしまったさくらたちですが。 バイトをしてでも借金を返済してステージに立とうとする姿、その復活ライブで滑っても歌い続ける姿がリベンジってタイトルに相応しいと感じました。 幸太郎のためってのもあるけど、ゾンビアイドルとして這い上がりたい気持ちがあるからなんで…
2月ベストソング記事を書いてから間がないですが、3月分も決まりました。 なんだかんだで良曲揃いという印象の月だったかなと感じてます。 コロナ禍でも音楽は聞き続けたいなと改めて実感。 というわけで、3月のベストソングは以下のようになりました。 2021年3月ベストソング ・風になって/[Alexandros] 風になってどこまでも走っていこうー。 前向きさを感じさせる歌詞と風のような爽やかさに満ちたサウンドが背中を押してくれるロックナンバー。 疾走感のあるメロディはがむしゃらに突き進みたい気持ちを増幅させてくれます。 洋平の歌唱もクールさを前面に押し出しており、新たな魅力で聞き手を魅了しているの…
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