書評『思い描いた未来が現実になるゴールドビジョン』(久野和禎著)
プロコーチの久野先生の自己啓発の本。実現方法がわからないような現状では考えられない大きなゴール「よいゴール」を目指して、無意識を味方につけてゴールを達成しようという本です。苫米地先生のお弟子さんらしく、ホメオスタシス、コンフォートゾーン、RASといったコンセプトが、ゴールドビジョン・メソッドを支えています。脳の働きばかり書いているわけではなく、ご自身やコーチの実例を挙げて、とてもわかりやすく書いています。実現困難なゴールを設定して紙に書いて持ち歩く、というのは、他の本にも書いていますが、無意識、セルフトーク、人を巻き込むことを味方につけてゴールを実現する、という説明の流れがとてもわかりやすく、新たな気づきを得ることもできました。この本を読んで一番よかったのは、自分のゴールドビジョン16個を作ることができたことで...書評『思い描いた未来が現実になるゴールドビジョン』(久野和禎著)
学生時代の職業観、生き方を捨てて、敏腕スポーツジャーナリストとして奔走する主人公が、難病ALSにかかった恩師との会話の中で、人生について愛について考え直していく、というストーリーです。米国でベストセラーになり、いくつものビジネス書でも引用、推薦されている本です。いつか読まねば、と思って、やっと読めました。主人公が恩師モリー先生をお見舞いに行く火曜日を授業の日として、人生について学んでいきます。どんどん病気が悪化して衰弱していくモリー先生の描写はとても強いですが、愛について一点の陰りもなく信じるモリー先生の姿に、勇気づけられます。毎日健康で生きていること、愛し愛せる人がいることを心から感謝できるようになります。翻訳もたいへんわかりやすく、すばらしいので、中高生、大学生が読むのにもお勧めです。モリー先生の言葉で、私...書評『モリー先生との火曜日』(ミッチ・アルボム著)
書評『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか』(小川晋平・俣野成敏著)
成功した若手の起業家(小川さん)とミドルのビジネスマン(俣野さん)による習慣化の本。習慣を変えると行動が変わり、一流になれますよ、「習慣を変える」ことをキーワードにした本です。電車の通勤時間にサラリーマンが読んで1時間以内で読めるボリューム、著者のエピソード満載で、読みやすいです。7章全53項目について、それぞれの項目についておすすめの「習慣」が書かれています。中には、自分の考え方とは大きく違うアドバイスもありますが、私がこれまでのビジネス経験、勉強経験の中で習慣化したものについても、とてもわかりやすく書かれています。この本で得た「気づき」は、著者のアドバイスする身に付けるべき習慣のうち、以下の7つの習慣です。1.残存エネルギーを意識しながら一日の使い方を考える2.スケジュールは重要なことから埋めその中に自分を...書評『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか』(小川晋平・俣野成敏著)
書評『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる」(藤由達藏著)
コーチの藤由達藏さんの2015年出版の本。藤由さんのコーチ経験に基づいてわかりやすく「すぐやる」ことのメリット、「すぐやる」方法が書かれています。すぐに行動できない人の習慣から始まって、それと対比したすぐに行動する人の行動、行動するひとになる10秒マインドチェンジ、周りを巻き込む10秒チェンジ、10秒でゴールに近づく思考と行動のコツについて章を立てて説明しています。「10秒」がキーワードになります。「10秒の間に動くことができる人はすべてを手に入れ、10秒以上もの時間をかけて動けない人は何も手に入れられなくなる」のです。10秒というのは、とてもわかりやすい時間で、要は、「すぐにとは、1時間以内に、とかいう意味電はなく、本当にすぐに、10秒以内に」ということだと思います。私がこの本から得た気づきは、1)10秒で行...書評『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる」(藤由達藏著)
書評『ただのサラリーマンが時間をかけずに8カ月でTOEICテストで325点から925点になれたラクラク勉強法』(杉村健一著)
自称「二流私大出のアラフィフ凡人サラリーマン。海外経験なし、仕事で英語を使わない、外国人の友人もいない・・・(省略)・・・英語のズブの素人」「1日1時間程度の勉強でわずか半年後の受験で885点を獲得。さらに2カ月の勉強で925点に到達」の作者によるTOEICテスト攻略本です。TOEICL&RテストのPart1~Part4(リスニング)、Part5~Part7(リーディング)について、どのような教材を用いて、どのように勉強したらよいか、そして試験本番ではどのように解けばよいかが詳述されています。TOEICの勉強をはじめたい、効率的に勉強したい、という人には、教材選び、勉強法について、参考になることも多いのでは、と思います。また、著者がTOEICで高得点をあげてTOEIC職人として弟子をとっているくだりなど、読み物...書評『ただのサラリーマンが時間をかけずに8カ月でTOEICテストで325点から925点になれたラクラク勉強法』(杉村健一著)
Kindle本の表紙帯に『「お前はもう出している...」出版の秘孔を突く驚異の一冊』という目を引くメッセージ。北斗の拳のケンシロウのようなポーズをとった、作家風の男性のイラスト。本屋に並んでいるわけではないけど目に留まりやすいデザインの本です。著者は『ブログ飯』で有名な染谷昌利さん。ブログで生計をたてながら、多くの専門書と『ブログ飯』のようなベストセラーを出してきて、現在は、本の企画にも関わっている方です。まず書籍のテーマを決めるところから始まって、企画を出す、通す、15万字の本を書く、著者自ら本を売ることまでカバーしています。私がこの本で得た気づきは、次の3つです。この本からいただいた気づき1.独自性は組み合わせで作る自分自身の得意、苦手であるかを理解して、それを「組み合わせ」ることにより、自分だけのポジショ...書評『出版の教科書』(染谷昌利)
「ライフハック大全」の著者による10年後の自分を支える知的情報のインプット、蓄積、アウトプットについて83の戦略を説いた本です。溢れる情報の整理を今一度見直すために読みました。すでに私がやっていること、これからやりたいこと、自分はおそらくやらないことに仕分けしながら、読みました。情報を蓄積する、情報発信することの意義、メリットと、その先に目指すべき姿がわかりやすく書かれています。この本を読んで気づいたこと、アクションは次の4つです。1-知的生産を設計するための5つのポイント①自分の積み上げを設計する。②パーソナルスペースを設計する③発信の場所を設計する④知的ファイナンスを設計する⑤小さなライフワークを作るアクション→②③④について、うまく設計したいです。時間の管理、使い方についてはある程度できていますが、スペー...書評『知的生活の設計』(堀正岳著)
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